ビットテンソル(Bittensor/TAO)とは?買い方・国内取引所・将来性|2026年1月にBinance Japanが国内初上場しTAO/JPYで買え、半減期は2025年12月15日に発動済みという事実をチェーンで実測し忖度なく解説【2026年最新】

ICHIZEN Capitalのイチ押しポイント!
- ビットテンソル(TAO)は2026年1月9日から国内で買えます。「国内取扱いなし」と書く解説は上場前の情報です
- Binance Japanが国内初として上場し、TAO/JPYで日本円のまま購入できます。海外取引所へ送金する必要はありません
- ただし取扱いはこの1社だけ。JVCEAの取扱一覧でも取扱会員数は「1」と記載されています
- 半減期は「これから」ではなく、2025年12月15日にすでに終わっています
- 当メディアがブロックチェーンへ直接照会したところ、通過1日前は0.9992 TAO/ブロック、1日後は0.4763 TAO/ブロックでした。発行が半分に落ちる瞬間が記録に残っています
- 直近24時間の新規発行はちょうど3,600 TAO=0.5000 TAO/ブロック。次の半減期は当メディアの試算で2030年ごろです
- 発行上限は2,100万TAO。ビットコインとまったく同じ数字で、「21万枚」ではありません
- チェーン上の発行済みは約1,112万TAO(上限の約53.0%)。当メディアがJVCEAの原本とチェーンの両方で2,100万を確認しました
- 128個のサブネットがAIモデルを競わせ、Yuma Consensusという仕組みで成績に応じてTAOが配られます
- 価格は約201.63ドル・時価総額は約19.4億ドルで41位。最高値からは約73.4%下落しています
- 天井は2024年3月7日の757.60ドルで、現在はおよそ3.8分の1。直近1年でも約53.5%下げています
- 国内での登録名は「ビットテンサー」で、「ビットテンソル」ではありません。JVCEAの概要説明書で確認できます
木田 陽介ビットテンソルは、日本語の解説と実態のズレが最も大きい銘柄の1つです。忖度なく言うと、「ビットテンソルとは」で出てくる記事の多くが「国内取引所では買えないので海外取引所を使いましょう」と書いたままになっています。2026年1月にBinance Japanが上場し、いまは日本円で直接買えます。半減期についても「2025年12月に来る」で止まっている記事が目立ちますが、もう終わりました。この記事では、チェーンへの直接照会・JVCEAの原本・各取引所の公開APIを当メディアが自分であたって確認した内容だけを書きます。発行が1.0から0.5へ落ちた瞬間も、実測でお見せします。


監修 木田 陽介
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役
2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。
ビットテンソル(Bittensor/TAO)とは?基本情報
ビットテンソルは、世界中の参加者にAIモデルを競わせ、成績の良かった参加者へ報酬を配る分散型ネットワークです。その報酬として使われるトークンがTAOにあたります。OpenAIやGoogleのような1社がAIを抱え込む構造に対して、AIの開発と提供を市場のかたちで開こうという設計になっています(※8)。
まず、この記事での呼び方を整理します。日本国内での登録名は「ビットテンサー」です(※1)。一方で、日本語の検索では「ビットテンソル」という表記のほうが広く使われています。本記事は検索で使われている「ビットテンソル」を原則としつつ、国内の制度上の話に触れる箇所では「ビットテンサー」を併記します。英語表記はBittensor、ティッカーはTAOで、こちらは表記のゆれがありません。
| 項目 | 内容(2026年7月時点) |
|---|---|
| 名称 | Bittensor(ビットテンソル)/国内の登録名は「ビットテンサー」(※1) |
| ティッカー | TAO |
| ジャンル | 分散型AI(AIモデルの学習・推論に報酬を配るネットワーク) |
| 発行主体 | Opentensor Foundation(カナダの非営利財団)(※1) |
| 発行開始 | 2021年11月1日(※1) |
| 価格 | 約201.63ドル(約32,685円) |
| 時価総額 | 約19億3,520万ドル(約3,137億円)/暗号資産全体で41位 |
| 完全希薄化後時価総額(FDV) | 約42億3,435万ドル |
| 24時間出来高 | 約1億1,528万ドル |
| 循環供給量 | 約959万7,491(CoinGecko基準)/発行上限の約45.7% |
| チェーン上の発行済み量 | 約1,112万7,832(当メディアがチェーンへ直接照会)/上限の約53.0% |
| 発行上限 | 2,100万TAO(変更不可)/ビットコインと同じ数字(※1・※5) |
| ブロック報酬 | 0.5 TAO/ブロック(2025年12月15日の半減期以降) |
| 過去最高値(ATH) | 757.60ドル(2024年3月7日)/現在は約73.4%下落=およそ3.8分の1 |
| 過去最安値(ATL) | 30.83ドル(2023年5月14日) |
| 国内取引所での取扱い | あり(JVCEA一覧で取扱会員数1社=Binance Japan)/2026年1月9日に国内初上場 |
| 日本での税務上の扱い | 暗号資産(原則として雑所得・総合課税) |
価格・時価総額・順位・出来高・循環供給量・最高値はCoinGeckoの2026年7月16日時点のデータです(※2)。価格については、当メディアがBinance・Bybit・OKX・Bitget・Coinbase・Krakenの公開APIへ個別に照会し、201.86〜202.30ドルの範囲で一致することを確認しました(確認日:2026年7月16日。※6)。数値は日々動くため、最新値はご自身でもご確認ください。
名前の由来にも触れておきます。Bittensorは「bit(ビット)」と「tensor(テンソル=AIの計算で扱う多次元の数値の並び)」を組み合わせた造語です。ティッカーのTAOは、中国思想の「道(タオ)」に由来するとされます。国内の登録名が「ビットテンサー」になっているのは、英語の発音(テンサー)に寄せた読みを採ったためと考えられますが、その理由は公表されておらず、ここは当メディアの推測です。
ビットテンソルの仕組み|128個のサブネットがAIを競わせ、成績でTAOが配られる
検索意図の核はここです。ビットテンソルは「AIモデルの品質を採点し、成績順にTAOを自動で配り続けるネットワーク」だと理解すれば、ほぼ間違いありません。ビットコインが計算力に報酬を払うのに対し、ビットテンソルは知能の有用性に報酬を払うという置き換えになっています。順を追って分解します。
- サブネット|お題ごとの独立したAI競技場。当メディアのチェーン照会で上限128に対し128個が稼働
- 登場人物|マイナー(解答者)・バリデータ(採点者)・サブネットオーナー(出題者)の3者
- Yuma Consensus|採点者どうしの評価を突き合わせ、多数派から外れた採点を切り捨てる仕組み
- dTAO|2025年2月13日に稼働。どのサブネットへ報酬を流すかを、市場が決める形へ変わった
サブネット|お題ごとに分かれた128個の競技場
ネットワークの土台になるのがサブネットです。サブネットは「テキスト生成」「画像生成」「価格予測」「データ収集」といったお題ごとに独立した競技場で、それぞれが独自の採点ルールを持ちます(※8)。1つのチェーンの上に、目的の違う市場がいくつも並んでいる構造だと考えると分かりやすいでしょう。
数も実測しました。当メディアがビットテンソルのチェーンへ直接照会したところ、登録済みのネットワークは129件(識別番号0〜128)で、うち0番は全体をまとめるルートネットワークです(確認日:2026年7月16日。※5)。つまり実際のサブネットは128個になります。同時に確認した上限値(SubnetLimit)も128でした。枠がすべて埋まっている状態だということです。
