米国株オプションとは?取引できる証券会社・手数料・税金と日経225オプションとの違いを解説

ICHIZEN Capitalのイチ押しポイント!


  • 米国株オプションは、S&P500(SPX/SPY)などの指数だけでなく個別株にも対応し、世界最大級の流動性・0DTE(当日満期)や週次満期の豊富さが特徴
    • 日経225オプション(指数のみ)と違い、Apple・NVIDIAなど個別株のオプションを1枚(100株単位)から取引できる
  • 日本の個人が使える主な証券会社はmoomoo証券・Webull(ウィブル)証券・サクソバンク証券・Interactive Brokers。1枚あたり$0.65前後の手数料が目安
  • 注意点:米国株オプションの利益は原則「雑所得(総合課税・最大約55%)」。国内の株式オプションのような分離課税ではない。税制は事前に必ず確認を
木田 陽介

米国株オプションは「個別株にもオプションがある」「満期が豊富」「流動性が桁違い」という点で、日経225オプションとは別物です。この記事では、日経225との違い・使える証券会社・手数料・税金・戦略までを図解つきで整理し、”どこで・いくらで・どう課税されるか”まで具体的に解説します。

木田 陽介
(株)ICHIZEN HOLDINGS

代表取締役

この記事の執筆者/監修者

2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。

監修 木田 陽介
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役

2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。

目次

米国株オプションとは?基本情報

米国株オプションとは、米国の株式(個別銘柄)や株価指数を原資産とするオプション取引のことです。Cboe(シカゴ・オプション取引所)などに上場し、コール(買う権利)とプット(売る権利)を売買します。日経225オプションが指数のみなのに対し、米国株オプションはApple・NVIDIA・Teslaなどの個別株にもオプションがあるのが最大の特徴です。

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項目内容(2026年8月時点)
原資産米国の個別株(Apple/NVIDIA等)・株価指数(S&P500、ナスダック100等)・ETF(SPY/QQQ等)
主な取引所Cboe(シカゴ・オプション取引所)ほか
取引単位1枚(1contract)=原則100株分
権利行使個別株・ETFは主にアメリカンタイプ(満期前でも行使可)/指数(SPX等)はヨーロピアンタイプ
満期の種類月次・週次に加え、0DTE(当日満期)も豊富
取引時間米国市場時間(日本時間の夜〜早朝、サマータイムで変動)
取引通貨米ドル(USD)
税制(日本居住者)原則「雑所得」=総合課税(最大約55%)

オプションの基本はコールとプットの4パターンで、これは日経225も米国株も共通です。まずは「コールの買い」の損益を図で確認しましょう。

図:コールの買い(ロングコール)の損益イメージ
損益 原資産価格 権利行使価格 損益分岐点 最大損失=プレミアム 利益は青天井

コールの買い手は、原資産が権利行使価格+支払ったプレミアム(損益分岐点)を超えると利益に。損失は支払ったプレミアムに限定されます。

米国株オプションは現物よりも手頃に始められる|資金シミュレーション

意外に思われるかもしれませんが、米国株オプションは「現物株を買うよりも少ない資金」で始められます。「米国株の現物は持っているけれど、少ない資金でトレードにも挑戦してみたい」——そんな方にこそ向いているのがオプションです。現物を100株そろえる資金がなくても、同じ株の値動きに、はるかに小さい元手で参加できます。メジャー銘柄のAppleを例に、必要資金をシミュレーションしてみましょう。

資金シミュレーション(例:Apple株を株価$230/1ドル150円と仮定)
現物で100株を買う
約 $23,000
≒ 約345万円
コール1枚を買う(同じ100株分)
約 $500〜
≒ 約7.5万円〜

同じ100株分の値動きに、現物の約1/46の資金で参加できます。さらに少額ならSPY・XSPは数千円〜。※プレミアムは満期に価値がゼロになることもあります。

このように、米国株オプションは数千円〜数万円という手の届く資金から始められます。「まず手軽に触ってみたい」なら、日本語対応でアプリが使いやすいmoomoo証券やWebull証券が入口になりやすく、次章の比較で自分に合う会社を選べます。現物で握っている銘柄のカバードコール(値上がり益の一部と引き換えにプレミアムを得る戦略)から入るのも、現物保有者と相性の良い第一歩です。

