イオレがHYPEを1億円取得|国内上場企業で初となるHYPEを購入【2026年8月】

東証グロース上場のイオレ(2334)が、暗号資産HYPE(ハイプ)を総額1億円分取得したと発表しました。国内の上場企業がHYPEを取得したと公表するのは初めてです。累計の平均取得単価は約10,217円で、現在価格から見ると約+27%の含み益になっています。公表された事実と実データで整理します。
- イオレがHYPEを累計1億円分(約9,787枚)取得。国内上場企業で初の公表事例。
- 累計の平均取得単価は約10,217円(約$64)。現在は約13,000円(約$81)で約+27%の含み益。
- 狙いは値上がり益だけでなく、同社の「Neo Crypto Bank構想」という事業の基盤づくり。
何が起きたのか|イオレが国内初のHYPE取得
イオレは2026年7月末から8月末にかけて、暗号資産HYPEを段階的に買い集め、投資総額1億円に到達したと発表しました。BTC(ビットコイン)を選ぶ企業が多いなか、HYPEを選んだ上場企業の公表は国内初です。
- 累計投資額:1億円
- 累計取得枚数:約9,787.82 HYPE
- 累計平均取得単価:約10,217円
- 位置づけ:国内上場企業で初のHYPE取得公表(Neo Crypto Bank構想の一環)
取得単価と現在価格|約+27%の含み益
取得は2回に分けて行われました。まとめると次のとおりです。
| 回 | 時期 | 金額 | 枚数 | 平均取得単価 |
|---|---|---|---|---|
| 初回 | 7月28日付 | 約1,008万円 | 約1,078 HYPE | 約9,353円 |
| 追加 | 7/30〜8/31 | 約8,991万円 | 約8,709 HYPE | 約10,324円 |
| 累計 | 〜8月31日 | 1億円 | 約9,787 HYPE | 約10,217円 |
HYPEの現在価格は約$81(約13,000円)。累計平均取得単価の約$64(10,217円)と比べると、約+27%の含み益です。下のチャートで、イオレの取得ラインと現在地を確認できます。

チャートを見ると、イオレが買い集めた7月末〜8月上旬はHYPEが一時$52台まで下落した局面もありました。その後8月後半に$80台へ急伸し、結果的に平均取得を上回る形になっています。ただし、これは今の価格での「評価上」の含み益で、確定した利益ではありません(後述)。
HYPE(ハイプ)とは?
HYPE(ハイプ)は、世界最大級のオンチェーン・デリバティブ取引所(DEX)「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」のトークンです。Hyperliquidは、中央管理者を置かずにブロックチェーン上で先物などのデリバティブ取引ができる仕組みで、取引量の大きさから近年とくに注目されています。
HYPEの仕組みや高騰の背景はHyperliquid(HYPE)とは?、実際の購入手順はHYPEの買い方で詳しく解説しています。
HYPEを実際に取引したり、Hyperliquidがどんな板や銘柄を扱っているか見てみたい場合は、公式を直接確認するのが早いです。
\イオレも取得した話題のHYPE/
なぜBTCではなくHYPE?|Neo Crypto Bank構想
イオレはHYPEの保有を、単なる余資運用ではなく事業戦略と位置づけています。同社が進める「Neo Crypto Bank構想」は、ウォレットや決済といったユーザー接点と、レンディングやDeFi(分散型金融)などをつなぐ次世代の金融プラットフォームを目指すものです。
- BTCが「価値の保存(デジタルゴールド)」寄りなのに対し、HYPEはオンチェーン金融の”稼働する基盤”に近い。
- 自社が目指すオンチェーン金融事業と親和性が高い資産を選んだ、という位置づけ。
注意点|含み益は「評価上」の数字
+27%という数字は魅力的ですが、冷静に見るべき点があります。
- 含み益は確定利益ではない:今の価格での評価額にすぎず、売るまで利益は確定しない。
- 価格変動が大きい:HYPEはこの3か月でも$52〜$86と大きく動いた。短期間で含み損に転じることもある。
- 企業の決算・税務に影響:暗号資産の評価損益は業績に反映され得る。個人の売買益にも課税がある。
よくある質問
イオレはHYPEをいくらで取得したのですか?
累計で1億円分、約9,787HYPEを取得し、平均取得単価は約10,217円(約$64)です。内訳は初回(7/28付)が約1,078HYPEを平均9,353円、追加(7/30〜8/31)が約8,709HYPEを平均10,324円です。
今は含み益ですか?どのくらいですか?
HYPEの現在価格は約$81(約13,000円)で、平均取得の約$64(10,217円)に対して約+27%の含み益です。ただし価格の評価上の数字であり、確定した利益ではありません。
なぜBTCではなくHYPEを選んだのですか?
イオレが進める「Neo Crypto Bank構想」というオンチェーン金融事業と親和性が高いためです。値上がり益だけでなく、事業基盤の強化を狙った戦略的な取得と説明されています。
HYPE(ハイプ)とは何ですか?
世界最大級のオンチェーン・デリバティブ取引所「Hyperliquid」のトークンです。ブロックチェーン上で先物などの取引ができる仕組みで、取引量の大きさから注目されています。
国内の上場企業で初なのですか?
HYPEの取得を公表した国内の上場企業は、今回のイオレが初とされています。BTCを保有する上場企業は増えていますが、HYPEを選んだ公表事例は初めてです。
個人でもHYPEは買えますか?
HYPEはHyperliquidなどの海外の取引所で取引できます。国内の登録取引所では基本的に取扱いがないため、利用する場合はリスクや自己責任を理解したうえで判断してください。具体的な購入手順はHYPEの買い方で解説しています。
含み益は確定した利益ですか?
いいえ。含み益は今の価格での評価上の数字で、売却するまで利益は確定しません。価格が下がれば含み損に転じることもあります。売却益には税金もかかります。
- イオレがHYPEを累計1億円分(約9,787枚)取得。国内上場企業で初の公表。
- 平均取得約10,217円(約$64)→現在約13,000円(約$81)で約+27%の含み益。
- 狙いは「Neo Crypto Bank構想」の事業基盤。ただし含み益は評価上で、価格変動リスクに注意。
出典
・株式会社イオレ 適時開示・プレスリリース(2026年7月29日/8月31日)
・HYPE価格・チャート:Hyperliquid API(2026年8月31日時点)
・USD/JPY:約159.68円(2026年8月28日時点)で円換算
※本記事は2026年8月31日時点の公表情報・実データに基づく事実の整理であり、特定の暗号資産や銘柄の売買を推奨するものではありません。含み益は評価上の数値で、価格変動により増減します。暗号資産の取引はリスクを理解のうえ、各自の判断と責任で行ってください。円換算は概算です。

