BITPOINT(ビットポイント)の出金方法|日本円・暗号資産の手順と手数料、SBI VC統合前にやること【2026年最新】

この記事で伝えたいこと
- BITPOINTの出金は「日本円の出金」と「暗号資産の出庫(送付)」の2種類。目的で使い分けます。
- 暗号資産の出金手数料は無料。日本円は月1回無料で、2回目以降は330円です。
- SBI VCトレードへの統合で全額を出金する必要はありません(資産は自動で移管)。ただし廃止9銘柄は期限までに要対応です。
- 出金先の口座・アドレスの事前登録と二段階認証が必須。日本円は入金後7日間の出金制限あり。
木田 陽介統合と聞くと「今すぐ全部出さないと」と焦りがちですが、資産は自動でSBI VC(VCTRADE)へ移管されるので出金は不要です。むしろ他社へ移したい人・廃止銘柄を持つ人・自分で管理したい人が、案内が本格化する前の今のうちに手順を押さえておくのが安全です。


監修 木田 陽介
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役
2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。
BITPOINTの出金は2種類|まず自分がどっちかを確認
BITPOINT(ビットポイント)の「出金」には、大きく2つの意味があります。1つは保有している日本円を自分の銀行口座へ振り込む「日本円の出金」、もう1つは保有している暗号資産を他のウォレットや取引所へ送る「暗号資産の出庫(送付)」です。やることも手数料も違うので、まず自分がどちらをしたいのかを決めるところから始めます。
- 利益を現金化したい・生活口座に戻したい → 日本円の出金(銀行振込)
- コインを他の取引所や自分のウォレットに移したい → 暗号資産の出庫(送付)
どちらの場合も、あらかじめ出金先(銀行口座または送付先アドレス)の登録と二段階認証が必要です。ここを先に済ませておくと、いざ出金するときにスムーズです。以下、それぞれの手順を順番に見ていきます。
暗号資産をBITPOINTから出金(出庫)する手順
暗号資産を他の取引所や自分のウォレットへ送る場合は「出庫(送付)」を使います。BITPOINTは暗号資産の出金手数料を無料にしているのが強みで、送るときのコストはネットワーク手数料も含めてかかりません。ただし、送付先アドレスの入力ミスは取り返しがつかないため、手順を丁寧に確認しましょう。ここではSOL(ソラナ)を出金する場合を例に説明します。
「入出金」から出金したい暗号資産(ここではSOL)を選びます。出金には、送付先アドレスの事前登録と二段階認証が必要です。


「追加・編集」から出金先アドレスを登録します。ラベルとウォレットアドレスを入力してください。アドレスは必ずコピー&ペーストで。SOLは宛先タグ不要ですが、XRPは宛先タグ、ATOMはメモが必須です。


登録した出金先アドレスを選び、出金する数量を入力します。SOLの最低出金数量は0.03 SOLで、これを下回ると出金できません。送付先が対応しているネットワーク(チェーン)と一致しているかも確認してください。
【スクショ挿入枠|SOLの出金数量を入力する画面】


内容を確認し、二段階認証(SMSまたはGoogle Authenticator)のコードを入力して出金を確定します。処理が始まると取消はできないので、アドレスと数量は確定前によく確認してください。