米国株オプションと日経225オプションの違い【比較表】

「日経225オプションはやったことがある」という方も、米国株オプションにはいくつかの決定的な違いがあります。ここを押さえると、なぜ米国株オプションが世界中のトレーダーに使われるのかが見えてきます。

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比較項目米国株オプション日経225オプション
原資産個別株+指数+ETF日経225指数のみ
満期月次・週次・0DTE(当日満期)が豊富月次中心(一部週次)
流動性世界最大級国内では大きいが米国比では限定的
取引時間米国時間(日本の夜〜早朝)日中+ナイトセッション
取引通貨米ドル(為替リスクあり)
1枚の規模原則100株分(銘柄の株価×100)プレミアム×1,000倍
税制(日本居住者)原則雑所得(総合課税)申告分離課税(20.315%)

ポイントは3つです。第一に、個別株にオプションがあるため「保有株のカバードコール」「決算プレー」など戦略の幅が広い。第二に、0DTEや週次満期が豊富で短期戦略が組みやすい。第三に、税制が日経225と真逆で、米国株オプションは原則”雑所得”です。この税制の違いは損益に直結するため、後半で詳しく解説します。

米国株オプションを取引できる証券会社【日本の個人向け】

日本の個人投資家が米国株オプションを取引できる主な証券会社は、moomoo証券・Webull(ウィブル)証券・サクソバンク証券・Interactive Brokers(IB)です。国内大手ネット証券(SBI・楽天など)は米国株の現物は扱っていても、米国株”オプション”は取り扱っていないのが現状です。

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証券会社特徴手数料の目安(1枚)向いている人
moomoo証券日本語対応・アプリが高機能。米国個別株/指数オプションに対応$0.65前後日本語で始めたい初〜中級者
Webull証券日本語対応・オプション画面が使いやすい$0.55前後低コストで試したい人
サクソバンク証券外国株オプションを幅広く扱う老舗銘柄・市場による幅広い外国オプションを扱いたい人
Interactive Brokersプロ仕様・対象市場と流動性が最大級$0.65前後〜本格的に取り組む上級者

まずは日本語対応で始めやすいmoomoo証券やWebull証券が入り口になりやすく、本格的に取り組むならIBという住み分けです。各社の詳細は、ナスダック(米国株)オプションの取引方法サクソバンク証券のオプション取引の記事も参考にしてください。手数料・取扱内容は変わるため、最新情報は各社公式で確認しましょう。

主な商品:指数(SPX/SPY/XSP)と個別株オプション

米国株オプションは大きく「指数オプション」と「個別株オプション」に分かれます。指数はさらにSPX・SPY・XSPの3種があり、サイズと決済方式で使い分けます。

米国株オプションの主な商品
SPX
S&P500指数
サイズ:
決済:ヨーロピアン/現金
機関も使う王道
SPY
S&P500連動ETF
サイズ:SPXの約1/10
決済:アメリカン/現物
少額から始めやすい
XSP
SPXのミニ版
サイズ:SPXの1/10
決済:ヨーロピアン/現金
少額×指数の現金決済
個別株
Apple・NVIDIA等
サイズ:100株単位
決済:アメリカン/現物
決算プレーが人気

