【2026年10月最新】Bybitの出金方法!日本円にする手順と出金できない原因・撤退後の期限を解説

ICHIZEN Capitalのイチ押しポイント!
- Bybitの出金は2026年9月時点でも利用可能。ただし新規取引と入金はできない
- 2026年3月23日から「決済専用モード」で、残っているのは資産変換と暗号資産の出金だけ
- 一律の出金停止日は未公表。使えるうちに出し切るのが唯一の対策
- 出金画面は「資金調達アカウントへ振替してから」が不要になっている
- 公式ヘルプの手順では、統合取引アカウントからも出金ページで直接出せる
- 必要なのはメール認証とGoogle認証の2つで、片方でも未設定だと出金できない
- 日本円にするならSBI VCトレードへ。USDCは100万円相当まで、超える分やUSDTはBTC・ETHに換えて送る
- 変換先はBTC・ETH・USDCの3つで、USDCを日本円で売れる国内取引所はSBI VCトレードだけ
- XRPのタグ忘れ、チェーンの取り違えは資産を失う原因なので、初回は必ず少額で試す
木田 陽介「Bybitの出金画面を開いたけど、ネットワークはどれを選べばいいのか、資金調達アカウントに移すのか、どこでつまずくのか分からない…」という方は多いはずです。結論から言うと、2026年9月時点でBybitからの出金はまだできますが、選べる通貨と手順が以前と変わっています。この記事では公式ヘルプの最新手順をもとに、出金前の確認、通貨とネットワークの選び方、日本円にする流れ、出金できないときの原因を、資産を失わない順番で整理します。


監修 木田 陽介
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役
2016年から仮想通貨トレードを開始。2018年に仮想通貨メディアCoinOtakuに入社し、2019年に代表取締役に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。Bitgetのトレード大会では、2025年11月に取引高部門で日本勢1位・世界4位、2026年9月の「KCGI 2026」ではチーム戦で世界7位・日本1位、個人部門で世界10位。
Bybitの出金方法の結論と全体の流れ


| 手順 | やること | 注意点 |
|---|---|---|
| 1 | 本人確認と2段階認証 | 未設定は出金不可 |
| 2 | 出金先で入金アドレス取得 | チェーンを控える |
| 3 | Bybitで通貨・チェーン選択 | XRPはタグ必須 |
| 4 | 少額でテスト出金 | 着金を確認 |
| 5 | 本番の金額を出金 | 履歴を保存 |
Bybitの出金は、「出金先のアドレスとチェーンを先に用意し、Bybit側で同じチェーンを選んで送る」という一本道です。難しいのは操作ではなく、途中で確認を飛ばした瞬間に資産が戻らなくなる点にあります。
前提として、日本居住者のアカウントは2026年3月23日正午から決済専用モードに入っています。新規の取引と入金はできず、使えるのは保有資産のBTC・ETH・USDCへの変換と、暗号資産の出金だけです。国内取引所へ送って日本円にする場合は、USDTやアルトコインを先にBTC・ETH・USDCへ換える一手間が入ります。自分のウォレットへ送るなら、変換せずにそのまま出金できます。
Bybitで出金前に必ず確認すべきこと


