【2026年10月最新】仮想通貨ステーキング利率ランキング!手取り年率で見た国内7社

「持っているだけの仮想通貨を働かせたいけど、結局どこでステーキングするのが一番お得なんだろう…」

そう思っている方は多いはずです。

結論から言うと、年率・銘柄数・ロックの有無・運営の信頼性の4つで比べた場合、国内の総合1位はSBI VCトレードです。
ただし銘柄によっては、OKJやCoinTradeのほうが年率が高くなります。

水野 倫太郎

国内7社の公式ページを1社ずつ開き、ステーキングの年率と、その数字が受取実績なのか、推定値や上限値なのかを確認しました。
表示の基準が違う数字は、そのまま並べずに区別して比べています。

この記事では、7社の年率を公式ページの表示から取得日付きで並べています。
ステーキングではできないBTCやHYPEの運用先も整理しているので、まず比較表で全体をつかんでみてください。

木田 陽介
(株)ICHIZEN HOLDINGS

代表取締役

この記事の執筆者/監修者

2016年から仮想通貨トレードを開始。2018年に仮想通貨メディアCoinOtakuに入社し、2019年に代表取締役に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。Bitgetのトレード大会では、2025年11月に取引高部門で日本勢1位・世界4位、2026年9月の「KCGI 2026」ではチーム戦で世界7位・日本1位、個人部門で世界10位。

監修 木田 陽介
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役

2016年から仮想通貨トレードを開始。2018年に仮想通貨メディアCoinOtakuに入社し、2019年に代表取締役に就任。2020年に東証二部上場企業に6億円でM&A。2025年にCoinOtaku代表を退任し、同年5月に株式会社ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役に就任。Bitgetのトレード大会では、2025年11月に取引高部門で日本勢1位・世界4位、2026年9月の「KCGI 2026」ではチーム戦で世界7位・日本1位、個人部門で世界10位。

目次

仮想通貨ステーキング利率ランキング7社【2026年10月最新】

結論から出します。
順位は、実際に受け取れる年率(受取年率)を最も重く見たうえで、対象銘柄の数、ロックの有無、年率の開示の仕方の4つで総合評価しました。
公表されている年率の高さだけで並べてはいません。

スクロールできます
取引所公式サイト対象銘柄年率の高い銘柄ETHの年率ロック年率の開示
SBI VCトレードのロゴ1位SBI VCトレード公式16銘柄ATOM 13.7%
TON 8.9%
1.7%なし受取実績
(毎月)
GMOコインのロゴ2位GMOコイン公式6銘柄ATOM 14.00%2.00%なし受取実績
(毎月)
OKJのロゴ3位OKJ公式12銘柄ASTR 6.88%
(60日定期)
1.80%
(定期2.25%)
定期のみ推定年率
CoinTradeのロゴ4位CoinTrade公式15銘柄ATOM 13.5%
(上限)
2.3%
(上限)
解除申請が必要上限年率
Coin Estateのロゴ5位Coin Estate公式2銘柄OAS 8.03%
(控除前)
約1.8%あり控除前の
月次実績
Coincheckのロゴ6位Coincheck公式1銘柄―約1.9%なし非公表
bitFlyerのロゴ7位bitFlyer公式1銘柄―非公表なし非公表

※年率は、SBI VCトレードとGMOコインが2026年8月の受取実績、OKJは9月25日時点の推定年率、CoinTradeは上限年率、Coin Estateは8月の控除前実績です(OASは2026年9月30日で新規申込を停止)。各社公式ページの表示を編集部が2026年9月25日に確認。

受取年率が最も高いのはGMOコインのATOMで、14.00%です。
一方で総合1位はSBI VCトレードになりました。
16銘柄をロックなしで預けられ、実際に受け取れる年率を毎月公開しているためです。

表の「年率の開示」に注目してください。
受取実績・推定年率・上限年率・控除前の実績が混ざっています。
この4つは意味がまったく違うため、数字を単純に横並びで比べることはできません。
見分け方は、選び方の章で説明します。

\総合1位・16銘柄をロックなしで預けられる/

公式サイトはこちら

ステーキング利率ランキング1位〜7位の取引所を解説

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目的向いている取引所
ロックなしで幅広く預けたいSBI VCトレード
ATOMの受取年率を重視GMOコイン
SOLやASTRを長く預けるOKJ(定期)
100円から試したいCoinTrade
手数料率の低さを重視Coin Estate
今ある口座で始めたいCoincheck
bitFlyer

