GMOコインがSAND・CHZ・FILを取扱い廃止|終了スケジュール・出金方法・他取引所への移し方を解説

『忙しい人向け』ニュース要約


  • GMOコインがサンドボックス(SAND)・チリーズ(CHZ)・ファイルコイン(FIL)の3銘柄を取扱い廃止すると発表しました(2026年9月9日)。
  • 貸暗号資産は9月15日で終了。売買・預入は10月24日、出金(送付)は11月7日が期限です。
  • 期限までに動かさなかった分は、11月中旬にGMOコインが売却して日本円で返還されます。
  • 3銘柄とも他の国内取引所には残るため、持ち続けたいなら移すこともできます(取扱いは各社で要確認)。

※本記事は2026年9月9日時点の報道・公開情報にもとづく情報提供であり、特定の暗号資産の売買や投資を勧める投資助言ではありません。日程・手続きは変更される場合があるため、最新の情報はGMOコインの公式のお知らせでご確認ください。

木田 陽介

今回は3銘柄とも他の国内取引所に残るので、BITPOINTのOSHIのように国内で買えなくなるわけではありません。慌てる必要はありませんが、放置すると11月中旬に強制的に日本円へ換金されます。持ち続けたいなら期限までに移すか、日本円でよければそのまま待つ、と決めておきましょう。

木田 陽介
(株)ICHIZEN HOLDINGS

代表取締役

この記事の執筆者/監修者

2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。

監修 木田 陽介
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役

2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。

目次

何が起きたか|GMOコインが3銘柄を取扱い廃止(2026年9月9日)

2026年9月9日、暗号資産取引所GMOコインは、次の3銘柄の取扱いを廃止すると発表しました。国内取引所では銘柄の整理が相次いでおり、今回もその流れの一つです。

  • ザ・サンドボックス(SAND)
  • チリーズ(CHZ)
  • ファイルコイン(FIL)

廃止の理由としてGMOコインは、対象銘柄が支えるプロジェクトの継続性や市場の流動性の変化、そしてカバー取引先(相対の取引相手)を確保しにくくなる可能性を挙げています。特定のプロジェクトに問題があると断定したものではなく、取引所として扱いを続ける環境が整いにくくなったという趣旨です。

GMOコインの取扱廃止に関するお知らせ。SAND・CHZ・FILの3銘柄を廃止
図:GMOコインが公表した「取扱廃止に関するお知らせ」。ザ・サンドボックス(SAND)・チリーズ(CHZ)・ファイルコイン(FIL)の3銘柄と廃止スケジュール(2026年9月9日)。出所:GMOコイン

廃止スケジュール|いつまでに何をする

手続きの期限は複数の段階に分かれています。まず貸暗号資産が9月15日で止まり、売買と預入が10月24日、最後の出金(送付)が11月7日です。放置した分は11月中旬に日本円へ換金されます。3銘柄に共通するスケジュールは次のとおりです。

スクロールできます
できなくなること日時(予定)
貸暗号資産(レンディング)の終了2026年9月15日
つみたて暗号資産の最終2026年10月7〜10日ごろ
販売所・取引所の売買、預入(入庫)の終了2026年10月24日(定期メンテナンス後)
外部への送付(出金)受付の終了2026年11月7日(定期メンテナンス後)
残った分の強制的な日本円換金2026年11月中旬
出所:GMOコインの発表・報道各社(2026年9月9日)をもとに作成。日時は予定で、最新は公式で要確認。

つまり、売買や買い増しができるのは10月24日まで自分のウォレットや他の取引所へ送れるのは11月7日までです。この2つの期限を押さえておけば、慌てずに対応できます。

期限までに何もしないとどうなる|日本円で強制換金

「期限を過ぎたら資産が消えるのか」と不安になるかもしれませんが、そうではありません。11月7日の出金期限までに動かさなかった分は、11月中旬にGMOコインが売却し、日本円で口座に返還されます。

ただし1点注意があります。GMOコインは「当社が適当と判断する時期・方法で売却する」としており、流動性が下がっていると市場価格より低い価格で換金される可能性にも触れています。希望のタイミングや価格で売れるとは限らないため、価格にこだわりたい人は自分で期限までに売却するか、他の取引所へ移すほうが安全です。

持ち続けたいなら|3銘柄とも他の国内取引所に残る

今回のポイントは、SAND・CHZ・FILの3銘柄とも、他の国内取引所では引き続き取引できることです。報道によると、bitbank・bitFlyer・Coincheckなどで取り扱いがあります(銘柄ごとに対応取引所は異なるため、各社で要確認)。

つまり、先に別のニュースで話題になったBITPOINTのオシトークン(OSHI)のように「廃止されると国内で買えなくなる」わけではありません。持ち続けたい場合は、11月7日の送付期限までに、その銘柄を扱う他の取引所や自分のウォレットへ移すことで保有を続けられます。日本円で受け取ってよいなら、とくに手続きをしなくても11月中旬に日本円で戻ってきます。

背景|国内で相次ぐ「銘柄整理」

今回のGMOコインの廃止は、単独の出来事ではありません。少し前にはBITPOINTとSBI VCトレードが計9銘柄の取扱い廃止を発表しており、国内取引所で銘柄を絞り込む動きが相次いでいます。上場銘柄には監視やカバー取引、システム対応などの維持コストがかかるため、需要や流動性が細った銘柄を整理するのは各社に共通した流れです。利用者としては「持っている銘柄が突然扱えなくなる」ことが起こり得る前提で、こまめに公式のお知らせを確認しておくのが安全です。

