【専門家監修】BGB(ビットゲットトークン)とは?買い方と将来性を仮想通貨8年目のプロが解説!

ICHIZENのイチ押しポイント!


  • BGBは海外取引所Bitgetのネイティブトークン。取引所の成長と一体のコイン
    • 時価総額は約11億ドル規模(2026年7月時点・媒体により順位に差)
    • 効用の大半はBitgetのエコシステム内でのみ有効という性質を持つ
  • 保有メリットは「手数料割引・Launchpad・VIP・Web3のガス代」
    • BGB建てで手数料を払うと現物で最大20%・先物で最大15%割引
    • Bitget Wallet(Web3)とも統合され、ガス代支払いにも使える
  • トークノミクス|最大供給20億、2024年に40%を焼却
    • 2024年12月に8億BGB(当時の総供給の40%)をバーン
    • 四半期ごとのバーンも継続。ただし原資はBitgetの利益に連動する
  • リスクと税金|Bitgetと運命共同体、日本では雑所得課税
    • Bitgetに規制・経営・ハッキングの問題が起きればBGBも直撃を受ける
    • 国内取引所では買えず、利益は原則「雑所得」で総合課税の対象
木田 陽介

BGBは「Bitgetをよく使う人には効くトークン」です。手数料割引やLaunchpadは実利があります。ただ忖度なく言うと、BGBの価値はBitgetという取引所そのものの信用と一体。取引所に何かあればコインも直撃します。この“運命共同体”の構造を理解したうえで、余裕資金で持つのが鉄則です。

木田 陽介
(株)ICHIZEN HOLDINGS

代表取締役

この記事の執筆者/監修者

2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。

監修 木田 陽介
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役

2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。

目次

BGB(ビットゲットトークン)とは?基本情報

BGB(Bitget Token)は、海外暗号資産取引所Bitgetが発行するネイティブ・プラットフォームトークンです。取引所の「会員権」や「ポイント」に近い性格を持ち、保有・利用することでBitget内の手数料割引やサービスへの参加権が得られます。取引所の成長とトークンの価値が結びつく、いわゆる取引所トークン(Exchange Token)の代表格の一つです。

ビットコインが「非中央集権の通貨」を目指すのに対し、BGBは特定の企業(Bitget)のエコシステムを回すために設計されたトークンです。この違いは、後半で述べるメリットとリスクの両方に直結します。まずは基本情報を押さえましょう。

スクロールできます
項目内容(2026年7月時点)
名称BGB(Bitget Token/ビットゲットトークン)
発行元Bitget(海外暗号資産取引所)
種類取引所トークン(プラットフォームトークン)
時価総額約11億ドル規模(順位は媒体により差・変動が速い)
最大供給量20億BGB(循環供給は約7億BGB)
主な用途手数料割引・Launchpad参加・VIP・Bitget Walletのガス代
日本での購入国内取引所では不可(Bitgetなど海外取引所で入手)
日本での税務上の扱い暗号資産(雑所得・総合課税が原則)

価格・時価総額・順位は変動が速く、媒体によっても数値に差があります。最新の値は取引所やCoinMarketCap等でご確認ください。次章から、「保有すると具体的に何が得なのか」というユーティリティを見ていきます。

BGBの保有メリット・ユーティリティ

BGBの価値は、価格の値上がり期待だけでなく「Bitgetを使ううえでの実利」に支えられています。主なユーティリティは次の4つです。いずれも基本的にBitgetのエコシステム内で効く点が特徴で、これは裏を返せばリスクにもつながります(後述)。

BGBの主なユーティリティ
  • 取引手数料の割引(現物で最大20%・先物で最大15%)
  • Launchpad/Launchpoolなど、新規トークン配布への参加権
  • VIPランクの判定に使える(保有・取引量に応じた優遇)
  • Bitget Wallet(Web3)と統合され、ガス代の支払いにも利用できる

取引手数料の割引|現物最大20%・先物最大15%

最も分かりやすいメリットが取引手数料の割引です。手数料をBGB建てで支払う設定にすると、現物取引で最大20%、先物取引で最大15%の割引が受けられます。取引回数・取引量が多いトレーダーほど、この割引の効果は積み上がります。