SPY・XSPはSPXの約10分の1のサイズ。少額から指数オプションを試したい人はSPYやXSPが入口になります。

まずは指数から始めたい方は、S&P500オプション(SPX/SPY/XSPの使い分け)の記事で、サイズと決済方式の違いを確認しておくと選びやすくなります。

米国株オプションの始め方【手順】

米国株オプションを始める流れは、証券口座の開設からオプション取引の許可申請まで、次のステップで進みます。

STEP
米国株オプションを扱う証券会社を選ぶ

moomoo証券・Webull証券・サクソバンク証券・IBなど、米国株オプションに対応した会社を選びます。日本語対応や手数料、扱う銘柄で比較しましょう。

STEP
証券口座を開設する

オンラインで本人確認書類を提出し、証券総合口座を開設します。多くの会社で最短即日〜数日で完了します。

STEP
オプション取引の利用を申請する

オプションは通常の株式取引とは別に、取引権限の申請(投資経験や資産状況の確認)が必要です。売り(ショート)を行う場合は、より高い区分の承認が求められます。

STEP
米ドルを入金・両替する

取引は米ドル建てのため、円を入金して米ドルに両替します。為替手数料や為替変動の影響も考慮しておきましょう。

STEP
銘柄・限月・権利行使価格を選んで注文する

オプションチェーン(気配一覧)から、原資産・満期(限月)・権利行使価格・コール/プットを選び、買い/売りを発注します。まずは少額・買いから試すのが安全です。

米国株オプションの手数料の目安

米国株オプションの手数料は、「1枚(1contract)あたり◯ドル」という枚数課金が主流です。日本株の株価に対する料率とは考え方が異なります。

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コスト項目目安備考
売買手数料1枚あたり$0.55〜$0.65前後会社・プランにより異なる。最低手数料が別途かかる場合あり
権利行使/割当無料〜数ドル会社による
為替コスト円⇔ドルのスプレッド入出金・両替時に発生
取引所手数料数十セント程度売買手数料に含む/別建ては会社次第

たとえば1枚$0.65の会社で10枚売買すれば、往復で概算$13程度。手数料は決して高くありませんが、枚数を増やすほど、そして頻繁に回すほど積み上がる点は意識しておきましょう。

米国株オプションの税金は原則「雑所得」

見落としやすい最重要ポイントです。日本居住者が米国株オプションで得た利益は、原則として「雑所得」=総合課税(最大約55%)の対象になります。日本の株価指数オプション(申告分離課税20.315%)とは扱いが大きく異なります。

総合課税は給与などと合算して累進課税されるため、利益が大きいほど税率が上がります。「手数料は安いのに、税金で差がついた」という事態になりがちです。損益通算や必要経費の扱いも含め、取引を始める前に税務を理解しておくことが欠かせません。詳しくは米国株オプション取引の税金の記事で解説しています。

米国株オプションの代表的な戦略

米国株オプションでよく使われる、代表的な3つの戦略を紹介します。

  • カバードコール:保有株に対してコールを売り、プレミアム(オプション料)を受け取る。値上がり益は上限で頭打ちになる代わりに、横ばい〜緩やかな上昇局面で収益を上乗せできる
  • キャッシュ・セキュアード・プット:買いたい株のプットを売り、下がれば安く買え、下がらなければプレミアムを得る。現金を確保したうえで行う守りの売り戦略
  • ロングコール/ロングプット:方向性に賭ける買い戦略。損失はプレミアムに限定され、当たれば大きい
図:カバードコール(保有株+コール売り)の損益イメージ
損益 株価 コールの権利行使価格 利益は上限で頭打ち 損益分岐点

保有株の値上がり益を一部あきらめる代わりに、コール売りのプレミアム分だけ損益分岐点が下がり、横ばい相場でも収益を得られます。

いずれの戦略も、コール・プットの基本を押さえたうえで使うのが前提です。特に「売り」戦略は、想定を超える急変で損失が大きく膨らむリスクがあるため、証拠金とリスク管理を徹底してください。

米国株オプションのメリット・デメリット

ここまでの内容を踏まえ、米国株オプションのメリットとデメリットを整理します。戦略の自由度や流動性という大きな魅力がある一方で、税制や為替など日本の投資家ならではの注意点もあります。両方を把握したうえで取り組むことが、長く続けるコツです。

