Hyperliquidの使い方|入金からSpot・Perp・株トークンの買い方まで画像で解説

ICHIZEN Capitalのイチ押しポイント!
- HyperliquidはKYC不要・ウォレット接続だけで始められるDEX
- 独自L1チェーンで動くオンチェーン注文簿型DEX、永久先物は最大40倍レバレッジ
- MetaMask等のウォレットとArbitrum経由のUSDCがあれば、最短10分で取引開始可能
- 始め方は4ステップ:ウォレット→USDC→接続→入金
- 口座開設・本人確認は不要、ウォレットの署名だけでアカウント作成が完了する
- 入金はArbitrumチェーンからのブリッジ、USDCが証拠金・USDC.eやUSDTも対応
- 手数料はCEXより安い水準|先物テイカー0.045%・メイカー0.015%
- HYPEステーキングで最大40%の手数料割引、取引量ティアとの併用も可能
- 230銘柄超の取引ペア、暗号資産に加え株式トークンや商品先物にも対応
- 注意点:秘密鍵管理と日本語サポートなし
- DEXのため資産は自己管理、ウォレットの秘密鍵を紛失すると資産は回収不能
- 日本の金融庁に未登録・日本語UIなし、利益は雑所得として確定申告が必要
木田 陽介HyperliquidはCEX並みの約定速度と低コストを持ちながら、口座凍結や出金停止のリスクがないDEXです。ウォレット操作に慣れていれば、始め方はかなりシンプル。ただしDEXは秘密鍵の管理が全て自己責任になるので、そこだけは絶対に押さえてから始めましょう。
Hyperliquid(ハイパーリキッド)とは?基本情報のおさらい


Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、独自のレイヤー1(L1)チェーン上に構築された分散型取引所(DEX)です。完全にオンチェーンの注文簿(CLOB)を採用しており、中央集権型取引所(CEX)並みの約定速度と低コストを、ブロックチェーン上の透明性と組み合わせています。
永久先物(Perp)取引を中心に、スポット取引、HYPEトークンのステーキング、さらにはHyperEVM上のDeFiアプリケーションまで、幅広い機能を提供しています。2026年7月時点でDEX永久先物市場の取引高シェアは60〜80%を占め、分散型デリバティブの分野で圧倒的な存在感を示しています(※1)。
| 項目 | 内容(2026年8月18日時点) |
|---|---|
| 名称 | Hyperliquid(ハイパーリキッド) |
| 種別 | 分散型取引所(DEX)/独自L1チェーン |
| 取扱銘柄 | 557銘柄(メインperp232+スポット325ペア)。HIP-3を含めるとさらに262銘柄 |
| 手数料(先物) | メイカー0.015%/テイカー0.045% |
| 最大レバレッジ | 最大40倍(永久先物) |
| 入金方法 | Arbitrumチェーン経由のUSDC/USDC.e/USDT |
| KYC(本人確認) | 不要 |
| 日本語対応 | なし(UIは英語のみ) |
| TVL | 約60.2億ドル |
| ネイティブトークン | HYPE(約59.7ドル・時価総額約133億ドル) |
Hyperliquidの大きな特徴は、CEXのような口座開設や本人確認が一切不要な点です。ウォレットを接続して署名するだけでアカウントが作成され、すぐに取引を始められます。その分、資産管理はすべて自己責任になります。
Hyperliquidの使い方|3つの取引と入出金の全体像
この記事の中心はここです。Hyperliquidの操作は、準備と入金までは全員共通で、そこから先は買いたいものによって画面が変わります。
現物(Spot)・無期限先物(Perp)・株や商品のトークン(HIP-3)の3つで、押すタブも注文パネルも別です。まず共通の入金まで進み、そのあと自分が取引したいものの手順へ進んでください。
| やりたいこと | 画面 | 手順 |
|---|---|---|
| 資金を入れる・出す | Account | 準備から入金まで/出金する |
| 暗号資産を現物で買う | Spot | 現物の買い方 |
| レバレッジをかけて売買する | Perp | 無期限先物の取引方法 |
| 米国株・日本株・商品を取引する | HIP-3 | 株・商品トークンの買い方 |
共通|ウォレットの準備から入金まで
