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【ゲームでNFT】Meebitsとは?特徴や購入方法、メリット・デメリット解説

Meebitsは、Crypto Punksを発行したLarva Labs社によって提供されるNFTプロジェクトです。

Meebitsの作品を実際のゲームで動かしたり、購入することで保有者限定のコミュニティに入ることができます。NFT最大の特徴である収集性以外にも、様々な性質をもったNFTプロジェクトです。

今回の記事では、Meebitsの特徴や購入方法、購入するメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

この記事をざっくりとまとめると⋯
  • MeebitsはCryptoPunksなどを手掛ける「Larva Labs」のNFTプロジェクト
  • 実際にゲーム内で動かしたり、限定コミュニティに参加することができる
  • コインチェックNFT(β版)やOpenSeaで取り扱いがある
目次

Meebits(ミービッツ)とは

プラットフォーム名Meebits
決済通貨イーサリアム
ブロックチェーンイーサリアム
サービス開始2021年
運営元Larva Labs
規格ERC721
詳細Meebits公式サイト

MeebitsはCrypto Punksを手がけたLarva Labs社によって2021年5月にリリースされた、比較的新しいNFTプロジェクトです。

作品は3Dボクセルという立方体で構成されており、世の中には2万体しかありません。

Meebitsを購入すると限定コミュニティにも加入でき、実際のゲームで動かすことができます。Meebitsはユニークなイラストや独自の特徴から、熱心なファンを集めています。

次からは、Meebitsが持つ特徴について詳しく解説していきます。

Meebits(ミービッツ)の特徴

Meebitsの主な特徴
  • 多数のNFTプロジェクトを手掛ける「Larva Labs」が開発元
  • MeebitsDAOや他のゲームでも自由に動かせる
  • キャラクターの希少性によって価格が異なる

Meebitsの独自の特徴を解説していきます。

CryptoPunksなどを手掛ける「Larva Labs」が開発元

Meebitsは「Larva Labs」が開発元となるNFTプロジェクトです。「Larva Labs」は最古のプロジェクトであるCrypto Punksも提供しており、NFTの分野では多くの実績があります。

CryptoPunksは24✖︎24ピクセルのドット絵で顔だけが描かれていることに対して、Meebitsは立体的な3Dで全身が描かれていることが特徴です。

最近ではLarva Labs社は、アメリカの大手芸能事務所UTA(=United Talent Agency)とも契約を結びました。今後はLarva Labs社が持つ知的財産権をUTAが管理していきます。Larva Labs社は仮想通貨業界以外の業界からも注目を集めています。

メタバースや他のソフトでも自由に動かせる

Meebitsを購入することで、専用のメタバース空間である「MeebitsDAO」に参加できます。

“DAO”とは「Decentralized Autonomous Organization」の略で、日本語で「自律分散型組織」という意味になります。「自律分散型組織」とは管理する中央集権的な主体がおらず、組織に属するメンバーによって自律的に運営される組織のことを指します。

MeebitsDAOの中では購入した作品を自由に動かすことができたり、イベントを企画してメンバーと交流することが可能です。

Meebitsでは「T-pose OB」というファイルを提供しており「MeebitsDAO」以外のゲームでも動かすことができます。
このファイルは3Dモデリングやアニメ制作ソフトではほぼ対応しており、NFTをアニメーション化するために使われます。

キャラクターの属性によって価格が異なる

Meebitsには7種類の基本タイプと属性が12個用意されています。それぞれ希少性が異なり、数が少ないほど価格が高くなる傾向があります。

例えば、もっとも希少性が高い属性である「DISSECTED(=解剖)」を持つ作品は、2万体の中に5体しか存在しません。販売プラットフォームであるOpenseaでは1体しか売り出されていませんでした。

希少性が高いものは、すでに到底手が届かない価格に達しています。

基本タイプ7種類

基本タイプ発行数平均販売価格サンプル画像
Human(人間)18,8816ETHmeebits基本タイプ7種類(Human)
Pig(豚)71125ETHmeebits基本タイプ7種類(Pig)
Elephant(象)25635ETHmeebits基本タイプ7種類(Elephant)
Robot(ロボット)72180ETHmeebits基本タイプ7種類(Robot)
Skeleton(骸骨)57350ETHmeebits基本タイプ7種類(Skelton)
Visitor(訪問者)181,200ETHmeebits基本タイプ7種類(Visitor)
Dissected(解剖)55,500ETHmeebits基本タイプ7種類(Dissected)