GMOコイン利用者が今やること

期限が複数あるため、早めに保有状況を確認して動くのが安全です。やることを整理します。

チェックリスト|期限までにやること
  • SAND・CHZ・FILを保有していないか残高を確認する
  • 貸暗号資産に出しているなら9月15日までに扱いを確認する
  • 売却するなら10月24日までにGMOコインで売る
  • 持ち続けたいなら11月7日までに他の取引所や自分のウォレットへ送る
  • 日本円で受け取ってよいなら手続き不要(11月中旬に日本円で返還)

ICHIZEN Capitalの視点|慌てなくてよいが「強制換金は課税」に注意

今回は3銘柄とも他の国内取引所に残るため、「国内で二度と買えなくなる」タイプの廃止ではありません。日本円でも返ってくるので、資産が失われるトラブルとも性質が違います。過度に慌てる必要はありません。

ただし見落としたくないのが税金です。期限後に日本円へ強制換金されると、その時点で売却損益が確定し、含み益があれば課税対象になり得ます。暗号資産の売却益は原則「雑所得」として扱われます。自分のタイミングで売りたい人や、他の取引所で持ち続けたい人は、期限までに動かすのが基本です。暗号資産の税金の考え方は仮想通貨の税金の記事で解説しています。

よくある質問

GMOコインでどの銘柄が取扱い廃止になりますか?

ザ・サンドボックス(SAND)・チリーズ(CHZ)・ファイルコイン(FIL)の3銘柄です。2026年9月9日に発表され、段階的にサービスが終了します。

いつまでに何をすればいいですか?

貸暗号資産は9月15日で終了します。売買と預入は10月24日(定期メンテナンス後)、外部への送付(出金)は11月7日(定期メンテナンス後)が期限です。持ち続けたい場合は11月7日までに他の取引所や自分のウォレットへ送り、日本円で受け取ってよい場合は手続き不要です。

期限までに何もしないとどうなりますか?

資産が消えるわけではありません。11月7日までに動かさなかった分は、11月中旬にGMOコインが売却して日本円で口座に返還されます。ただし会社が適当と判断する時期・方法で売却されるため、流動性が下がっていると市場価格より低い価格になる可能性があります。

SAND・CHZ・FILは他の取引所に移せますか?

移せます。3銘柄とも他の国内取引所(bitbank・bitFlyer・Coincheckなど)で引き続き取引できるとされています。ただし対応する取引所は銘柄ごとに異なるため、送る前に移し先で扱いがあるかを必ず確認してください。

なぜ取扱い廃止になるのですか?

GMOコインは、対象銘柄が支えるプロジェクトの継続性や市場の流動性の変化、カバー取引先を確保しにくくなる可能性を理由に挙げています。特定のプロジェクトを問題視したものではなく、取引所として扱いを続ける環境が整いにくくなったという趣旨です。

貸暗号資産に出している分はどうなりますか?

対象3銘柄の貸暗号資産(レンディング)は2026年9月15日で終了します。貸し出している場合は、その後の扱いや返却のタイミングを早めに確認しておくと安心です。

日本円で返還されると税金はかかりますか?

強制換金で売却損益が確定するため、含み益があった銘柄は、その時点で利益が実現し課税対象になり得ます。暗号資産の売却益は原則「雑所得」として扱われます。年間の損益や申告の要否は各自の状況によるため、必要に応じて税理士に相談してください。

国内で銘柄の廃止が増えているのはなぜですか?

上場している銘柄には監視やカバー取引、システム対応などの維持コストがかかります。需要や流動性が細った銘柄を整理する動きは各社に共通しており、BITPOINTやSBI VCトレードでも同時期に取扱い廃止が発表されています。保有銘柄が扱えなくなる可能性を前提に、公式のお知らせをこまめに確認するのが安全です。

まとめ

この記事のまとめ
  • GMOコインがSAND・CHZ・FILの3銘柄を取扱い廃止(9/9発表)
  • 貸暗号資産9/15・売買/預入10/24・出金11/7が期限
  • 放置分は11月中旬にGMOコインが売却→日本円で返還
  • 3銘柄とも他の国内取引所に残る=持ち続けたいなら移せる
  • 強制換金は課税イベント。国内で相次ぐ銘柄整理の一つ

GMOコインは、ザ・サンドボックス(SAND)・チリーズ(CHZ)・ファイルコイン(FIL)の3銘柄を取扱い廃止します。貸暗号資産は9月15日、売買・預入は10月24日、出金(送付)は11月7日が期限で、放置した分は11月中旬に日本円で返還されます。3銘柄とも他の国内取引所には残るため、持ち続けたいなら期限までに移せばよく、日本円でよければそのまま待てば返ってきます。

今回は「国内で買えなくなる」タイプの廃止ではないため、過度に慌てる必要はありません。ただし強制換金は課税イベントになり得ます。まずは保有を確認し、「10月24日」「11月7日」の2つの期限を押さえて、自分は売るのか移すのか日本円で受け取るのかを早めに決めておきましょう。

参考:GMOコインの発表/あたらしい経済・CoinPost・NADA NEWS等の報道(2026年9月9日)。数値・日程は執筆時点のもので変更される場合があります。最新はGMOコインの公式のお知らせでご確認ください。

※本記事は2026年9月9日時点の報道・公開情報にもとづく一般的な情報提供であり、特定の金融商品・暗号資産・取引の売買を勧める投資助言ではありません。暗号資産取引にはリスクが伴い、価格は変動します。税務の判断は税理士等の専門家にご相談ください。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

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