Berachain(ベラチェーン/BERA)とは?Proof of Liquidityの仕組み・3トークン・買い方・将来性・税金を忖度なく解説【2026年最新】

ICHIZEN Capitalのイチ押しポイント!


  • Berachain(ベラチェーン)はEVM互換のレイヤー1。独自のPoL(Proof of Liquidity)を採用する
    • 流動性を提供した人がブロック報酬を得る設計。ネイティブトークンがBERA
    • NFT「Bong Bears」のコミュニティ発。2025年2月6日にメインネットが稼働
  • BERA・BGT・HONEYの3トークンで動く。役割がそれぞれ違う
    • BERA=ガス代、BGT=譲渡不可のガバナンス、HONEY=米ドル連動ステーブルコイン
    • BGTは流動性提供でしか手に入らず、BERAへ1:1で一方向交換できる
  • 日本の取引所でも買える。SBI VCトレードとOKJが取扱い済み
    • SBI VCトレードが国内初(2026年3月)、OKJが国内2例目(2026年5月)で上場
    • より多くのペアで売買するなら海外取引所も選択肢。税金は雑所得
  • 価格はローンチ直後の高値から大きく下落。リスクを理解して持つ
    • 過去最高値は約14.83ドル(2025年2月)。2026年7月時点は約0.19ドル
    • 時価総額は約5,600万ドル(同時点)。ボラティリティが高く値動きは大きい
木田 陽介

Berachainは「流動性を出した人が報われる」という発想が面白いプロジェクトです。ただ忖度なく言うと、ローンチ時の期待値に対して価格はかなり厳しい推移をしています。仕組みが新しいことと、投資として報われるかは別の話。国内でも買えるようになった今だからこそ、PoLの仕組み・3トークンの役割・そして値動きの実態を分けて理解するのが、この記事の狙いです。

木田 陽介
(株)ICHIZEN HOLDINGS

代表取締役

この記事の執筆者/監修者

2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。

監修 木田 陽介
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役

2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業。同年CoinOtakuの代表に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。bitgetの月間取引高で世界4位を獲得。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。

目次

Berachain(ベラチェーン/BERA)とは?基本情報

Berachain(ベラチェーン)は、独自のコンセンサス「Proof of Liquidity(PoL)」を採用する、EVM互換のレイヤー1ブロックチェーンです。そのネイティブトークンがBERAで、ガス代の支払いなどに使われます。イーサリアムと同じ開発環境(EVM)をそのまま使える一方、ブロックチェーンの安全性を「流動性の提供」に結びつけた点が、他のチェーンにない特徴です。

Berachainの土台になっているのは、2018年に生まれたNFTコレクション「Bong Bears」のコミュニティです。そこから開発が始まり、2025年2月6日にメインネットが稼働し、同日にBERAが上場しました。DeFi(分散型金融)を中心に据えた設計で、話題性の高いプロジェクトとして注目を集めました。

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項目内容(2026年7月時点)
名称Berachain(ベラチェーン)/ネイティブトークン:BERA
種類EVM互換のレイヤー1ブロックチェーン
コンセンサスProof of Liquidity(PoL)
メインネット稼働2025年2月6日
トークン構成BERA(ガス)/BGT(ガバナンス・譲渡不可)/HONEY(ステーブルコイン)
価格約0.19ドル(過去最高値は約14.83ドル/2025年2月)
時価総額約5,600万ドル(暗号資産全体で400位前後)
循環供給量約2.99億BERA(総供給量 約5.5億BERA)
日本での購入国内取引所で購入可(SBI VCトレード・OKJ)
日本での税務上の扱い暗号資産(雑所得・総合課税が原則)

価格や時価総額は日々変動します。最新の数値はSBI VCトレードや各取引所、CoinMarketCap等でご確認ください。次章から、Berachain最大の特徴である「Proof of Liquidity」という仕組みを掘り下げていきます。

