仮想通貨JUNOとは?特徴や購入方法、ステーキング方法をわかりやすく解説!
「JUNOってどんな通貨?」
「JUNOの運用方法について知りたい」
JUNOに興味があるものの、日本語情報が少ないので、なかなか手をさせていない人も多いのではないでしょうか。
JUNOは仮想通貨COSMOSと関連の深い通貨で、そのポテンシャルと将来性からイーサリアムを超える通貨になることを期待されています。
今回は仮想通貨JUNOの特徴から、取り扱いのある取引所、運用方法をわかりやすくまとめました。この記事を読むことで、JUNOのことが詳細までわかるようになります。
- JUNOはCosmosネットワーク上に作られたプロジェクト
- Cosmosネットワークと連携でき、高速で安価な取引を実現
- スマートコントラクトを実装し、イーサリアムキラーとなる可能性
- JUNOの運用を考えている人は、Osmosisでのステーキングがおすすめ
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仮想通貨JUNOとは?
名称/単位 | JUNO/JUNO |
リリース時期 | 2018年 2月 |
価格 | 3,302.8円 |
時価総額ランキング | 2,898位 |
発行済み | 185,562,268JUNO |
公式サイト | 公式ページ Discord Telegram |
JUNOは2018年2月に発足したプロジェクトで、現在の時価総額は2,898位と完全に草コインといえる順位にあります。ただ、時価総額が低いながらも、Twitterのフォロワーは6.3万人、DiscordやTelegramなどでコミュニティを抱え、積極的に情報発信を行なっています。
JUNOは草コインでありながら、多くのファンに支えられたプロジェクトです。競争の厳しい仮想通貨業界ですが、今後の伸び代が期待できます。
仮想通貨JUNOの特徴
- Cosmosとの相互運用ができる
- イーサリアムに代わる通貨になる可能性
- 高速で安価な取引処理
- 不正を防ぐ承認アルゴリズムTendermintBFTが装備
- JUNOネットワークの中でDEXや仮想通貨発行を予定
JUNOの特徴 ①Cosmosの相互運用が可能
JUNOは仮想通貨COSMOSネットワーク上に作られています。つまり、CosmosEcosystemの中でJunoEcosystemを構成している形になっています。
Cosmosには、異なるブロックチェーンをつなげて相互運用を可能にする特徴があり、Cosmos⇄JUNOの連携を行うことが可能です。この連携では中央集権的な管理が不要で、JUNOからCosmosへの送金、もしくはCosmosからJUNOへの送金を実現しています。
Cosmos Ecosystemは2019年3月に発足し、3年経った今順調にその規模は今も拡大中です。Cosmos Ecosystemは、Twitterで「私達はまだ始まったばかりある」と主張していることからも、今後さらに大きくなる余地を秘めています。
JUNOの特徴 ②イーサリアムキラーとも言われている
イーサリアムのネットワーク上には数々のプロジェクトが誕生していますが、取引処理能力が低いことによってスケーラビリティ問題が発生しています。スケーラビリティ問題によって、取引の遅延やガス代(取引手数料)の高騰が発生し、ユーザーは大きな負担を強いられてきました。
JUNOは、そのスケーラビリティ問題を解決できるスペックを備えています。JUNOは高い取引処理能力やスマートコントラクトの機能を持っており、イーサリアムの地位を奪う「イーサリアムキラー」になる可能性があるのです。
イーサリアムキラーとなることを期待されているプロジェクトには、他にもシンボル(XYM)やへデラ(HBAR)、ポリゴン(MATIC)、ソラナ(SOL)などがあります。JUNOには、今後そうした競合を上回ったパフォーマンスを発揮していくことが求められます。
JUNOの特徴 ③高速で安価
JUNOは「Cosmos SDK」と「CosmosWasm」を用いることで、高速で手数料の安い取引を実現しています。
Cosmos SDKとは、Cosmoネットワークに対応したブロックチェーンを作ることができるフレームワークです。ユーザーの要件によってカスタマイズでき、独自のブロックチェーン構築を可能にし、Cosmosの特徴である1秒間で数万件の取引を処理することができます。
CosmosWasmはCosmos SDKベースで作成されたモジュールです。CosmoWasmによって、JUNOのブロックチェーン上にスマートコントラクト機能が備わります。
JUNOの特徴④承認アルゴリズムTendermintBFTにより公平性の高さを実現
イーサリアムはスケーラビリティ問題に加え仕様が決められてしまうことから、開発者は設計や効率性を妥協しなければならないデメリットがありました。そんな中で生まれたのが「Tendermint」という仕組みです。Tendermintは、さまざまなプロジェクト言語に対応しており、柔軟性が高い環境を実現しています。
「TendermintBFT」とは、Tendermintに「BFT(Byzantine Fault Tolerance)」を実装したものです。BFTとは不正な情報を発信するノードがあった際に検知します。この仕組みによって取引の承認を公正に行い、正しい形で報酬が付与されるようになりました。
JUNOの特徴 ⑤DEXや通貨発行サービスのリリース予定
JUNOでは分散型取引所DEXのサービスとして「Junoswap」「Osmosis」、通貨(トークン)発行サービスでは「JunoMint」があります。
Junoswapのサイトは用意されているものの、まだ年利(APY)が0%になっていることから、実際に動いてはいないようです。一方、Osmosisではすでに運用が開始されており、2022年4月3日現在では年利(APR)は63.35%のステーキング比率を誇ります。
JunoMintはCosmWasmをベースとするCW20トークンを生成できるサービスですが、こちらもサイトがあるだけで実際にはまだ動いていません。コーディングなど技術的なスキルは不要で、誰でもブロックチェーンを作りトークンを発行できるサービスなので、正式にリリースされた際には大きく話題を呼ぶことになるでしょう。
ロードマップをみると、他にもNFTやメタバースにも開発領域を拡大していくようです。今後の発表を注目していきましょう。
仮想通貨JUNOの今後は?価格・将来性について解説!