必要なのは対応ウォレットとArbitrumチェーン上のUSDCだけです。口座開設も本人確認もなく、ウォレットの署名だけでアカウントが作られます。










最後のステップを飛ばさないでください。入金しただけでは先物(Perp)にしか使えません。
- 残高が2つに分かれている|PerpとSpotは別勘定。現物を買うなら振替が必要です
- 反映は平均1分|着金前に再実行すると二重送金になります
- チェーンはArbitrum|他のネットワークで送ると資金を失う可能性があります
\KYC不要・ウォレット接続だけで始められる/
Hyperliquidから出金する
出し方も先に確認しておいてください。入れた資金を取り出せると分かっていれば、以降の取引は落ち着いて試せます。
出金はAccount画面のWithdrawから行います。送り先はArbitrumネットワーク上の自分のアドレスで、入金と同じ経路を逆にたどる形です。


- 手数料|0.2 USDCが差し引かれます
- 着金の目安|5分以内。CEXのような出金審査はありません
- 出金先チェーン|Arbitrum固定。他チェーンのアドレスは指定できません
- Insufficient Fundsで押せない|数量が残高を超えているか、手数料分が足りていません
なおSpotで売った代金はそのままでは出金できないことがあります。残高がSpot側にあるためで、入金のときと同じPerps ⇄ Spotの振替で移してから出金してください。
【Spot】現物の買い方
Spotはレバレッジをかけずに現物を保有する取引です。HYPEを買うのもここになります。手数料はメイカー0.040%・テイカー0.070%で、先物より高めに設定されています。








注文画面で選ぶのは注文タイプと執行条件(TIF)の2つです。
- Market|成行。すぐ約定させたいとき
- Limit|指値。価格を指定するとき
- Scale|指定した価格帯へ複数の指値を階段状に並べる
- TWAP|大口を時間で分割して約定させる
- GTC|約定するか自分で消すまで有効
- IOC|即時約定し、残りは自動キャンセル
- ALO|メイカー注文のみ受付。手数料を抑えたいならこれ
【Perp】無期限先物の取引方法
Perpは満期のない先物で、ロングとショートの両方を取れるのが特徴です。レバレッジは銘柄ごとに上限が違い、最大はBTCの40倍、ETHは25倍、SOLは20倍です(2026年8月18日・公開API実測)。
倍率を上げるほど強制ロスカットまでの距離が縮みます。最初は低い倍率で操作を確かめてください。






注文タイプはSpotより多く、8種類から選べます。Market・Limit・Scale・TWAPに加えて、Stop Limit / Stop Market(逆指値)とTake Limit / Take Market(利確)が使えます。損切りと利確をあらかじめ置けるため、値動きを見続けられない人ほど活用価値があります。
証拠金モードはCrossとIsolatedの2つです。Isolatedはその建玉に割り当てた証拠金だけが清算対象になるため、損失範囲を限定したいときに向いています。
- Est. Liquidation Price|この価格に触れると強制決済されます
- Order Value|建玉の名目金額。最小は10 USDC相当です
- Margin Required|実際に必要な証拠金
清算価格が現在値からどれだけ離れているかが、その倍率で耐えられる値幅そのものです。数字を見てから押す習慣をつけてください。
【HIP-3】株・商品トークンの買い方
HIP-3は第三者が独自の先物市場をHyperliquid上に立てられる仕組みです。ここから米国株・日本株・原油や銀といった商品のperpが取引できます。24時間365日動くのが現物株との最大の違いです。
操作を覚え直す必要はありません。HIP-3の銘柄も中身は無期限先物なので、注文パネルも発注の流れもPerpの手順とまったく同じです。違うのは選んだ銘柄と、その銘柄に設定された最大レバレッジだけです。




銘柄は取引画面の検索からHIP-3タブを開くと一覧できます。
- 半導体関連|SanDisk(SNDK)・SKハイニックス(SKHYNIX)・マイクロン(MU)・サムスン(SAMSUNG)
- 未上場企業|SpaceX(SPCX)
- 指数|S&P500・XYZ100
