マネックス証券のオプション取引|手数料・始め方・他社比較と仮想通貨オプションまで忖度なく解説【2026年最新】

ICHIZEN Capitalのイチ押しポイント!
- マネックス証券は日経225オプション+ミニオプション対応、米国株オプションは非対応
- 日経225ミニオプションなら最低手数料19.8円(税込)、少額から始められる
- 米国株オプションを取引したい方はサクソバンク証券・moomoo証券が選択肢
- 手数料は売買代金の0.198%(税込)、SBI証券の1枚155円と比べて仕組みが異なる
- 取引金額が小さいうちはSBI証券の定額制より安くなる場面もある
- ミニオプションの最低手数料19.8円は業界最安水準
- 始め方:総合口座+先物OP口座の開設で取引可能、買建専用口座なら経験不問
- 口座開設審査あり(成人・投資経験・資力を確認)
- マネックストレーダー(PC/スマホ)でリアルタイム発注に対応
- 仮想通貨オプションという選択肢もある|Bitgetなら24時間365日取引可能
- マネックスでは仮想通貨オプションは取引できない
- 暗号資産オプションはBitget等の海外取引所が対応(税制は異なる)
木田 陽介マネックス証券のオプション取引は、日経225オプションとミニオプションの2本立てです。ミニオプションなら少額から始められるのは大きなメリット。ただし米国株オプションは非対応なので、ここが目的の方はサクソバンクやmoomoo証券を検討しましょう。仮想通貨でオプションを使いたいなら、Bitgetという選択肢もあります。


監修 木田 陽介
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役
2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。
マネックス証券のオプション取引とは?基本情報
マネックス証券は、日経225オプションと日経225ミニオプションの2種類のオプション取引を提供している国内大手ネット証券です。いずれも大阪取引所に上場する取引所取引であり、原資産は日経平均株価です。
オプション取引とは、ある原資産を決められた期日に決められた価格で「買う権利(コール)」または「売る権利(プット)」を売買する取引です。権利を買った側は、相場が有利に動けば利益を得られ、不利に動いた場合でも損失はプレミアム(オプション料)に限定されます。一方、売り手は受け取ったプレミアムが利益の上限となり、相場の急変時には理論上無限大の損失が発生するリスクがあります。
| 項目 | 内容(2026年7月時点) |
|---|---|
| 証券会社 | マネックス証券(マネックスグループ) |
| 取扱オプション | 日経225オプション/日経225ミニオプション |
| 取引形態 | 取引所取引(大阪取引所) |
| 手数料(通常OP) | 売買代金の0.198%(税込)、最低198円(税込) |
| 手数料(ミニOP) | 売買代金の0.198%(税込)、最低19.8円(税込) |
| 取引ツール | マネックストレーダー(PC)/マネックストレーダー先物(スマホ) |
| 取引時間 | 日中8:45〜15:45/ナイト17:00〜翌6:00 |
| 口座開設条件 | 成人・投資経験あり(買建専用口座は経験不問) |
| 米国株オプション | 非対応 |
| 税制 | 申告分離課税(税率20.315%) |
マネックス証券のオプション取引は日経225に特化しており、米国株オプションは取り扱っていません(※1)。米国個別株のオプションを取引したい方は、サクソバンク証券やmoomoo証券など、米国株オプションに対応した証券会社を検討する必要があります。
マネックス証券のオプション取引の手数料|他社との比較
マネックス証券のオプション取引の手数料体系と、主要ネット証券との比較を整理します。手数料は取引コストに直結するため、自分の取引スタイルに合った証券会社を選ぶことが重要です。
マネックス証券のオプション手数料の仕組み
マネックス証券のオプション手数料は「売買代金の0.198%(税込)」という料率制です。日経225オプションの最低手数料は198円(税込)、日経225ミニオプションは19.8円(税込)に設定されています(※2)。