枠が埋まっている点には、実務上の意味があります。新しいサブネットを作るには、既存のサブネットのどれかが押し出される必要があります(※8)。成績の振るわないサブネットは登録を失い、その枠が新しい挑戦者に渡る設計です。128という数字は「もう増えない」ではなく「入れ替え戦になっている」と読むのが正確でしょう。
マイナー・バリデータ・サブネットオーナー|3者の役割
各サブネットには、3種類の参加者がいます。役割が分かれていること自体が、この仕組みの肝です。
| 役割 | やること | 報酬 |
|---|---|---|
| マイナー(解答者) | 自分のAIモデルを動かし、送られてきたお題に回答を返す | 採点の結果に応じてTAOを受け取る |
| バリデータ(採点者) | 多数のマイナーへお題を送り、返ってきた回答を比べて点数(ウェイト)を付ける | 採点の質に応じてTAOを受け取る |
| サブネットオーナー(出題者) | そのサブネットの採点ルールそのものを設計・運営する | サブネットへ流れる報酬の一部を受け取る |
ここで当然の疑問が出ます。「採点者が身内をひいきしたら終わりではないか」という点です。この問題に答えるのがYuma Consensusになります。
Yuma Consensus|多数派から外れた採点を切り捨てる
Yuma Consensusは、採点そのものを採点する仕組みです。各バリデータが提出したマイナーの評価を1つの行列としてまとめ、ステーク量で重み付けした中央値を基準にします(※8)。そこから大きく外れた評価は切り捨てられ(クリッピング)、報酬の計算に反映されません。
この設計の効果は、インセンティブの向きにあります。バリデータは、他のバリデータと一致する評価を出したときに配当が増えます(※8)。身内のマイナーへ不当に高い点を付けても、他の採点者が同意しなければ切り捨てられ、自分の取り分が減るという構造です。「正直に採点したほうが得」という状態を、多数決ではなくステーク加重の中央値で作っていると言えます。
正確を期すために、混同しやすい点を1つ補足します。Yuma Consensusが決めるのは「AIの成績に対する報酬の配分」であって、ブロックそのものを作る仕組みではありません。ブロック生成の側について、JVCEAへ提出された概要説明書には「Proof of Authority(PoA)に基づき検証ノードがトランザクションの有効性を確認し、ブロックを生成する仕組み」と記載されています(※1)。報酬配分の層と、台帳を作る層は別物だということです。
dTAO|2025年2月に「どのサブネットへ配るか」を市場に委ねた
2025年の大きな変更が、dTAO(Dynamic TAO)です。2025年2月13日にメインネットへ導入されました(※9)。変わったのは「サブネットどうしの取り分をどう決めるか」という一段上の話です。
それ以前の問題から整理します。従来はルートネットワークの一部の大口バリデータが、どのサブネットへ報酬を流すかを事実上決めていました(※9)。身内びいきや、そもそも投票を真面目にやらないといった歪みが指摘されていた領域です。
dTAOはここを市場に置き換えました。サブネットごとに固有の「アルファトークン」と、TAOとの交換プールが用意されます(※9)。あるサブネットへTAOをステークすると、そのプールでアルファトークンへ交換される形になり、需要が集まったサブネットほどアルファの価格が上がり、報酬も多く流れます。「見込みがあると思うサブネットへ自分のTAOを賭ける」という行為が、そのまま報酬配分の投票になるという設計です。
裏を返せば、リスクの所在も変わりました。ステークしたサブネットが人気を失えば、そのアルファトークンは発行が続くぶん希薄化し、価値が機械的に下がります(※9)。単に預けて利回りを得る行為ではなく、個別のサブネットへの投資に近い性格を帯びたということです。当メディアがチェーンで確認した限り、発行済みTAOの約65.7%にあたる約731万TAOがステークされています(確認日:2026年7月16日。※5)。



仕組みの話でつまずきやすいのは、ステークの意味だと思います。他の銘柄なら「預けて年利◯%」で終わる話ですが、ビットテンソルのステークはdTAO以降、どのサブネットに賭けるかを選ぶ行為になりました。選んだサブネットが伸びれば取り分が増え、廃れれば持っているアルファが薄まっていきます。表面の利回りだけ見て入ると、意味が違うところで損益が動きます。TAOをそのまま持つのと、サブネットへステークするのは、別の商品だと考えたほうが実態に合います。
【実測】ビットテンソルの半減期は2025年12月にすでに終わっている
ここが、多くの日本語記事が止まっている場所です。ビットテンソルの初回半減期は「これから来る」ものではありません。2025年12月に発動し、新規発行はすでに半分になっています。当メディアがチェーンへ直接照会し、発行が落ちた瞬間を実測しましたので、順に示します。
半減期は「4年ごと」ではなく「発行量が上限の半分に届いたら」
まず、条件の誤解を解いておきます。「ビットコインと同じで4年ごとに半減期が来る」と書かれることがありますが、ビットテンソルの条件は年数ではありません。累計の発行量が上限2,100万TAOの半分、つまり1,050万TAOへ届いた時点で自動的に発動します(※13)。ブロックの高さでも日付でもなく、発行量が引き金だということです。
この違いは、実務に効きます。発行量が引き金である以上、時期は発行ペース次第で前後します。ビットテンソルではサブネットの登録時にTAOが焼却(リサイクル)されるため、その分だけ累計発行の伸びが鈍り、半減期は後ろへずれます。「4年ごと」というカレンダー的な理解では、次がいつ来るかを見誤ることになります。
当メディアの実測|発行が1.0から0.5へ落ちた瞬間がチェーンに残っている
報道を引き写すだけでは足りないため、当メディアがビットテンソルのアーカイブノードへ直接照会し、累計発行量を過去にさかのぼって二分探索しました。累計発行が1,050万TAOをはじめて超えたのは、ブロック7,103,975です(※5)。
| 項目 | 実測値 | 意味 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 1,050万TAO到達ブロック | 7,103,975 | 半減期の引き金が引かれたブロック | 2026/07/16 |
| そのブロックの時刻 | 2025年12月15日 13:31(UTC)=日本時間 12月15日 22:31 | チェーン上のタイムスタンプを直読 | 2026/07/16 |
| 直前ブロックの累計発行 | 10,499,999.69 TAO | 次のブロックで10,500,000.69へ=到達の瞬間 | 2026/07/16 |
| 到達の1日前→到達時の発行 | 0.9992 TAO/ブロック | 半減期前はおよそ1 TAO | 2026/07/16 |
| 到達→1日後の発行 | 0.4763 TAO/ブロック | 半分に落ちている | 2026/07/16 |
| 直近24時間の新規発行 | ちょうど3,600.0 TAO(=0.5000/ブロック) | 現在も半減後の水準が続く | 2026/07/16 |
| 直近30日の平均発行 | 0.4967 TAO/ブロック | 0.5をわずかに下回る=焼却分 | 2026/07/16 |
この表の読みどころは2つあります。1つは、到達の前後1日で発行が0.9992から0.4763へ落ちている点です。半減期が理屈ではなく実際に効いたことが、ネットワーク自身の記録として残っています。もう1つは、直近24時間の新規発行がちょうど3,600 TAOだった点になります。1日あたりのブロック数が約7,200であることから、0.5 TAO/ブロックがそのまま出ている計算です。
細かい話ですが、正直に書いておきます。直近30日の平均は0.4967 TAO/ブロックで、0.5をわずかに下回りました(※5)。サブネット登録時の焼却などで、発行された分の一部が消えているためと考えられます。ただし焼却の内訳まで当メディアは特定できておらず、ここは推測です。
