オプション取引はやばい?大損事例と5つの回避法をプロが徹底解説【2026年最新】

ICHIZEN Capitalのイチ押しポイント!


  • 「やばい」の正体は売り手の損失無限大リスクと急変動
    • オプションの売り手は理論上損失が無限大。2024年8月の暴落ではプット売りに巨額追証が発生した
    • 一方で買い手の損失はプレミアム(掛け捨て)に限定される。売りと買いでリスクの質がまったく違う
  • 実際の大損事例|東日本大震災で追証1,278万円・令和ブラックマンデーで18倍急騰
    • 2011年の震災ではプレミアム12円→1,490円に急騰し、証拠金300万円に対し追証が発生
    • 2024年8月5日は日経平均が過去最大の4,451円下落。プット買いは約18倍のリターンに
  • 大損を避ける方法|初心者は買いから・資金管理・スプレッド活用
    • 損失が限定される「買い」から始め、証拠金は余裕をもって管理する
    • スプレッド戦略で最大損失を事前に確定でき、追証リスクも抑えられる
  • 税金と仮想通貨オプション|上位記事が見落とす2つの盲点
    • 国内取引所取引は申告分離課税20.315%で損失繰越3年可能。海外業者は総合課税で最大55%
    • 仮想通貨オプション(Deribit・SBI VCトレード等)は雑所得扱い。課税方式が異なる点に注意
木田 陽介

オプション取引は「やばい」と怖がるだけでは判断できません。実際に売り手と買い手でリスクの構造がまったく違うので、そこを切り分けて理解すれば合理的に使える金融商品です。この記事では実際の暴落データと具体的な金額を出して、やばい部分と使える部分を正直に切り分けます。

木田 陽介
(株)ICHIZEN HOLDINGS

代表取締役

この記事の執筆者/監修者

2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。

監修 木田 陽介
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役

2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。

目次

オプション取引が「やばい」と言われる5つの理由

オプション取引が「やばい」と言われる最大の理由は、売り手の損失が理論上無限大になりうることです。株式投資や投資信託では、最悪でも投資額がゼロになるだけですが、オプションの売りでは投資額を超える損失が発生しえます。

ただし「やばい」は売り手のリスクに偏った表現で、買い手の損失はプレミアム(オプション料)に限定されます。やばいかどうかは「売りか買いか」で根本的に異なるのです。ここでは具体的に5つの理由を整理します。

この章の内容
  • 売り手の損失が理論上無限大になる構造
  • 満期日がありポジションを持ち続けられない
  • プレミアムが一瞬で急変動する
  • 追証(おいしょう)が払えず借金になるリスク
  • 仕組みが複雑で判断ミスが起きやすい

売り手の損失が理論上無限大

オプション取引の「やばさ」の核心がここです。コール(買う権利)の売り手は、原資産価格が上昇すればするほど損失が膨らみ、理論上は上限がありません。プット(売る権利)の売り手も、原資産がゼロに向かうまで損失が拡大します。

たとえば日経225のプットオプションを1枚売った場合、相場が急落してプレミアムが12円から1,490円に跳ね上がれば、損失は(1,490−12)×1,000=約148万円です。実際に東日本大震災のときにこの規模の損失が発生しました(※1)。売りで得られるプレミアム収入に対して、負けたときの損失が桁違いに大きくなる構造が、「やばい」と言われる最大の根拠です。

満期日がありポジションを持ち続けられない

株式であれば、含み損が出ても回復を待つ「塩漬け」という選択肢があります。しかしオプションには満期日(SQ日)があり、そこで強制的に決済されます。日経225オプションの場合は毎月第2金曜日が満期日です。

つまり「待てば戻るかもしれない」が通用しません。方向が当たっていても、タイミングがずれれば価値がゼロになります。特に買い手は、満期に向けて時間的価値が減っていく「タイムディケイ」の影響を受けるため、短期間で判断を迫られます。

プレミアムが一瞬で急変動する

オプションのプレミアム(価格)は、原資産の値動き以上に大きく変動します。これは「レバレッジ効果」とも呼ばれますが、株の信用取引や先物のレバレッジとは性質が異なります。

