オプション取引を図解でわかりやすく解説|損益図の見方・4つの基本形・戦略パターンを初心者向けに整理

ICHIZEN Capitalのイチ押しポイント!
- オプション取引は「損益図(ペイオフ図)」を読めれば仕組みが一気にわかる
- 横軸=原資産の価格、縦軸=損益。折れ線の形で「最大損失・最大利益・損益分岐点」が一目でわかる
- 買い手の損益図は「損失限定・利益拡大」、売り手は「利益限定・損失拡大」と真逆の形になる
- 4つの基本形(コール買い・コール売り・プット買い・プット売り)の損益図を押さえれば応用できる
- 初心者は損失がプレミアムに限定される「買い」から。売りは証拠金と無限大リスクの理解が必須
- 4つを組み合わせるとストラドル・スプレッド等の戦略になり、損益図も合成で理解できる
- 日本では日経225オプションが主流。暗号資産オプションという選択肢も広がっている
- 日経225ミニオプションなら想定元本が通常の10分の1で、少額から実践できる
- 暗号資産ではBitgetやDeribit等がBTCオプションを提供。24時間取引が可能
- 税金は取引対象で異なる。国内先物オプションは申告分離課税20.315%
- 日経225オプションはFX・先物と損益通算でき、損失は3年繰越控除が可能
- 暗号資産オプションの利益は雑所得(総合課税)で最大55%。確定申告が必要
木田 陽介オプション取引は「難しそう」と敬遠されがちですが、損益図(ペイオフ図)さえ読めれば仕組みの8割は理解できます。この記事では図解ベースで4つの基本形から戦略パターンまで整理しているので、まずは損益図の「形」を頭に入れるところから始めてみてください。


監修 木田 陽介
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役
2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。
オプション取引とは?図解で理解する基本の仕組み
オプション取引とは、ある資産(原資産)を「あらかじめ決めた価格(権利行使価格)」で「将来の特定日(満期日)までに売買できる権利」を取引する金融商品です。株や先物のように資産そのものを売買するのではなく、「売買する権利」を売買する点が最大の特徴です。
権利を買う側(買い手)は、その対価としてプレミアム(オプション料)を支払います。権利を売る側(売り手)はプレミアムを受け取る代わりに、買い手が権利を行使したら応じる義務を負います。この「権利と義務の非対称性」がオプション取引の核心であり、損益図に直接表れます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取引対象 | 売買する「権利」そのもの(原資産を直接売買するわけではない) |
| コールオプション | 原資産を「買う権利」。値上がりを見込むときに買う |
| プットオプション | 原資産を「売る権利」。値下がりを見込むときに買う |
| プレミアム | 権利の価格(オプション料)。買い手が売り手に支払う |
| 権利行使価格 | 原資産を売買できる価格。契約時に決まる |
| 満期日 | 権利を行使できる期限。日経225オプションは毎月第2金曜日 |
| 買い手のリスク | 最大損失=支払ったプレミアムのみ(損失限定) |
| 売り手のリスク | 理論上の損失は無限大(利益はプレミアム受取に限定) |
この基本構造を損益図(ペイオフ図)に落とし込むと、オプション取引の本質が視覚的にわかります。次のセクションで、損益図の読み方を解説します。
損益図(ペイオフ図)の見方|オプション図解の基本ルール
損益図(ペイオフ図)とは、満期日時点の原資産価格に対して、ポジションの損益がどう変化するかを1本の折れ線グラフで表したものです。オプション取引を「図解で理解する」とは、実質的にこの損益図を読めるようになることを指します。
- 横軸(X軸)=満期日時点の原資産価格。左に行くほど原資産が安い(下落)、右に行くほど高い(上昇)
- 縦軸(Y軸)=損益(利益はプラス方向、損失はマイナス方向)。ゼロのラインが損益分岐点
- 折れ線が曲がるポイント=権利行使価格。この価格を境に、権利を行使するかしないかが変わり、損益の傾きが変化する