ここからは7社を1社ずつ見ていきます。
なお、他の比較記事でよく2位に入るBITPOINTは、2026年4月1日にSBI VCトレードと合併し、7月31日で新規の口座開設を終えました。
2026年12月末には口座と資産がSBI VCトレードへ移管される予定のため、これから始める方の選択肢からは外しています。

SBI VCトレードのロゴ 1位 SBI VCトレード|16銘柄・ロックなし・受取実績を毎月公開

SBI VCトレードのステーキング実績(2026年8月)と受取年率の一覧
SBI VCトレードのステーキング実績(2026年8月)。下段の「お客さまステーキング報酬年率」が、実際に受け取れる年率です(編集部が2026年9月25日に確認)
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項目内容
対象銘柄16銘柄
年率の基準実績の75%を受取
ATOMの受取年率13.7%
TONの受取年率8.9%
ETHの受取年率1.7%
ロックなし
申込不要(保有で自動)

※公式ステーキングページの2026年8月実績を編集部が2026年9月25日に確認。受取年率は運用実績に0.75を掛けた値です。

良いところ

  • 16銘柄をロックなしで預けられる
  • 受取年率を毎月公開していて、実際に受け取れる率が分かる
  • ATOM13.7%・TON8.9%と高い年率の銘柄がある
  • 報酬をJPYSCで受け取る設定もできる

気になるところ

  • 受取年率は実績の75%で、控除前の数字より下がる
  • ETHの受取年率は1.7%と7社の中で低め
  • ASTRは対象外

総合1位はSBI VCトレードです。
理由は3つあり、対象銘柄が16と国内最多であること、保有しているだけで申込なしに毎月報酬が入ること、そして運用実績と受取年率を毎月公開していることです。
2026年8月の実績はATOMが18.2%、TONが11.9%で、受取分はそれぞれ13.7%と8.9%になります。

ロックがなく、ステーキング中でも売却と出庫ができます。
相場が崩れたときに逃げられる点は、初めて預ける方にとって大きな安心材料です。
一方でETHは1.7%と低めで、ETHだけを預けるなら他社のほうが高い点は押さえておいてください。

報酬は初期設定では同じ暗号資産で受け取りますが、マイページで設定を変えれば、円建てのステーブルコインJPYSCで受け取ることもできます。
値動きのない形で報酬を積み上げたい方には便利な仕組みです。

SBI VCトレードのステーキングの詳細を見る

GMOコインのロゴ 2位 GMOコイン|ATOMの受取年率14.00%は7社で最高

GMOコインのステーキングページ
GMOコインのステーキングページ。対象はETH・DOT・ATOM・ADA・SOL・ASTRの6銘柄で、保有するだけで報酬を受け取れます(編集部が2026年9月25日に確認)
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項目内容
対象銘柄6銘柄
年率の基準手数料差引後の実績
ATOMの受取年率14.00%
SOLの受取年率4.00%
ETHの受取年率2.00%
ロックなし
手数料銘柄ごとに異なる

※GMOコイン「ステーキング報酬配布完了のお知らせ」(2026年9月配布分・8月実績)の手数料差引後の年率を、編集部が2026年9月25日に確認。7月配布分まで含まれていたXTZは、9月配布分では対象から外れています。

良いところ

  • ATOMの受取年率14.00%は7社で最も高い
  • ETHの受取年率2.00%はロックなし型で上位
  • 確定した年率を「配布完了のお知らせ」で毎月公表
  • 保有するだけで報酬が入り、手続きは不要

気になるところ

  • 対象は6銘柄と少なめ
  • 手数料は銘柄ごとに異なり、ADAやASTRは約3割を差し引かれる
  • XTZは2026年9月配布分から対象外

2位はGMOコインです。
銘柄数は6と少なめですが、ATOMの受取年率14.00%はSBI VCトレードの13.7%をわずかに上回り、ETHも2.00%と国内のロックなし型では上位です。
毎月10日以降に「配布完了のお知らせ」で確定した年率を公表しており、数字の透明性は高い部類です。