2024年8月5日の暴落では、日経225ETFのプットオプション(権利行使価格40,000円)のプレミアムが400円から7,170円へと約18倍に急騰しました(※2)。逆に言えば、このプットを売っていた投資家は一日で資産の大部分を失った可能性があります。相場が穏やかな時期は安定していても、急変時のインパクトが極めて大きいのがオプションの特徴です。

追証が払えず借金になるリスク

オプションの売りポジションには証拠金(SPAN証拠金)が必要です。相場が急変すると証拠金の追加差入れ(追証)を求められ、翌営業日までに入金できなければ強制決済されます。問題は、強制決済されても損失を賄いきれないケースがあることです。

2011年の東日本大震災後には、証拠金300万円に対して追証が1,278万円発生した計算例が報じられています(※1)。つまり投資額の4倍以上の負債を抱える事態が、現実に起きています。この「投資額を超える損失=借金リスク」が、株式投資にはないオプション売り特有の危険性です。

仕組みが複雑で判断ミスが起きやすい

オプションの価格は、原資産の値動き(デルタ)だけでなく、時間の経過(セータ)、ボラティリティの変化(ベガ)、金利など複数の要素で動きます。株式のように「上がるか下がるか」だけで判断できません。

方向は当たったのにボラティリティの低下で利益が出なかった、という失敗は初心者に多いパターンです。仕組みを十分に理解しないまま取引を始めることが、大損の最大の原因です。「戦略なきオプション取引はギャンブルと同じ」という指摘は、的を射ているでしょう。

実際にあった大損事例|具体的な数字で見る

「やばい」がどの程度やばいのか、過去の実例を具体的な数字で確認します。オプション取引で大損が発生するのは、ほぼすべてが「売り」ポジションかつ「相場の急変」のときです。

東日本大震災(2011年3月)|プット売りで追証1,278万円

2011年3月14日、東日本大震災の翌営業日に日経平均は約10,600円から約7,800円へと約26%の暴落を記録しました。このとき、日経225プットオプション(権利行使価格9,000円)を売っていた投資家に壊滅的な損失が発生しています(※1)。

プレミアムは12円から1,490円へ急騰。証拠金300万円で10枚を売っていた場合、損失は(1,490−12)×1,000×10枚=約1,478万円。証拠金を差し引いても約1,178万円の追証が発生する計算です。「数十万円のプレミアム収入を得るために、千万円単位の借金を背負う」という構図がここにあります。

2024年8月5日「令和のブラックマンデー」|買い手は18倍・売り手は壊滅

2024年8月5日、日経平均は前日比−4,451円(−12.4%)という過去最大の下落幅を記録しました。金融庁の分析レポートでも「相場変動の主因」として取り上げられた歴史的な暴落です(※3)。

このとき、日経225ETFのプットオプション(権利行使価格40,000円)のプレミアムは400円から7,170円へと約18倍に急騰しました(※2)。プットを買っていた投資家にとっては「やばいほど儲かった」日ですが、プットを売っていた投資家には巨額の追証が発生しました。

この事例が示しているのは、「やばい」はポジション次第でプラスにもマイナスにも振れるということです。売り手と買い手のリスクの非対称性を理解することが、オプション取引の第一歩と言えるでしょう。

オプション取引の基本的な仕組み|4つのポジションとリスク構造

オプション取引は「買う権利(コール)」と「売る権利(プット)」を売買する取引で、ポジションは4種類あります。それぞれの最大利益・最大損失が異なるため、ここで正確に理解しておくことが重要です。

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ポジション内容最大利益最大損失証拠金
コール買い値上がりで利益を狙う理論上無限大プレミアムに限定不要(代金のみ)
コール売り値上がりしなければプレミアム収入プレミアムに限定理論上無限大SPAN証拠金
プット買い値下がりで利益を狙う原資産がゼロまでプレミアムに限定不要(代金のみ)
プット売り値下がりしなければプレミアム収入プレミアムに限定原資産がゼロまで拡大SPAN証拠金