Berachainの仕組み|Proof of Liquidity(PoL)とは

Berachainを理解する鍵が、独自コンセンサス「Proof of Liquidity(PoL/流動性の証明)」です。ビットコインの「計算力」でもイーサリアムの「預けた資産」でもなく、ネットワークに流動性を供給した貢献に対して報酬を配るという発想が、他チェーンとの最大の違いになっています。

PoLの基本|PoSを土台に「流動性」を報酬源にする

PoLは、イーサリアムなどが採用するPoS(Proof of Stake)を土台にした仕組みです。PoSとの違いは、ブロックを承認するバリデータ(検証者)だけでなく、資産を委任するデリゲーターや流動性を提供する人まで、ネットワークのセキュリティに貢献し報酬を得られる点にあります(※1)。

一般的なPoSでは、価格の安定や取引の活発さ(流動性)と、チェーンの安全性は別々に扱われがちです。PoLはこの2つを「流動性を出すほどネットワークが安全になり、報酬も得られる」という形で結びつけました。DeFiの利用そのものがチェーンの土台を支える、という設計思想です。

報酬の流れ|流動性提供からBGTを得る

PoLで報酬として配られるのは、後述するガバナンストークンBGTです。ユーザーがBerachain上のDEX(分散型取引所)などに流動性を提供すると、その貢献に応じてBGTを受け取れます。受け取ったBGTをバリデータに委任することで、さらに報酬が生まれる循環が設計されています。

この仕組みにより、チェーンを使う人・流動性を出す人・チェーンを守る人の利害が一致することを狙っています。一方で、報酬設計が複雑なぶん初心者には分かりにくく、流動性提供にはインパーマネントロスなどDeFi特有のリスクも伴う点は理解しておく必要があります。

3つのトークン|BERA・BGT・HONEYの役割

Berachainのもう1つの特徴が、役割の異なる3種類のトークンで経済圏を回す「3トークンモデル」です。名前が似ていて混同しやすいので、それぞれの役割を分けて押さえておきましょう。

Berachainの3トークン
  • BERA|ガス代の支払いに使うネイティブトークン。取引所で売買されるのはこれ
  • BGT|ガバナンス用トークン。譲渡不可(ソウルバウンド)で、流動性提供でのみ入手
  • HONEY|米ドルに価格連動するステーブルコイン。エコシステム内の基軸

BERA|ガス代を支払うネイティブトークン

BERAは、Berachain上で取引をするときのガス代(手数料)を支払うためのトークンです。イーサリアムでいうETHにあたる存在で、チェーンを使うために必ず必要になります。取引所で「BERA」として売買され、価格が付いているのもこのトークンです。

後述のBGTからは1:1で一方向にBERAへ交換できるため、ガバナンス報酬(BGT)を最終的に売買可能な価値(BERA)に変える出口としても機能します。投資家が実際に持つことになるのは、基本的にこのBERAです。

BGT|譲渡できないガバナンストークン

BGTは、Berachainの意思決定に参加するためのガバナンストークンです。最大の特徴は譲渡不可(ソウルバウンド)で、取引所では売買できないこと。手に入れる方法は、PoLの仕組みに沿って流動性を提供することに限られます。

BGTはBERAへ1:1で一方向に交換できますが、逆にBERAからBGTへは戻せません。この非対称な設計により、ガバナンスに関わる人(=流動性を出し続ける人)と、単に値上がり益を狙う人を分ける狙いがありました。投資目的でBGTそのものを直接買うことはできない、と理解しておきましょう。

ただし重要な最新情報として、BGTはBerachainの公式ドキュメント上で「レガシー(旧仕様)」かつ「廃止(deprecated)」と位置づけられ、バリデータ報酬やガバナンスでの役割を終えつつあります(※2)。保有者はBGTをBERAへ交換し、新たな「sWBERA」にステーキングしてPoLの報酬を得る形へ移行が案内されています。2026年時点のBerachainは、実質的にBERAとsWBERAを軸にした設計へと簡素化されつつあるのが実態です。多くの解説記事が発足時の3トークン説明のままなので、ここは正確に押さえておく価値があります。

