Hyperliquid(ハイパーリキッド)の使い方|始め方・入金・取引の手順とリスクを忖度なく解説【2026年最新】

ICHIZEN Capitalのイチ押しポイント!
- HyperliquidはKYC不要・ウォレット接続だけで始められるDEX
- 独自L1チェーンで動くオンチェーン注文簿型DEX、永久先物は最大40倍レバレッジ
- MetaMask等のウォレットとArbitrum経由のUSDCがあれば、最短10分で取引開始可能
- 始め方は4ステップ:ウォレット→USDC→接続→入金
- 口座開設・本人確認は不要、ウォレットの署名だけでアカウント作成が完了する
- 入金はArbitrumチェーンからのブリッジ、USDCが証拠金・USDC.eやUSDTも対応
- 手数料はCEXより安い水準|先物テイカー0.045%・メイカー0.015%
- HYPEステーキングで最大40%の手数料割引、取引量ティアとの併用も可能
- 230銘柄超の取引ペア、暗号資産に加え株式トークンや商品先物にも対応
- 注意点:秘密鍵管理と日本語サポートなし
- DEXのため資産は自己管理、ウォレットの秘密鍵を紛失すると資産は回収不能
- 日本の金融庁に未登録・日本語UIなし、利益は雑所得として確定申告が必要
木田 陽介HyperliquidはCEX並みの約定速度と低コストを持ちながら、口座凍結や出金停止のリスクがないDEXです。ウォレット操作に慣れていれば、始め方はかなりシンプル。ただしDEXは秘密鍵の管理が全て自己責任になるので、そこだけは絶対に押さえてから始めましょう。
Hyperliquid(ハイパーリキッド)とは?基本情報


Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、独自のレイヤー1(L1)チェーン上に構築された分散型取引所(DEX)です。完全にオンチェーンの注文簿(CLOB)を採用しており、中央集権型取引所(CEX)並みの約定速度と低コストを、ブロックチェーン上の透明性と組み合わせています。
永久先物(Perp)取引を中心に、スポット取引、HYPEトークンのステーキング、さらにはHyperEVM上のDeFiアプリケーションまで、幅広い機能を提供しています。2026年7月時点でDEX永久先物市場の取引高シェアは60〜80%を占め、分散型デリバティブの分野で圧倒的な存在感を示しています(※1)。
| 項目 | 内容(2026年7月時点) |
|---|---|
| 名称 | Hyperliquid(ハイパーリキッド) |
| 種別 | 分散型取引所(DEX)/独自L1チェーン |
| 取扱銘柄 | 230種類超(先物160種以上+スポット) |
| 手数料(先物) | メイカー0.015%/テイカー0.045% |
| 最大レバレッジ | 最大40倍(永久先物) |
| 入金方法 | Arbitrumチェーン経由のUSDC/USDC.e/USDT |
| KYC(本人確認) | 不要 |
| 日本語対応 | なし(UIは英語のみ) |
| TVL | 約58.6億ドル |
| ネイティブトークン | HYPE(約71ドル・時価総額約180億ドル) |
Hyperliquidの大きな特徴は、CEXのような口座開設や本人確認が一切不要な点です。ウォレットを接続して署名するだけでアカウントが作成され、すぐに取引を始められます。その分、資産管理はすべて自己責任になります。
Hyperliquidの始め方・使い方【4ステップ】
- ステップ①:ウォレット(MetaMask等)を準備する
- ステップ②:USDCを用意する(国内取引所→Arbitrum)
- ステップ③:ウォレットをHyperliquidに接続する
- ステップ④:入金して取引を始める
Hyperliquidを使い始めるのに必要なものは、対応ウォレットとArbitrumチェーン上のUSDCだけです。口座開設の申請や本人確認書類の提出は不要で、ウォレットの署名だけでアカウントが作成されます。以下の4ステップで始められます。
ステップ①:ウォレットを準備する
まずはHyperliquidに接続するためのウォレットを用意します。対応ウォレットはMetaMask(メタマスク)が最も一般的で、Phantom、Rabby、WalletConnectなどにも対応しています。
- MetaMask公式サイト(metamask.io)からブラウザ拡張機能をインストール
- 新規ウォレットを作成し、ログインパスワードを設定
- 表示されるシークレットリカバリーフレーズ(12個の英単語)を紙に書いて安全な場所に保管
- ウォレットのネットワークに「Arbitrum One」を追加(MetaMaskのネットワーク追加画面から選択)
リカバリーフレーズはウォレットの「鍵」そのものです。スクリーンショットやクラウド保存ではなく、物理的にオフラインで保管してください。これを紛失すると、ウォレット内の資産を二度と取り出せません。