- 本人確認レベル別の出金上限
- 二段階認証の必須条件と、24時間の出金制限がかかる操作
- 資金調達アカウントへの振替が不要になった点と、アドレス帳の使い方
| 本人確認 | 1日の上限 | 月間の上限 |
|---|---|---|
| なし | 2万USDT | 10万USDT |
| 標準個人KYC | 100万USDT | 制限なし |
| 高度な個人KYC | 200万USDT | 制限なし |
※Bybitヘルプセンター「出金依頼ができない場合のよくある理由」(2026年8月30日更新)の記載です。上限はすべてUSDT換算で、1日の上限は日本時間の午前9時に更新されます。
出金でつまずく原因の多くは、操作そのものではなく、始める前の設定にあります。本人確認・二段階認証・アドレス帳の3つを先に済ませておけば、出金画面で止まる場面はほぼなくなります。
本人確認レベル別の出金上限
本人確認をしていない口座は1日2万USDT(約312万円)、月10万USDTまでしか出金できません。標準の本人確認を済ませると1日100万USDTまで広がり、月間の上限はなくなります。
注意したいのは、撤退に伴う本人確認の扱いです。2026年1月22日までに本人確認レベル2を完了しなかった口座は、住所にかかわらず日本居住者として制限を受けています。ただし出金そのものは本人確認なしでも2万USDTまでできるため、まとまった額を出す方だけ、標準の本人確認が終わっているかを確認してください。
二段階認証と、24時間の出金制限がかかる操作
出金申請にはメール認証とGoogle認証の両方が必要です。片方しか設定していないと、出金ボタンを押した先で止まります。設定は「アカウントとセキュリティ」から数分で終わります。
見落としやすいのが24時間の出金制限です。パスワードの変更やリセット、携帯番号やメールアドレスの変更、Google認証の解除や再設定、パスキーの削除などを行うと、その後24時間は出金できません。出金の直前にセキュリティ設定をいじると、まる1日待つことになります。設定の見直しは出金の前日までに済ませてください。
資金調達アカウントへの振替は不要になった
以前の解説記事には「出金前に資金調達アカウントへ振替が必要」と書かれていますが、公式ヘルプの現在の手順では、資金調達アカウント・統合取引アカウント・資産運用アカウントのどれからでも、出金ページで直接出金できます。出金ページの残高欄で、どのアカウントから出すかを選ぶだけです。
例外は資産運用アカウントの「定期」商品です。満期前は出金できないため、償還してから出金します。統合取引アカウントに未決済の注文が残っている場合も、その分は利用可能残高から外れます。
アドレス帳への登録で入力ミスを防ぐ
出金先のアドレスは、出金画面に直接貼り付けるのではなく、先にアドレス帳へ登録しておくと安全です。登録時に名前を付けられるため、「SBI_USDC_ERC20」のように取引所とチェーンを組み合わせておくと取り違えを防げます。
アドレス帳で認証済みにしたアドレスへの出金は、2段階認証の入力を省略できる設定があります。「新規アドレスへの出金制限」を有効にしておけば、登録外のアドレスへは出金できなくなり、不正アクセスへの備えにもなります。登録と設定は、出金を始める前にまとめて済ませておいてください。
Bybitから仮想通貨を出金する手順
- スマホとPCそれぞれの出金手順
- 送金ネットワーク(チェーンタイプ)の選び方
- アドレス入力で資産を失わないための確認点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出金できる口座 | 資金調達・統合取引・資産運用 |
| 必要な認証 | メール+Google認証 |
| 処理時間の目安 | 30分〜1時間 |
| タグが必要な通貨 | XRP・XLM・XYMなど |
※Bybitヘルプセンター「オンチェーン出金申請の提出方法」(2026年4月12日更新)の記載です。処理時間はネットワークの混雑でさらに延びることがあります。
手順は5つです。スマホとPCで画面の並びは違いますが、「通貨→アドレス→チェーン→金額→認証」の順番は同じです。
スマホでの出金手順
Bybitのアプリは2025年2月に日本のApp StoreとGoogle Playから削除されています。すでに入れている方はアプリのまま、入れていない方はスマホのブラウザ版で、同じ順番で操作します。以下の画像はアプリの画面です。
アプリを開き、画面下の「資産」をタップします。ブラウザ版でも、ログイン後に「資産」を開くところから始めます。


画面上部の「出金」をタップして「暗号資産の出金」を選び、出金する通貨を選びます。


「アドレス帳から選択」で登録済みの出金先を選びます(直接入力も可)。チェーンタイプを選んだら、表示される手数料と最低出金額を確認して金額を入力します。全額を出す場合は「すべて」をタップします。