弱点は手数料です。
控除率は銘柄ごとに異なり、ASTRは控除前6.57%が受取4.73%と、約3割が差し引かれています。
2026年6〜8月配布分は、4月の平均残高から増えた分の手数料が実質無料になるキャンペーンが動いていました。
キャンペーン時の数字と通常時の数字を混同しないよう、お知らせの「手数料差引後」の欄で見てください。

OKJのロゴ 3位 OKJ|定期ならSOL・ASTRが6%台

OKJのステーキングページ
OKJのステーキングページ。フレキシブルと定期でプランが分かれ、SOLは定めなし2.28%・30日4.88%・60日6.33%です(編集部が2026年9月18日に確認)
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項目内容
対象銘柄12銘柄
年率の基準推定年率
プランフレキシブル/定期
IOST(60日)8.88%
ASTR(60日)6.88%
ETH(60日)2.25%
中途解除報酬を全額没収

※OKJ公式ステーキングページの表示を編集部が2026年9月18日に確認。定期は15日・30日・60日・90日から選び、報酬は毎日付与されます。

良いところ

  • 12銘柄に対応
  • 定期を選べばSOL6.33%・ASTR6.88%まで上がる
  • フレキシブルならいつでも解除できる
  • 報酬が毎日付与される

気になるところ

  • 表示は推定年率で、受取実績ではない
  • 定期を途中で解除すると、受け取った報酬を全額没収される
  • ETHは60日定期でも2.25%

3位はOKJです。
7社の中で唯一、「いつでも解除できるフレキシブル」と「期間を決めて年率を上げる定期」を自分で選べます。
SOLはフレキシブルで2.28%、60日定期で6.33%と、同じ銘柄でも3倍近い差が付きます。
報酬が毎日入るため、複利で回したい方にも向いています。

注意したいのは定期プランの中途解除で、期間中に受け取った報酬を全額没収されます。
60日以内に売る可能性が少しでもあるなら、フレキシブルから始めるのが安全です。
ETHは60日でも2.25%と、上位2社と大きく変わりません。

CoinTradeのロゴ 4位 CoinTrade|15銘柄を100円から、TONは上限10.2%

CoinTrade Stakeのページ
CoinTrade Stakeの公式ページ。15銘柄が対象で、運用期間は無期限、100円から申し込めます(編集部が2026年9月18日に確認)
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項目内容
対象銘柄15銘柄
年率の基準最大年率(上限値)
ATOMの上限年率13.5%
TONの上限年率10.2%
ETHの上限年率2.3%
最低金額100円から
売却解除申請が必要

※CoinTrade Stake公式ページの表示を編集部が2026年9月18日に確認。年率は上限値で、手数料率の記載はありません。

良いところ

  • 15銘柄はSBI VCトレードに次ぐ多さ
  • XTZやIOTXなど他社にない銘柄がある
  • 100円から申し込める
  • 運営は東証プライム上場のセレスグループ

気になるところ

  • 表示は上限年率で、手数料率の記載がない
  • 売却の前に解除の申請が必要

4位はCoinTradeです。
15銘柄はSBI VCトレードに次ぐ多さで、XTZ 7.5%やIOTX 4.7%など、他社にない銘柄が並びます。
100円から申し込め、運営は東証プライム上場のセレスグループです。

順位を下げた理由は年率の基準です。
公表されているのは上限値で、手数料率の記載がなく、実際に受け取れる量が読みにくいのです。
ステーキング中の資産はそのまま売れず、解除の申請をしてから売却する手順になります。
上位3社より一手間かかる点は、相場が急変したときに効いてきます。

Coin Estateのロゴ 5位 Coin Estate|ETHの実績を毎月公表、手数料は報酬の10%

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項目内容
対象銘柄ETH・OASの2銘柄
年率の基準月次実績(控除前)
ETHの実績2.02%(2026年8月)
手数料報酬の10%
ロックあり(解除に日数)

※運営はFINX JCrypto株式会社。年率は同社が公表する2026年8月の実績で、手数料10%を引く前の値です。OASは2026年9月30日で新規申込の受付を停止します(編集部が2026年9月25日に確認)。

5位はCoin Estateです。
ETHの実績は2026年7月に5.49%まで上がったものの8月は2.02%(受取約1.8%)で月ごとの振れが大きく、ステーキング中は売却も出庫もできません。
手数料は報酬の10%ですが、解除に日数がかかる点を受け入れられる方向けです。