基本タイプは各NFTが一つずつ持っています。「Human(人間)」のように発行数が多いものは比較的安く「Visitor(訪問者)」「Dissected(解剖)」のような数少ないものの価格は高いです。

属性12種類

属性発行数平均販売価格サンプル画像
Beard(ヒゲ)4,4295.85ETHmeebits属性12種類(beard)
Earring(イヤリング)2,0427.01ETHmeebits属性12種類(earings)
Glasse(眼鏡)7,8306.07ETHmeebits属性12種類(glasse)
Hair(髪型・髪色)20,0004.77ETHmeebits属性12種類(hair)
Hat(帽子)4,32910.62ETHmeebits属性12種類(pig)
Jersey Number(背番号)1,4338.33ETHmeebits属性12種類(jersey number)
Necklace(ネックレス)3,7337.09ETHmeebits属性12種類(necklace)
Overshirt(オーバーシャツ)3,2107.78ETHmeebits属性12種類(overshirt)
Pants(ズボン)20,0004.77ETHmeebits属性12種類(pants)
Shirts(シャツ)20,0004.77ETHmeebits属性12種類(shirts)
Shoes(靴)20,0004.77ETHmeebits属性12種類(shoes)
Tatoo(タトゥー)9948.66ETHmeebits属性12種類(tatoo)

属性とは各NFTの衣服やアクセサリー、髪型など見た目に関することです。基本的には一つのNFTが複数の属性を持っており、希少性の高いものには高値がつくことが多いです。

Meebits(ミービッツ)の買い方・購入方法

Meebits(ミービッツの購入方法)
  • コインチェックNFT(β版)
  • OpenSea

ここでは、Meebitsをどこでどのように購入するかを解説していきます。

コインチェックNFT(β版)を利用する

コインチェックNFT(β版)での購入方法

  • コインチェックのアカウントを開設
  • MetaMaskをインストール
  • コインチェックNFT(β版)で購入

国内取引所であるコインチェックNFT(β版)で購入する方法です。

コインチェックのアカウントを開設する

まず、コインチェックでアカウントを開設し、Meebitsを購入するためのイーサリアムを入手しましょう。

コインチェックでアカウントの登録が完了すると、コインチェックNFT(β版)も利用できるようになります。まだ口座を持っていない人は、口座から開設することから始めましょう。

イーサリアム(ETH)を購入

次にコインチェックでイーサリアムを購入します。

コインチェックNFT(β版)では、直接日本円で売買することはできません。イーサリアムを用いてNFTの売り買いを行います。

コインチェックでは「販売所」「取引所」2つの買い方がありますが、直接ユーザー同士で取引する「取引所」を利用するのがおすすめです。

コインチェックNFT(β版)で購入する

最後に、コインチェックNFT(β版)で欲しいMeebitsの作品を探し購入します。

コインチェックNFT(β版)では、Meebits以外にも「The Sandbox」や「CryptoSpells」「Sorare」などの作品が販売されています。どのような作品があるか、購入前に一度確認してみるのもいいでしょう。

OpenSeaで購入する

OpenSeaでの購入方法
  • 国内取引所でイーサリアムを入手
  • OpenSeaのアカウントを開設
  • MetaMaskをインストール
  • MetaMaskにイーサリアムを送金
  • OpenSeaのアカウントとMetaMaskを紐付け
  • OpenSeaでMeebitsを検索し購入

次に、OpenSeaを利用してMeebitsを購入する方法を解説します。

国内取引所でイーサリアムを入手する

まずは、国内取引所でイーサリアムを入手する必要があります。まだアカウントを持っていない場合は、GMOコインで口座を開設するのがおすすめです。

GMOコインは全ての仮想通貨の送金手数料が無料となる取引所です。他の取引所ではイーサリアムの送金に一回につき0.005ETH(約1,850円)前後の手数料がかかります。

MetaMaskをインストールする

次にMetaMaskの公式サイトよりインストールを行います。MetaMaskはウォレットと呼ばれ、仮想通貨の入出金をしたり、購入したNFTを外部に送る際に使います。

ERC-721に対応していれば他のウォレットでも問題ありません。特にこだわりがない場合は、日本語情報が多いMetaMaskを利用するのが無難です。

MetaMaskにイーサリアムを送金する

MetaMaskをインストールした後には、購入したイーサリアムを送金しましょう。

MetaMaskのトップ画面の下に表示される「Account」に記載のアドレスを、取引所の送金先アドレスに貼り付けることで送金できます。トランザクションの混み具合によるものの、通常10分前後でMetamaskへ着金します。