表を見れば明らかですが、「やばい」のは主に売り手のポジションです。買い手はプレミアム(掛け捨ての保険料のようなもの)を失うだけで済みますが、売り手は相場が逆に動くと損失が急速に拡大します。

日経225オプションの場合、取引単位は日経平均×1,000倍です。日経平均が1,000円動けば、1枚あたり100万円の損益が発生します。このレバレッジの大きさが、「やばい」という印象に直結しています。

オプション取引のメリット|「やばいほど使える」側面

「やばい」にはネガティブな意味だけでなく、「やばいほど優れている」という意味もあります。オプション取引にはリスクだけでなく、他の投資手段にはない合理的なメリットがあります。

オプション取引のメリット
  • 買い手は最大損失がプレミアムに限定される(掛け捨て保険と同じ構造)
  • 少額の資金でレバレッジを効かせた取引が可能
  • 相場が動かない「横ばい局面」でも利益を狙える戦略がある
  • 保有株のヘッジ(保険)として使える
  • 国内取引所取引なら申告分離課税20.315%で損失繰越3年が可能

特に注目すべきは「買い手の損失限定」という性質です。先の令和ブラックマンデーの例で言えば、プットを1枚400円(=40万円)で買っていた場合、最悪でも40万円の損失で済みます。しかし暴落が来れば7,170円(=717万円)になるポテンシャルがあります。

また、保有株の下落リスクをプット買いでヘッジする使い方は、機関投資家が日常的に行っている手法です。オプション自体が危険なのではなく、「仕組みを理解せずに売りから入ること」が危険なのです。

大損しないための5つのリスク管理術

オプション取引で大損した事例のほとんどは、リスク管理の不備が原因です。以下の5つを守れば、「やばい」状況に陥るリスクを大幅に下げられます。

初心者は「買い」から始める

最大損失がプレミアムに限定される「買い」から始めることが鉄則です。売りはプレミアム収入が安定的に入るため魅力的に見えますが、相場急変時の損失が桁違いです。まずはコール買い・プット買いで相場の値動きと自分の判断精度を確認しましょう。

余裕をもった証拠金管理

売りポジションを持つ場合、SPAN証拠金の最低額ギリギリで取引しないことが重要です。証拠金は日々変動し、相場急変時には一気に跳ね上がります。最低額の2〜3倍の資金を口座に入れておくことで、追証による強制決済を避けられます。

スプレッド戦略で最大損失を確定させる

同じ原資産・同じ満期日で、異なる権利行使価格のオプションを組み合わせる「スプレッド戦略」を使えば、売り手でも最大損失を事前に確定できます。たとえばプットを1枚売ると同時に、より低い権利行使価格のプットを1枚買う「ブルプットスプレッド」なら、損失は2つの権利行使価格の差額に限定されます。

プレミアム収入は減りますが、追証リスクが大幅に下がるため、実用的なリスク管理手法です。

損切りラインを事前に決める

「もう少し待てば戻るかもしれない」は大損のパターンです。ポジションを持つ前に「プレミアムが○○円を超えたら決済する」と損切りラインを決め、機械的に実行することが重要です。特に売りポジションでは、損切りの遅れが致命傷になります。

ポジションサイズを抑える

投資資金全体の10〜20%以内にオプション取引の資金を抑えることが、破産を防ぐ最も確実な方法です。1回の取引で全資金を投入するのは、ギャンブルと変わりません。複数回負けても退場しない資金配分が、長期で生き残るための大前提です。

日本でオプション取引ができる証券会社

日経225オプションを扱う主な証券会社と手数料を比較します(2026年7月時点)。証券会社によって手数料体系が異なるため、取引頻度や1回あたりの取引規模に応じて選ぶのが合理的です。

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証券会社日経225オプション手数料ミニオプション特徴
SBI証券売買代金×0.198%(最低198円)対応SBI株オプション(OTC・個別株対象1,500銘柄超)も提供
楽天証券売買代金×0.198%(最低198円)対応取引ツール「マーケットスピード」が充実
松井証券1枚220円対応売り建て対応・定額で分かりやすい
マネックス証券1枚あたり定額対応ミニオプションの取扱いあり
立花証券約定代金×0.11%(最低165円)手数料が最安水準