Coincheckのロゴ 6位 Coincheck|ETHを持っているだけで報酬が入る

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項目内容
対象銘柄ETHのみ
年率の基準非公表
公式試算からの逆算約1.9%
ロックなし
申込不要(保有で自動)
開始2025年1月

※Coincheck公式コラムのシミュレーション「5万円相当のETHを10年保有すると約60,451円」から、編集部が複利で逆算した年率です。

6位はCoincheckです。
ETHを持っているだけで報酬が入りロックもありませんが、年率は公表されておらず、公式コラムの試算「5万円相当のETHを10年保有すると約60,451円」から逆算すると約1.9%です。
計算式は「(60,451円÷50,000円)の10乗根−1」で、年1.9%の複利で10年回すと約1.21倍になる、という関係です。

bitFlyerのロゴ 7位 bitFlyer|ETHを持っているだけで報酬、ロックなし

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項目内容
対象銘柄ETHのみ
年率の基準非公表
手数料報酬の30%
ロックなし
開始2025年8月

7位はbitFlyerです。
2025年8月12日にETHのステーキングを始め、保有しているだけで報酬が入りますが、手数料が報酬の30%と7社で最も高く、年率も公表されていないため、すでにETHを置いている方が受け取る設定にしておく使い方が現実的です。

主要8銘柄の受取年率を取引所ごとに比較

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銘柄SBI VCGMOOKJCoinTradeCoin EstateCoincheckbitFlyer
ETH1.7%2.00%1.80%
(定期2.25%)
2.3%約1.8%約1.9%非公表
SOL3.4%4.00%2.28%
(定期6.33%)
4.9%―――
ADA1.3%1.45%1.88%
(定期2.28%)
1.6%―――
DOT2.9%1.90%―2.05%―――
ATOM13.7%14.00%―13.5%―――
AVAX3.6%―1.88%
(定期5.28%)
3.5%―――
TON8.9%――10.2%―――
ASTR―4.73%2.88%
(定期6.88%)
――――

※SBI VCトレードは同社が公表する2026年8月の「お客さまステーキング報酬年率」、GMOコインは9月配布分(8月実績)の手数料差引後、Coin Estateは8月実績2.02%から手数料10%を引いた値です。OKJは9月25日時点の推定年率で、左がいつでも解除できるフレキシブル、括弧内が定期の最大です。CoinTradeは上限年率のため、実際の受取はこれを下回ることがあります。Coincheckは公式試算からの逆算、bitFlyerは年率を公表していません。「―」は対象外です。

銘柄ごとに見ると、ATOMとTONは10%前後、ETHは2%前後が国内の相場です。
ETHはどの取引所でも1.7〜2.3%に収まるため、ETHだけを預けるなら年率で取引所を選ぶ意味はあまりありません。
差が大きいのはSOLやASTRで、OKJの定期を選ぶとロックなしの2〜3倍になります。
この「自由度と年率は反比例する」関係が、取引所選びの軸になります。

ステーキングの取引所・銘柄の選び方

この章の内容
  • 年率の表示基準をそろえて比べる方法
  • 対応銘柄数とロック条件による候補の絞り込み
  • 運営の信頼性と開示の姿勢の見方
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見るところ確認する内容差が出る例
年率の基準控除前か後かGMOは銘柄で控除率差
対応銘柄持っている銘柄ETHのみは2社
ロック解除の条件OKJ定期は没収
信頼性登録・親会社7社とも登録済

7社のどこを選ぶかは、「何を」「どれくらいの期間」預けるかでほぼ決まります。
順番に確認していきます。

年率の表示基準をそろえて比較する

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取引所控除前受取
SBI VCトレード18.2%13.7%
GMOコイン15.57%14.00%

※ATOMの2026年8月実績。SBI VCトレードは受取率75%、GMOコインは9月配布分の手数料差引後の値です。

最初に見るのは年率の数字ではなく、その数字が「何を表しているか」です。
SBI VCトレードは実績の75%が受取分、GMOコインは銘柄ごとの手数料を引いた後、Coin Estateは10%を引く前、CoinTradeは上限値です。