頻繁に売買する人にとっては、BGBを一定量持っておくこと自体がコスト削減の手段になります。ただし割引を受けるにはBGBを保有・消費する必要があり、その保有には価格変動リスクが伴う点は理解しておきましょう。

Launchpad・Launchpoolへの参加権

BGBを保有していると、BitgetのLaunchpad/Launchpoolといった新規トークンの配布・先行購入イベントに参加できます。これは、上場前後の有望なトークンを早い段階で入手できる可能性があるという意味で、BGBを持つ動機の一つになっています。

ただし、配布されるトークンが必ず値上がりする保証はありません。参加権はあくまで「機会」であり、そのトークン自体のリスクは別途負うことになります。過度な期待は禁物です。

VIPランクとBitget Wallet(Web3)での利用

BGBの保有・取引量は、手数料がさらに優遇されるVIPランクの判定にも使われます。ヘビーユーザーほど恩恵が大きくなる設計です。

加えて、2024年末にBitget Wallet(Web3ウォレット)のトークン(BWB)がBGBに統合されました。これにより、BGBは中央集権的な取引所と分散型ウォレットの両方で使える共通トークンとなり、マルチチェーンでのガス代支払いなどにも利用できるようになっています。取引所の枠を超えて用途が広がった点は、他の取引所トークンとの差別化要素です。

BGBのトークノミクスとバーン|数字の裏まで見る

取引所トークンの価格を語るうえで欠かせないのがバーン(焼却)です。BGBは大型のバーンで注目を集めましたが、見出しの数字だけでなく「その原資は何か」まで理解することが、忖度なく判断するうえで重要です。

2024年12月の40%バーンと、四半期バーン

BGBは2024年12月に、当時の総供給の40%にあたる8億BGBを一度に焼却しました。供給量を大きく減らすこのバーンは、希少性を高める材料として市場の注目を集めました。以降も四半期ごとのバーンが継続されています。

ここで冷静に押さえたいのが、四半期バーンの原資がBitgetの利益に連動している点です。利益の一部で買い戻して焼却する仕組みのため、取引所の業績が伸びればバーンも進み、業績が鈍ればバーンによる希少化ストーリーも弱まります。「バーン=必ず価格上昇」ではなく、取引所の稼ぐ力に依存した設計だと理解しておきましょう。

最大供給20億は不変|「総供給」の数字は媒体で割れる

もう一つ注意したいのが供給量の見方です。最大供給量は20億BGBで、これ自体は変わりません。バーンは「発行済みの総供給」から削っていくモデルで、循環供給は約7億BGBとされています。

ただし、「現在の総供給がいくつか」は情報源によって数字が食い違っています(媒体によって数億単位で差がある状態)。長期的には供給を大きく縮小する方針も示されていますが、あくまで計画段階です。供給に関する数字は一つの媒体を鵜呑みにせず、幅を持って見るのが安全です。この「見出しの数字ほど単純ではない」という姿勢が、取引所トークンと付き合ううえで大切になります。

日本でのBGBの買い方|国内取引所では買えない

BGBは日本の国内取引所では取り扱われておらず、購入するには発行元のBitgetなど海外取引所を使う必要があります。まず「なぜ国内で買えないのか」という背景から押さえましょう。

国内で買えない理由|規制の背景

BGBが国内で買えないのは、単に「上場していない」からではありません。背景には規制があります。発行元のBitgetは日本の金融庁に暗号資産交換業者として登録しておらず、無登録業者として警告を受けています。2025年には金融庁の要請で、日本のApp Store・Google PlayからBitgetを含む複数の海外取引所アプリが削除されました。

ここで忖度なく補足しておきます。金融庁の警告は「無登録で日本に勧誘する事業者側」に対するもので、利用者が使うこと自体をただちに違法とするものではありません

ただし利用は自己責任で、日本の利用者保護は及びにくくなります。
また、同じ海外取引所でもBybitは2026年に日本から撤退する一方、Bitgetは2026年7月時点では日本向けサービスを継続しています。

とはいえ規制圧力は続いており、今後方針が変わる可能性は常にあるため、最新の状況は必ず確認してください。
海外取引所全般の選び方は海外取引所おすすめランキングも参考になります。