初心者は口座開設のハードルが低く、ツールが使いやすいSBI証券・楽天証券・松井証券のいずれかが選びやすいでしょう。なお、オプション取引口座は総合口座とは別に申し込みが必要で、審査(投資経験や資産状況の確認)があります。

ICHIZEN Capitalの視点|仮想通貨オプションと税金の盲点

上位記事の多くは日経225オプションの解説で終わりますが、近年はビットコインをはじめとする仮想通貨オプションの市場が急成長しています。そして税金の扱いが日経225オプションとまったく異なる点は、ほとんどの記事が触れていません。ここでは事業者・税務の視点から、見落とされがちな2つの盲点を整理します。

仮想通貨オプションの現状|Deribit・SBI VCトレード

暗号資産のオプション取引で世界最大のシェアを持つのはDeribit(デリビット)です。ビットコインやイーサリアムのオプションを取引できますが、日本居住者は原則としてDeribitを直接利用できない点に注意が必要です。

国内では、SBI VCトレードがビットコインオプションの取扱いを開始しています(※4)。国内業者を使えば金融庁の監督下で取引でき、トラブル時の保護が期待できます。ただし取扱銘柄や流動性は海外に比べて限定的です。暗号資産の取引所選びについては、海外取引所おすすめの記事も参考にしてください。

税金の落とし穴|国内取引所取引 vs 海外業者 vs 仮想通貨

オプション取引の税金は、取引の種類と取引場所で課税方式がまったく異なります。ここを間違えると確定申告で大きな損をする可能性があるため、正確に理解しておきましょう。

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取引の種類課税方式税率損益通算損失繰越
国内取引所取引(日経225オプション等)申告分離課税20.315%FX・先物等と可能3年間可能
海外業者経由のオプション取引総合課税(雑所得)最大55%同じ雑所得内のみ不可
仮想通貨オプション総合課税(雑所得)最大55%同じ雑所得内のみ不可

国内の日経225オプションは申告分離課税20.315%で一律課税され、FX・先物取引との損益通算や3年間の損失繰越が可能です(※5)。これは投資家にとって有利な制度です。

一方、海外業者を使ったオプション取引や仮想通貨オプションは総合課税(雑所得)扱いとなり、他の所得と合算して累進税率(最大55%)が適用されます。損失の繰越もできません。同じ「オプション取引」でも、どこで何を取引するかで手取りが大きく変わるのです。仮想通貨の税金の全体像は、仮想通貨の税金の記事で詳しく解説しています。

木田 陽介

オプション取引の「やばさ」は、取引の仕組みだけではなく税金にもあります。国内の取引所取引なら20.315%で済むものが、海外業者や仮想通貨経由だと最大55%。利益が大きくなるほどこの差が効いてきます。「儲かった!」と喜ぶ前に、課税方式を確認する習慣をつけてください。

よくある質問

オプション取引がやばいと言われるのはなぜですか?

最大の理由は売り手の損失が理論上無限大になりうることです。相場の急変時にプレミアムが数十倍に跳ね上がり、証拠金を超える追証が発生した事例が実際にあります。ただし買い手の損失はプレミアムに限定されるため、売りと買いでリスクの質がまったく異なります。

オプション取引で大損した人の実例はありますか?

あります。2011年の東日本大震災では、日経225プットの売りで証拠金300万円に対し追証が1,278万円発生した計算例が報じられています。2024年8月5日の暴落でもプット売り投資家に巨額追証が発生しました。いずれもオプションの「売り」ポジションでの損失です。

オプション取引で借金を背負うことはありますか?

はい、売りポジションでは投資額を超える損失が発生し、追証が払えなければ借金になる可能性があります。買いポジションではプレミアム以上の損失は発生しないため、借金リスクはありません。売りを行う場合は証拠金に十分な余裕を持つことが必須です。

オプション取引はギャンブルと何が違いますか?