たとえばATOMで比べると、SBI VCトレードの実績18.2%は受取13.7%、GMOコインは控除前15.57%で受取14.00%です。
控除前の数字だけ見るとSBI VCトレードが上、受取ではGMOコインが上と、基準で順位が入れ替わります。
必ず「手元に入る率」に直してから比べてください。

対応銘柄数で比べる

自分が持っている銘柄、または買いたい銘柄が対象かどうかが次の条件です。
ETHだけならほぼ全社が対応し、ATOMやTONのような高年率の銘柄はSBI VCトレード・GMOコイン・CoinTradeに絞られます。
IOSTやASTRのように、OKJやGMOコインでしか扱いのない銘柄もあります。

銘柄数が多い取引所を選んでおけば、あとから別の銘柄を追加するときに口座を増やさずに済みます。
この点で16銘柄のSBI VCトレードと15銘柄のCoinTradeは有利です。

ロックと解約条件を確認する

ロックの有無は、年率と同じくらい重要です。
SBI VCトレード・GMOコイン・Coincheck・bitFlyerはロックがなく、いつでも売却できます。
OKJの定期プランとCoin Estateは期間中に動かせず、CoinTradeは解除の申請が必要です。

中長期で持つつもりでも、急落したときに売れない状態は、報酬より大きな含み損につながります。
初めて預けるなら、ロックなしの取引所か、OKJのフレキシブルプランから始めて、慣れてから定期に移るのが安全です。

運営の信頼性を見る

7社はいずれも金融庁に登録された暗号資産交換業者で、預かった暗号資産は法律で分別管理が義務付けられています。
親会社で見ると、SBI VCトレードはSBIグループ、GMOコインはGMOインターネットグループ、CoinTradeはセレス、Coincheckはマネックスグループと、上場企業グループが多い分野です。

差が出るのは開示の姿勢です。
SBI VCトレードとGMOコインは毎月の受取実績を公表し、Coin Estateは控除前の月次実績、OKJは推定値、CoinTradeは上限値を示しています。
CoincheckとbitFlyerは非公表
です。
同じ登録業者でも、預けた資産がどう運用され、どれだけ戻ってきたかが見える会社のほうが、長く預ける先としては安心できます。

ステーキングとレンディングの違いは?

HyperLendingの公式サイト
HyperLendingの公式サイト。2026年9月の最大貸借料率はBTC・ETH・XRPが10%、HYPEが4%です
この章の内容
  • ロックなしで自由に動かしたい人にステーキングが向く理由
  • BTCなど対象外の銘柄で利回りを狙うレンディングの条件
  • 国内にないHYPEの運用先として、Hyperliquidが選択肢になる場合
スクロールできます
項目ステーキングレンディング
対象PoSの銘柄BTCも可
年率の決まり方ネットワーク次第業者が提示
途中売却業者による原則不可
分別管理対象対象外
ETHの年率目安1.7〜2.3%4〜10%

※レンディングのETH年率はHyperLendingの2026年9月の貸借料率(フレキシブル4%〜、365日固定10%)です。分別管理は資金決済法上の扱いで、レンディングは消費貸借契約のため対象外です。

「持っているだけで増やす」方法には、ステーキングのほかにレンディング(貸暗号資産)があります。
ステーキングはブロックチェーンの運営に参加して報酬を受け取る仕組みで、レンディングは業者に暗号資産を貸して貸借料を受け取る仕組みです。
この違いから、預けられる銘柄・年率の決まり方・途中で売れるか・分別管理の対象かが変わります。

どちらが向いているかは、預ける銘柄と、途中で売る可能性があるかで決まります。

ロックなしで自由に動かしたいならステーキング

ステーキングは、SBI VCトレードやGMOコインのようにロックなしの取引所を選べば、いつでも売れます。
預けた資産は分別管理の対象で、業者が破綻しても自分の資産として扱われる点も、レンディングにはない安心材料です。

その代わり、対象はPoSの銘柄に限られ、BTCやXRPは預けられません。
年率もネットワークの状況で毎月変わり、ETHのように2%前後の銘柄が多いのが実情です。

BTCなど幅広い銘柄で利回りを狙うならレンディング

レンディングは、暗号資産を業者に貸し出して貸借料を受け取る仕組みです。
ステーキングできないBTCやXRPでも利回りを得られ、年率も業者が提示するため事前に分かります。
当社が運営するHyperLendingでは、2026年9月時点でBTC・ETH・XRPが365日固定で10%、いつでも引き出せるフレキシブル型でも4%からです。