チェーン上の項目をそのまま信じてはいけない点も、あわせて共有します。当メディアが照会したところ、ブロック報酬を示す項目(BlockEmission)は現在も「1.0」を返しました(確認日:2026年7月16日。※5)。しかし実際の発行は、上で測ったとおり0.5です。この項目はdTAO以降の実効値を反映していないと見られ、ここだけを読むと「報酬は1 TAOのまま」という誤った結論に至ります。数字は、項目名ではなく実際の増え方で確かめる必要があるということです。
なお、初回半減期の日付は情報源によって12月12日〜14日と揺れています。当メディアは、累計発行が1,050万TAOを超えたブロックのタイムスタンプという最も直接的な記録に基づき、2025年12月15日(UTC)と判断しました。
次の半減期はいつ?|当メディアの試算では2030年ごろ
次に気になるのは、当然この点でしょう。次の半減期は、累計発行が1,575万TAO(残りの半分をさらに発行し終える水準)へ届いたときです(※13)。当メディアがチェーンで確認した2026年7月16日時点の累計発行は約1,112万7,832 TAOなので、残りは約462万TAOになります。
| 項目 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在の累計発行(実測) | 約1,112万7,832 TAO | 上限2,100万の約53.0%(2026年7月16日) |
| 次の半減期の条件 | 累計発行 1,575万 TAO | 上限の75%にあたる水準 |
| 残り | 約462万 TAO | 当メディアが実測値から算出 |
| 現在の発行ペース | 約3,600 TAO/日 | 0.5 TAO/ブロック × 約7,200ブロック |
| 到達時期の試算 | 約1,284日後=2030年ごろ | 焼却分を無視した単純計算。実際はこれより後ろにずれる |
この試算の限界も明示します。上の計算は、発行ペースが0.5 TAO/ブロックのまま一定で、焼却がゼロだと仮定した単純な割り算です。実際には焼却の分だけ累計発行の伸びが鈍るため、次の半減期はこれより後ろへずれます。したがって「2030年ごろ」は幅を持った目安であり、確定した日付ではありません。正確な時期は誰にも言えない、というのが誠実な答えになります。



半減期の受け止め方について、忖度なく書きます。「半減期=価格が上がる」という語られ方をしますが、ビットテンソルの場合、供給が減った2025年12月から2026年7月までの間に価格は下げています。事実として、直近30日で約22.3%、直近1年で約53.5%のマイナスです。供給の蛇口が細くなることと、価格が上がることは別の話でした。むしろ実務で効くのは、半減期がもう終わっていて次は4年近く先だという点です。「半減期期待」を理由に買う根拠は、すでに使い切られていると考えたほうが現実に合います。
ビットテンソル(TAO)は日本で買える?|Binance Japanが国内初上場、日本円で買える
ここは、いま最も情報が古くなっている論点です。結論から言うと、ビットテンソルは日本の取引所で、日本円のまま買えます。「国内では買えないので海外取引所を使いましょう」と書かれた解説は、上場前の情報です。当メディアが協会の原本・取引所の告知・公開APIの3方向から確認した実態を示します。
JVCEAの取扱一覧では「1社」|〇が付いていたのはBinance Japanだけ
まず一次資料です。日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)は、会員各社が取り扱う暗号資産の一覧を公開しています。当メディアが2026年7月15日版のファイルを取得して調べたところ、TAOの取扱会員数は「1」と記載されていました(※1。確認日:2026年7月16日)。
この確認では、ティッカーならではの落とし穴を避ける必要がありました。「TAO」は他の銘柄の説明文にも紛れ込みやすく、部分一致で数えると無関係な記述まで拾ってしまいます。そのためセルの内容が「TAO」と完全に一致する行(94行目)だけを対象にし、さらに銘柄名の側からも照合しました。同ファイルに収録された銘柄別の概要説明書には、現地語の名称として「Bittensor」が明記されており、同名の別トークンではないことを確認しています(※1)。
取扱っている会社も特定しました。〇が付いていたのは会員番号1016の列だけで、巻末の会員一覧と突き合わせると「Binance Japan株式会社」です(※1)。TONのように一時停止を示す注記が入っている会員もなく、記載はきれいな1社のみでした。念のため、この列に〇が付いた銘柄を数えると65件で、Binance Japanが公表する取扱銘柄数と一致します。列の対応づけが正しいことの検算になります。
| JVCEA一覧(2026年7月15日版)の記載 | 内容 | 当メディアの確認 |
|---|---|---|
| TAOの取扱会員数 | 1 | 94行目に「TAO」と完全一致で記載 |
| 〇が付いた会員 | Binance Japan株式会社(会員1016)のみ | 会員番号の行と巻末の会員一覧を突き合わせて特定(※1) |
| 一時停止などの注記 | なし | 他の会員欄に注記もなし=取扱いは1社で確定 |
| 日本語の名称 | ビットテンサー | 現地語の名称は「Bittensor」/同名別トークンではないと確認 |
| 国内取扱い暗号資産数(全体) | 111銘柄 | 一覧のセルに記載された数値を直読 |
2026年1月9日にBinance Japanが国内初上場|TAO/JPYに対応
協会の表だけでは実態がつかめないため、取引所の告知も直接あたりました。Binance Japanは2026年1月9日17時(日本時間)にビットテンソルの現物取引を開始しています(※3)。国内の暗号資産交換業者でTAOが取り扱われるのは、これが初めてです(※4)。
ここが実務上いちばん重要な点になります。取引ペアはTAO/JPYとTAO/BTCの2つで、日本円の取引ペアに対応しています(※3)。同じBinance Japanでも、トンコイン(TON)はTON/BTCのみで日本円では買えません。ビットテンソルは先にビットコインを用意する必要がなく、日本円を入金してそのまま買えるということです。対象サービスは販売所・取引所での現物取引、自動購入(定期購入)、Binance Payとされています(※3・※4)。
他の国内事業者も、当メディアが公開APIへ個別に照会して確認しました。bitbank(62ペア)・GMOコイン(30銘柄)・bitFlyer(9市場)・BitTrade(93銘柄)・Zaif(56ペア)のいずれにもTAOは存在しません(確認日:2026年7月16日。※7)。Coincheckでは「tao_jpy」のレート照会がエラーになる一方、対照として送った「btc_jpy」は正常に応答しました。APIが落ちているのではなく、TAOを扱っていないという意味になります。
| 国内の事業者 | TAOの取扱い | 日本円で買えるか | 当メディアの確認方法 |
|---|---|---|---|
| Binance Japan | あり(2026年1月9日〜/国内初) | 買える(TAO/JPY) | 同社の告知・JVCEA一覧(※1・※3) |
| bitbank | なし | — | 公開APIで全62ペアを照会(※7) |
| GMOコイン | なし | — | 公開APIで全30銘柄を照会(※7) |
| bitFlyer | なし | — | 公開APIで全9市場を照会(※7) |
| BitTrade | なし | — | 公開APIで全93銘柄を照会(※7) |
| Coincheck | なし | — | tao_jpyがエラー・btc_jpyは正常応答(※7) |
| Zaif | なし | — | 公開APIで全56ペアを照会(※7) |
海外取引所の実測|Bybitは「先物だけ」で現物がない
海外も念のため実測しました。当メディアが各取引所の公開APIへ直接照会した結果は次のとおりです(確認日:2026年7月16日。※6)。ここには、価格比較サイトの表示だけでは見抜けない落とし穴が1つあります。