オプションはデルタ・ベガ・セータなどの指標で理論的にリスクを計算でき、スプレッド戦略で損失を事前に限定できる点がギャンブルと異なります。ただし、仕組みを理解せず「上がるか下がるか」だけで取引すれば実質的にギャンブルと同じです。戦略の有無が分かれ目です。

オプション取引の売りはなぜ損失が無限大になるのですか?

コールの売り手は「一定価格で買う権利」を相手に与えるため、原資産が際限なく上がれば差額をすべて負担しなければなりません。株価に上限はないため、理論上は損失が無限大です。プットの売り手も、原資産がゼロに向かうまで損失が拡大します。

オプション取引で初心者が大損しないためにはどうすればいいですか?

最大損失がプレミアムに限定される「買い」から始め、投資資金全体の10〜20%以内に抑えることが基本です。売りを行う場合はスプレッド戦略で最大損失を確定させ、損切りラインを事前に決めて機械的に実行しましょう。仕組みを十分に理解してから取引を始めることが最も重要です。

オプション取引の税金はいくらですか?確定申告は必要ですか?

国内取引所取引(日経225オプション等)は申告分離課税で一律20.315%、損失繰越も3年間可能です。海外業者経由や仮想通貨オプションは総合課税(最大55%)で損失繰越ができません。給与所得者は年間の利益が20万円を超えると確定申告が原則必要です。

オプション取引はいくらから始められますか?

日経225ミニオプションなら、プレミアムが数千円〜数万円の銘柄もあるため、数万円から始められます。通常の日経225オプションの買いでも、プレミアムが安い銘柄なら10万円以下で1枚購入可能です。ただし売りポジションにはSPAN証拠金が必要で、数十万円以上の資金が求められます。

オプション取引の追証が払えないとどうなりますか?

期限までに追証を入金できなければ、証券会社によりポジションが強制決済されます。強制決済でも損失を賄いきれない場合は、不足額が債務として残ります。最終的に返済が困難な場合、自己破産を検討することになりますが、投機による債務でも裁量免責が認められるケースはあります。

まとめ|オプション取引は「やばい」が、仕組みを知れば使える

オプション取引が「やばい」と言われるのは事実であり、売り手の損失が無限大になりうる構造、追証による借金リスク、プレミアムの急変動は、他の投資にはない危険性です。2011年の東日本大震災や2024年8月5日の暴落では、実際に証拠金の数倍の追証が発生しています。

しかし、買い手の損失はプレミアムに限定され、スプレッド戦略で売り手の最大損失も確定できます。オプション取引の「やばさ」は、仕組みを知らずに売りから入ることに集中しています。初心者は買いから始め、資金管理を徹底し、仕組みを十分に理解してから取引を拡大していくのが合理的なアプローチです。

税金面も見落とせません。国内の取引所取引なら申告分離課税20.315%で損失繰越も可能ですが、海外業者や仮想通貨オプションは総合課税で最大55%になります。「どこで何を取引するか」まで含めて、オプション取引の全体像を把握しておきましょう。

参考文献

1. マネーボイス「東日本大震災後のオプション市場」https://www.mag2.com/p/money/406278
2. JPX 北浜投資塾「プットオプション買い戦略の実例(2024年8月)」https://www.jpx.co.jp/ose-toshijuku/column/putoption/03.html
3. 金融庁「2024年8月の相場変動分析」https://www.fsa.go.jp/common/about/kaikaku/fsaanalyticalnotes/20250108/02.pdf
4. SBI VCトレード「暗号資産オプション」https://www.sbivc.co.jp/columns/content/lre5ypjzp
5. 国税庁 No.1522「先物取引に係る雑所得等の課税の特例」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1522.htm
6. 松井証券「オプション取引のリスク」https://www.matsui.co.jp/fop/options/about/risk.html

※当サイトの情報は投資判断の参考となる一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。オプション取引にはリスクが伴い、投資額を超える損失が発生する可能性があります。税制は変更される場合がありますので、最新の情報は国税庁・各証券会社の公式情報でご確認ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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