ステップ②:USDCを用意する
Hyperliquidの証拠金・取引通貨はUSDCです。日本から始める場合、国内取引所でETH等を購入→MetaMaskに送金→ArbitrumでUSDCにスワップという流れが一般的です。
- 国内取引所(bitFlyerやGMOコインなど)でETHまたはUSDTを購入
- 購入したETH/USDTをMetaMask(Arbitrum Oneネットワーク)へ送金
- ArbitrumのDEX(Uniswap等)でETHをUSDCにスワップ
Hyperliquidへの入金に対応しているのはArbitrumチェーン上のUSDC・USDC.e・USDTです。イーサリアムメインネットやBSC等の他チェーンからは直接入金できないため、必ずArbitrumネットワークを経由してください。
なお、送金時にはArbitrum上のガス代として少額のETHが必要になります。MetaMaskにETHを0.001〜0.01 ETH程度残しておくとスムーズです。
ステップ③:ウォレットをHyperliquidに接続する
USDCの準備ができたら、Hyperliquidの公式サイト(app.hyperliquid.xyz)にアクセスします。
- 画面右上の「Connect」ボタンをクリック
- 利用するウォレット(MetaMask等)を選択
- ウォレット側で署名を承認する
- Connectボタンの部分に自分のウォレットアドレスが表示されれば完了
これだけでアカウント作成は完了です。メールアドレスの登録も電話番号の入力も必要ありません。ウォレットアドレス=アカウントというシンプルな仕組みです。
ステップ④:入金(デポジット)して取引を始める
ウォレット接続後、Hyperliquidの画面上で「Deposit」をクリックし、入金額を指定して実行します。
- Hyperliquid画面の「Deposit」ボタンをクリック
- 入金する通貨(USDC)と金額を入力
- ウォレット側でトランザクションを承認(ガス代としてETHが少額必要)
- 入金が反映されたら、取引ペアを選んで注文を出す
入金はArbitrumからHyperliquid L1へのブリッジとして処理されるため、通常数分で反映されます。入金後は取引ペア一覧から銘柄を選び、成行・指値・ストップなどの注文を出せます。先物取引では注文時にレバレッジ倍率(1〜40倍)を設定できます。
\KYC不要・ウォレット接続だけで始められる/
Hyperliquidでできること|先物・スポット・ステーキング
- 永久先物取引(メインの使い方・最大40倍レバレッジ)
- スポット取引(現物の売買・HYPEの購入も可能)
- HYPEステーキング(手数料割引+報酬)
永久先物取引(Perp)|最大40倍レバレッジ
Hyperliquidのメイン機能が永久先物(Perp)取引です。満期のない先物契約で、BTC・ETHをはじめとする160種類以上の銘柄をロング(買い)・ショート(売り)で取引できます。
レバレッジは銘柄ごとに上限が異なり、BTC・ETHなど主要銘柄は最大40倍、流動性の低い銘柄はより低い倍率に制限されています。注文方法は成行・指値・ストップロス・テイクプロフィットなど、CEXと同等の機能が揃っています。
さらに2026年にはHIP-3で株式トークン(NVDA・TSLA・AAPL等)や商品先物(原油・銀など)のPerpも追加されました。暗号資産だけでなく伝統的な金融商品にも対応している点は、他のDEXにはない特徴です。
スポット取引|現物の売買
スポット取引では、Hyperliquid L1上に上場されている暗号資産を現物で売買できます。HYPEトークンの購入もスポット取引で行います。
スポットの手数料は先物と別体系で、メイカー0.040%・テイカー0.070%です(2026年7月時点)。先物と比べるとやや高めですが、CEXの水準と比較すれば依然として低コストといえます。
HYPEステーキング|手数料割引+報酬
ネイティブトークンのHYPEをステーキングすることで、手数料が最大40%割引されます。ステーキング量に応じた6段階のティアが設定されており、取引量ベースのティアと併用できます。
ステーキングにはバリデーターへの委任(デリゲート)が必要で、ロック解除には一定の待機期間があります。頻繁に取引する方ほど割引の恩恵が大きいため、手数料コストを重視するなら検討する価値があるでしょう。
Hyperliquidの手数料体系
Hyperliquidの手数料は2025年4月30日に改定され、先物とスポットで別々の料率が適用されるようになりました。基本料率(Tier 0)は以下の通りです。
| 取引種別 | メイカー | テイカー |
|---|---|---|