HONEY|エコシステムのステーブルコイン

HONEYは、米ドルに価格が連動するステーブルコインで、Berachainのエコシステム内で基軸通貨のように使われます。DEXでの取引やレンディングなど、チェーン上のDeFiで価値の基準として機能します。

3つのトークンは、BERA(使う)・BGT(統治する)・HONEY(価値を測る)と役割を分担する設計として始まりました。仕組みとしては合理的ですが、それだけ構造が複雑であることも事実です。初めて触れる方は、まず「取引所で売買するのはBERAだけ」と押さえておけば十分でしょう。

Berachainの特徴・将来性|誕生の経緯と資金調達

Berachainの将来性を考えるうえで、「どこから生まれ、誰が資金を出しているか」は無視できない材料です。技術面の新しさだけでなく、コミュニティの熱量と有力VCの支援が、このプロジェクトの背景にあります。

誕生の経緯|NFT「Bong Bears」コミュニティ発

Berachainは、クマをモチーフにしたNFTコレクション「Bong Bears」のコミュニティから生まれたという、やや変わった出自を持ちます。匿名の開発者たちが草の根で立ち上げ、テストネット段階から熱心なコミュニティを築いてきました。全体を通してクマ(Bera=Bearのもじり)のミーム文化が根づいているのが特徴です。

大企業主導ではなくコミュニティ主導で盛り上がってきた点は、Berachainの強みでもあり、同時に危うさでもあります。熱量の高いファンがいる一方、ミームやカルチャーへの期待が先行しやすく、価格が実態以上に振れやすい側面も持ち合わせています。

資金調達|有力VCから総額 約1.4億ドル

資金面では、著名な暗号資産VCから累計で約1億4,200万ドルを調達しています。2023年4月にPolychain Capital主導で4,200万ドル(シリーズA)、2024年にはFramework Venturesなどが参加するシリーズBで約1億ドルを集めました(※3)。

これだけの資金が集まった背景には、PoLという新しい仕組みへの期待があります。潤沢な資金と有力VCの支援は、開発を継続する体力という意味ではプラス材料です。ただし、資金調達の大きさが、そのままトークン価格の上昇を保証するわけではない点は、次のリスクの章で数字とともに確認します。

エコシステム|DeFiを中心に拡大

BerachainはDeFi(分散型金融)を中心にエコシステムを広げています。PoLの仕組みが「流動性を出すほど報われる」設計のため、DEXやレンディングといった流動性を必要とするプロトコルと相性が良いのが特徴です。EVM互換であるため、イーサリアム向けに作られたアプリを移植しやすい点も、開発者を集めるうえで有利に働きます。

将来性を左右するのは、この独自の仕組みが「実際に使われ続けるDeFi経済圏」を育てられるかです。話題性で集まった資金や利用が一過性で終わるのか、定着するのか。判断材料として、次章のリスクと実際の価格推移を必ず併せて見ておきましょう。

日本でのBERAの買い方|国内取引所でも買える

BERAは、2026年から日本国内の取引所でも購入できるようになりました。多くのアルトコインが「国内では買えず海外取引所のみ」という中で、BERAは国内で日本円から買える数少ない新興トークンの1つです。まず、どこで買えるのかを整理します。

国内取引所|SBI VCトレードとOKJが取扱い

国内では、SBI VCトレードが2026年3月に国内で初めてBERAを上場しました(販売所での現物取引)。続いてOKJ(旧OKCoinJapan)が2026年5月20日に国内2例目として取扱いを開始しています(※4)。いずれもJVCEA(日本暗号資産取引業協会)に加盟する国内登録業者です。