この料率制は、取引金額が小さいうちはコストを抑えられる一方、大きな金額の取引になると手数料が増えるという特徴があります。たとえば、プレミアム100円のオプションを1枚(取引金額10万円)買った場合、手数料は198円(最低手数料が適用)。プレミアム500円のオプション1枚(取引金額50万円)なら990円です。
主要ネット証券とのオプション手数料比較
| 証券会社 | 日経225OP手数料 | ミニOP手数料 | 米国株OP |
|---|---|---|---|
| マネックス証券 | 売買代金の0.198%(最低198円) | 売買代金の0.198%(最低19.8円) | 非対応 |
| SBI証券 | 1枚155円(税込) | 1枚50円(税込) | 非対応(SBI株OPはOTC) |
| 楽天証券 | 1枚148.5円(税込) | 1枚41.8円(税込) | 非対応 |
| 松井証券 | 1枚あたり100円〜(税込) | 取扱あり | 非対応 |
| サクソバンク証券 | 1枚198円(税込) | — | 対応(1注文3ドル〜) |
マネックス証券は料率制、SBI証券や楽天証券は定額制という違いがあります。取引金額が小さい(プレミアムが安い)場合はマネックスの料率制が有利になる場面がある一方、プレミアムが高い銘柄を頻繁に取引する場合は定額制のSBI・楽天のほうがコストを抑えやすいです。
ミニオプションの最低手数料19.8円は業界最安水準であり、少額から練習したい初心者にとってはマネックスのミニオプションはコスト面で優位です。



手数料の比較は「定額か料率か」で見ないと判断を誤ります。マネックスの料率制は、少額取引なら安いですが、大口になるとSBIや楽天の定額制に負ける場面が出てきます。自分の取引規模に合わせて選ぶのが正解です。
マネックス証券でオプション取引を始める手順
マネックス証券でオプション取引を始めるまでの流れを、ステップごとに解説します。口座開設から実際の注文まで、すべてオンラインで完結します。
口座開設の条件と審査
マネックス証券でオプション取引をするには、「証券総合取引口座」と「先物・オプション取引口座」の2つが必要です(※3)。いずれも口座開設・維持費は無料ですが、先物・オプション取引口座の開設には審査があります。
審査で確認されるのは主に以下の点です。
- 年齢:成人であること(未成年は不可)
- 投資経験:先物・OP取引もしくは信用取引の経験、または現物株式1年以上の経験
- 資力:一定の金融資産があること(具体的な金額は非公開)
ただし、「買建専用口座」であれば投資経験の有無は不問です。オプションの買いだけに限定されますが、損失がプレミアム(オプション料)に限定されるため、初心者でも開設しやすい仕組みになっています。
口座開設から取引開始までの手順
- マネックス証券の公式サイトで証券総合取引口座を開設(本人確認書類・マイナンバー提出)
- ログイン後、「先物・オプション取引口座」の開設を申し込む
- 投資経験・資産状況の審査(通常数営業日で完了。電話確認の場合あり)
- 口座開設完了後、先物・オプション取引口座に証拠金を振り替える
- マネックストレーダー(PC)またはマネックストレーダー先物(スマホ)で取引を開始
証拠金は証券総合取引口座から先物・オプション取引口座へ振り替えて使います。口座開設・維持費はいずれも無料なので、まずは開設だけ済ませておくのも1つの方法です。
マネックス証券のオプション取引ツール|マネックストレーダーの特徴
マネックス証券のオプション取引は、マネックストレーダー(PC版)とマネックストレーダー先物(スマホアプリ版)の2つのツールで行えます。
- リアルタイムの板情報・歩み値を見ながらスピード注文が可能
- 株式・先物・オプションの取引をひとつのツールで完結できる
- 8種類のテクニカルチャートに対応(スマホ版)
- ランキング・各種マーケット情報をリアルタイム配信
- 口座開設者は無料で利用可能