ページ下部の「出金」をタップし、通貨・アドレス・チェーン・金額に誤りがないか確認して確定します。


メールの認証コードとGoogle認証の6桁を入力して送信します。アドレス帳で認証済みのアドレスへ送る場合、この認証は求められません。


※画像はBybitヘルプセンター「オンチェーン出金申請の提出方法」(2026年4月12日更新)の掲載画面です(編集部が2026年9月25日に確認)。
送信後は「資産」の出金履歴で状態を確認できます。「処理中」のまま1時間以上動かない場合は、ネットワークの混雑か、Bybit側の手動確認に回っている可能性があります。
PCブラウザでの出金手順
Bybitにログインし、画面右上の「資産」から「出金」を開きます。


出金する通貨を選び、ウォレットアドレスを入力するか、アドレス帳から出金先を選びます。


チェーンタイプを選びます。チェーンごとの出金手数料が表示されます。アドレスを貼り付けると、対応するチェーンが自動で提案されることがあります。


金額と出金元のアカウントを選びます。画面右に1日・1か月あたりの残りの出金上限が表示されるので、あわせて確認します。


「確定」を押し、メール認証とGoogle認証を済ませて「送信」します。


※画像はBybitヘルプセンター「オンチェーン出金申請の提出方法」(2026年4月12日更新)の掲載画面です(編集部が2026年9月25日に確認)。
PCは画面が広いぶん、アドレス全体を目視で確認しやすいのが利点です。貼り付けたアドレスの先頭4文字と末尾4文字を、出金先の画面と見比べる習慣を付けてください。認証メールのコードは数分で失効し、迷惑メールフォルダに入ることもあります。
送金ネットワーク(チェーンタイプ)の選び方
チェーンタイプは、同じ通貨を運ぶ「路線」のようなものです。出金先が用意している路線と違う路線で送ると、資産は届きません。選ぶ基準は「安さ」ではなく「出金先が対応しているか」です。
たとえばUSDTにはERC20(イーサリアム)、TRC20(トロン)、BEP20などがあります。国内取引所はUSDTを扱っていないため、日本円にする場合はそもそもUSDTでは送れません。強制決済の損益はUSDT建てで残っていることが多いので、先に「資産変換」でBTC・ETH・USDCのいずれかに換えるか、USDTのまま自分のウォレットへ送ります。SBI VCトレードへ送る場合、BTCは「BTC」チェーン、ETHとUSDCはイーサリアム(ERC20)のチェーンを選びます。XRPを現物で持っている場合は変換せずに送れますが、「XRP」チェーンを選び、タグも必ず入力します。
アドレス入力時の注意点
アドレスの取り違えと、タグの入力漏れは、ブロックチェーンに送信された時点で取り返しがつきません。XRP・XLM・XYMのように「タグ」や「メモ」が必要な通貨は、アドレスとタグの両方が正しくて初めて届きます。Bybitの出金画面はタグが必要なアドレスを判定しますが、最終的な責任は入力した側にあります。
コピー元のアドレスをウイルスが書き換える「クリップボード改ざん」も実際に起きています。貼り付けたあとに先頭と末尾を必ず見比べ、金額が大きいときは、まず最低出金額に近い少額を送って着金を確認してから本番の金額を送ってください。
Bybitから日本円にするならSBI VCトレードへ送る


- 100万円相当まではUSDCのまま送る方法
- 100万円を超える分やUSDTを、BTC・ETHに換えて送る方法
- 入庫が反映されないときにウォレットを経由する方法
| 手元の資産 | 送り方 | 送り先 |
|---|---|---|
| USDC (100万円相当まで) | USDCのまま (イーサリアム) | SBI VCトレード |
| USDC (100万円相当超) | BTC・ETHに変換 | SBI VCトレード |
| USDT・アルトコイン | BTC・ETHに変換 | SBI VCトレード |
| XRP(現物) | XRPのまま (タグ必須) | SBI VCトレード |
| 入庫が反映されない | ウォレットを経由 | SBI VCトレード |
※2026年9月25日時点。SBI VCトレードの公式サイト、FAQ「入庫時の注意事項」、「完全ガイド 第8回」をもとに編集部が確認。
Bybitから日本円を直接引き出すことはできません。国内の取引所へ暗号資産を送り、そこで売却して銀行口座へ出金します。送り先としておすすめなのはSBI VCトレードです。Bybitで変換できるBTC・ETH・USDCの3つをすべて受け取れるうえ、USDCを日本円で売れる国内の取引所はここだけだからです。
注意したいのは、強制決済の損益の多くがUSDT建てで残っている点です。USDTは国内の取引所では扱っていないため、Bybitの「資産変換」でBTC・ETH・USDCのいずれかに換えてから送ります。
100万円相当まではUSDCのまま送る
SBI VCトレードのアプリで「入庫」を開き、受け取る銘柄にUSDCを選びます。