| 永久先物(Perps) | 0.015% | 0.045% |
| スポット | 0.040% | 0.070% |
手数料の割引には2つの軸があります。1つは14日間の取引量に基づくボリュームティア、もう1つはHYPEステーキング量に基づくステーキングティアです。両方を組み合わせることで、さらに低い手数料率が適用されます。
メイカー手数料は、条件次第でマイナス(リベート)になるケースもあります。つまり指値注文で流動性を提供すると、手数料を払うのではなく報酬を受け取れる可能性があるということです。これはBinanceやBybitなど大手CEXでも一部採用されている仕組みですが、Hyperliquidでは個人トレーダーでも達成しやすい水準に設定されています。
入金・出金に対するプラットフォーム手数料は無料ですが、Arbitrumからのブリッジ時にガス代(ETH)が少額かかる点は覚えておきましょう。



手数料だけを比べると、Hyperliquidは大手CEX(Binance先物メイカー0.02%/テイカー0.05%)と同等かそれ以下。しかもDEXなので口座凍結リスクがない。コスト面では、取引量が多いトレーダーほどメリットが大きいです。
Hyperliquidのメリット・注意点
- KYC不要・ウォレット接続だけで即時取引開始
- 口座凍結・出金停止のリスクがない(DEXのため)
- CEX並みの約定速度とオンチェーンの透明性を両立
- 手数料がCEXと同等以下、メイカーリベートの可能性あり
- 230銘柄超、暗号資産だけでなく株式・商品にも対応
- 秘密鍵を紛失すると資産を回収できない(自己管理が前提)
- 日本語のUIやサポートがなく、英語が必須
- 金融庁に未登録のため、日本の投資者保護が及ばない
- スマートコントラクトのバグやハッキングリスクがゼロではない
- 高レバレッジの強制ロスカットで短時間に大きな損失が出る可能性
秘密鍵の自己管理|DEX最大のリスク
CEXでは取引所がユーザーの資産を管理しますが、DEXでは資産はすべてユーザー自身のウォレットに保管されます。これは「口座凍結されない」というメリットの裏返しで、秘密鍵やリカバリーフレーズを紛失した場合、誰にも復旧を頼めません。
フィッシングサイトや偽のウォレット接続で秘密鍵を盗まれるケースも報告されています。公式URL(app.hyperliquid.xyz)を毎回確認すること、署名内容を必ず読んでから承認すること、ハードウェアウォレット(Ledger等)の併用を検討することが、自衛の基本です。
日本語サポートなし・金融庁に未登録
Hyperliquidは日本語のUIを提供していません。取引画面の操作やエラーメッセージはすべて英語です。公式Discordにも日本語チャンネルは存在しますが、サポート対応は基本的に英語となります。
また、HyperliquidはDEXであり、日本の金融庁には暗号資産交換業者として登録されていません。2026年7月時点で日本がアクセス制限国に含まれてはいませんが、利用は完全に自己責任です。トラブル時に日本の法的保護が及ばない点は理解しておきましょう。
利益への課税|確定申告が必要
日本の税法上、Hyperliquidで得た利益は雑所得として総合課税の対象になります。会社員の場合、年間20万円を超える利益には確定申告が必要です。CEXと異なり取引履歴のCSVダウンロード機能が標準搭載されていないため、損益計算には仮想通貨の税金解説記事も参考にしてください。
ICHIZEN Capitalの視点|Hyperliquidを使い倒すためのポイント
ICHIZEN Capitalでは、Hyperliquidを実際に使って取引・入出金まで検証しています。その経験から、使いこなすためのポイントを共有します。
Hyperliquidが最も活きるのは「CEXに預けたくないが、先物取引はしたい」という中〜上級者の使い方です。口座凍結や出金停止のリスクがない分、裁量トレーダーが自分の判断で素早くポジションを取り、利益を確定してすぐにウォレットへ引き上げるという運用に向いています。
一方で、初めてDEXに触れる方にとっては、ウォレットの準備やArbitrumへのブリッジなど、CEXにはないハードルがあるのも事実です。まずは少額(100〜300 USDC程度)で入金から取引、出金まで一通り試してみることをおすすめします。
CEXのサブ口座としてHyperliquidを組み合わせる使い方も有効です。メインの資産管理はBitgetなどのCEXで行い、特定の銘柄やタイミングでDEXの強み(口座凍結リスクなし・KYC不要)を活かして取引するという分散型の運用が、リスクとリターンのバランスで優れています。
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よくある質問
Hyperliquidは日本人でも使えますか?