マネックストレーダーは多機能でカスタマイズ性が高く、デイトレーダーからの評価が高いツールです。一方で、PCツールとスマホアプリが取引対象ごとに分かれているため、複数のツールを使い分ける必要がある点はデメリットです。SBI証券のHYPER SBI 2のようにオプションシミュレーター(ギリシャ指標の自動計算機能)を備えているわけではないため、オプションに特化した分析ツールとしてはSBI証券に一歩譲る印象があります。
ツール自体は無料で使えるため、まずは口座を開設してデモ的に操作感を確かめてみるとよいでしょう。
マネックス証券のオプション取引のメリット・デメリット
- 日経225ミニオプションに対応し、少額(最低手数料19.8円)から始められる
- 料率制手数料のため、プレミアムが安い銘柄では取引コストが低い
- 買建専用口座なら投資経験不問で口座開設できる
- マネックストレーダーで株式・先物・オプションを一元管理
- ナイトセッション(17:00〜翌6:00)にも対応
- 米国株オプションに非対応(個別株のオプション取引ができない)
- 取引金額が大きいと料率制手数料が定額制より不利になる
- オプション専用の分析ツール(シミュレーター等)はSBI証券ほど充実していない
- Weeklyオプション(週間限月)の取扱いはSBI証券のほうが先行
- 仮想通貨オプションは非対応
マネックス証券のオプション取引は、日経225オプションを少額から始めたい方には手堅い選択肢です。特にミニオプションの最低手数料19.8円は、練習段階のコストを最小限に抑えられます。一方で、米国株オプションや仮想通貨オプションなど、取引対象を広げたい方にはラインナップが不足しています。
ICHIZEN Capitalの視点|マネックスのオプションは「入門」、広げるなら別の選択肢も
忖度なく言うと、マネックス証券のオプション取引は「日経225オプションの入門として堅実、ただし選択肢としてはやや限定的」というのが正直な評価です。
日経225オプションの手数料は業界水準どおりで、ミニオプションの少額対応は初心者に嬉しい設計です。しかし、オプション取引の世界は日経225だけではありません。米国株の個別銘柄オプションが取引できないのは、投資の幅を広げたい方にとって明確な弱点です。米国株オプションに対応しているのはサクソバンク証券やmoomoo証券、Interactive Brokersなど限られた証券会社で、ここがマネックスとの決定的な違いになります。
また、暗号資産市場ではBitgetやDeribitなどの海外取引所がビットコイン・イーサリアムのオプション取引を提供しています。24時間365日取引可能・土日も対応という点は、日経225オプション(取引所の立会時間に限定)にはない特徴です。ただし、海外取引所のオプションは税制が異なり(雑所得・総合課税)、日経225オプションの申告分離課税(20.315%)と比べて税負担が重くなるケースが多い点は理解しておく必要があります。
まとめると、「日経225オプションで堅実に始めるならマネックスは十分な選択肢。ただし取引対象を広げたくなったら、米国株オプション対応の証券会社や仮想通貨オプション対応の海外取引所も視野に入れるべき」というのがICHIZEN Capitalの見方です。
\仮想通貨オプションなら24時間取引可能/
よくある質問
マネックス証券でオプション取引はできますか?
はい、できます。マネックス証券では日経225オプションと日経225ミニオプションの2種類を取り扱っています。いずれも大阪取引所に上場する取引所取引です。ただし、米国株オプションや仮想通貨オプションには対応していません。
マネックス証券のオプション取引の手数料はいくらですか?
売買代金の0.198%(税込)で、日経225オプションの最低手数料は198円(税込)、ミニオプションは19.8円(税込)です。SBI証券や楽天証券が定額制(1枚あたり固定)なのに対し、マネックスは料率制という違いがあります。少額取引ならマネックスが有利な場面もあります。
マネックス証券で米国株のオプション取引はできますか?
できません。マネックス証券の公式FAQでも「米国株のオプション取引を取り扱っておりません」と明記されています。米国株オプションを取引したい方は、サクソバンク証券やmoomoo証券、Interactive Brokersなどが選択肢になります。
マネックス証券のオプション取引の取引時間は?