- 商品|WTI原油(WTIOIL)・ブレント原油(BRENTOIL)・銀(SILVER)
最大レバレッジは銘柄ごとに違います。10倍のものもあれば、指数系では50倍が設定されているものもあります。銘柄名の下に倍率が表示されるので、発注前に必ず確認してください。
- 原資産を保有しない|配当も議決権もありません
- 証拠金取引|資金調達率(FR)が発生します
- 流動性の差が大きい|板が薄い銘柄は不利な価格で約定することがあります
ポジションを決済する
建てたポジションはPositionsタブから決済します。決済すると損益が確定し、証拠金として使っていたUSDCが残高へ戻ります。


閉じ方は3つ並んでいますが、確実に閉じたいならMarket Close(成行決済)です。
- Market Close|成行で即決済。確実に閉じられます
- Limit Close|指値で決済。届かなければ約定せず残ります
- Reverse|決済ではありません。同じサイズで反対方向に転換する操作です
建玉の行には、確認しておくべき数字が並んでいます。
- Entry Price / Mark Price|建値と現在値。その差がPNLになります
- Liq. Price|ここに触れると強制決済されます
- Margin|その建玉に効いている証拠金
- Funding|これまでに支払った(受け取った)資金調達率の累計
実際に0.0002 BTCを20倍で建てた例では、建値64,285ドルに対して証拠金0.64 USDC、清算価格28,975ドルと表示されました。Crossは口座残高全体が証拠金として効くため、同じ20倍でもIsolatedより清算価格が遠くなります。その分、清算が起きたときに口座全体へ影響が及ぶ点は理解しておいてください。
Hyperliquidで今なにが取引できるか|暗号資産・株・指数・商品
Hyperliquidで取引できるのは暗号資産だけではありません。米国株・日本株・株価指数・原油や金といった商品、さらに為替まで、いずれも無期限先物として24時間365日取引できます。
この二階建て構造がHyperliquidの現在地です。取引所自身が運営するメインperpと、第三者が独自の市場を立てられるHIP-3の2種類があります。
実際の規模を公開APIで測ったのが次の表です。
| 区分 | 銘柄数 | 24時間出来高 | 建玉(名目) |
|---|---|---|---|
| メインperp(取引所が運営) | 232銘柄 | 約28.1億ドル | 約75.5億ドル |
| HIP-3(第三者が運営) | 262銘柄 | 約40.4億ドル | 約43.2億ドル |
※2026年8月18日にHyperliquid公開APIで測定。出来高は変動が大きいため、時期によって比率は入れ替わります。
注目すべきは、HIP-3の出来高がメインperpを上回っている点です。銘柄数でも262対232と逆転しており、いまのHyperliquidは「暗号資産の取引所」という説明では足りない状態になっています。ただしHIP-3側は運営者によるインセンティブ施策の影響を受けやすく、この比率がそのまま実需を表すとは限りません。
通常のperpとHIP-3は何が違うのか
操作は同じでも、誰が市場を作っているかが違います。ここだけ押さえておけば十分です。
| 通常のperp | HIP-3 | |
|---|---|---|
| 運営 | Hyperliquid本体 | 第三者(ビルダー)が保証金を積んで開設 |
| 対象 | BTC・ETHなど暗号資産 | 株・指数・商品・為替・未上場株 |
| 価格の source | 取引所のオラクル | 市場を立てたビルダーのオラクル |
| 最大レバレッジ | BTC40倍・ETH25倍・SOL20倍 | 銘柄ごとに3〜50倍 |
| 銘柄表記 | BTC-USDC | xyz:KIOXIAのように運営者名が頭に付く |
| 注意点 | — | 運営者とオラクルの信頼性・板の薄さ |
銘柄名の頭に付く記号が見分け方です。`xyz:`や`para:`が付いていればHIP-3の市場で、付いていなければ取引所本体のperpです。
- Hyperliquidのperpとは?|無期限先物の仕組み・資金調達率・税金
- Trade.xyzとは?|HIP-3で最大の市場を運営するビルダーの解説
- HIP-4と予測市場|HIP-3の次に来る仕組み