表示された入庫アドレスをコピーします。SBI VCトレードのUSDCの入庫先は、イーサリアムチェーンのアドレスです。


Bybitの出金画面で通貨にUSDCを選び、コピーしたアドレスを貼り付けます。


チェーンタイプは必ずイーサリアム(ERC20)を選びます。ほかのチェーンで送ったUSDCは、SBI VCトレードでは受け取れません。


まず少額を送り、SBI VCトレードで入庫が反映されたのを確かめてから残りを送ります。SBI VCトレードから送付人名や出庫元の取引所名の確認を求められたら、速やかに回答します。
※画像はSBI VCトレード「完全ガイド 第8回 暗号資産の入出庫」とBybitヘルプセンターの掲載画面です。SBI VCトレードの画面はETHの入庫の例のため、銘柄はUSDCに読み替えてください(編集部が2026年9月25日に確認)。
海外で発行されたステーブルコインを国内の業者に預けられるのは、1人あたり100万円相当までです。SBI VCトレードでも同じ上限があり、1回に100万円を超えるUSDCを入庫すると、反映までに時間がかかります。上限を超える分は、次の方法で送ってください。
100万円を超える分やUSDTはBTC・ETHに換えて送る
100万円相当を超えるUSDCや、USDTやアルトコインは、Bybitの「資産変換」でBTCかETHに換えてからSBI VCトレードへ送ります。送り方はUSDCと同じで、SBI VCトレード側で受け取る銘柄の入庫アドレスをコピーし、Bybit側ではBTCなら「BTC」、ETHなら「ETH(ERC20)」のチェーンを選びます。XRPを現物で持っている場合は、変換せずにXRPのまま送れます。
BTCやETHは送金中も値動きがあるため、着金するまでの間に日本円での価値が変わります。着金の目安はBTCが数十分から1時間程度、ETHが数分から数十分です。SBI VCトレードのETHの入庫はイーサリアムのメインチェーンだけに対応しており、レイヤー2などのチェーンで送ると受け取れません。
入庫が反映されないときはウォレットを経由する
SBI VCトレードは海外取引所からの入庫を受け付けていますが、公式FAQでは、確認した内容によっては入庫を反映できない場合があると案内しています。取引所から直接送れなかった場合は、いったんMetaMaskなど自分のウォレットへ出金し、そこからSBI VCトレードへ送ります。
送金が2回になるため、ネットワーク手数料も2回かかります。USDTのまま持ち続けたい場合も、変換せずに自分のウォレットへそのまま出金できます。
Bybitの出金手数料を徹底解説
- 出金手数料とネットワーク手数料の違い
- 主要通貨の手数料の目安と安い順
- 手数料を抑える3つの方法
| 通貨・チェーン | 手数料の傾向 | 向く場面 |
|---|---|---|
| XRP | 最も安い | XRPを持っている場合 |
| USDT(TRC20) | 安い | 海外へ送る |
| ETH(ERC20) | 混雑で変動 | 国内へ送る |
| USDC(ERC20) | 混雑で変動 | SBIへ送る |
| BTC | 高め | 大口を送る |
※手数料の傾向は編集部の整理です。実際の金額はBybit公式の手数料ページのとおり通貨とチェーンごとに一律で、出金画面にその時点の額が表示されます。
Bybitの出金手数料は「出金額にかかわらず一律」で、通貨とチェーンごとに決まっています。1万円送っても100万円送っても同じ額がかかるため、少額を何度も出すほど損をします。
出金手数料とネットワーク手数料の違い
Bybitが「出金手数料」と呼んでいるものは、ブロックチェーンに支払うネットワーク手数料をBybitが代行して差し引く形です。取引所として上乗せする手数料は別途かかりません。
一方で、同じBybitのアカウント間で送る「内部振替」は無料です。家族や知人がBybitを使っていても、日本居住者の口座は入金ができないため、この方法は使えません。出金先は必ず外部の取引所かウォレットになります。
主要通貨の手数料の目安
金額は相場と混雑で動くため、ここでは順番だけ押さえてください。XRPが最も安く、次いでTRC20のUSDT、ETHは混雑時に跳ね上がり、BTCは常に高めです。ヘルプセンターに掲載された画面例では、USDTのTRC20が0.5USDT、最低出金額が10USDTと表示されています。
ただし日本円にする経路では、決済専用モードの変換先がBTC・ETH・USDCに限られる点が効いてきます。XRPで安く送りたくても、XRPを持っていなければ変換できません。手数料の安さより、出金先が受け取れる通貨を優先してください。
手数料を抑える3つの方法
- 出金回数を減らし、テスト出金と本番の2回にまとめます
- 同じ通貨で複数のチェーンが選べる場合は、出金先が対応している中で手数料の安いチェーンを選びます
- ETHを送るなら、ネットワークが混雑する平日の欧米時間帯を避けます
3つのうち効果が大きいのは1つ目です。手数料が一律である以上、回数を減らすことがそのまま節約になります。テスト出金の分だけは手数料を払う価値があります。そこを惜しんで全額を一度に送り、届かなかったときの損失とは比べものになりません。
Bybitで出金できない・反映されない時の原因と対処法