日中立会は8:45〜15:45、ナイトセッション(夜間立会)は17:00〜翌6:00です。祝日取引にも対応しています。ナイトセッションがあるため、日中に仕事がある方でも夜間に取引することが可能です。
マネックス証券のオプション取引は初心者でも始められますか?
始められます。「買建専用口座」であれば投資経験の有無は不問で口座開設が可能です。オプションの買い手は損失がプレミアムに限定されるため、リスク管理がしやすいのが特徴です。まずは日経225ミニオプションの買いから少額で始めるのが安全な入り方です。
マネックス証券とSBI証券、オプション取引はどちらがおすすめですか?
取引スタイルによります。少額・低頻度で始めるならマネックスの料率制手数料が有利な場面があります。一方、SBI証券はSBI株オプション(個別株オプション)やオプションシミュレーターなどツールが充実しており、取引対象・分析機能で上回ります。本格的にオプションを学びたいならSBI証券のほうが選択肢は広いです。
マネックス証券のオプション取引の税金はどうなりますか?
日経225オプション取引の利益は「先物取引に係る雑所得等」に該当し、申告分離課税(税率20.315%)が適用されます。他の先物取引やFX(くりっく365等)との損益通算が可能で、損失は3年間の繰越控除もできます。確定申告が必要です。
マネックス証券のオプション取引で使えるツール(アプリ)は?
PC版の「マネックストレーダー」とスマホ版の「マネックストレーダー先物」が使えます。いずれも口座開設者は無料で利用可能です。リアルタイムの板情報・チャート・スピード注文に対応しています。ただし、PCとスマホでアプリが分かれている点は好みが分かれます。
マネックス証券で仮想通貨のオプション取引はできますか?
できません。マネックス証券のオプション取引は日経225に限定されています。仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム等)のオプション取引を行いたい場合は、Bitgetなどの海外暗号資産取引所が選択肢になります。ただし税制が異なり(雑所得・総合課税、最大55%)、日経225オプションの申告分離課税(20.315%)より税負担が重くなるケースが多い点に注意が必要です。
まとめ|マネックス証券のオプション取引の評価と向いている人
マネックス証券のオプション取引は、日経225オプション+ミニオプションに対応し、料率制手数料で少額から始められる堅実な選択肢です。買建専用口座なら投資経験不問で開設でき、オプション取引の入門には適しています。
一方で、米国株オプション・仮想通貨オプションには非対応であり、オプション専用の分析ツールもSBI証券ほど充実していません。取引対象を広げたい方や、ツールにこだわりたい方は、SBI証券・サクソバンク証券・moomoo証券など他の証券会社も比較検討するのがおすすめです。
暗号資産のオプション取引に興味がある方は、Bitgetなどの海外取引所も選択肢に入ります。24時間365日取引可能で、ビットコインやイーサリアムのオプションを少額から取引できます。ただし税制が異なるため、仮想通貨の税金についても事前に確認しておきましょう。
オプション取引の基本を学びたい方は、オプション取引とは?仕組み・4つの基本形・リスクと始め方を解説もあわせてご覧ください。
参考文献
※1 マネックス証券 FAQ「米国株でオプション取引はできますか?」https://faq.monex.co.jp/faq/show/934
※2 マネックス証券「手数料|先物・オプション」https://info.monex.co.jp/futures/fee.html
※3 マネックス証券「お申込み方法|先物・オプション」https://info.monex.co.jp/futures/apply.html
※4 マネックス証券「取引ルール|先物・オプション」https://info.monex.co.jp/futures/rule/index.html
※5 日本取引所グループ「立会時間|先物・オプション」https://www.jpx.co.jp/derivatives/rules/trading-hours/index.html
※当サイトの情報は投資判断の参考となる一般的な情報提供を目的としており、特定の暗号資産(仮想通貨)への投資を勧誘するものではありません。暗号資産取引にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。