一方で、bitFlyer・Coincheck・GMOコイン・bitbankといった他の主要な国内取引所では、2026年7月時点でBERAは取り扱われていません。国内で買う場合は、現状SBI VCトレードかOKJの口座が必要になります。国内で完結できる分、初心者にとっては海外取引所より手続きがシンプルなのが利点です。

海外取引所|ペアの多さと流動性が魅力

より多くの取引ペアや高い流動性を求めるなら、海外取引所も選択肢です。BERAは2025年2月のローンチと同時に、Binance・OKX・Bybit・Bitget・Gate・MEXCなど主要な海外取引所に一斉上場しており、BERA/USDTなどのペアで売買できます。

海外取引所を使う場合は、国内取引所でビットコイン(BTC)などを買って送金し、現地でBERAに交換するのが基本の流れです。当メディアでは、取扱ペアの多さと日本語サポートのバランスからBitgetを主軸の候補として挙げています。海外取引所の選び方は、海外取引所おすすめランキングもあわせてご覧ください。

海外取引所Bitgetの紹介画像

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公式サイトはこちら

買い方の3ステップ(海外取引所の場合)

国内取引所で完結しない海外ルートの場合、流れは次の3ステップが基本です。国内(SBI VCトレード等)で買う場合は、口座開設後に日本円を入金し、販売所でBERAを選んで買うだけで完了します。

  1. 国内取引所で暗号資産を購入|日本円でBTCやETHなど送金しやすい銘柄を買う
  2. 海外取引所へ送金|買った暗号資産を、BERAを扱う海外取引所の口座へ送る
  3. BERAへ交換|送った暗号資産をBERAに交換する(例:BERA/USDTで購入)

送金時は、送る側と受け取る側で同じネットワーク(チェーン)を選ばないと資産が届かないことがあります。初めての送金は必ず少額でテストするのが鉄則です。

BERAのリスク・注意点(忖度なし)

仕組みが新しく話題性の高いBerachainですが、投資対象としてのBERAには見過ごせないリスクがあります。将来性を語る記事は多い一方、値動きの実態を数字で示す記事は多くありません。ここは忖度なく整理します。

BERAの主なリスク
  • 価格変動|過去最高値から約98%下落。上場直後がピークだった
  • インフレ設計|供給上限がなく、PoL報酬で毎年増発される(売り圧要因)
  • 仕様変更|BGT廃止など設計変更が続き、保有トークンの移行が必要な場面も
  • 新興プロジェクト|実績が浅く、エコシステム定着は未知数
  • 税金|日本では雑所得。利益が出れば総合課税で最大約55%

価格変動|「上場直後がピーク」の実態

最も直視すべきなのが価格です。BERAの過去最高値は約14.83ドル(2025年2月6日、上場当日)ですが、2026年7月時点の価格は約0.19ドルまで下落しています(※5)。最高値からの下落率はおよそ98%で、上場直後をピークに大きく値を下げた典型的なパターンです。

これは新興L1トークンにしばしば見られる動きです。ローンチ時のエアドロップや上場の話題で買いが集中し、その後の売りで価格が落ち着く前に大きく崩れる。「有力VCが出資している=価格が上がる」ではないことを、BERAの実績は数字で示しています。今後の回復可能性を否定するものではありませんが、期待だけで判断しないことが大切です。

供給上限なし|毎年増える設計

BERAには発行上限がなく、PoLの報酬として毎年一定量が新規に増発されるインフレ型の設計です。ビットコインのように「上限があるから希少」という価値の支え方とは異なります。増発分は継続的な売り圧になりうるため、需要がそれを上回らなければ価格が下押しされやすい点は理解しておく必要があります。

仕様変更リスク|BGT廃止という実例

Berachainはまだ発展途上で、トークンや報酬の設計が変わり続けています。前述のBGT廃止(deprecated)はその代表例で、旧仕様のトークンを保有していると、手動での交換・移行が必要になる場面があります。仕組みが洗練される過程とも言えますが、保有者が最新情報を追い続けないと、報酬を取り逃したり移行を忘れたりするリスクがあることは、新しいチェーンならではの注意点です。