- 本人確認と出金上限に関する原因
- アドレス・チェーン・タグの入力ミスへの対処
- 24時間制限と二段階認証のエラー
- 反映されないときのトランザクションID確認とサポートへの連絡方法
- SBI VCトレードで入庫が反映されないときの確認点
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| ボタンが押せない | 2段階認証が未設定 | 認証を設定 |
| 上限エラー | 本人確認レベル | KYCを完了 |
| 24時間待ち | 設定変更の直後 | 翌日に再申請 |
| 届かない | チェーン・タグ違い | 履歴のTXID確認 |
| 処理中のまま | 混雑・手動確認 | 1時間待つ |
| SBIに反映されない | 入庫の確認待ち | 確認依頼に回答 |
※原因の分類はBybit公式ヘルプの9項目を編集部が症状別に並べ直したものです。
公式ヘルプは出金できない理由を9つ挙げていますが、実際に多いのは「本人確認」「入力ミス」「24時間制限」の3つです。症状から逆引きできるよう、順に見ていきます。
本人確認が未完了・出金上限を超えている
本人確認なしの口座は1日2万USDTが上限です。上限を超える申請は受け付けられず、エラーになります。月間10万USDTの枠もあるため、数回に分けても月内に出し切れない場合があります。標準の本人確認を済ませれば1日100万USDTまで広がります。
ウォレットアドレス・ネットワーク・タグの入力ミス
選んだチェーンとアドレスの形式が一致しないと、出金申請そのものが送信できません。これはBybit側の安全装置で、この段階で止まるぶんには資産は減っていません。アドレスかチェーンのどちらかが間違っているので、出金先の画面で両方を確認してください。
危ないのは、形式は正しいが別のアドレスに送ってしまう場合と、XRPなどでタグを入れ忘れる場合です。ブロックチェーンに送信された取引は取り消せず、Bybitも出金先の取引所も原則として回収できません。出金先の取引所に「タグなし入金」の救済窓口があれば、そこへ問い合わせるのが唯一の手段です。
二段階認証コードの入力エラー・24時間のセキュリティロック
Google認証の6桁は30秒ごとに変わり、スマホの時刻がずれていると一致しません。スマホの日時設定を自動にし、認証アプリの時刻同期を実行してから入力し直してください。メールの認証コードは数分で失効するため、届いたらすぐに入力してください。迷惑メールフォルダに入ることもあります。
24時間制限は、パスワードや連絡先、認証設定を変更した直後にかかります。解除まで待つ以外に方法はなく、サポートに頼んでも短縮されません。出金の予定がある日は、セキュリティ設定を触らないのが一番の対策です。
反映されない場合のトランザクションID確認とサポート連絡
出金履歴で状態が「完了」になっているのに出金先に反映されない場合は、履歴に表示されるトランザクションID(TXID)を確認します。TXIDをブロックチェーンの確認サイトで検索すれば、送金が正しいアドレスに届いているかが分かります。
