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Azukiプロジェクトとは?ブランドでDAOの形成を目的としたプロジェクトの実態は如何に

目次

Azukiの基本情報

総発行枚数10,000
ホルダー数4,946
FP約15ETH
WPなし
TwitterTwitter
公式サイト公式サイト
ファウンダーChiru Labs
Openseaopensea.io

Azukiのプロジェクト概要

Azukiの概要については、公式Twitterにこのような記載があります。

英訳「Our vision is to pull away from a world that’s created by many and owned by few…」

日本語訳「私たちは多数が創作し、少数が所有するという世界からの脱却をビジョンとして掲げています。」

Azuki=ブランドとしてプロジェクトを立ち上げたことがわかります。

このツイートには以下のような書き込みもありました。

共に立ち上がり
共に築き上げ
共に成長する

ユーザーと一体化して作り上げるプロジェクトのようですし、ディスコードのメンバーも10万人を超えています。
さすがはブルーチッププロジェクトです。

特にAzukiは限定ストリートウェアやNFTドロップ・ライブイベントなど、フィジカルを大きく絡めたプロジェクトとなっています。

多数で創造し、多数で保有するという、かなりWeb3領域を意識したプロジェクトであると言えます。

Azukiプロジェクトのセールと価格推移

セールの主な情報

セール情報は以下の通りです。

  • ダッチオークション
  • 2022年1月12日
  • MINT価格1ETH
  • 発行枚数:8,700枚
  • プライベートドロップ1,300枚
  • 完売

Azukiのセールは技術面で、他のプロジェクトと相当な差をつけるものとなりました。

ERC-721Aという新しい規格を開発したことにより、ガス代が削減されトランザクションが通りやすくなるという規格です。

この技術力で他PJとの差をつけることができ、セールにおいて見本のプロジェクトと注目されました。

セール後の価格推移

https://nftpricefloor.com/ja/azuki

セール後はMINT価格よりもかなり高い価格で継続的に売買されています。

一時期29ETHまで高騰しましたが、その後は落ち着いて価格を維持している印象です。

最大販売価格は$93,182を記録しています。
流動性も悪くなく、1日に100件以上は取引が継続的に行われているので出来高も400,000ETHを越すくらい増えています。

現在は大体15ETHくらいでキープしています。

セール価格から考えるとブルーチッププロジェクトと呼ばれる所以が分かります。

NFT保有によるユーティリティー

保有メリット

  • Azukiへの商用利用権
  • 限定コミュニティ「TheGarden」へのアクセス

メタバース情報

「Hilumia」という1周年記念に作られた2Dメタバース空間を作成しました。

これはTheGardenを一望できるメタバース空間で、街の至る所に看板が立っており、そこにはまだ公開されていない展示を閲覧することができそうです。

特定のイベント参加者や限定アイテムを持っていると、入れるようになる場所があり、そこに侵入すると何かが起こるのだと考えられます。

Azukiの実績

  • 2021年11月:情報解禁
  • 2021年12月:On1forceとコラボ
  • 2022年1月:新しい規格となるERC721Aを開発
  • 2022年1月:セール開始
  • 2022年9月:42億円調達予定の報道
  • 2022年10月:スケートボードオークションで過去最高落札額を記録
  • 2022年11月:ハイブランドAMBUSHとコラボ
  • 2022年11月:Red Bull Racingとコラボ

こうみると、Azukiには目立ったファンダや提携が他のブルーチッププロジェクトよりも少ないと感じます。

提携などが少ないのはおそらく、実績あるメンバーがChiru Labsに所属しているからではないでしょうか。
そもそもチームが優秀でネームバリューがあるなら、提携するメリット少ないはずです。

参加メンバーの実績は以下の通りです。

  • ZEGABOND:元DeFi系エンジニアで大手のIT企業に勤務
  • Location tba:元FacebookのSE
  • 2pm.flow:元Google・元Y-combinator
  • HoshiBoy:Yコンビネーターで受賞歴あり
  • Arnold Tsang:Overwatchのキャラデザイナー

凄まじい経歴を持つ方たちです。

コミュニティからの評価や期待値が高いのは、こういった経歴からくるものもあるでしょう。

Azukiのロードマップ

Azukiはロードマップを作成していません。
その代わりにマインドマップと呼ばれるプロジェクトの思想自体を公開しているので、そちらを見ていきましょう。

1.VISION & VALUES

ビジョン コミュニティによって構築され、所有される、メタバース最大の分散型ブランドを創造すること。

価値

  1. コミュニティ第一主義
  2. やばいものしか受け付けない
  3. プロセスを信頼すること

2に関してはかなり曖昧ですが、中途半端でかっこよくないものは作らないという意味で捉えて良いでしょう。

2.METAVERSE

Azuki3D:Azukiにとって3Dは、ただ2Dのアバターを3Dにするだけではありません。

2Dのアバターがその時々に応じた臨場感の溢れる、よりリアルな3D体験を目指しています。

デジタル・ドリップ:#TeamAzuki の一員であれば、全身がメタバースに浸かることになります。

3.Physical World 

ストリートウェア:永久的なアイテム配布に期待

フィジカルコレクティブ:フィギュア・おもちゃ・スケートボード

IRLイベント:ミートアップ、展示会、音楽フェスetc…

4.The Bridge Between

現実空間とデジタル空間の架け橋となる部分は、別の媒体として新たな遊び場を提供します。

メタゲーム・双方向的な体験・IPの成長のための試験の場となるでしょう。

5.Seedlings 

パートナーシップ:Web2に存在しているIPを、AzukiのスタイルでWeb3上に復活させる

$BEAN:Azukiのメタバースエコシステム上で使える通貨

DAO:永続的なブランド作成のための試験的なDAOの形成

6.Your Ideas

“人間の歴史は、要するにアイデアの歴史である。” とH.G.ウェルズが言ったように、Azukiにアイディアを持っている方は発言してください。

私たちと一緒に歴史を描いていきましょう。

総括

Azukiの言うブランドは恐らく、HIPHOPやオールドスクールと呼ばれる類のものだと考えられます。

おしゃれ系やかっちりとした洋服などではなく、もっとラフな洋服についてのブランドです。
それはAzukiのNFTデザインからも感じられます。

要するにこのプロジェクトは、DAOを形成するためにNFTとメタバースを使うということです。

Web3の見本をAzukiプロジェクトを使って、ブランドという領域で作ろうということでしょう。

Azukiの購入方法

Azukiはすでにセールを終えたプロジェクトです。

現在購入するならOpenseaでリストされているNFTを買うしかありません。

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この記事を書いた人

Eastのアバター East Ichizen Capital運営者

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