| 取引所 | 現物 | 先物 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| Binance | 稼働中(TAO/USDT ほか9ペア) | 稼働中 | 2026/07/16 |
| Bybit | なし(現物の取扱いなし) | 稼働中(無期限先物 TAOUSDT・TAOPERP) | 2026/07/16 |
| OKX | 稼働中(USDT・USDC・USD・EUR・TRY) | 稼働中 | 2026/07/16 |
| Bitget | 稼働中(USDT・USDC) | 未測定 | 2026/07/16 |
| Coinbase | 稼働中(TAO/USD) | 未測定 | 2026/07/16 |
| Kraken | 稼働中(TAO/USD・TAO/EUR) | 未測定 | 2026/07/16 |
落とし穴とは、Bybitのことです。当メディアがBybitの現物銘柄を全件照会したところ、TAOは1ペアも存在しませんでした。一方で無期限先物には対応しています(※6)。価格比較サイトの取引所名だけを見て「Bybitで買える」と書くと、現物を探しに行った方が見つけられないことになります。現物と先物は別物で、先物はレバレッジのかかったデリバティブです。
価格の裏取りにも、この実測を使いました。Binance 202.30ドル・Bybit(先物)202.18ドル・OKX 202.30ドル・Bitget 202.30ドル・Coinbase 202.00ドル・Kraken 201.86ドルと、いずれもほぼ同値で一致しています(※6)。BinanceのTAO/JPYは32,678円で、CoinGeckoの円換算(約32,685円)とも整合しました。
ビットテンソル(TAO)の買い方|国内で完結する2ステップ
買い方はシンプルです。ビットテンソルは国内で直接買えるようになったため、海外取引所を経由する必要がありません。これは、国内未上場のAI銘柄と比べたときのはっきりした利点になります。
- Binance Japanで口座を開く|2026年7月時点で、国内でTAOを取り扱っているのはこの1社だけです(※1)
- 日本円を入金してTAOを購入|TAO/JPYのペアがあるため、ビットコインを用意する手間はかかりません(※3)
海外取引所を使う場合は、手順と注意点が変わります。国内取引所でBTCやUSDTを買い、海外取引所へ送金してからTAOのペアで購入する流れです。送金に使うUSDTの基礎はUSDT(テザー)とはで解説しています。海外取引所の比較は海外取引所の比較記事をご覧ください。
自分のウォレットで保管する場合の注意点も挙げておきます。TAOはビットテンソル独自のチェーンのネイティブ通貨であり、イーサリアムなど別のチェーンのアドレスへ送ると資産を失います。取引所から出金する際は必ずビットテンソルのネットワークを選び、初回は少額でテスト送金をしてください。


送客先について、当メディアの立場を正直に記します。当メディアが挙げているBitgetは、TAOの現物をUSDT・USDCの2ペアで取り扱っています(当メディアがAPIで確認。2026年7月16日)。ただしこの銘柄に限れば、国内で日本円のまま買える以上、わざわざ海外へ送金する理由は薄いと考えます。国内なら送金ミスで資産を失う経路そのものが発生しません。優先度の都合で「海外で買うべき」と書いては、実測で語る意味がなくなります。そのうえでBitgetを候補として残す理由は、国内に上場していないサブネット関連の銘柄まで含めて扱う拠点としての総合力にあります。
\国内にない銘柄まで扱う拠点として総合力No.1/
ビットテンソルの将来性と注意点|「やめとけ」と言われる理由も含めて
投資判断はご自身で行っていただく前提で、当メディアは具体的な価格予想を示しません。そのかわり、判断材料になる事実を両側から並べます。まず、AI関連銘柄のなかでの位置づけから確認します。
| AI・分散型インフラ系の主な銘柄 | 時価総額 | 順位 |
|---|---|---|
| NEAR Protocol(NEAR) | 約26億7,000万ドル | 34位 |
| Bittensor(TAO) | 約19億3,520万ドル | 41位 |
| Internet Computer(ICP) | 約12億1,100万ドル | 60位 |
| Render(RENDER) | 約7億8,900万ドル | 80位 |
| Artificial Superintelligence Alliance(FET) | 約3億5,900万ドル | 121位 |
| Akash Network(AKT) | 約1億6,900万ドル | 184位 |
この表から読み取れるのは、規模の差です。ビットテンソルの時価総額は、Renderの約2.5倍、FETの約5.4倍、Akashの約11.4倍にあたります(2026年7月時点。※2)。「AI×暗号資産」というくくりのなかでは、最大級の1つだと言えるでしょう。国内で買えるAI銘柄という条件を加えると、選択肢はさらに絞られます。
- 発行上限が2,100万で変更できない|JVCEAの概要説明書でも「発行可能数の変更可否:不可」と明記。ビットコインと同じ希少性の設計(※1)
- 初回半減期を通過済み|新規発行は1.0から0.5 TAO/ブロックへ。当メディアがチェーンで実測(※5)
- 日本円のまま買える|2026年1月9日にBinance Japanが国内初上場。TAO/JPYに対応(※3)
- AI系で最大級の規模|時価総額41位。Renderの約2.5倍、FETの約5.4倍(※2)
- 発行済みの約65.7%がステーク中|約731万TAOがロックされ、売り圧が抑えられる構造(当メディアがチェーンで実測。※5)
- 最高値から約73.4%下落|757.60ドル(2024年3月7日)に対し現在は約201.63ドル=およそ3.8分の1。直近1年でも約53.5%のマイナス(※2)
- 半減後もインフレは続く|当メディアの実測で年約11.7%相当の新規発行。上限の約47%はまだ市場に出ていない(※5)
- 半減期という材料はもう使い切った|次は当メディアの試算で2030年ごろ。しかも供給が半減した後の7か月で価格は下げている
- 国内の取扱いが1社しかない|Binance Japanが取扱いをやめれば、日本円で買う経路は消える(※1)
- ブロック生成は権威型|JVCEAへ提出された概要説明書には「Proof of Authority(PoA)」と記載。AIの採点は分散でも、台帳を作る層は別(※1)
- サブネットの実需は外から測りにくい|128個の競技場が生む成果物に、どれだけ外部の買い手が付いているかは公開情報から判定できない(未測定)
「やめとけ」と言われる背景も整理しておきます。大きくは2つで、1つは値動きです。最高値からおよそ3.8分の1になっており、AIブームの初期に高値で買った方は大きな含み損を抱えています。もう1つは、事業の中身が外から見えにくい点です。128個のサブネットがAIの成果物を生んでいますが、それを外部の顧客がいくら買っているのかを示す公開データを、当メディアは確認できていません。報酬として配られるTAOが、ネットワークの内側で回っているだけなのかどうかは、現時点の公開情報では判定できないというのが正直なところです。
ICHIZEN Capitalの視点|「ビットテンソル」で検索している時点で、情報が1年古い
ここが、上位記事がまったく踏み込めていない領域です。この銘柄には、日本語の情報がまとめて古くなるという珍しい事情があります。名前・時価総額の根拠・税制の3点で、実務に効くズレが起きています。暗号資産交換業と向き合ってきた立場から、論点を整理します。
国内の登録名は「ビットテンサー」|検索語と制度上の名前が食い違っている
まず事実の確認です。JVCEAへ提出された概要説明書には、日本語の名称として「ビットテンサー」、現地語の名称として「Bittensor」と記載されています(※1。確認日:2026年7月16日)。「ビットテンソル」ではありません。この銘柄を国内で初めて報じた記事も「JVCEAによるとBittensorのカタカナ表記はビットテンサーとなっている」とわざわざ注記しています(※4)。