損益図には「満期時点の最終損益」だけが描かれるため、途中経過の時間的価値の変化(セータ)は含まれません。実際の取引では満期前に決済することも多いため、損益図はあくまで「最終的な損益構造の骨格」を掴むためのツールと理解しましょう。
損益図の中で特に重要なのが以下の3つのポイントです。
| ポイント | 意味 | 損益図上の位置 |
|---|---|---|
| 損益分岐点(BEP) | 損益がちょうどゼロになる原資産価格 | 折れ線がゼロのラインと交わる点 |
| 最大利益 | そのポジションで得られる利益の上限 | 折れ線が上で水平になる部分(買い手は無限大の場合あり) |
| 最大損失 | 最悪ケースの損失額 | 折れ線が下で水平になる部分(買い手はプレミアム、売り手は無限大の場合あり) |
これら3つを損益図から読み取れれば、どんなオプション戦略でも「最悪いくら負けるか」「どこから利益が出始めるか」を即座に判断できます。次のセクションで、4つの基本ポジションそれぞれの損益図を具体的に見ていきましょう。
4つの基本ポジションの損益図を図解で比較
- コールオプションの買い|損益図と特徴
- コールオプションの売り|損益図と特徴
- プットオプションの買い|損益図と特徴
- プットオプションの売り|損益図と特徴
- 4ポジションの損益図まとめ比較
オプション取引には「コール(買う権利)」「プット(売る権利)」の2種類があり、それぞれに「買い手」「売り手」がいます。計4つの基本ポジションの損益図を理解すれば、すべてのオプション戦略はこの組み合わせで説明できます。以下では、権利行使価格を1,000円、プレミアムを100円として具体例を示します。
コールオプションの買い(ロングコール)
「原資産が上がれば上がるほど利益が伸びる」ポジションです。値上がりを見込むときの基本戦略で、初心者が最初に触れることが多い形です。
| 原資産価格(満期時) | 権利行使 | 損益 |
|---|---|---|
| 800円 | しない | -100円(プレミアム分の損失) |
| 1,000円(権利行使価格) | しない | -100円 |
| 1,100円(損益分岐点) | する | 0円 |
| 1,300円 | する | +200円 |
| 1,500円 | する | +400円 |
損益図の形は「権利行使価格まで水平(=最大損失はプレミアム100円で固定)、そこから右上がりの直線」です。原資産が上がるほど利益は無限大に伸びますが、下がった場合の損失はプレミアムの100円だけ。損失限定・利益無限大という非対称構造が最大の特徴です。
コールオプションの売り(ショートコール)
ロングコールの真逆の損益図になります。コールの売り手はプレミアムを受け取る代わりに、買い手が権利を行使したら応じる義務を負います。
| 原資産価格(満期時) | 損益 |
|---|---|
| 800円 | +100円(プレミアム収入がそのまま利益) |
| 1,000円 | +100円 |
| 1,100円 | 0円(損益分岐点) |
| 1,300円 | -200円 |
| 1,500円 | -400円 |
損益図は「権利行使価格まで水平(=最大利益はプレミアム100円で固定)、そこから右下がりの直線」です。原資産が上がるほど損失は理論上無限大に広がります。利益限定・損失無限大のため、十分な証拠金と相場観が求められ、初心者には推奨されません。
プットオプションの買い(ロングプット)
「原資産が下がれば下がるほど利益が伸びる」ポジションです。下落局面でのヘッジや、暴落時の利益狙いに使います。
| 原資産価格(満期時) | 権利行使 | 損益 |
|---|---|---|
| 500円 | する | +400円 |
| 700円 | する | +200円 |
| 900円(損益分岐点) | する | 0円 |
| 1,000円(権利行使価格) | しない | -100円 |
| 1,200円 | しない | -100円(プレミアム分の損失) |
損益図は「権利行使価格から右は水平(=最大損失はプレミアム100円で固定)、左下がりに利益が拡大する直線」です。原資産がゼロになれば最大利益=権利行使価格-プレミアム(この例では900円)。コール買いと同じく損失限定なので、下落ヘッジとして保険的に使う方も多いポジションです。