ICHIZEN Capitalの視点|「国内で買える」と「-98%」をどう読むか

多くの解説記事は仕組みと将来性で終わりますが、投資家が本当に知りたいのは「国内で買えるようになった今、どう向き合うか」です。ここは上位記事が手薄な、税務・事業者・一次データの視点から整理します。

国内上場は「安全性のお墨付き」ではない

SBI VCトレードとOKJが取り扱ったことで、BERAは国内で買いやすくなりました。ただし国内取引所で買えることは「値上がりの保証」でも「安全の証明」でもありません。JVCEA加盟業者が取り扱う=一定の審査を通ったという意味であって、価格リスクやインフレ設計といったトークン固有のリスクが消えるわけではないのです。

むしろ注目すべきは、「国内で買える」という手軽さと、「最高値から約98%下落」という実績が同居している点です。買いやすさとリスクの高さは別物として、切り分けて判断することが欠かせません。国内で買える数少ない新興L1だからこそ、仕組みへの理解と値動きの覚悟をセットで持つべきでしょう。

税金|日本では雑所得。交換でも課税される

日本の居住者にとって、BERAの売買益や使用益は原則「雑所得」として総合課税されます。税率は他の所得と合算して5〜45%(住民税を含めると最大約55%)で、給与所得者は暗号資産を含む雑所得が年20万円を超えると原則確定申告が必要です。

ここで誤解が多いのが、「日本円に換えていなければ課税されない」という思い込みです。実際には、BTCをBERAに交換した時点でも、その時点で利益が確定していれば課税対象になります。PoLの流動性提供で得た報酬や、BGTからBERAへの交換なども、状況によっては課税イベントになりえます。取引記録は必ず残しておきましょう。暗号資産の税金の全体像は、仮想通貨の税金の記事で詳しく解説しています。

水野 倫太郎

税務の現場から見ると、Berachainのように報酬設計が複雑なチェーンは、課税イベントが分かりにくいのが悩みどころです。流動性提供の報酬受け取り、トークンの交換、仕様変更に伴う移行——どこで損益が確定したのかを後から追うのは大変です。国内で買えるようになった今こそ、少額でも取引履歴を必ず記録し、判断に迷う場合は税理士へ相談することをおすすめします。

よくある質問

Berachain(ベラチェーン)とは何ですか?

独自のコンセンサス「Proof of Liquidity(PoL)」を採用する、EVM互換のレイヤー1ブロックチェーンです。ネイティブトークンはBERAで、ガス代の支払いなどに使われます。NFT「Bong Bears」のコミュニティから生まれ、2025年2月にメインネットが稼働しました。

Proof of Liquidity(PoL)とはどんな仕組みですか?

PoSを土台に、バリデータだけでなく流動性を提供した人もネットワークのセキュリティに貢献し、報酬を得られるようにした仕組みです。「流動性を出すほどチェーンが安全になり報酬も得られる」という設計で、DeFiの利用そのものがチェーンを支える点が特徴です。

BERA・BGT・HONEYの3つのトークンの違いは何ですか?

BERAはガス代を支払うネイティブトークン(取引所で売買されるのはこれ)、BGTは譲渡不可のガバナンストークン、HONEYは米ドル連動のステーブルコインです。ただしBGTは2026年に公式で廃止(deprecated)の方向へ進み、現在はBERAとsWBERAを軸とした設計へ移行しつつあります。

BERA(ベラ)は日本の取引所で買えますか?

買えます。SBI VCトレードが2026年3月に国内初で上場し、OKJが同年5月に続きました。いずれもJVCEA加盟の国内業者です。一方でbitFlyerやCoincheckなど他の主要な国内取引所では、2026年7月時点でBERAは未取扱いです。

BERAの買い方・購入方法を教えてください。

最も簡単なのは、SBI VCトレードなど国内取引所で口座を開き、日本円を入金して販売所でBERAを買う方法です。海外取引所を使う場合は、国内でBTCやETHを買って海外取引所へ送金し、BERA/USDT等で交換します。海外送金はネットワークの選択ミスに注意し、初回は少額でテストしましょう。

BERAの価格はなぜ大きく下がったのですか?