メリット
  • 個別株にもオプションがある。保有株のカバードコールや決算プレーなど戦略の幅が広い
  • 世界最大級の流動性。狭いスプレッドで約定しやすく、大口でも扱いやすい
  • 満期が豊富(週次・0DTE)。短期から中期まで柔軟に戦略を組める
  • 少額から始められる商品もある。SPYやXSPなら指数オプションを小さいサイズで扱える
デメリット・注意点
  • 税制が不利になりやすい。利益は原則「雑所得(総合課税・最大約55%)」で、日本の指数オプションの分離課税より重くなる場合がある
  • 為替リスク。米ドル建てのため、円高になると円換算の損益が目減りする
  • 取引時間が日本の夜〜早朝。米国市場時間に合わせるため、生活リズムと合わないことがある
  • 「売り」は損失が大きくなり得る。プレミアム収入と引き換えに、急変時のリスクを負う
  • 情報が英語中心。銘柄分析やイベント情報は英語ソースが主になる

総合すると、米国株オプションは戦略の自由度と流動性が魅力ですが、税・為替・取引時間という日本特有のハードルを踏まえた運用が求められます。まずは少額で慣れながら、自分の投資スタイルや生活リズムに合うかを見極めていくのが現実的です。

ICHIZEN Capitalの視点|需給(GEX・IV)から米国株オプションを読む

ICHIZEN Capitalは、オプションのOI(建玉)・GEX(ガンマエクスポージャー)・IV(インプライドボラティリティ)・スキューから、市場参加者のポジションとディーラーのヘッジフローを読む手法を実践しています。この視点は、米国株オプション—とくにS&P500(SPX)—で特に効果を発揮します。

SPXは世界最大級の建玉が積み上がるため、ディーラーのガンマヘッジが価格の”効きどころ”を作りやすいのが特徴です。GEXが大きくプラスの水準では値動きが抑制されやすく、マイナスに転じる水準では下落が増幅されやすい—といった需給の偏りを、建玉分布から推測できます。近年は0DTE(当日満期)取引の拡大で、こうしたイントラデイの需給の影響がさらに大きくなっています。

また、IVスマイルやスキューの形からは「市場が下落をどれだけ警戒しているか」が読み取れます。単に”やり方”を追うのではなく、こうした需給・ボラティリティの分析を戦略に組み合わせることが、他の解説記事にはないICHIZENの差別化です。日経225で培ったこの分析を、流動性の大きい米国株オプションに応用すると、エントリー水準やヘッジ設計の精度を高められます。

木田 陽介

米国株オプションは”始め方”の情報はあふれていますが、勝ち負けを分けるのは需給の読みです。GEXやIVは無料ツールでも一部見られます。まずは少額で経験を積みつつ、SPXのGEX分布やIVスキューを毎日眺める習慣をつけると、相場の”効きどころ”が体感で分かるようになります。

需給・ボラの読み方を基礎から学ぶには

ICHIZEN Capital 天底のわかるトレードスクール(無料)

この記事で見てきたGEXやIV・スキューの読み方は、相場の天井・底(天底)の目星をつけるための土台です。米国株オプションでも、この需給の読みをエントリーやヘッジの判断に落とし込めるかどうかで結果が変わります。ただ、記事の知識を実際の判断に活かすには、体系立てて練習するのが近道です。

ICHIZEN Capitalが運営する「天底のわかるトレードスクール」では、まさにこの記事で扱った需給・ボラティリティの読み方を、実際のトレードに落とし込む形で基礎から学べます。具体的には、次のような内容を扱っています。

無料スクールで学べること
  • 建玉(OI)や過熱感を示すIV、ガンマの節目といったオプションデータから、相場がどのあたりで天井や底をつけやすいのかの目星をつけ、根拠を持ってエントリーやヘッジを判断する分析を学べます。
  • コール・プットの基礎からプレミアム(本質的価値と時間的価値)、損益図の読み方、そして建玉や満期から天底を見立てるところまで、4つのステップで段階的に積み上げる構成です。
  • 本記事で触れたSPXなど指数オプションのヘッジ・インカム設計も、この流れの中で実践的に扱っています。
  • 「天底を確実に当てる魔法」ではなく、予想が外れたときに損失をどう限定するかというリスク管理の考え方まで含めて学べます。
  • 受講料は0円(メールアドレスの登録のみ)で、無料のウェビナーも用意されています。

相場である以上、予想が外れることは当然あります。だからこそ、当てにいくだけでなく損失を限定する考え方まで学べるのがこのスクールの特徴です。まずは中身をひととおり見て、自分に合いそうかを確かめてから続けるかどうかを決めれば大丈夫です。

よくある質問

米国株オプションとは何ですか?