- 無期限先物(パーペチュアル)とは|そもそもの基礎から
HIP-3で取引できる主な銘柄【2026年8月18日実測】
HIP-3の市場は10個ありますが、出来高のほぼ全てがTrade.xyz(表記は`xyz:`)に集中しています。114銘柄で約40.3億ドルと、HIP-3全体の99%以上を1社が占めている状態です。
実際に出来高の大きい銘柄を挙げます。
| カテゴリ | 主な銘柄 | 最大レバ | 備考 |
|---|---|---|---|
| 半導体 | SNDK(SanDisk)・SKHX(SKハイニックス)・MU(マイクロン)・DRAM・CXMT・INTC | 10〜20倍 | 出来高の上位を独占 |
| 米国大型株 | NVDA・TSLA・AAPL・MSFT・META・GOOGL・AMZN | 20倍 | 主要銘柄はひと通り揃う |
| 未上場株 | SPCX(SpaceX)・UNITREE・ZHIPU・MINIMAX | 10〜20倍 | 上場前の企業に価格が付く |
| 株価指数 | SP500・XYZ100・JP225(日経225)・NIFTY・KR200 | 20〜50倍 | 50倍まで設定あり |
| 商品 | GOLD・SILVER・CL(WTI原油)・BRENTOIL・COPPER・URANIUM・NATGAS・WHEAT | 20〜25倍 | 貴金属からエネルギー・穀物まで |
| 為替・その他 | JPY・EUR・GBP・KRW・DXY・VIX | 50倍 | VIX(恐怖指数)も取引可能 |
なお114銘柄のうち20銘柄は24時間の出来高がゼロでした。一覧に並んでいても実際には板がほとんど動いていない銘柄があるということで、発注前に出来高と板の厚みを確認する必要があります。
- KIOXIA(キオクシア)|24時間出来高 約1,872万ドル。日本株の中では突出しています
- JP225(日経225)|約170万ドル。指数として取引できます
- SOFTBANK|約75万ドル
- JPY(円)|約322万ドル。最大50倍
日本株を扱う銘柄の中では、キオクシアが群を抜いて売買されています。国内市場が閉まっている深夜や休日でも価格が動くため、決算やニュースへの反応をそのまま取りにいける点が理由と考えられます。
- キオクシアをHyperliquidで取引する|24時間取引と価格差の検証
- Hyperliquidの日本株|銘柄と仕組み
- Hyperliquidの米国株|銘柄と仕組み
\株・指数・商品も24時間365日/
Hyperliquidの手数料体系
Hyperliquidの手数料は2025年4月30日に改定され、先物とスポットで別々の料率が適用されるようになりました。基本料率(Tier 0)は以下の通りです。
| 取引種別 | メイカー | テイカー |
|---|---|---|
| 永久先物(Perps) | 0.015% | 0.045% |
| スポット | 0.040% | 0.070% |
手数料の割引には2つの軸があります。1つは14日間の取引量に基づくボリュームティア、もう1つはHYPEステーキング量に基づくステーキングティアです。両方を組み合わせることで、さらに低い手数料率が適用されます。
メイカー手数料は、条件次第でマイナス(リベート)になるケースもあります。つまり指値注文で流動性を提供すると、手数料を払うのではなく報酬を受け取れる可能性があるということです。これはBinanceやBybitなど大手CEXでも一部採用されている仕組みですが、Hyperliquidでは個人トレーダーでも達成しやすい水準に設定されています。
入金・出金に対するプラットフォーム手数料は無料ですが、Arbitrumからのブリッジ時にガス代(ETH)が少額かかる点は覚えておきましょう。



手数料だけを比べると、Hyperliquidは大手CEX(Binance先物メイカー0.02%/テイカー0.05%)と同等かそれ以下。しかもDEXなので口座凍結リスクがない。コスト面では、取引量が多いトレーダーほどメリットが大きいです。
HYPEステーキング|手数料割引+報酬
ネイティブトークンのHYPEをステーキングすることで、手数料が最大40%割引されます。ステーキング量に応じた6段階のティアが設定されており、取引量ベースのティアと併用できます。