2025年2月の上場当日に約14.83ドルの高値を付けた後、2026年7月時点では約0.19ドルまで下落しています。上場直後の話題で買いが集中し、その後の売りで大きく値を下げた新興トークンによくあるパターンです。供給上限がなく毎年増発される設計も、売り圧の一因とされます。

Berachainの将来性はありますか?「やめとけ」と言われるのはなぜ?

有力VCから約1.4億ドルを調達し、PoLという独自の仕組みでDeFiエコシステムを広げている点は評価材料です。一方で「やめとけ」と言われるのは、上場後の急落・供給上限なしのインフレ・仕様変更の多さといったリスクが実際に存在するためです。将来性とリスクの両方を数字で見て判断することが大切です。

BERAの税金はどうなりますか?

日本の個人では、BERAの利益は原則「雑所得」として総合課税され、税率は最大約55%(住民税込み)です。会社員などは暗号資産を含む雑所得が年20万円を超えると原則確定申告が必要になります。日本円に換えていなくても、他の暗号資産との交換で利益が確定すれば課税対象です。

Berachainのエアドロップはまだもらえますか?

大規模なトークン配布(エアドロップ)は2025年2月のメインネット稼働時に実施済みで、当時のテストネット参加者やNFT保有者などが対象でした。今後のキャンペーンの有無は公式の発表次第です。「もらえる」とうたう非公式サイトには詐欺も多いため、必ず公式情報で確認しましょう。

まとめ|Berachainは「独自性」と「値動きの厳しさ」をセットで見る

Berachainは、「流動性を出した人が報われる」Proof of Liquidity(PoL)という独自のコンセンサスを採用したEVM互換のレイヤー1です。BERA・BGT・HONEYの3トークンで始まり、有力VCから約1.4億ドルを調達、NFTコミュニティ発という個性的な背景を持ちます。2026年からはSBI VCトレード・OKJで国内でも買えるようになりました。

一方で、過去最高値から約98%の下落、供給上限なしのインフレ設計、BGT廃止に代表される仕様変更の多さといったリスクは無視できません。日本では雑所得として課税され、円に換えていなくても交換で利益が出れば課税対象です。仕組みの新しさと、投資として報われるかは別の話——独自性への期待と値動きの覚悟をセットで持つことが、Berachainと向き合う第一歩と言えるでしょう。

参考文献

1. Berachain 公式ドキュメント(Proof of Liquidity/BERA・BGT・HONEY)https://docs.berachain.com/
2. Berachain 公式ドキュメント「BGT is a legacy token that is being deprecated」https://docs.berachain.com/learn/pol/tokens/bgt
3. CoinDesk「Berachain Raises $42M Series A」(2023年)/各種報道(シリーズB 約1億ドル)https://www.coindesk.com/
4. SBI VCトレード「ベラ(BERA)取扱い開始のお知らせ」(2026年)/OKJ「ベラチェーン(BERA)の取扱いに関するお知らせ」(2026年5月)https://www.sbivc.co.jp/special/bera/
5. CoinGecko「Berachain(BERA)」価格・時価総額・供給量(2026年7月時点)https://www.coingecko.com/en/coins/berachain-bera

※本記事は2026年7月時点の情報に基づく一般的な情報提供を目的としており、特定の暗号資産(仮想通貨)・取引所への投資を勧誘するものではありません。価格・取扱状況・トークン仕様・税務の扱いは変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトおよび各取引所・国税庁の情報でご確認ください。税務の具体的な判断は税理士等の専門家にご相談ください。暗号資産取引には価格変動リスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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