ブロックチェーン上で送金が処理され、相手先に着金します。反映までの時間はネットワークの混雑状況によって変わり、一定ではありません。
- アドレスは必ずコピー&ペーストで。1文字違うだけで別人に届き、原則もう戻りません。
- XRPは宛先タグ、ATOMはメモが必須。付け忘れると着金せず、回収も難しくなります。
- 銘柄ごとに最低出金数量がある(例:BTC 0.001/ETH 0.02/XRP 5)。下限を下回ると出金できません。
- 送付先のネットワーク(チェーン)が一致しているか確認。対応外のネットワークに送ると資産を失う恐れがあります。
日本円をBITPOINTから出金する手順
日本円の出金は、出金先の銀行口座を登録してから、出金額を指定して依頼するという流れです。振込は即時ではなく、数営業日かかる点だけ先に押さえておきましょう。手順は次のとおりです。
メニューの「口座管理」→「口座情報確認・変更」から、出金先の銀行口座を登録します。登録時にSMS認証があります。口座はBITPOINT口座と同一名義にしてください(名義が違うと受け付けられません)。
「入出金」メニューを開き、日本円(JPY)の「出金」を選びます。指定金融機関(登録した銀行口座)への振込として出金する画面です。
出金額を入力し、確認画面で金額・振込先を確認して確定します。手数料は月1回まで無料、2回目以降は330円が出金額から差し引かれます。
登録した銀行口座に、依頼日の翌々営業日(土日祝を除く)に振り込まれます。即時ではないので、急ぎの資金は早めに依頼してください。
- 手数料は月1回まで無料、2回目以降は330円(出金額から差し引き)。無料回数は毎月1日0:00にリセットされ、翌月へは繰り越せません。
- 反映は翌々営業日。土日の依頼は金曜依頼と同じ扱い、祝日をはさむとさらにずれるため、急ぎの資金は早めに依頼する。
- 取消は振込予定日の前営業日15:59まで。それを過ぎると取り消せません。
- 出金先はBITPOINT口座と同一名義の銀行口座にする。名義が違うと受け付けられません。
- 日本円を入金した直後は7日間、入金相当額の出金が制限されます(8日目に解除)。入金してすぐ全額を引き出すことはできません。
出金手数料・反映時間・最低/上限額の早見表
日本円と暗号資産で、手数料も反映時間も異なります。まず全体像を早見表で確認しましょう。数値は公式ページに基づきますが、改定されることがあるため、実行前に最新を確認してください。
| 項目 | 日本円の出金 | 暗号資産の出庫(送付) |
|---|---|---|
| 手数料 | 月1回無料/2回目以降330円 | 無料 |
| 反映時間 | 依頼の翌々営業日(土日祝を除く) | ブロックチェーンの状況次第(一定でない) |
| 事前登録 | 出金先の銀行口座(同一名義) | 出金先アドレス(XRPはタグ・ATOMはメモ) |
| 取消 | 振込予定日の前営業日15:59まで可 | 処理開始後は取消不可 |
| 認証 | SMS認証・二段階認証 | 二段階認証(SMS/Google Authenticator) |
暗号資産は銘柄ごとに1回あたりの最低出金数量と上限が決まっています。主要銘柄は次のとおりです(全銘柄・最新値は公式の暗号資産入出金ページで確認してください)。
| 銘柄 | 最低出金数量 | 上限(1回あたり) |
|---|---|---|
| BTC | 0.001 BTC | 20 BTC |
| ETH | 0.02 ETH | 500 ETH |
| XRP | 5 XRP | 500,000 XRP |
| SOL | 0.03 SOL | 1,000 SOL |
| ADA | 10 ADA | 300,000 ADA |
| BNB | 0.005 BNB | 15 BNB |
出金できない・反映されない時の原因と対処