ステーキングにはバリデーターへの委任(デリゲート)が必要で、ロック解除には一定の待機期間があります。頻繁に取引する方ほど割引の恩恵が大きいため、手数料コストを重視するなら検討する価値があるでしょう。
Hyperliquidのメリット・注意点
- KYC不要・ウォレット接続だけで即時取引開始
- 口座凍結・出金停止のリスクがない(DEXのため)
- CEX並みの約定速度とオンチェーンの透明性を両立
- 手数料がCEXと同等以下、メイカーリベートの可能性あり
- 230銘柄超、暗号資産だけでなく株式・商品にも対応
- 秘密鍵を紛失すると資産を回収できない(自己管理が前提)
- 日本語のUIやサポートがなく、英語が必須
- 金融庁に未登録のため、日本の投資者保護が及ばない
- スマートコントラクトのバグやハッキングリスクがゼロではない
- 高レバレッジの強制ロスカットで短時間に大きな損失が出る可能性
秘密鍵の自己管理|DEX最大のリスク
CEXでは取引所がユーザーの資産を管理しますが、DEXでは資産はすべてユーザー自身のウォレットに保管されます。これは「口座凍結されない」というメリットの裏返しで、秘密鍵やリカバリーフレーズを紛失した場合、誰にも復旧を頼めません。
フィッシングサイトや偽のウォレット接続で秘密鍵を盗まれるケースも報告されています。公式URL(app.hyperliquid.xyz)を毎回確認すること、署名内容を必ず読んでから承認すること、ハードウェアウォレット(Ledger等)の併用を検討することが、自衛の基本です。
日本語サポートなし・金融庁に未登録
Hyperliquidは日本語のUIを提供していません。取引画面の操作やエラーメッセージはすべて英語です。公式Discordにも日本語チャンネルは存在しますが、サポート対応は基本的に英語となります。
また、HyperliquidはDEXであり、日本の金融庁には暗号資産交換業者として登録されていません。2026年7月時点で日本がアクセス制限国に含まれてはいませんが、利用は完全に自己責任です。トラブル時に日本の法的保護が及ばない点は理解しておきましょう。
利益への課税|確定申告が必要
日本の税法上、Hyperliquidで得た利益は雑所得として総合課税の対象になります。会社員の場合、年間20万円を超える利益には確定申告が必要です。CEXと異なり取引履歴のCSVダウンロード機能が標準搭載されていないため、損益計算には仮想通貨の税金解説記事も参考にしてください。
ICHIZEN Capitalの視点|Hyperliquidを使い倒すためのポイント
ICHIZEN Capitalでは、Hyperliquidを実際に使って取引・入出金まで検証しています。その経験から、使いこなすためのポイントを共有します。
Hyperliquidが最も活きるのは「CEXに預けたくないが、先物取引はしたい」という中〜上級者の使い方です。口座凍結や出金停止のリスクがない分、裁量トレーダーが自分の判断で素早くポジションを取り、利益を確定してすぐにウォレットへ引き上げるという運用に向いています。
一方で、初めてDEXに触れる方にとっては、ウォレットの準備やArbitrumへのブリッジなど、CEXにはないハードルがあるのも事実です。まずは少額(100〜300 USDC程度)で入金から取引、出金まで一通り試してみることをおすすめします。
CEXのサブ口座としてHyperliquidを組み合わせる使い方も有効です。メインの資産管理は国内取引所やBTCCなどのCEXで行い、特定の銘柄やタイミングでDEXの強み(口座凍結リスクなし・KYC不要)を活かして取引するという使い分けが、リスクとリターンのバランスで優れています。
\国内銀行振込対応・最大500倍レバレッジの総合力/
よくある質問
Hyperliquidは日本人でも使えますか?
はい、2026年7月時点で日本はアクセス制限国に含まれておらず、日本人も利用できます。ただし金融庁に未登録のDEXであり、利用は自己責任です。規制環境は変わる可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
Hyperliquidの始め方は?何が必要ですか?
必要なのはMetaMask等のウォレットとArbitrumチェーン上のUSDCです。口座開設や本人確認は不要で、ウォレットを接続して署名するだけでアカウントが作成されます。送金時のガス代として少額のETHも必要です。
Hyperliquidの手数料はいくらですか?