プットオプションの売り(ショートプット)
ロングプットの真逆です。プレミアムを受け取る代わりに、原資産が大きく下がると大きな損失を被ります。
| 原資産価格(満期時) | 損益 |
|---|---|
| 500円 | -400円 |
| 700円 | -200円 |
| 900円 | 0円(損益分岐点) |
| 1,000円 | +100円 |
| 1,200円 | +100円(プレミアム収入がそのまま利益) |
損益図は「権利行使価格から右は水平(=最大利益はプレミアム100円)、左下がりに損失が拡大する直線」です。最大損失は原資産がゼロになった場合の「権利行使価格-プレミアム」(この例では900円)。コール売りと異なり損失に上限はありますが、それでも大きな損失になり得るため注意が必要です。
4つの基本ポジション|損益図の比較まとめ
4つの基本ポジションの損益構造を1つの表で整理します。
| ポジション | 相場観 | 最大利益 | 最大損失 | 損益図の形 |
|---|---|---|---|---|
| コール買い | 上昇 | 無限大 | プレミアム | 権利行使価格から右上がり |
| コール売り | 横ばい〜下落 | プレミアム | 無限大 | 権利行使価格から右下がり |
| プット買い | 下落 | 権利行使価格-プレミアム | プレミアム | 権利行使価格から左上がり |
| プット売り | 横ばい〜上昇 | プレミアム | 権利行使価格-プレミアム | 権利行使価格から左下がり |
買い手と売り手の損益図は常に「鏡像」の関係になります。一方の利益はもう一方の損失であり、ゼロサムの構造です。初心者はまず損失が限定される「買い」(ロングコール・ロングプット)から始めるのが定石です。オプション取引の基本についてさらに詳しく知りたい方は、オプション取引とは?の記事もあわせてご覧ください。
代表的なオプション戦略を損益図で理解する
- ストラドル|大きく動くと見るなら
- カバードコール|保有株の上乗せ収益
- ブルコールスプレッド|コストを抑えた上昇狙い
4つの基本ポジションを組み合わせると、さまざまな戦略が生まれます。ここでは初心者が知っておきたい代表的な3つの戦略を、損益図の「合成」で説明します。
ストラドル(ロングストラドル)|相場が大きく動くと見るときの戦略
ストラドルは同じ権利行使価格・同じ満期のコール買いとプット買いを同時に持つ戦略です。原資産が上下どちらに動いても、動いた分だけ利益が出ます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 構成 | コール買い+プット買い(同じ権利行使価格) |
| 最大損失 | コール+プットの合計プレミアム(例:合計200円) |
| 最大利益 | 無限大(上方向)、権利行使価格-合計プレミアム(下方向) |
| 損益分岐点 | 権利行使価格±合計プレミアム(2点ある) |
| 損益図の形 | V字型(権利行使価格が底。上下どちらに大きく動いても利益) |
損益図はV字型になります。権利行使価格を底に、上下両方向に折れ線が上がっていく形です。決算発表や重要な経済指標の前など、「方向はわからないが大きく動きそう」な場面で使われます。ただし合計プレミアムが大きい(2つ分払う)ため、相場が動かなかった場合の損失も大きい点に注意してください。
カバードコール|保有株にオプション売りを上乗せ
カバードコールは原資産を保有しながら、その原資産のコールオプションを売る戦略です。原資産の値上がり益を一部放棄する代わりに、プレミアム収入を上乗せできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 構成 | 原資産の保有+コール売り |
| 最大利益 | 権利行使価格-原資産の取得価格+プレミアム(上限あり) |
| 最大損失 | 原資産がゼロになった場合の損失-プレミアム |
| 損益図の形 | 左下がりの直線が、権利行使価格で水平に「キャップ」される形 |
損益図は原資産単独の右上がり直線が、権利行使価格で頭打ちになる形です。「大きく上がる見込みは薄いが、持ち続けたい株でインカムを稼ぎたい」局面で使われます。米国株オプション取引では最も普及している戦略の1つです。