ところが、検索の世界では逆になっています。日本語で調べる方の多くは「ビットテンソル」と入力しており、記事のタイトルもそちらへ寄っています。制度上の正式な呼び名と、検索者が使う呼び名が食い違ったまま定着したという状態です。取引所の画面で「ビットテンサー」と表示されて戸惑う方が出るのは、この構造が原因でしょう。
実務上の注意点として、1つだけ挙げます。国内での手続きや税務の書類で銘柄名を書く場合、取引所の表示に従うのが確実です。どちらの表記もBittensor(TAO)という同じ暗号資産を指しており、別の銘柄ではありません。
時価総額の根拠を疑う|循環供給量と発行済み量が約153万TAOずれている
次は数字の話です。記事に出てくる時価総額は、たいていCoinGeckoの循環供給量に価格を掛けたものです。当メディアもこの記事で約19億3,520万ドルという数字を使っています。ただし、その根拠になっている供給量が、チェーン上の実測と一致しません。
| 供給量の出どころ | 数値 | 上限2,100万に対する割合 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| CoinGeckoの循環供給量 | 9,597,491 TAO | 約45.7% | 2026/07/16(※2) |
| チェーン上の累計発行量(当メディアが直接照会) | 11,127,832 TAO | 約53.0% | 2026/07/16(※5) |
| JVCEA概要説明書の発行済み数量 | 10,559,054 TAO | 約50.3% | 概要書更新日 2026/01/06(※1) |
| 差(チェーン − CoinGecko) | 約1,530,341 TAO | 価格換算で約3億ドル相当 | 2026/07/16 |
差の理由は、正直に「わからない」と書きます。当メディアはチェーン上のステーク総額(約731万TAO)やサブネットのプール残高も照会しましたが、この約153万TAOの差を説明できる内訳は特定できませんでした(※5)。集計方法の違いによるものと推測されますが、確認は取れていません。
それでも、この点を書く意味はあります。時価総額はどの供給量を使うかで変わる数字であり、「客観的な事実」ではなく「ある集計方法による結果」だという当たり前の前提です。チェーン上の発行済み量を使えば、同じ価格でも時価総額は約22億4,370万ドルになります。順位が数字ひとつで動く世界なので、どちらの数字を根拠にしているかを示さない記事は、その時点で読み手が検算できないということになります。
20%の申告分離課税|TAOは「届きうる」側に回った銘柄
税金の面では、国内上場という事実が効いてきます。国内で買えるかどうかが、将来の税率を分ける可能性があるためです。制度の中身から確認します。
まず制度そのものです。令和8年度税制改正で、租税特別措置法38条の2により、特定暗号資産の譲渡による所得に対する申告分離課税(所得税15%・住民税5%とあわせて約20%)が創設されました(※10)。問題は「特定暗号資産」の定義にあります。
- ①銘柄要件|その名称が金融商品取引業者登録簿に登録されている暗号資産であること → TAOは国内1社が取り扱っており、満たしうる
- ②取引の場の要件|暗号資産取引業者への譲渡であること → Binance Japanで売買すれば満たしうる/海外取引所での売買は対象外
ここが、国内未上場の銘柄との決定的な差になります。国内で1社も扱っていない銘柄は、①の銘柄要件を満たしようがなく、20%の枠から外れます。ビットテンソルは2026年1月の上場によって、この枠に「届きうる」側へ回りました。同じAI・分散型インフラ系でも、Hyperliquid(HYPE)のような国内未上場の銘柄とは、税率という一点で扱いが分かれうるということです。
ただし、断定はできません。関連する金融商品取引法等の改正法は、2026年7月15日に参議院本会議で可決・成立したばかりで、当メディアが議案情報を確認した2026年7月16日時点では、公布年月日も法律番号もまだ空欄でした(※11)。この分離課税は「改正法の施行の日の属する年の翌年1月1日以後の譲渡」から適用され、施行日は公布から1年を超えない範囲で政令が定めます(※10)。つまり適用開始は2027年1月1日か2028年1月1日のどちらかで、現時点では確定していません。
もう1点、慎重に見るべき論点があります。①の銘柄要件が求めているのは、改正後の金融商品取引法にもとづく登録簿への名称登録であり、現在の暗号資産交換業の登録とは別の枠組みです(※10)。Binance JapanがTAOをその登録簿へ載せるかどうかは、これから決まる話になります。「国内に上場したから20%が確定した」ではなく、「要件を満たしうる位置に立った」までが、現時点で言える限界です。したがって現時点のTAOの利益は、従来どおり雑所得・総合課税(最大約55%)の対象になります(※12)。暗号資産の税金の全体像は仮想通貨の税金で詳しく解説しています。



税務の観点で補足します。ビットテンソルは「国内で買える」という一点で、将来の20%分離課税に届きうる位置へ移りました。ただし要件は銘柄と取引の場の両方にかかるため、同じTAOでも海外取引所で売買した分は対象外になる見込みです。国内で買うか海外で買うかが、そのまま手取りの差になりうるということです。関連する法律は2026年7月15日に成立したばかりで、公布も施行日もこれから決まります。適用は早くて2027年、遅ければ2028年で、線引きは今後の政令・通達次第です。現時点では雑所得として記録を残してください。ステーキングの報酬も受け取った時点で課税対象になりますから、履歴は都度ダウンロードして保存しておくことをおすすめします。
よくある質問
ビットテンソル(TAO)とは何ですか?
世界中の参加者にAIモデルを競わせ、成績の良かった参加者へ報酬としてTAOを配る分散型ネットワークです。128個の「サブネット」と呼ばれる競技場がテキスト生成や価格予測などのお題ごとに分かれており、回答するマイナーを採点者であるバリデータが評価し、その結果に応じてTAOが自動で配られます。カナダの非営利財団Opentensor Foundationが発行主体で、発行開始は2021年11月1日です。2026年7月時点で時価総額は約19.4億ドル、暗号資産全体で41位にあたります。なお日本国内での登録名は「ビットテンサー」で、検索でよく使われる「ビットテンソル」とは表記が異なります。
TAOは日本の取引所で買えますか?国内で買う方法は?
買えます。2026年1月9日17時にBinance Japanが国内で初めてビットテンソルの現物取引を開始しました。取引ペアはTAO/JPYとTAO/BTCで、日本円を入金してそのまま購入できます。ビットコインを先に用意する必要はありません。ただし取扱いはこの1社だけで、日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)が公開する取扱暗号資産の一覧(2026年7月15日版)でも、TAOの取扱会員数は「1」と記載され、〇が付いているのはBinance Japanのみです。bitbank・GMOコイン・bitFlyer・BitTrade・Coincheck・Zaifは、当メディアが各社の公開APIで確認した限り取り扱っていません。「国内では買えないので海外取引所を使う必要がある」と書かれた解説は、2026年1月の上場より前の情報です。
TAOの発行上限は何枚ですか?
2,100万TAOです。ビットコインの2,100万枚とまったく同じ数字で、「21万枚」ではありません。JVCEAへ提出された概要説明書には「発行可能数:21,000,000 TAO」「発行可能数の変更可否:不可」と明記されています。当メディアがビットテンソルのブロックチェーンへ直接照会したところ、2026年7月16日時点の累計発行量は約1,112万7,832 TAOで、上限の約53.0%にあたります。なおCoinGeckoが時価総額の算出に使っている循環供給量は約959万7,491 TAOで、チェーン上の発行済み量とは約153万TAOの差があります。この差の理由を当メディアは特定できていないため、どちらの数字を根拠にしているかを確認したうえでお使いください。
ビットテンソルの半減期はいつですか?次の半減期は?