「出金したのに振り込まれない」「出金ボタンが進まない」ときは、多くが事前準備の抜けか反映時間の待ちです。慌てず、次のチェックリストを上から確認しましょう。
- 出金先(口座・アドレス)を登録したか。未登録だと出金画面に進めません。
- 日本円は入金後7日間の制限中でないか。入金直後は相当額を出金できません。
- 銀行口座の名義がBITPOINT口座と同じか。名義不一致は受け付けられません。
- まだ反映待ちの時間ではないか。日本円は翌々営業日、暗号資産はチェーンの混雑で遅れることがあります。
- XRPの宛先タグ・ATOMのメモを付けたか。付け忘れは着金しない典型例です。
- 「出金履歴」でステータスを確認。「出金中」になっていれば処理は進行中で、取消はできません。
上記をすべて確認しても解決しない場合は、公式のサポート(FAQ・問い合わせ)に、出金履歴の日時・銘柄・数量を添えて連絡するのが早いです。とくに暗号資産は、送付済みであればトランザクションIDから状況を追えます。
SBI VCトレード統合で出金はどうなる?(2026年版タイムライン)
BITPOINTを運営していた株式会社ビットポイントジャパンは、2026年4月1日にSBI VCトレードへ吸収合併されました(存続会社はSBI VCトレード)。当面は「VCTRADE」と「BITPOINT」の2ブランドが並行し、BITPOINTサービスは2026年12月末をめどにVCTRADEサービスへ統合される予定です。ここで多くの人が気にするのが「統合で資金は引き出さないといけないのか?」ですが、答えはいいえです。
公式の移管特設サイトによると、口座と資産は自動でVCTRADEへ移管されるため、統合そのもののために出金する必要はありません。既にVCTRADE口座がある人はそこへ統合され、ない人はVCTRADE口座が新規作成されて資産が移されます。全体の流れは次のとおりです。
| 時期 | 起きること |
|---|---|
| 2026年4月1日 | ビットポイントジャパンがSBI VCトレードに吸収合併(存続=SBI VC) |
| 2026年7月31日 14:00 | BITPOINTサービスの新規口座開設の受付を終了 |
| 2026年9月末〜10月頃(予定) | 事前移管申込の受付開始・手続き詳細の案内 |
| 2026年10月28日 13:00 | 廃止9銘柄の売付・出庫(出金)の最終期限 |
| 2026年12月末頃(予定) | 未申込の口座・資産をVCTRADEへ自動(強制)移管 |
ただし、「出金・出庫をしておいた方がよい人」もいます。第一に、取扱い廃止となる9銘柄(BNB・DEP・JASMY・OSHI・PEPE・TRUMP・APT・ETC・OAS)を持っている人は、コインのまま残したいなら2026年10月28日13時までに自分のウォレットへ出庫が必要です(放置すると日本円へ換金されます)。詳細はBITPOINT・SBI VCの9銘柄取扱い廃止の記事で解説しています。第二に、統合先ではなく他社で使いたい人は、移管を待たずに今のうちに暗号資産を出庫したり日本円を出金しておくと、切り替え時の設定変更に振り回されません。移す先の取引所は国内取引所の比較記事も参考にしてください。
- BITPOINTにしかない6銘柄(BNB・DEP・JMY・OSHI・PEPE・TRUMP)はSBI VCへ引き継がれません。10月28日13時で取扱いが終わり、残っている分は自動で日本円に換金されます。
- とくにOSHI(オシトークン)は、国内で扱うのがBITPOINTだけです。売却や放置で日本円になると、国内では二度と買い直せなくなる見通し。持ち続けたいなら10月28日13時までに自分のウォレットへ出庫してください。
- 残る5銘柄(BNB・PEPE・JMY・DEP・TRUMP)は他の国内取引所でも扱いがある場合があり、買い直せる可能性があります(取扱いの有無は各社で要確認)。