JUNOはリリースされて間もない歴史の浅い通貨です。
2022年の初めくらいまでは8ドル〜10ドル(972円〜1,220円)の間を行き来していましたが、1月上旬くらいから徐々に上昇を始め、3月4日には最高値となる45.33ドル(5,530円)を記録しました。現在は25ドル〜30ドル前後(3,050円〜3,660円)を推移しています。
JUNOの価格は下記のように予想されています。
2023年の価格予想まとめ
- 2022年4月3日現在の価格:26.96ドル(3,302.8円)
- DigitalCoinPrice:2023年の平均価格38.7ドル(4,740円)
- PRICE PREDICTION:2023年の平均価格72.89ドル(8,929円)
両予想共に今後は上昇していくと予想しているようですが、最終的な投資判断はご自身でされるようにしてください。
JUNOの値動きは、ビットコインとは連動していません。これはJUNOが持つスペックや将来性を期待され買われている、という意味と考えられます。今後もJUNOの値動きに期待していきたいですね。
仮想通貨JUNOの買い方
JUNOを取り扱う取引所は多くありません。国内取引所にはなく、海外取引所では「MEXC」が唯一確認できる取り扱い先です。分散型取引所であるDEXでは「Osmosis」で取り扱いがあります。MEXCでの取引高は小さく、相場とはかけ離れた不利な価格で売買が行われる可能性があるので、Osmosisで購入するといいでしょう。
OsmosisではJUNOを購入するだけでなく、高配当で運用することもできます。2022年4月3日現在年利は63%と非常に高い数字を誇ります。OsmosisではJUNO以外の取り扱いもあるので、草コインを運用して大きな利益を狙いたい人にはおすすめです。
次の見出しでは、Osmosisでのステーキング方法について紹介していきます。
仮想通貨JUNOをosmosisでステーキングする方法
- GMOコインでcosmosを購入
- Keplerウォレットに送金
- KeplerウォレットとOsmosiを連携
高配当を得られるOsmosisで運用するには、まずGMOコインでCosmos(ATOM)を入手しましょう。GMOコインではステーキングに使われる通貨であるCosmos(ATOM)を直接買うことができます。送金手数料は無料、取引手数料はMakerで取引することで-0.01%の還元を受けることができるので、送金・取引の手数料を気にする必要がない、もっともおすすめできる取引所です。
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次にGMOコインの口座から「Keplerウォレット」に送金を行います。Keplerウォレットはブラウザ(Chromeのみ)の拡張機能や、スマホアプリからインストールすることができるので、使いやすい方を選ぶといいでしょう。Keplerウォレットがインストールできたら、ウォレットアドレスをコピーし、GMOコインの送金先アドレスの欄に貼り付けるようにしてください。
最後にKeplerウォレットとOsmosisを連携します。Osmosisの公式ページからステーキングしたい分のCosmos(ATOM)を入力し “Connect Wallet” からKeplerウォレットとの接続を行います。その後、バリデータを選ぶ項目が出てきますが “Voting Power” の高いものを選んでおけば問題ありません。
以上で連携が完了し、ステーキングができるようになりました。
仮想通貨JUNOに関するQ&A
- JUNOとcosmosの関係性は?
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JUNOはCosmosのブロックチェーン上に作られています。JUNOは独自の機能を持ちながら、Cosmosの処理能力や簡単に他のブロックチェーンと連携できるといった特徴を受け継いでいます。
- JUNOの買い方は?
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取引所では「MEXC」、分散型取引所では「Osmosis」で取り扱いがあります。MEXCではウォレットを使わずに直接購入することができますが、取引高が小さくステーキングもできないので、少し面倒でもOsmosisで購入・運用するといいでしょう。
- JUNOのステーキング方法は?
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JUNOはOsmosisでステーキングすることができます。ステーキングするには、まずKeplerウォレットにCosmos(ATOM)を送金し、Osmosisと接続するようにしてください。Osmosis以外では、stake.fishでも運用することができます。
- JUNOはいつエアドロップされるの?
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残念ながら、JUNOのエアドロップは2021年10月に終了しています。この時は「1ATOM:1JUNO」の割合で無料で受け取ることができました。Cosmos(ATOM)に関連するエアドロップは定期的に開催されているので、気になる方はairdorops.ioのようなサイトをチェックしてみるといいでしょう。
仮想通貨JUNOまとめ
JUNOはCosmosのブロックチェーン上に作られたプロジェクトで、高速で安価な取引処理を実現しています。まだ時価総額は低いですが、秘めるスペックは高くイーサリアムキラーとなる可能性を秘めています。
ただ、競合プロジェクトが多いのも事実です。ここからさらに成長していくには、競合よりも優位性を発揮していかなければなりません。メタバースやNFTなど今後も新たな取り組みが続々と発表されていくようなので、気にして見ていくといいでしょう。
JUNOのステーキングで必要になるCosmos(ATOM)は、GMOコインやバイナンスで購入することができます。バイナンスは取り扱い銘柄も多く、豊富なステーキング方法がある海外取引所です。まだ口座を持っていない人は、ぜひバイナンスで口座開設をしてみてください。
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