ただしレンディングは消費貸借契約で、預けた資産は分別管理の対象外です。
業者の運用が失敗すれば、返ってこないリスクを利用者が負います。
HyperLendingも暗号資産交換業の登録は受けておらず、外部監査を受けた財務諸表はありません。
その代わりに月次の運用レポートと平日毎日の相場分析を公開し、返還申請から着金までは早いほうではないことも含めて、条件はサイトに明記しています。

整理すると、PoS銘柄を持っていて途中で売る可能性があるならステーキング、BTCやXRPを1年以上動かさない前提で利回りを取りたいならレンディングです。
国内外のレンディング業者の金利はレンディング金利の比較記事で一覧にしています。

\BTC・ETH・XRPが年率最大10%・日本初のHYPE対応/

公式サイトはこちら

木田 陽介

ステーキングとレンディングは「どちらが得か」ではなく、負っているリスクの種類が違います。
ステーキングはネットワークと価格のリスク、レンディングはそれに業者の信用リスクが乗ります。
当社のレンディングを勧める立場ですが、その分だけ利回りが高いのだと理解したうえで、分けて使うのが正しい付き合い方です。

HYPEなど国内にない銘柄はHyperliquidが選択肢になる

国内取引所に上場していない銘柄は、そもそも国内でステーキングできません。
代表例がHyperliquidのHYPEです。
HYPEはHyperliquid上で直接ステーキングでき、報酬は年率2%台と高くありませんが、預けた量に応じて取引手数料の割引が受けられます。
解除してから引き出せるまでには7日かかります。

自分のウォレットで管理する形になるため、秘密鍵の管理は自己責任です。
仕組みと手順はHyperliquidの使い方の記事で、HYPEそのものはHYPEの解説記事にまとめています。

仮想通貨ステーキングのメリット

この章の内容
  • 保有するだけで資産が増える仕組み
  • 複利で運用したときの増え方の試算
  • ロックなしなら売買が自由な点

保有するだけで資産が増える

最大のメリットは、値上がりを待つ以外の増え方があることです。
100万円分のATOMをSBI VCトレードに置けば、受取年率13.7%なら1年で約13万7,000円分の枚数が増えます。
ETHなら年率2%で2万円分です。
売買の判断も、相場を見続ける必要もありません。

報酬は同じ銘柄で受け取るため、円換算の評価額は価格次第で動きます。
それでも「枚数が減らない資産」を持っていることは、下落局面で買い増しの余力になります。

複利で運用できる

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期間単利毎月複利
1年1.14倍1.15倍
3年1.41倍1.50倍
5年1.69倍1.98倍
10年2.37倍3.90倍

※受取年率13.7%(SBI VCトレードのATOM、2026年8月実績)が続いた場合の枚数の試算で、価格の変動は含みません。

多くの取引所では、受け取った報酬がそのまま次の月のステーキング対象になります。
年率13.7%を単利で10年続けると元本の2.37倍ですが、毎月複利で回ると約3.9倍です。
同じ年率でも、長く置くほど差が開きます。

OKJのように報酬が毎日入る取引所は、複利の回転が早いぶん有利です。
逆にCoinTradeのように解除して再申請が必要な仕組みでは、複利にするための手間がかかります。

ロックなしなら売買が自由

SBI VCトレード・GMOコイン・Coincheck・bitFlyerは、ステーキング中でも売却と出庫ができます。
「利回りを取りながら、いつでも逃げられる」状態を作れるのは、個人で直接ステーキングするときにはない、取引所サービスならではの利点です。

仮想通貨ステーキングのデメリット

この章の内容
  • 数字で見る、価格下落が報酬を上回るリスク
  • ロック中に資産を動かせない場面
  • 利率が変動して想定より下がる例

価格が下落すると報酬より含み損が大きくなる

年率が高くても、価格が下がれば元も子もありません。
ATOMを年率13.7%で1年預けても、価格が20%下がれば円換算では約9%のマイナスです。
ステーキングは「枚数を増やす」手段であって、価格リスクを消す手段ではありません。