初回の半減期はすでに終わっています。2025年12月15日(日本時間では同日22時31分)に発動しました。ビットテンソルの半減期は「4年ごと」ではなく、累計の発行量が上限2,100万TAOの半分にあたる1,050万TAOへ届いた時点で自動的に発動する仕組みです。当メディアがチェーンへ直接照会して調べたところ、1,050万TAOをはじめて超えたのはブロック7,103,975で、その前後1日の発行量は0.9992 TAO/ブロックから0.4763 TAO/ブロックへ落ちていました。直近24時間の新規発行はちょうど3,600 TAOで、0.5 TAO/ブロックの水準が続いています。次の半減期は累計発行が1,575万TAOへ届いたときで、残りは約462万TAOです。現在のペースが続けば約1,284日後=2030年ごろになりますが、サブネット登録時の焼却の分だけ後ろへずれるため、確定した日付ではありません。
Bittensorのサブネットとは何ですか?
お題ごとに分かれた独立したAIの競技場です。テキスト生成・画像生成・価格予測・データ収集といった目的ごとにサブネットが立ち、それぞれが独自の採点ルールを持ちます。当メディアがチェーンへ照会した2026年7月16日時点では、登録済みのネットワークは129件(識別番号0〜128)で、うち0番は全体をまとめるルートネットワークですから、実際のサブネットは128個です。同時に確認した上限値も128で、枠はすべて埋まっていました。ただし「もう増えない」という意味ではありません。成績の振るわないサブネットは登録を失い、その枠が新しい挑戦者へ渡る入れ替え戦の設計になっています。
TAOのステーキングはできますか?利回りはどのくらいですか?
ネットワーク上ではできますが、国内の取引所のサービスとしては提供されていません。Binance Japanが公表したTAOの対象サービスは、販売所・取引所での現物取引、自動購入(定期購入)、Binance Payであり、ステーキングは含まれていません。ネットワーク上でステークする場合は、2025年2月13日のdTAO導入以降、単なる預け入れではなく「どのサブネットに賭けるか」を選ぶ行為になっています。選んだサブネットへの需要が集まればそのアルファトークンの価値が上がり、人気を失えば発行が続くぶん希薄化して価値が下がる仕組みです。利回りについては情報源によって数値が大きくばらつくため、当メディアは確認できた数値を持っていません。なお当メディアがチェーンで確認した限り、発行済みTAOの約65.7%にあたる約731万TAOがステークされています。
TAOのマイニングはできますか?
できますが、ビットコインのような計算力の勝負ではありません。ビットテンソルで「マイナー」と呼ばれるのは、自分のAIモデルを動かして、送られてきたお題に回答を返す参加者です。報酬は、採点者であるバリデータが付けた評価に応じて配られます。つまりハッシュを速く計算するのではなく、他の参加者より良いAIの回答を返せるかどうかで報酬が決まります。GPUを用意すれば誰でもすぐ稼げるという性質のものではなく、サブネットごとの採点ルールに合わせてモデルを作り込む必要があります。なお、ブロックそのものを生成する層については、JVCEAへ提出された概要説明書に「Proof of Authority(PoA)」と記載されており、AIの採点とは別の仕組みで動いています。
dTAO(ダイナミックTAO)とは何が変わったのですか?
報酬をどのサブネットへ流すかの決め方が、一部の大口バリデータによる投票から、市場のかたちへ置き換わりました。2025年2月13日にメインネットへ導入されています。従来はルートネットワークの大口バリデータが事実上の配分権を握っており、身内びいきや投票が形骸化する懸念が指摘されていました。dTAOではサブネットごとに固有の「アルファトークン」とTAOとの交換プールが用意され、あるサブネットへTAOをステークするとそのプールでアルファトークンへ交換されます。需要が集まったサブネットほどアルファの価格が上がり、報酬も多く流れる仕組みです。「見込みがあると思うサブネットへ自分のTAOを賭ける」という行為が、そのまま配分の投票になったと理解すると分かりやすいでしょう。
ビットテンソルに将来性はありますか?「やめとけ」と言われるのはなぜ?
投資判断はご自身で行っていただく前提で、事実を整理します。当メディアは具体的な価格予想を示しません。評価できる点は、発行上限2,100万が変更不可であること、初回半減期を通過して新規発行が半分になったこと、AI・分散型インフラ系では時価総額41位と最大級でRenderの約2.5倍・FETの約5.4倍の規模があること、そして日本円のまま買えることです。慎重に見るべき点は、最高値757.60ドル(2024年3月7日)から約73.4%下落しておりおよそ3.8分の1であること、半減後も年約11.7%相当の新規発行が続くこと、次の半減期は2030年ごろで材料としては使い切られていること、国内の取扱いが1社しかないことです。「やめとけ」と言われる背景の多くは、この値動きと、128個のサブネットが生む成果物に外部の買い手がどれだけ付いているかを公開情報から判定できない点にあります。
TAOの利益に税金はかかりますか?20%の申告分離課税の対象ですか?
かかります。現時点では雑所得・総合課税(最大約55%)の対象です。そのうえで、TAOは2026年1月の国内上場によって、将来の20%申告分離課税に届きうる側へ回りました。令和8年度税制改正で創設された特定暗号資産の申告分離課税(措法38の2①)は、①その名称が金融商品取引業者登録簿に登録されている暗号資産であること、②暗号資産取引業者への譲渡であることの2つを求めます。国内で1社も扱っていない銘柄は①を満たしようがありませんが、TAOはBinance Japanが取り扱っているため、国内で売買すれば両方を満たしうる位置にいます。ただし関連する金融商品取引法等の改正法は2026年7月15日に参議院で可決・成立したばかりで、当メディアが確認した7月16日時点では公布もされていません。適用開始は2027年1月1日か2028年1月1日のいずれかで未確定です。海外取引所での売買は②を満たさない見込みです。