米国の個別株(Apple・NVIDIAなど)や株価指数(S&P500など)、ETF(SPY・QQQ)を原資産とするオプション取引です。コール(買う権利)とプット(売る権利)を売買します。日経225オプションと違い、個別株にもオプションがあり、満期の種類や流動性が豊富なのが特徴です。

日本の証券会社で米国株オプションは取引できますか?

moomoo証券・Webull証券・サクソバンク証券・Interactive Brokersなどで取引できます。SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券は、米国株の現物は扱っていても米国株”オプション”は取り扱っていないのが現状です(2026年8月時点)。

日経225オプションと何が違いますか?

大きな違いは3点です。(1)米国株オプションは個別株にもあり戦略の幅が広い、(2)0DTEや週次満期が豊富で短期戦略が組みやすい、(3)税制が異なり、米国株オプションは原則「雑所得(総合課税)」で日経225の分離課税とは扱いが違います。

米国株オプションの税金はどうなりますか?

日本居住者の場合、米国株オプションの利益は原則「雑所得」として総合課税(最大約55%)の対象になります。日本の株価指数オプションの申告分離課税(20.315%)とは異なり、利益が大きいほど税率が上がる点に注意が必要です。詳細は税金の解説記事も参照してください。

手数料はいくらですか?

「1枚(1contract)あたり$0.55〜$0.65前後」という枚数課金が主流です。加えて円⇔ドルの為替コストや、会社によっては最低手数料がかかります。枚数が多く、頻繁に取引するほどコストは積み上がります。

少額でも始められますか?

始められます。指数オプションでもSPY(SPXの約10分の1)やXSP(SPXのミニ版)ならサイズが小さく、少額から扱えます。まずは「買い」から少額で始めれば、損失は支払ったプレミアムに限定できます。

初心者でも大丈夫ですか?

仕組みを理解すれば初心者でも取り組めますが、最初は「買い」戦略(損失がプレミアムに限定される)から少額で始めるのが安全です。「売り」戦略は損失が大きくなり得るため、経験と証拠金・リスク管理が整ってから検討しましょう。

0DTE(当日満期)とは何ですか?

その日のうちに満期を迎えるオプションのことです。米国のSPXなどでは毎営業日0DTEが取引でき、短期の値動きを狙う戦略に使われます。時間的価値の減少が非常に速いため、値動きも激しく、上級者向けの側面があります。

まとめ

この記事のまとめ
  • 米国株オプションは、個別株・指数・ETFに対応し、0DTEや週次満期が豊富で世界最大級の流動性を持つ
  • 日本の個人はmoomoo証券・Webull証券・サクソバンク証券・IBで取引可能。手数料は1枚$0.55〜$0.65前後が目安
  • ★税金は原則「雑所得(総合課税・最大約55%)」。日経225の分離課税とは異なり、事前確認が必須
  • 勝敗を分けるのは需給の読み。GEX・IV・スキューでSPXの”効きどころ”を分析するのがICHIZEN流。まずは少額の「買い」から

米国株オプションは、個別株にも使える戦略の幅・豊富な満期・巨大な流動性という魅力がある一方で、雑所得という税制や為替リスク、米国時間での取引といった注意点もあります。まずは日本語対応の証券会社で口座を開き、SPYやXSPなどの少額商品を「買い」から試すのが現実的な第一歩です。そのうえで、GEXやIVといった需給分析を戦略に取り入れていけば、単なる”やり方”の一歩先—相場の効きどころを読む取引—へ進んでいけます。

参考文献

(※1)Cboe Global Markets(公式)

(※2)国税庁|先物取引に係る雑所得等の課税の特例

※当サイトの情報は投資判断の参考となる一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品・取引所への投資や取引を勧誘するものではありません。オプション取引にはリスクが伴い、特に売り建てでは損失が大きくなる場合があります。税制の取り扱いは個々の状況により異なるため、最終的な判断・確認はご自身および税務専門家の責任で行ってください。

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