Bybit側が完了で、チェーン上でも着金しているなら、遅れているのは出金先の取引所の反映です。TXIDを添えて出金先のサポートに連絡してください。Bybit側で「処理中」のまま1時間を超える場合は、Bybitのライブチャットに出金履歴のスクリーンショットとTXIDを添えて問い合わせます。日本語で回答が返ってこない場合もあるため、英語での問い合わせも視野に入れてください。
Bybitの出金時に気をつける点
- 初回は少額でテスト出金する理由
- アドレス帳とフィッシング対策による入力ミスと詐欺の防ぎ方
- 確定申告に備えて、退会前に残しておく記録
| 対策 | やること |
|---|---|
| テスト出金 | 最低額に近い少額を先に送る |
| アドレス帳 | 名前を付けて登録し認証する |
| フィッシング | ブックマークからのみログイン |
| 記録 | 出金前に取引履歴を保存 |
初回は少額でテスト出金する
テスト出金は、手数料を1回分よけいに払ってでもやる価値があります。最低出金額に近い少額を送り、出金先の残高に反映されたことを確認してから本番を送るだけで、アドレスとチェーンの取り違えという最も高くつくミスを防げます。
着金を確認したら、そのアドレスをアドレス帳に登録し、本番は同じ登録先を選びます。テストと本番で別のアドレスを使うと、テストの意味がなくなります。
アドレス帳への登録で入力ミスを防ぐ
アドレス帳には取引所名・通貨・チェーンを含む名前を付けて登録します。「新規アドレスへの出金制限」を有効にしておけば、万一アカウントを乗っ取られても、登録外のアドレスへは出せません。登録先を増やすたびに認証が必要になるので、出金する日の前日までに済ませてください。
フィッシング詐欺への対策
撤退の時期は、「出金期限が迫っています」「アカウントを確認してください」といった偽メールが増えます。Bybitへのログインは検索結果や届いたメールのリンクからではなく、ブックマークしたURLからだけ行ってください。Bybitのサポートが先に連絡してきて、パスワードや認証コードを尋ねることはありません。
偽サイトは本物と同じデザインで、入力したパスワードと認証コードをそのまま盗みます。アドレスバーのドメインが「bybit.com」で終わっているか、ログイン前に毎回確認する習慣が最後の砦です。
確定申告に備えた記録の残し方
出金そのものに税金はかかりませんが、決済専用モードでの資産変換や、国内取引所での日本円への売却は、利益が出れば雑所得として課税されます。Bybitの口座を閉じたあとは取引履歴を取り出せなくなるため、出金が終わる前に取引履歴・入出金履歴を書き出して保存してください。
保存しておくのは、取引履歴、入出金履歴、資産変換の履歴、そして出金時のTXIDです。損益の計算は国内外の取引所をまたぐため、国税庁のFAQを確認したうえで、金額が大きい方は税理士に相談するのが安全です。