1 TAOはいくらですか?いくらから買えますか?
2026年7月時点で1 TAOは約201.63ドル(約32,685円)です。時価総額は約19億3,520万ドル(約3,137億円)で、暗号資産全体で41位になります。当メディアがBinance・Bybit・OKX・Bitget・Coinbase・Krakenの公開APIへ個別に照会したところ、201.86〜202.30ドルの範囲で一致しました。BinanceのTAO/JPYは32,678円で、円換算とも整合しています。なお1 TAOがおよそ3万円台であっても、3万円を用意しないと買えないわけではありません。暗号資産は小数点以下の単位で購入でき、チェーン上の最小単位は0.00000001 TAOです。実際に何円から注文できるかは取引所ごとの最低注文数量で決まるため、Binance Japanの最新の条件をご確認ください。
まとめ|ビットテンソルは「もう国内で買えて、半減期も終わっている」銘柄
ビットテンソルは、世界中の参加者にAIモデルを競わせ、成績に応じてTAOを配る分散型ネットワークです。2026年7月時点の価格は約201.63ドル(約32,685円)、時価総額は約19億3,520万ドル(約3,137億円)で41位という規模になります。AI・分散型インフラ系ではRenderの約2.5倍、FETの約5.4倍にあたる最大級の銘柄だと言えるでしょう。
この記事で最もお伝えしたかったのは、出回っている日本語の解説が3つの点で古い、あるいは誤っているという事実です。1つ目は買える場所で、2026年1月9日にBinance Japanが国内初上場し、TAO/JPYで日本円のまま買えるようになりました。JVCEAの一覧でも取扱会員数は「1」で、〇が付いているのはBinance Japanだけです。「国内では買えないので海外取引所へ」と書かれた記事は、上場前の情報のまま止まっています。
2つ目は半減期です。「2025年12月に来る」と未来形で書かれることがありますが、すでに終わりました。当メディアがチェーンへ直接照会したところ、累計発行が1,050万TAOを超えたのはブロック7,103,975=2025年12月15日13時31分(UTC)で、前後1日の発行は0.9992から0.4763 TAO/ブロックへ落ちています。直近24時間の新規発行はちょうど3,600 TAOでした。そもそも半減期の条件は「4年ごと」ではなく、発行量が上限の半分に届くことです。
3つ目は数字と名前になります。発行上限は2,100万TAOで、ビットコインとまったく同じ数字です。「21万枚」ではありません。そして国内での登録名は「ビットテンサー」で、検索で使われる「ビットテンソル」とは食い違っています。制度上の呼び名と検索者の呼び名がずれたまま定着したという、この銘柄特有の事情です。
忖度なく、慎重に見るべき点も並べます。価格は最高値757.60ドル(2024年3月7日)から約73.4%下落し、およそ3.8分の1です。供給が半減した2025年12月以降の7か月でも価格は下げており、直近1年で約53.5%のマイナスになります。半減後も年約11.7%相当の新規発行が続き、上限の約47%はまだ市場に出ていません。国内の取扱いが1社しかない点も、経路の細さとして残ります。税金については、国内で買えるという一点で将来の20%申告分離課税に届きうる立場にあるものの、関連法は2026年7月15日に成立したばかりで公布前であり、適用開始は2027年か2028年か確定していません。
ビットテンソルは、分散型AIという物語の中心にいながら、その実需を外から測る手立てが乏しいという弱点を同時に抱えた銘柄だと言えます。検討するなら、まず「その解説は、国内に上場する前・半減期が来る前に書かれたものではないか」を確かめる価値があるのではないでしょうか。
参考文献
1. 日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)「取扱暗号資産及び暗号資産概要説明書」2026年7月15日版(当メディアがxlsx(全128シート)を取得し解析。「取扱暗号資産一覧」シートの94行目にセルの内容が「TAO」と完全一致する行があり、取扱会員数は「1」。〇が付いていたのは3行目の会員番号が1016の列のみで、巻末の会員一覧(会員番号→社名)と突き合わせるとBinance Japan株式会社。他の会員欄に一時停止等の注記はなし。列の対応は同列に〇が付いた銘柄数が65件であることでも検算し、Binance Japanの公表銘柄数と一致することを確認した。銘柄別シート「TAO」には、日本語の名称「ビットテンサー」/現地語の名称「Bittensor」/ティッカーコード「TAO」/発行開始「2021年11月1日」/主な利用目的「分散型AIモデルトレーニングの報酬」/一般的な性格「ユーティリティトークン」/法的性格「第1号」/発行者「あり」/発行主体の名称「Opentensor Foundation」/所在地「カナダ」/属性「非営利財団」/発行可能数「21,000,000 TAO」/発行可能数の変更可否「不可」/発行済み数量「10,559,054 TAO」/発行方法「プログラムによる自動発行」/保有・移転記録の最低単位「0.00000001 TAO」/価値移転記録の信頼性確保の仕組み「Proof of Authority (PoA)に基づき検証ノードがトランザクションの有効性を確認し、ブロックを生成する仕組み」/概要書更新年月日「2026年1月6日」と記載。一覧の「国内取り扱い暗号資産数」は111。2026年7月16日実施)https://jvcea.or.jp/statistics/document/assets/
2. CoinGecko「Bittensor (TAO)」価格・時価総額・順位・出来高・供給量・ATH/ATL・変化率(価格 $201.63・¥32,685/時価総額 $1,935,198,824・¥313,690,891,408・41位/FDV $4,234,354,094/24時間出来高 $115,282,292/循環供給量 9,597,491/総供給量・最大供給量ともに 21,000,000/ATH $757.60・2024年3月7日・−73.40637%/ATL $30.83・2023年5月14日/30日 −22.33688%・1年 −53.53789%。最高値比およそ3.8分の1、循環供給量/最大供給量=約45.7%は当メディアが同データから算出。AI・分散型インフラ系の比較(NEAR 34位・$2,669,995,679/ICP 60位・$1,211,241,681/RENDER 80位・$789,112,196/FET 121位・$359,082,892/AKT 184位・$169,711,464)も同APIから取得し、TAOとの倍率は当メディアが算出。2026年7月16日取得)https://www.coingecko.com/en/coins/bittensor
3. Binance Japan「Binance Japan to List Bittensor (TAO) with Spot Trading」(上場日時 2026年1月9日17:00(UTC+9)/取引ペアは TAO/JPY および TAO/BTC/対象サービスは「1.Trading – Convert, OCBS and Spot/2. Convert Recurring/3. Binance Pay/4. Trading Bot」でステーキング(Earn)の記載はなし/TAO/JPY・FET/JPY を対象としたメイカー手数料無料キャンペーンを 2026年1月9日17:00〜2026年2月9日16:59(UTC+9)に実施。2026年7月16日に原文を確認)https://www.binance.com/en-JP/support/announcement/detail/50f5a35ea8d9471da16081b8d7805fa4
4. あたらしい経済「国内初、バイナンスジャパンに分散型AI銘柄「ビットテンサー(TAO)」上場」2026年1月13日(「国内取引所においてTAOの取り扱いは初の事例となる」/対象サービスは「販売所および取引所における現物取引、自動購入(定期購入)、ユーザー間送金機能(P2P取引)の『バイナンスペイ』」/「JVCEAによるとBittensorのカタカナ表記はビットテンサーとなっている」との注記。2026年7月16日に原文を確認)https://www.neweconomy.jp/posts/536672
5. 当メディアがBittensorのブロックチェーンへ直接照会(公開RPCエンドポイント entrypoint-finney.opentensor.ai および過去状態を保持するアーカイブノード archive.chain.opentensor.ai に対し、SubtensorModuleパレットのストレージを state_getStorage/state_getKeysPaged で読み出し。累計発行量(TotalIssuance)=11,127,831.92 TAO(ブロック 8,631,905・2026年7月16日 05:13:12 UTC)=上限21,000,000の約53.0%/ステーク総額(TotalStake)=7,311,565.57 TAO=発行済みの約65.7%/サブネットのTAOリザーブ(SubnetTAO)は129件・合計7,309,980.02 TAOでステーク総額とほぼ一致/登録済みネットワーク(TotalNetworks)=129・識別番号0〜128で0番はルート=実サブネットは128個/上限(SubnetLimit)=128。半減期の特定は、累計発行が10,500,000 TAOを超える最初のブロックを二分探索して実施し、ブロック7,103,975(Timestampパレットを直読して 2025年12月15日 13:31:24 UTC=日本時間 12月15日 22:31)を特定。直前ブロック7,103,974の累計発行は10,499,999.69 TAO。発行レートは、到達1日前(7,096,775)→到達時が7,194.3 TAO/7,200ブロック=0.9992 TAO/ブロック、到達→1日後(7,111,175)が3,429.2 TAO/7,200ブロック=0.4763 TAO/ブロック。直近24時間(8,624,705→8,631,905)の純発行は3,600.0 TAO=0.5000 TAO/ブロック、直近30日(8,415,905→8,631,905)は107,283.1 TAO=0.4967 TAO/ブロックで、年換算では発行済みに対し約11.7%。ブロック報酬を示すストレージ項目(BlockEmission)は 1.0 を返すが、上記の実測ネット発行と一致しないため実効値を反映していないと判断した。次回半減期(累計発行15,750,000 TAO)までの残り約4,622,168 TAOおよび約1,284日という試算は、0.5 TAO/ブロック・約7,200ブロック/日が一定で焼却をゼロと仮定した当メディアの単純計算であり、実際は焼却分だけ後ろへずれる。2026年7月16日実施)https://docs.learnbittensor.org/