特に年率が10%を超える銘柄は、時価総額が小さく値動きが大きい傾向があります。
年率の高さは、その銘柄を長く持つリスクの対価だと考えてください。

ロック中は資産を動かせない

OKJの定期プランやCoin Estateでは、期間中に売却も出庫もできません。
OKJは中途解除すると報酬を全額没収され、Coin Estateは解除の申請から残高に戻るまで日数がかかります。
2026年前半のように、イーサリアムが半年で半値近くまで下げる局面では、動けないこと自体が損失になります。

利率が変動して想定より下がることがある

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配布月ASTRの受取年率
2026年4月配布14.81%
2026年7月配布4.29%
2026年9月配布4.73%

※GMOコイン「ステーキング報酬配布完了のお知らせ」の手数料差引後の年率です。

年率は固定ではありません。
GMOコインのASTRは、2026年4月配布分が受取14.81%だったのに対し、7月配布分は4.29%、9月配布分も4.73%にとどまっています。
ネットワーク全体で預ける人が増えれば、1人あたりの報酬は減る仕組みだからです。

申込時の年率が続くと考えず、毎月の公表値を確認する習慣が必要です。
実績を公表していない取引所では、そもそも下がったことに気づけません。

ステーキングの始め方

口座開設からステーキング開始までの流れ

  1. 取引所の公式サイトで口座を開設し、スマホで本人確認を済ませます
  2. 日本円を入金し、ステーキング対象の銘柄を購入します(他の取引所からの入庫でも可)
  3. SBI VCトレード・GMOコイン・Coincheck・bitFlyerは保有するだけで自動的に対象になります
  4. OKJ・CoinTrade・Coin Estateはアプリまたはサイトで銘柄・数量・プランを選んで申請します
  5. 報酬は各社の付与日に口座へ入り、取引履歴で確認できます

保有型の4社は、口座に銘柄があれば翌月から報酬が付きます。
申請型の3社は、申請の翌日から翌々営業日に開始するため、月末ぎりぎりに申請すると初回の報酬が少なくなります。
報酬の受け取りを止めたい場合は、設定画面で受取をオフにできます。

SBI VCトレードで報酬の受取方法を設定する手順

STEP
「ステーキング報酬の受取方法」を開く

SBI VCトレードにログインし、マイページの「ステーキング報酬の受取方法」を開きます。

SBI VCトレードのマイページでステーキング報酬の受取方法を開く画面
STEP
銘柄ごとに受取方法を選ぶ

銘柄ごとに「受取(銘柄)」「受取(JPYSC)」「拒否」のいずれかを選びます。
「全てJPYSCで受取」を押すと一括で切り替えられますが、拒否に設定している銘柄は変わりません。

銘柄ごとにステーキング報酬の受取方法を選ぶ画面
STEP
「更新する」を押す

選び終えたら、画面下の「更新する」を押します。
押さないまま画面を閉じると、変更は反映されません。

受取方法を変更して更新するボタンを押す画面
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完了の表示で「OK」を押す

「ステーキング報酬の受取方法を更新しました」と表示されたら完了です。
報酬額の算定期間の最終日までに設定した内容が、翌月に付与される報酬に反映されます。

受取方法の更新完了を知らせる表示

※画像はSBI VCトレード公式FAQ「ステーキング報酬の受取方法は変更できますか」の掲載画面です(編集部が2026年9月25日に確認)。

初めていくらから始めるのが良いか

最初は、失っても生活に影響しない金額で、年率の高い銘柄を1つ、5万円程度から始めるのが現実的です。
報酬が実際に入る流れと、公表される年率との差を1〜2か月見てから、金額を増やしても遅くありません。

銘柄を1つに絞る理由は、報酬の計算と税金の管理を単純にするためです。
5万円分のATOMなら、受取年率13.7%で月に約570円分の枚数が増えます。
数字としては小さくても、仕組みを理解するには十分です。

仮想通貨ステーキングに関するよくある質問

ステーキング報酬には税金がかかりますか?

かかります。
報酬を受け取った時点で、その暗号資産の時価が雑所得になり、総合課税の対象です。
給与所得者は年20万円を超えると確定申告が必要になります。

受け取った報酬を後で売却したときは、受取時の時価との差額が改めて所得になります。
受け取り時と売却時の2段階で課税される点は押さえておいてください。
詳細は国税庁のFAQで確認し、個別の状況は税理士か税務署に相談してください。

少額でもステーキングを始められますか?