撤退で多いのは、期限のニュースに焦って全額を一度に送り、チェーンを間違えて失うケースです。出金機能は今も動いています。焦る時間があるなら、その時間でテスト出金を1回挟んでください。編集部が見てきた中で、テストをして失った人はいません。
SBI VCトレードで入庫が反映されない
Bybit側の出金が完了しているのにSBI VCトレードに反映されない場合は、SBI VCトレードから確認の依頼が届いていないかを確かめます。海外取引所からの入庫では、送付人名や出庫元の取引所名などの確認を求められることがあり、回答するまで反映が保留されます。確認した内容によっては反映できない場合もあると、SBI VCトレードの公式FAQは案内しています。
USDCを送った場合は、1人あたり100万円相当という保有の上限にも注意してください。1回に100万円を超えるUSDCを入庫すると、反映までに時間がかかります。
Bybit日本撤退に伴う出金はいつまでできる?
- Bybitが日本から撤退することになった経緯
- 新規登録停止から強制決済までのスケジュール
- 2026年9月時点で出金が続いていることと、最終期限の扱い
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2025年10月31日 | 新規登録の停止 |
| 2025年12月22日 | サービス終了を発表 |
| 2026年1月22日 | 本人確認2の期限 |
| 2026年3月23日 | 決済専用モードに移行 |
| 2026年7月22日 | 未決済分を強制決済 |
| 2026年9月現在 | 出金は継続 |
※スケジュールはBybit公式のお知らせ「日本居住者向けサービスの変更について」(2025年12月22日)に基づきます。時刻はいずれも日本時間の正午です。
結論から言うと、2026年9月18日時点で、日本居住者の出金機能は止まっていません。ただし取引と入金はすでに終わっており、「いつまで出金できるか」の一律の期限は公表されていません。
なぜ撤退することになったのか
Bybitは日本の暗号資産交換業の登録を受けておらず、金融庁から無登録業者としての警告を複数回受けていました。2025年10月に日本居住者の新規登録を止め、12月22日に日本向けサービスの段階的な終了を発表しています。登録を受けないまま日本居住者にサービスを続けることが難しくなったのが直接の理由です。経緯と利用状況の詳細はBybitの評判と日本での利用状況の記事にまとめています。
撤退までの主なスケジュール
段階は4つでした。2025年10月31日に新規登録を止め、12月22日にサービス終了を発表、2026年3月23日正午に取引と入金を止めて「決済専用モード」に移行しました。決済専用モードで残った機能は、保有資産のBTC・ETH・USDCへの変換と、暗号資産の出金の2つだけです。
2026年7月22日正午には、それまでに決済されていなかったポジションと商品が強制的に決済されました。ここまでは事前に告知された日程どおりに進んでおり、9月18日時点では、出金機能だけが残っている状態です。
結論:出金機能は今も継続して利用可能
出金は続いていますが、いつ止まるかは分かりません。他の海外取引所の撤退事例では、出金停止の日程が短い予告で決まったこともあります。「まだできる」は「ずっとできる」ではないため、この記事の手順で今週中に出し切ることをおすすめします。
同じ時期に日本から撤退した取引所の対応はBitgetの撤退記事とCoinExの全事業停止の記事で扱っています。出金した資産を日本円にするなら、BTC・ETH・USDCをすべて受け取れるSBI VCトレードが送り先の第一候補です。
\BTC・ETH・USDCを受け取って日本円にできる/
Bybitの出金に関するよくある質問
P2P(PayPayなど)経由の出金はできますか?
できません。日本居住者向けのP2P取引は決済専用モードへの移行で停止しており、2026年9月時点で使える出金方法は暗号資産のオンチェーン出金だけです。PayPayや銀行口座へ直接引き出す方法はありません。
Wiseや海外送金サービス経由で出金できますか?
できません。Bybitの日本居住者向け法定通貨の出金は終了しています。日本円にするには、国内取引所へ暗号資産を送って売却し、そこから銀行口座へ出金する流れになります。
MetaMaskなど外部ウォレットへの出金はできますか?
できます。手順は取引所へ送る場合と同じで、ウォレットのアドレスと、ウォレット側で選んでいるネットワークをBybitの出金画面で一致させます。ETHをレイヤー2のネットワークで受け取る設定にしている場合は、Bybit側でも同じチェーンを選ぶ必要があります。
出金の最低金額はいくらですか?
通貨とチェーンごとに違い、出金画面でチェーンを選ぶと表示されます。ヘルプセンターの画面例では、USDTのTRC20が10USDTです。最低額を下回る残高は出金できないため、資産変換で1つの通貨にまとめてから出金してください。