BGBの買い方|基本の手順

BGBを入手する流れは、次のステップが基本です。

  1. 国内取引所で口座開設・入金|日本円を入金し、送金用にビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など送金しやすい銘柄を購入
  2. Bitgetへ送金|購入した暗号資産をBitgetの自分の口座へ送る
  3. USDTに交換|送った暗号資産をBitget上でUSDT(ステーブルコイン)に交換
  4. BGBを購入|USDTでBGBを購入する

送金時は送る側と受け取る側で同じネットワーク(チェーン)を選ぶことと、初回は少額でテスト送金することが鉄則です。チェーンを間違えると資金を失う恐れがあります。

海外取引所Bitgetの紹介画像

\BGBの発行元・総合力No.1のCEX/

公式サイトはこちら

BGBのリスク・注意点(忖度なし)

ユーティリティが実用的な一方で、BGBには取引所トークンならではのリスクがあります。ここを理解せずに「バーンで上がりそう」だけで持つのは危険です。

BGBの主なリスク
  • 取引所依存|Bitgetに問題が起きればBGBの価値と効用も直撃を受ける
  • 中央集権|発行・バーン・供給方針をすべてBitgetが主導する
  • 日本の規制リスク|金融庁未登録。将来の方針変更(撤退等)の可能性
  • 価格変動|アルトコイン特有の大きなボラティリティ

最大のリスク|BGBはBitgetと「運命共同体」

取引所トークンの本質的なリスクは、その価値が発行元取引所の信用と一体であることです。BGBの効用(手数料割引・Launchpad・VIP)は、ほぼBitgetのエコシステム内でのみ有効です。つまり、Bitgetが規制で退場したり、経営難・ハッキング・出金停止に陥ったりすれば、BGBの効用も価値も同時に失われかねません

これは机上の話ではありません。2022年に破綻した取引所FTXの独自トークンFTTは、取引所の信用不安とともに価値が暴落しました。「取引所トークンは、その取引所と運命を共にする」——この構造は、BGBを含むすべての取引所トークンに共通します。Bitgetが現在成長している大手であることは事実ですが、だからといってこのリスクがゼロになるわけではありません。

中央集権・日本の規制・価格変動リスク

BGBは、発行量やバーンの方針をすべてBitgetが決定する中央集権的なトークンです。前述のとおりバーンの原資も同社の利益に連動するため、取引所の業績が価格ストーリーを左右します。ビットコインのような非中央集権の資産とは、性格が根本的に異なります。

日本の規制リスクも忘れてはいけません。Bitgetは金融庁に未登録で、Bybitのように将来日本から撤退する事態になれば、BGBの保有・出金に影響が及ぶ可能性があります。2026年7月時点でBitgetは日本サービスを継続していますが、状況は変わりうるものとして置く資金は必要最小限にとどめ、長期保有分は自分のウォレットで管理するのが安全策です。価格変動もアルトコイン一般と同様に大きく、余裕資金での対応が前提です。

ICHIZEN Capitalの視点|BGBと税金

上位の解説記事がほとんど触れていないのが税金です。「取引所トークンだから特別」ということはなく、日本ではBGBも通常の暗号資産として扱われます。使う前に押さえておきましょう。

BGBの売却益や、BGBを他の暗号資産に交換して得た利益は、原則「雑所得」として総合課税されます。税率は他の所得と合算して最大約55%(住民税込み)で、会社員は暗号資産を含む雑所得が年20万円を超えると原則確定申告が必要です。日本円に換えていなくても、BGB建てで取引した時点や他の通貨へ交換した時点で損益が確定する点は、USDTなど他の暗号資産と同じです。

さらにBGB特有の論点として、手数料割引やLaunchpad・エアドロップで得た経済的利益も、原則として課税の対象になり得ます。取得した時点の時価が所得となる考え方です。ただしBGB個別の公式見解があるわけではないため、判断に迷う場合は国税庁の情報や税理士に確認するのが確実です。暗号資産の税金の全体像は、仮想通貨の税金の記事で詳しく解説しています。

水野 倫太郎

「取引所トークンは割引に使うだけだから税金は関係ない」と思われがちですが、日本ではBGBも暗号資産です。売却益はもちろん、交換や報酬受け取りでも課税イベントが発生し得ます。取引の都度、日時と時価の記録を残しておくと、後の申告がぐっと楽になります。判断に迷えば税理士へ。

よくある質問

BGBは日本の国内取引所で買えますか?