先物取引の基本料率はメイカー0.015%、テイカー0.045%です。スポットはメイカー0.040%、テイカー0.070%。HYPEステーキングや取引量に応じて最大40%の割引が適用されます。入出金のプラットフォーム手数料は無料です。
Hyperliquidに日本円で入金できますか?
できません。入金に対応しているのはArbitrumチェーン上のUSDC・USDC.e・USDTです。日本から始める場合は、国内取引所でETH等を購入→MetaMaskに送金→ArbitrumでUSDCにスワップ→Hyperliquidにデポジットという手順になります。
Hyperliquidのレバレッジは何倍までかけられますか?
永久先物で最大40倍です。ただし銘柄ごとに上限が異なり、流動性の低い銘柄はそれより低い倍率に制限されています。高倍率は強制ロスカットのリスクも高まるため、初心者は2〜5倍程度から始めるのが安全です。
HyperliquidとCEX(中央集権型取引所)の違いは何ですか?
最大の違いは資産の管理方法です。CEXは取引所に資産を預けますが、Hyperliquid(DEX)はウォレットで自己管理します。口座凍結・出金停止のリスクがない反面、秘密鍵の管理はすべて自己責任になります。KYC不要な点もCEXとの大きな違いです。
Hyperliquidの利益に税金はかかりますか?
はい。日本の居住者であれば、Hyperliquidでの利益は雑所得として総合課税の対象です。会社員の場合、年間20万円超の利益は確定申告が必要になります。DEXは取引履歴の管理が自己責任のため、税金の詳細も確認しておきましょう。
Hyperliquidは安全ですか?ハッキングのリスクは?
Hyperliquidは独自L1チェーン上でオンチェーン注文簿を運用しており、TVL約60.2億ドル(2026年8月18日時点)の実績があります。ただしDEXである以上、スマートコントラクトのバグやハッキングのリスクはゼロではありません。大きな資産を一か所に集中させず、ハードウェアウォレットの併用が推奨されます。
Hyperliquidで取引できる銘柄は何種類ありますか?
2026年8月18日時点の実測で、取引所本体のメインperpが232銘柄、スポットが325ペアです。さらにHIP-3の市場が262銘柄あり、NVDA・TSLAなどの米国株、KIOXIAやSOFTBANKといった日本株、SpaceX(SPCX)などの未上場株、原油・金・銀の商品、日経225やS&P500の指数まで取引できます。
まとめ|Hyperliquidの使い方と賢い始め方
Hyperliquidは、KYC不要・ウォレット接続だけで始められ、CEX並みの約定速度と低手数料で先物取引ができるDEXです。口座凍結や出金停止のリスクがない点は、CEXにはない大きなメリットといえます。
始め方はシンプルで、ウォレットの準備→USDCの調達→接続→入金の4ステップです。ただし、秘密鍵の自己管理・日本語サポートなし・金融庁未登録という注意点は理解したうえで使う必要があります。
まずは少額で一通りの操作を試し、慣れてから本格的に活用するのが安全です。Hyperliquidについてより詳しく知りたい方は、Hyperliquid(HYPE)とは?の解説記事や海外取引所おすすめランキングも参考にしてください。
参考文献
※1 CryptoBriefing「Hyperliquid captures 80% of decentralized perpetual trading volume」https://cryptobriefing.com/hyperliquid-decentralized-perpetual-trading-volume/
※2 DefiLlama – Hyperliquid TVL https://defillama.com/protocol/hyperliquid
※3 CoinGecko – Hyperliquid Price https://www.coingecko.com/en/coins/hyperliquid
※4 Hyperliquid公式ドキュメント https://hyperliquid.gitbook.io/hyperliquid-docs
※5 金融庁「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」 https://www.fsa.go.jp/
※本記事は2026年8月時点の情報に基づく一般的な情報提供を目的としており、特定の取引所・暗号資産への投資を勧誘するものではありません。Hyperliquidの手数料・取扱銘柄・サービス内容は変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。暗号資産取引にはリスクが伴い、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。