移管の切り替え時に入出金が一時停止するかどうかは、本記事の執筆時点では公式から明確な発表がありません。統合前後で一時的に出金できない期間が生じる可能性はあるので、期限のある廃止銘柄や、確実に動かしたい資金は「案内を待つ」より「早めに動かす」方が安全です。
よくある質問
BITPOINTの日本円の出金手数料はいくらですか?
月1回までは無料で、2回目以降は1回につき330円です(出金依頼額から差し引かれます)。無料回数は毎月1日0:00にリセットされ、翌月への繰り越しはできません。一方、暗号資産の出金(出庫)手数料は無料です。
BITPOINTの出金はいつ振り込まれますか?何日かかりますか?
日本円の出金は、依頼日の翌々営業日(土日祝を除く)に指定口座へ振り込まれます。土日の依頼は金曜依頼と同じ扱いになり、祝日をはさむとさらにずれます。暗号資産の出庫はブロックチェーンの混雑状況によって時間が変わり、一定ではありません。
暗号資産の出金手数料は本当に無料ですか?
はい、BITPOINTは暗号資産の出金手数料を会社側が負担しており、無料です。ただし送付には銘柄ごとに最低出金数量があり(例:BTCは0.001BTC以上)、下限を下回る数量は出金できません。
出金の最低金額(下限)はいくらですか?
日本円の出金に最低額の定めは特にありません。暗号資産は銘柄ごとに最低出金数量が決まっており、BTC 0.001/ETH 0.02/XRP 5/SOL 0.03/ADA 10/BNB 0.005 などが目安です。全銘柄・最新の数量は公式の暗号資産入出金ページで確認してください。
出金できない・反映されない原因は何ですか?
多いのは、出金先の口座・アドレスが未登録、日本円入金後7日間の出金制限中、銀行口座の名義不一致、まだ反映待ちの時間、XRPの宛先タグやATOMのメモの付け忘れ、などです。まず「出金履歴」でステータスを確認し、「出金中」であれば処理は進行中で取消はできません。
出金依頼は取り消せますか?
日本円の出金は、振込予定日の前営業日(土日祝を除く)の15:59まで取り消せます。それ以降は取り消せません。暗号資産の出庫は、処理が開始されると取消できないため、アドレスと数量は確定前によく確認してください。
XRPを出金するとき宛先タグは必要ですか?
はい、XRPは宛先タグが必須です(ATOMはメモが必須)。タグやメモを付け忘れると相手先に正しく着金せず、資産の回収が難しくなります。送付先の取引所やウォレットが指定するタグ・メモを必ず入力してください。
SBI VCトレードへの統合で出金はどうなりますか?口座移管で出金は止まりますか?
統合のために資金を出金する必要はありません。口座と資産は2026年12月末をめどに自動でVCTRADEへ移管されます。ただし移管の切り替え時に入出金が一時停止するかは執筆時点で公式発表がないため、期限のある廃止9銘柄(10月28日13時まで)や確実に動かしたい資金は、案内を待たず早めに対応するのが安全です。
まとめ
- 出金は「日本円の出金(銀行振込)」と「暗号資産の出庫(送付)」の2種類
- 日本円は月1回無料/2回目以降330円・翌々営業日、暗号資産は手数料無料
- 出金先の事前登録・二段階認証が必須。XRPはタグ、ATOMはメモを忘れない
- 日本円は入金後7日間の出金制限あり・銀行口座は同一名義に
- SBI VC統合で出金は不要(自動移管)。廃止9銘柄は10月28日13時までに要対応
BITPOINTの出金は、出金先を登録して二段階認証で確定するだけと、手順そのものはシンプルです。つまずきやすいのは「日本円の反映が翌々営業日」「入金後7日間は出金制限」「アドレスや宛先タグのミス」の3点なので、ここだけ押さえれば失敗はほぼ防げます。
そしてSBI VCトレードへの統合については、慌てて全額を出金する必要はありません(資産は自動で移管されます)。動く必要があるのは、廃止9銘柄をコインのまま残したい人と、統合先ではなく他社で使いたい人です。期限のある資産だけは、案内を待たずに早めに出金・出庫の判断をしておきましょう。
参考:BITPOINT「日本円の入出金」/BITPOINT「暗号資産の入出金(送付・受取)」/BITPOINT「二段階認証」/SBI VCトレード「BITPOINTサービスからの移管 特設サイト」
※本記事は2026年9月時点で公表された情報に基づく一般的な情報提供であり、特定の暗号資産への投資を勧誘するものではありません。手数料・最低出金額・日程・手続きは変更される場合があるため、出金の実行前に必ずBITPOINT・SBI VCトレードの公式で最新情報をご確認ください。税務の判断は税理士等の専門家にご相談ください。暗号資産取引にはリスクが伴い、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。