2026年時点、国内取引所ではBGBを取り扱っていません。入手するには発行元のBitgetなど海外取引所を使い、国内取引所で買った暗号資産を送金してBGBに交換するのが基本です。

BGBを保有すると手数料はどのくらい安くなりますか?

手数料をBGB建てで支払う設定にすると、現物取引で最大20%、先物取引で最大15%の割引が受けられます。取引回数・取引量が多いほど、割引の効果は大きくなります。

Bitget以外でBGBを買っても意味はありますか?

価格の値上がりを狙うだけなら他の取引所でも売買できますが、BGBの主なユーティリティ(手数料割引・Launchpad・VIP)は基本的にBitgetのエコシステム内で有効です。効用まで活かしたいならBitgetで使うのが前提になります。

バーンがあればBGBの価格は必ず上がりますか?

必ず上がるわけではありません。バーンは供給を減らす材料ですが、四半期バーンの原資はBitgetの利益に連動しており、取引所の業績や相場全体の地合いに左右されます。「バーン=価格上昇」と単純化しないことが大切です。

BGBの利益に税金はかかりますか?

はい。日本の居住者であれば、BGBの売却益や他の暗号資産への交換で得た利益は原則「雑所得」として総合課税されます。会社員の場合、暗号資産を含む雑所得が年20万円を超えると原則確定申告が必要です。

BGBの使い道・メリットは何ですか?

取引手数料の割引、ローンチパッドやローンチプールへの参加、ステーキングでの利回り、各種特典など、BitgetのエコシステムでBGBが使えます。値上がり期待だけでなく「使うために持つ」性格が強いトークンです。

BGBの買い方を教えてください。

国内取引所でBTCやUSDTなどを購入し、Bitgetへ送金してからBGBに交換するのが基本ルートです。国内取引所には上場していないため、直接日本円では買えません。

BGBのバーン(焼却)とは何ですか?

発行済みトークンの一部を永久に使えなくして総供給量を減らす仕組みです。Bitgetは定期的にバーンを実施しており、2025年にはオンチェーンの利用量に連動させる方式へ変更しました。希少性を高める狙いがあります。

まとめ|BGBは「Bitgetを使う人の実利トークン」、構造も理解して

BGBは、海外取引所Bitgetのネイティブトークンです。手数料割引(現物最大20%・先物最大15%)・Launchpad参加・VIP・Bitget Walletのガス代など、Bitgetを使う人にとっては実利のあるトークンで、2024年の40%バーンや四半期バーンでも注目を集めました。

一方で、その価値はBitgetという取引所の信用と一体(運命共同体)であり、取引所に規制・経営・ハッキングの問題が起きればBGBも直撃を受けます。バーンの原資も利益連動で、「焼却=必ず上昇」ではありません。日本では国内取引所で買えず、利益は原則「雑所得」で課税されます。BGBは、Bitgetを実際に使い込む人が、構造とリスクを理解したうえで余裕資金で持つトークン——これが忖度のない結論です。国内で買えない以上、まずは発行元のBitgetの口座を用意することが第一歩になります。

参考文献

1. Bitget 公式サイト/公式サポート(BGBのユーティリティ・手数料割引・バーン実績、2026年7月時点)https://www.bitget.com/
2. CoinGecko/CoinMarketCap(BGBの価格・時価総額・供給量。媒体間で差異あり・要確認)
3. Bitget Wallet(BWB)とBGBの統合に関する公式発表(2024年12月)
4. 金融庁「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」(Bitget Limited)https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency02/index.html
5. 国税庁「暗号資産に関する税務上の取扱い(FAQ)」https://www.nta.go.jp/

※本記事は2026年7月時点の情報に基づく一般的な情報提供を目的としており、特定の暗号資産(仮想通貨)・取引所への投資を勧誘するものではありません。BGBの価格・供給量・ユーティリティ、および海外取引所の日本での利用可否は変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトおよび金融庁・国税庁の情報でご確認ください。税務の具体的な判断は税理士等の専門家にご相談ください。暗号資産取引にはリスクが伴い、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

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