OpenSeaのアカウントを開設する

次に、OpenSea公式サイトに行きアカウントを開設します。

OpenSeaは世界最大のNFTマーケットプレイスで、様々なNFT作品が販売されています。日本語には一部しか対応していないので、英語が苦手な人はchromeの翻訳機能を利用するようにしてください。

OpenSeaのアカウントと紐付けする

アカウントを開設できた後は、MetaMaskとの紐付けを行います。

OpenSeaの公式サイトのトップページにある「Create」からMetaMaskを選び、パスワードを入力することで使えるようになります。これでOpenSeaで購入できる準備が整いました。

OpenSeaでMeebitsを検索し購入する

MetaMaskへの入金と紐付けが完了したら、OpenSeaでMeebitsと検索して作品を探してみましょう。

OpenSeaでは「Best Offer(入札)」と「Price(購入)」の2つの買い方があります。「Best Offer(入札)」とは期間内で一番高い金額を提示した人が購入できる方法で、もう一つの「Price(購入)」は提示価格を支払うことで購入できる方法です。

多くのNFTが展示されているので、一度チェックしてお気に入りの作品を見つけてみてください。 メリット・デメリット

Meebits(ミービッツ)を購入するメリット

Meebitsを購入するメリット
  • 値上がり益を期待できる
  • 転売ができる
  • 限定コミュニティ「MeebitsDAO」に参加できる

Meebitsを購入することで得られるメリット3つを紹介します。

値上がり益を期待できる

2021年はNFTバブルとも言える年になりました。Meebitsを始めとした人気のあるNFTの価格は、今もなお上昇を続けています。

NFTはまだ生まれて間もない分野です。注目が集まりさらなる資本が入ってきた際には、今以上の値上がりにも期待できるでしょう。

転売ができる

MeebitsなどのNFT作品は転売することができます。

Meebitsの作品はリリース後に即完売しており、転売目的での利益を狙っている人も多いです。

すでに簡単には手を出せない金額に到達していますが、中には3ETH(約140万円)ほどで購入できるものもあります。
今後注目が高まることを見越して、投資目的で購入するのもいいかもしれません。

限定コミュニティ「MeebitsDAO」に参加できる

Meebitsを購入することで、専用のメタバース空間であるMeebitsDAOに参加できます。DAOとは「Decentralized Autonomous Organization」の略であり、管理する主体がなく有志によって自立的に運営されている組織を指します。

MeebitsDAOには、主に以下のような特徴があります。

  • Discordの限定コミュニティに入れる
  • ゲーム内でコインが貯まり、アイテムの購入に使える
  • 他のメンバーとコミュニケーションが取れる

購入者だけが参加できるMeebitsDAOの結束力は強く、積極的に交流会が行われているようです。

Meebits(ミービッツ)を購入するデメリット

Meebitsを購入するデメリット
  • 値下りする可能性がある
  • 外部ウォレットが必要で、手続きがやや複雑

Meebitsを購入することでのデメリットを2つ紹介します。

値下りする可能性がある

NFTは右肩上がりで成長を続けていますが、今後の需給のバランスによっては値下がりをすることがあるかもしれません。

現在は注目を集めることで価格が高騰しすぎている状況であり、買い手がいなくなった際には、ここから大きな下落を起こす可能性があることも頭に入れておく必要があります。

外部ウォレットが必要で、手続きがやや複雑

購入したNFTをゲームで利用するなど、外部へ移す際にはMetaMaskなどのウォレットが必要です。NFTの購入から移動までを一つでまかなえるサービスがない点は不便であると言えます。

仮想通貨分野は日進月歩で技術の革新が進んでいるので、今後便利なサービスが出てくることに期待しましょう。 まとめ

Meebits(ミービッツ)のまとめ

Meebitsは、NFT業界でかなり有名な「Larva Labs」が提供する、今注目を集めているプロジェクトの一つです。購入することで限定のコミュニティに参加できたり、他のゲームでも利用できるなど、多くの特徴を持ちます。

価格は安いものでは3.3ETH(72万円)、高いものでは数億円とかなりの幅があります。
今後の高騰にも期待できるNFTプロジェクトです。

Meebitsに興味を持った方は、コインチェックNFT(β版)かOpenSeaでアカウントを開設してみてください。

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この記事を書いた人

Eastのアバター East Ichizen Capital運営者

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