出金にはどれくらい時間がかかりますか?
Bybit側の処理は通常30分から1時間が目安で、その後ブロックチェーンの確認を経て出金先に反映されます。ネットワークが混雑しているときや、Bybit側で手動確認に回ったときはさらに延びます。1時間を超えて「処理中」のままなら、出金履歴のTXIDを添えてサポートに問い合わせてください。
まとめ|Bybitから安全に出金する3つのポイント
- Bybitの出金は2026年9月時点で継続していますが、取引と入金は終わっており、最終期限は未公表です
- 出金の前に本人確認・メール認証とGoogle認証・アドレス帳の登録を済ませ、セキュリティ設定の変更は出金の前日までに済ませます
- 資金調達アカウントへの振替は不要で、統合取引アカウントからも出金ページで直接出せます
- 日本円にするならSBI VCトレードへ送ります。USDCは100万円相当まで、超える分やUSDTはBTC・ETHに換えます
- 初回は必ず少額でテスト出金し、着金を確認してから本番の金額を送ります
安全に出金するためのポイントは3つです。出金先が受け取れる通貨とチェーンを先に確認すること、少額でテストすること、出金前にセキュリティ設定を変えないことです。この3つを守れば、操作ミスで資産を失う可能性はほぼなくなります。
出金機能はまだ動いていますが、停止の日程は予告なく決まる可能性があります。この記事の手順で、今週中に出し切ってください。日本円にするなら、BTC・ETH・USDCをすべて受け取れて、USDCも日本円で売れるSBI VCトレードへ送るのが、いちばん迷わない経路です。
\BTC・ETH・USDCを受け取って日本円にできる/
参考文献(いずれも2026年9月18日に編集部が確認)
1. Bybitヘルプセンター「出金依頼ができない場合のよくある理由」2026年8月30日更新:https://www.bybit.com/ja-JP/help-center/article/Common-Reasons-for-Unsuccessful-Withdrawal-Request-Submissions
2. Bybitヘルプセンター「オンチェーン出金申請の提出方法」2026年4月12日更新:https://www.bybit.com/ja-JP/help-center/article/How-to-submit-on-chain-withdrawal-request
3. Bybitヘルプセンター「Bybitの手数料について」:https://www.bybit.com/ja-JP/help-center/article/Bybit-Fees-You-Need-to-Know
4. Bybit公式「日本居住者の皆様への重要なお知らせ」2025年10月:https://announcements.bybit.com/ja-JP/article/important-notice-for-japanese-residents-blt37f72d5facfe01a1/
5. Bybit公式「日本居住者向けサービスの変更について」2025年12月22日:https://announcements.bybit.com/ja-JP/article/title-service-changes-for-japanese-residents-blt5e262029dc54ef2d/
6. SBI VCトレード「USDC」:https://www.sbivc.co.jp/usdc
7. 国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」:https://www.nta.go.jp/publication/pamph/pdf/virtual_currency_faq_03.pdf
8. SBI VCトレード「入庫時の注意事項」(2026年9月25日確認):https://www.sbivc.co.jp/faqs/content/travelrule_07
9. SBI VCトレード「完全ガイド 第8回 暗号資産の入出庫」(2026年9月25日確認):https://www.sbivc.co.jp/columns/content/ahicnh-i0z3
※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の取引所の利用を勧誘するものではありません。Bybitは日本の暗号資産交換業の登録を受けておらず、日本居住者向けサービスは段階的に終了しています。出金機能の提供状況や手数料、最低出金額は予告なく変更される可能性があるため、操作の際は必ず公式サイトの最新表示を確認してください。記事内の円換算は1ドル=156円(2026年9月18日時点)で計算した概算です。税金の取扱いは個別の状況により異なるため、税理士や税務署にご確認ください。掲載した画像は各公式サイトからの引用で、出典は各画像のキャプションに記載しています。