6. 海外取引所の上場状況・価格を当メディアが各社の公開APIへ直接照会(Binance exchangeInfo:TAO基軸9ペア(TAOBTC・TAOUSDT・TAOFDUSD・TAOTRY・TAOUSDC・TAOIDR・TAOJPY・TAOUSD1・TAOU)がすべて status=TRADING。JPY建ては全27ペアが稼働しTAOJPYを含む/Bybit v5 instruments-info:category=spot にTAOは1件も存在せず、category=linear に無期限先物 TAOUSDT・TAOPERP が status=Trading/OKX public/instruments:TAO-USDT・TAO-USDC・TAO-USD・TAO-EUR・TAO-TRY が state=live/Bitget v2 spot/public/symbols:TAOUSDT・TAOUSDC が status=online/Coinbase products:TAO-USD が status=online/Kraken AssetPairs:TAOUSD・TAOEUR が status=online。価格は Binance 202.30・Bybit(先物)202.18・OKX 202.3・Bitget 202.3・Coinbase 202.00・Kraken 201.86 で一致し、Binance TAOJPY は 32,678円。Bitget・Coinbase・Krakenの先物取扱いは未測定。2026年7月16日実施)https://api.binance.com/api/v3/exchangeInfo
7. 国内暗号資産交換業者の取扱状況を当メディアが公開APIで個別に確認(bitbank public.bitbank.cc/tickers:全62ペアにTAOなし/GMOコイン api.coin.z.com/public/v1/symbols:全30銘柄にTAOなし/bitFlyer api.bitflyer.com/v1/markets:全9市場にTAOなし/BitTrade v1/common/symbols:全93銘柄にTAOなし/Coincheck coincheck.com/api/rate/tao_jpy が {“success”:false,”error”:”Invalid pair”} を返す一方、対照の btc_jpy は正常応答/Zaif api.zaif.jp/api/1/currency_pairs/all:全56ペアにTAOなし。2026年7月16日実施)https://public.bitbank.cc/tickers
8. Bittensor 公式ドキュメント(サブネット=独立したインセンティブ機構を持つ市場であること、マイナーが成果物を生産・バリデータがマイナーを採点・サブネットオーナーがインセンティブ機構を設計・ステーカーがTAOでバリデータを裏付けるという4者の役割、Yuma Consensusが各バリデータの提出したウェイト行列をステーク加重の中央値を基準にクリッピングして報酬へ変換し、他のバリデータと整合的な評価を出したバリデータほど配当が増える設計であること、サブネットの登録枠に上限があり成績の振るわないサブネットが登録を失う仕組みであることを確認。2026年7月16日に取得)https://docs.learnbittensor.org/learn/yuma-consensus
9. Cryptobriefing「Bittensor activates dynamic TAO, restructuring emission model around real-time staking flows」(dTAOが2025年2月13日にBittensorのメインネットへ導入されたこと、従来はルートネットワークの大口バリデータが実質的にサブネットへの排出配分を決めており身内びいき・投票の形骸化・共謀が懸念されていたこと、dTAOではサブネットごとに固有のアルファトークンとTAO/アルファのオンチェーンプールが用意され、ステークを通じて需要が集まったサブネットほどアルファ価格と排出が増える一方、人気を失ったサブネットのアルファは継続的な発行によって希薄化し価値が機械的に下がることを確認。2026年7月16日に確認)https://cryptobriefing.com/bittensor-dynamic-tao-emission-model/
10. 財務省「令和8年度税制改正の解説」租税特別措置法等(所得税関係)の改正(P.329〜「二 特定暗号資産の譲渡による所得に係る申告分離課税制度等の創設」/特定暗号資産の意義・譲渡の意義=措法38の2①/銘柄要件は「その名称が金融商品取引業者登録簿に登録されている」暗号資産であること、取引の場の要件は暗号資産取引業者への売委託により行う譲渡または暗号資産取引業者に対する譲渡であること/適用関係(P.337)は「金商法等改正法の施行の日の属する年の翌年の1月1日以後に行う特定暗号資産の譲渡について適用」(改正法附則39①)、金商法等改正法自体の施行日は「公布の日から起算して1年を超えない範囲内において政令で定める日」(同法附則1)。2026年7月16日に確認)https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2026/explanation/PDF/p0210-0436.pdf
11. 参議院「議案情報:金融商品取引法及び資金決済に関する法律の一部を改正する法律案」第221回国会 閣法第57号(内閣提出/提出年月日 令和8年4月10日/衆議院議決 令和8年6月11日/参議院本会議で令和8年7月15日に可決=成立/公布年月日および法律番号はいずれも空欄=当メディアが確認した2026年7月16日時点で未公布。2026年7月16日に原本を確認)https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/221/meisai/m221080221057.htm
12. 国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」令和7年12月版(問2-2 所得区分=原則として雑所得)https://www.nta.go.jp/publication/pamph/pdf/virtual_currency_faq_03.pdf
13. Grayscale Research「Bittensor on the Eve of the First Halving」(TAOの供給上限が2,100万であること、半減期が累計発行量の到達によって発動する設計であること、初回半減期で1ブロックあたりの新規発行が1 TAO(1日あたり約7,200 TAO)から0.5 TAO(同約3,600 TAO)へ半減すること、次の半減はさらに残余の半分が発行された時点であることを確認。当メディアのチェーン実測(発動ブロック7,103,975・2025年12月15日13:31 UTC・前後の発行レート0.9992→0.4763 TAO/ブロック)と整合する。2026年7月16日に確認)https://research.grayscale.com/reports/bittensor-on-the-eve-of-the-first-halving
※本記事は2026年7月時点の情報に基づく一般的な情報提供を目的としており、特定の暗号資産(仮想通貨)・取引所への投資を勧誘するものではありません。価格・時価総額・供給量・上場状況・各社の取扱状況は変動するため、最新の情報は公式サイトおよび各取引所でご確認ください。取引所の上場状況および国内各社の取扱状況は、当メディアが各社の公開APIへ照会した実測値であり、板取引(取引所)の状態を示すものです。販売所での購入可否や、APIに反映されないサービスの状態までは判定していません。Bitget・Coinbase・Krakenの先物取扱いは未測定です。累計発行量・ステーク総額・サブネット数・半減期の発動ブロックと発行レートは、当メディアがBittensorの公開RPCおよびアーカイブノードへ直接照会して取得した実測値です。次回半減期の時期(2030年ごろ)は、発行ペースが一定で焼却をゼロと仮定した当メディアの単純計算であり、実際には焼却の分だけ後ろへずれます。確定した日付ではありません。CoinGeckoの循環供給量(9,597,491 TAO)とチェーン上の累計発行量(11,127,832 TAO)には約153万TAOの差があり、その理由を当メディアは特定できていません。本記事の時価総額はCoinGeckoの循環供給量に基づく数値です。ステーキングの利回りは情報源によって数値が大きくばらつくため、本記事では記載していません。サブネットが生む成果物への外部需要は、公開情報からは判定できておらず未測定です。税制については、関連する金融商品取引法等の改正法が2026年7月15日に成立したものの当メディアの確認時点で未公布であり、施行日は公布から1年を超えない範囲で政令が定めるため、申告分離課税の適用開始が2027年1月1日か2028年1月1日かは確定していません。特定暗号資産の銘柄要件が求める金融商品取引業者登録簿への名称登録は現行の暗号資産交換業の登録とは別の枠組みであり、TAOが対象となるかは確定していません。対象銘柄の線引きは今後の政令・通達で変わる可能性があり、具体的な判断は税理士等の専門家にご確認ください。暗号資産取引にはリスクが伴い、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。