ブルコールスプレッド|コストを抑えた上昇狙い
ブルコールスプレッドは低い権利行使価格のコール買い+高い権利行使価格のコール売りを同時に行う戦略です。コール買い単体よりコスト(プレミアム)を抑えられますが、利益にも上限ができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 構成 | 低い行使価格のコール買い+高い行使価格のコール売り |
| 最大利益 | 2つの行使価格の差-支払ったネットプレミアム |
| 最大損失 | 支払ったネットプレミアム |
| 損益図の形 | 左は水平(最大損失)→斜め右上がり→右は水平(最大利益)の「Z字型」 |
損益図は「損失も利益も限定されたZ字型」です。利益と損失の両方にキャップがかかるため、コール買い単体よりリスクリターンが穏やかになります。「緩やかに上がると見ている」「プレミアムを抑えたい」場面で有効です。コールとプットの基本をさらに深く理解するには、コールオプションとプットオプションの違いの記事も参考になります。
オプション取引の注意点・リスク
損益図で「損失限定」のポジションが魅力的に映りますが、オプション取引にはいくつかの注意点があります。メリットと注意点の両面を整理します。
- 買い手は最大損失がプレミアムに限定される(追証なし)
- 相場の方向性だけでなく「動くか動かないか」にも賭けられる
- 株や先物のヘッジ(保険)として使える
- 少額のプレミアムで大きなポジションを取れる(レバレッジ効果)
- 戦略の組み合わせでリスクリターンを細かくカスタマイズできる
- 売り手の損失は理論上無限大。証拠金管理を誤ると大きな損失が発生する
- 時間経過とともにプレミアム(時間的価値)が減少する。買い手は時間との戦いになる
- 流動性が低い銘柄・限月ではスプレッドが広がり、思い通りの価格で約定しにくい
- プレミアムの計算にはボラティリティやグリークスの理解が必要で、株や先物より学習コストが高い
- 損益図はあくまで「満期時点」の構造。途中の損益は時間的価値やIVの変化で異なる
特に重要なのは「損益図で見える最大損失=実際のリスク」とは限らない点です。売り手の場合、急激な相場変動で証拠金不足に陥ると、強制決済されて想定以上の損失が発生することがあります。損益図は「構造の理解」には最適ですが、リスク管理はポジションサイズと証拠金の余裕で行うのが実務の鉄則です。



損益図でオプションの仕組みを理解した次のステップは、グリークス(デルタ・ガンマ・セータ・ベガ)です。これがわかると「満期前の途中の損益変化」も読めるようになります。いきなり全部を理解する必要はないので、まずはセータ(時間経過で減るプレミアム)だけでも押さえておくと、実践でハマりにくくなります。
ICHIZEN Capitalの視点|オプション図解で最も大事なこと
オプション取引の図解記事は多くのメディアが出していますが、忖度なく言うと「損益図だけ見て取引を始める」のは危険です。損益図は満期時点の静的な構造しか示しておらず、実際のトレードでは以下の要素が損益に大きく影響します。
- 時間的価値の減衰(セータ):満期が近づくほどプレミアムの時間的価値が加速度的に減る。買い手は「方向は当たったのにプレミアムが溶けて損した」ということが実際に起きる
- ボラティリティ(IV)の変動:インプライドボラティリティが下がるとプレミアムも下がる。決算後にIVが急落する「ボラクラッシュ」は特に注意が必要
- 流動性の問題:日経225オプションでもディープアウトオブザマネーの限月は板が薄く、理論通りのエントリー・決済ができないことがある
損益図は「構造を理解するための地図」であって、「この通りに利益が出る保証」ではありません。実際に取引を始める前に、少なくともセータとIVの基本を理解し、最初は少額で損益図通りに動くかを確認するのが賢明です。グリークスの詳細はオプション取引のギリシャ指標(グリークス)の記事で解説しています。
よくある質問
オプション取引の損益図はどう読めばよいですか?
横軸が満期時の原資産価格、縦軸が損益です。折れ線がゼロのラインと交わる点が損益分岐点、折れ線が水平になる部分が最大利益または最大損失を示します。折れ曲がるポイントは権利行使価格です。
コールオプションとプットオプションの違いは何ですか?