始められます。
CoinTradeは100円から、OKJはSOLなら0.05SOL(約1,000円)から申し込めます。
SBI VCトレードやGMOコインは保有しているだけで対象になるため、下限はありません。

BTC(ビットコイン)はステーキングできますか?

できません。
ビットコインは承認の仕組みにPoW(採掘)を使っており、資産を預けて承認に参加するPoSの仕組みがないためです。
BTCで利回りを得るなら、レンディングが選択肢になります。

ステーキング中に売却できますか?

取引所によります。
SBI VCトレード・GMOコイン・Coincheck・bitFlyerはロックがなく、いつでも売却できます。
OKJの定期プランとCoin Estateは期間中に売却できず、CoinTradeは解除の申請をしてから売却する形です。

報酬はいつ受け取れますか?

取引所によって違います。
OKJは毎日、GMOコインは翌月10日以降にまとめて、SBI VCトレード・CoinTrade・Coin Estateは月1回の付与が目安です。
正確な付与日は各社の公式ページで確認してください。

まとめ|ステーキングは「受取年率」と「ロック条件」で選ぶ

この記事の要点
  • 国内7社を同じ基準で比べた総合1位はSBI VCトレードで、16銘柄・ロックなし・毎月実績公開です
  • 受取年率はATOMがGMOコイン14.00%・SBI VCトレード13.7%、ETHは2%前後が相場です
  • 年率が高い取引所ほど解除に時間がかかり、急落時に動けないリスクがあります
  • BTCとXRPはステーキングできず、レンディングなら年率4〜10%が目安です
  • 最初は年率の高い銘柄を1つ、5万円程度から始めて、公表年率との差を確かめます

ステーキングは、持っているだけの暗号資産に働いてもらう最も手軽な方法です。
自分の銘柄が対象で、受取ベースの年率が高く、いざというとき売れる取引所を選べば、初めてでも失敗しにくいでしょう。

一方で、BTCやXRPを持っている方には、ステーキングという選択肢そのものがありません。
その場合はレンディングになりますが、業者の信用リスクを負う分、条件の開示と運用の中身まで見て選んでください。

ステーキングから始めるなら、まずは1位のSBI VCトレードで、ロックなしの銘柄から試すのが無難です。
受取年率を毎月公開しているため、実際に受け取れる率を確かめながら続けられます。

\16銘柄をロックなしで・受取年率を毎月公開/

公式サイトはこちら

参考文献(2026年9月18日〜25日に編集部が確認)
1. SBI VCトレード「ステーキング」:https://www.sbivc.co.jp/services/staking
2. SBI VCトレード「BITPOINTサービスからの移管 特設サイト」:https://www.sbivc.co.jp/bpj_vct
3. GMOコイン「ステーキング」:https://coin.z.com/jp/corp/product/info/staking/
4. GMOコイン「ステーキング報酬配布完了のお知らせ」2026年9月:https://coin.z.com/jp/news/2026/09/16495/
5. OKJ「ステーキング」:https://www.okj.com/pages/products/staking.html
6. CoinTrade「CoinTrade Stake」:https://coin-trade.cc/services/stake/
7. Coincheck「暗号資産(仮想通貨)のステーキングとは?」:https://coincheck.com/ja/article/394
8. Coin Estate「ステーキング報酬年率実績」:https://coinestate.co.jp/notification_public/350
9. HyperLending 公式サイト:https://hyperlending.jp/
10. 国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」:https://www.nta.go.jp/publication/pamph/pdf/virtual_currency_faq_03.pdf

※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の暗号資産やサービスの利用を勧誘するものではありません。HyperLendingは株式会社ICHIZEN HOLDINGSが運営するレンディングサービスで、当メディアの運営会社と同一です。暗号資産は価格変動が大きく、ステーキングやレンディングの報酬を含めても投資元本を割り込む可能性があります。各社の年率は取得時点の公表値で、固定されたものではなく毎月変動します。記事内の円換算は1ドル=156円(2026年9月18日時点)で計算した概算です。税金の取扱いは個別の状況により異なるため、税理士や税務署にご確認ください。掲載した画像は各公式サイトからの引用で、出典は各画像のキャプションに記載しています。

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