はい、2026年7月時点で日本はアクセス制限国に含まれておらず、日本人も利用できます。ただし金融庁に未登録のDEXであり、利用は自己責任です。規制環境は変わる可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
Hyperliquidの始め方は?何が必要ですか?
必要なのはMetaMask等のウォレットとArbitrumチェーン上のUSDCです。口座開設や本人確認は不要で、ウォレットを接続して署名するだけでアカウントが作成されます。送金時のガス代として少額のETHも必要です。
Hyperliquidの手数料はいくらですか?
先物取引の基本料率はメイカー0.015%、テイカー0.045%です。スポットはメイカー0.040%、テイカー0.070%。HYPEステーキングや取引量に応じて最大40%の割引が適用されます。入出金のプラットフォーム手数料は無料です。
Hyperliquidに日本円で入金できますか?
できません。入金に対応しているのはArbitrumチェーン上のUSDC・USDC.e・USDTです。日本から始める場合は、国内取引所でETH等を購入→MetaMaskに送金→ArbitrumでUSDCにスワップ→Hyperliquidにデポジットという手順になります。
Hyperliquidのレバレッジは何倍までかけられますか?
永久先物で最大40倍です。ただし銘柄ごとに上限が異なり、流動性の低い銘柄はそれより低い倍率に制限されています。高倍率は強制ロスカットのリスクも高まるため、初心者は2〜5倍程度から始めるのが安全です。
HyperliquidとCEX(Bitget・Bybit等)の違いは何ですか?
最大の違いは資産の管理方法です。CEXは取引所に資産を預けますが、Hyperliquid(DEX)はウォレットで自己管理します。口座凍結・出金停止のリスクがない反面、秘密鍵の管理はすべて自己責任になります。KYC不要な点もCEXとの大きな違いです。
Hyperliquidの利益に税金はかかりますか?
はい。日本の居住者であれば、Hyperliquidでの利益は雑所得として総合課税の対象です。会社員の場合、年間20万円超の利益は確定申告が必要になります。DEXは取引履歴の管理が自己責任のため、税金の詳細も確認しておきましょう。
Hyperliquidは安全ですか?ハッキングのリスクは?
Hyperliquidは独自L1チェーン上でオンチェーン注文簿を運用しており、TVL約58.6億ドル(2026年7月時点)の実績があります。ただしDEXである以上、スマートコントラクトのバグやハッキングのリスクはゼロではありません。大きな資産を一か所に集中させず、ハードウェアウォレットの併用が推奨されます。
Hyperliquidで取引できる銘柄は何種類ありますか?
2026年7月時点で230種類超の取引ペアがあります。暗号資産の永久先物が160種以上、スポットも複数銘柄に対応。さらにHIP-3により株式トークン(NVDA・TSLA等)や商品先物(原油・銀)も取引可能です。直近ではSpaceXやKIOXIA等が取引されています。
まとめ|Hyperliquidの使い方と賢い始め方
Hyperliquidは、KYC不要・ウォレット接続だけで始められ、CEX並みの約定速度と低手数料で先物取引ができるDEXです。口座凍結や出金停止のリスクがない点は、CEXにはない大きなメリットといえます。
始め方はシンプルで、ウォレットの準備→USDCの調達→接続→入金の4ステップです。ただし、秘密鍵の自己管理・日本語サポートなし・金融庁未登録という注意点は理解したうえで使う必要があります。
まずは少額で一通りの操作を試し、慣れてから本格的に活用するのが安全です。Hyperliquidについてより詳しく知りたい方は、Hyperliquid(HYPE)とは?の解説記事や海外取引所おすすめランキングも参考にしてください。
参考文献
※1 CryptoBriefing「Hyperliquid captures 80% of decentralized perpetual trading volume」https://cryptobriefing.com/hyperliquid-decentralized-perpetual-trading-volume/
※2 DefiLlama – Hyperliquid TVL https://defillama.com/protocol/hyperliquid
※3 CoinGecko – Hyperliquid Price https://www.coingecko.com/en/coins/hyperliquid
※4 Hyperliquid公式ドキュメント https://hyperliquid.gitbook.io/hyperliquid-docs
※5 金融庁「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」 https://www.fsa.go.jp/
※本記事は2026年7月時点の情報に基づく一般的な情報提供を目的としており、特定の取引所・暗号資産への投資を勧誘するものではありません。Hyperliquidの手数料・取扱銘柄・サービス内容は変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。暗号資産取引にはリスクが伴い、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。