コールオプションは原資産を「買う権利」で、値上がりを見込むときに使います。プットオプションは原資産を「売る権利」で、値下がりを見込むときに使います。損益図の形は左右が反転した関係になります。
オプション取引の買い手と売り手はどちらが有利ですか?
一概にどちらが有利とは言えません。買い手は損失がプレミアムに限定される代わりに、勝率は統計的に低い傾向があります。売り手は勝率が高い反面、大きな相場変動で損失が膨らむリスクがあります。初心者は損失限定の「買い」から始めるのが安全です。
オプション取引のプレミアム(オプション料)は何で決まりますか?
プレミアムは「本質的価値」と「時間的価値」の合計で決まります。本質的価値は権利行使価格と原資産価格の差、時間的価値は満期までの残り時間やボラティリティ(IV)によって変動します。満期が近づくほど時間的価値は減少します。
オプション取引は初心者でもできますか?いくらから始められますか?
できます。日経225ミニオプション(2023年上場)なら想定元本が通常の10分の1で、プレミアム数千円〜数万円程度から取引可能です。まずは少額のコール買いまたはプット買い(損失限定のポジション)から始めるのが定石です。
インザマネー・アウトオブザマネーとは何ですか?
インザマネー(ITM)は権利行使すれば利益が出る状態、アウトオブザマネー(OTM)は権利行使しても利益が出ない状態です。例えばコールオプションでは、原資産価格が権利行使価格を上回ればITM、下回ればOTMです。損益図上では、折れ線がゼロより上にある領域がITMに対応します。
オプション取引と先物取引の違いは何ですか?
先物取引は売買の「義務」であるのに対し、オプション取引は売買の「権利」です。先物は損益図が直線(上下両方向に無限大の損益)ですが、オプションの買い手は損失がプレミアムに限定されます。この非対称性がオプション最大の特徴です。
仮想通貨(暗号資産)のオプション取引はどこでできますか?
海外ではDeribit(BTC・ETHオプションの最大手)やBitgetなどが提供しています。国内ではSBI VCトレードがビットコインオプションを提供しています(2026年7月時点)。海外取引所の利益は雑所得(総合課税・最大55%)となる点に注意してください。
損益図だけ見てオプション取引を始めても大丈夫ですか?
損益図は満期時点の構造だけを示すため、それだけで取引を始めるのはリスクがあります。実際の損益には時間的価値の減衰(セータ)やボラティリティ変動(ベガ)が影響します。損益図で構造を理解した後、グリークスの基本を学んでから実践に移るのがおすすめです。
まとめ|損益図を読めればオプション取引の8割は理解できる
オプション取引の仕組みは、損益図(ペイオフ図)を読めるようになれば一気に理解が進みます。横軸=原資産価格、縦軸=損益という基本ルールを押さえ、4つの基本ポジションの損益図の形を頭に入れれば、戦略の組み合わせも「図の合成」として理解できます。
ポイントを整理すると、以下のとおりです。
- 買い手は損失がプレミアムに限定され、利益は拡大する。初心者はここから
- 売り手は利益がプレミアムに限定され、損失は拡大する。証拠金管理が必須
- 戦略は4つの基本形の組み合わせ。損益図を合成すれば構造が見える
- 損益図は「満期時点の構造」。実践にはグリークス(特にセータとIV)の理解が次のステップ
まずは少額の買いポジションで、損益図通りに損益が動くかを体感してみてください。オプション取引の4つの基本形の記事もあわせて読むと、理解がさらに深まります。
参考文献
1. 大阪取引所(JPX)「日経225オプション取引」https://www.jpx.co.jp/derivatives/products/domestic/225options/index.html
2. 大阪取引所(JPX)「日経225ミニオプション取引」https://www.jpx.co.jp/derivatives/products/domestic/225minioptions/index.html
3. 金融庁「デリバティブ取引に関する情報」https://www.fsa.go.jp/
4. 国税庁「先物取引に係る雑所得等の課税の特例」https://www.nta.go.jp/
※当サイトの情報は投資判断の参考となる一般的な情報提供を目的としており、特定の暗号資産(仮想通貨)への投資を勧誘するものではありません。暗号資産取引にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。








