Earth2とは!?Earth2の特徴や将来性や詐欺の可能性はある!?
Earth2という、バーチャル上で現実世界の土地の売買ができるメタバースがブームになっていることはご存じでしょうか?
Earth2は海外発祥のメタバースのプロジェクトです。日本でのPRは積極的に行われていないものの、すでにアメリカやオーストラリアを中心としたユーザーが多く参入しており、土地の買い占めが行なわれています。
まだ開発のフェーズは浅いものの、中にはすでに数千倍の値上がりをした土地もあるようです。
今回の記事では、Earth2の特徴や将来性、詐欺の可能性はあるかなど、Earth2に関わることを詳しく紹介していきます。この記事を読むことで、Earth2がどのようなメタバースであるかがわかり、投資すべきかどうかを判断できるようになります。
Earth2とは?
- Earth2では土地の売買と転売ができる
- 土地の値上がりを期待できる
- 購入した土地の上に建物を建てたり、アイテムを生成できる
- ユーザーがEarth2内に入って、仮想生活を送れるようになる
Earth2は、インターネット上のバーチャル空間に創られた“第2の地球”を再現した仮想世界です。実際の地球と全く同じ地理をしており、ユーザーは1タイル(10m×10m=100㎡)毎に区切られた土地を購入することができます。
現在フェーズ1にあり、今後フェーズ2,3と進んでいく中で、徐々に機能が解放されていく予定です。今後はEarth2の世界で日常生活さながらの行動ができるようになるなど、さまざまなことができるようになっていきます。
次からは、どのような特徴があるかを詳しく見ていきましょう。
Earth2の特徴① 土地の購入とその売買取引ができる
Earth2では、バーチャル上のあらゆる土地を購入することが可能です。日本に限らず、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどどの国の土地でも購入することができてしまうのです。
土地を購入すると地主となり、他のユーザーへ転売することができます。自分が購入した価格よりも高い値段をつけ、買いたい人がいればその人に売ることもできます。ゲーム内で現実世界同様の不動産投資などができるというイメージをすると、理解しやすいかもしれません。
Earth2はバーチャルと現実世界がリンクしている点に面白さがあります。自分が地主だったら土地をどのように活用するか、戦略性と創造性を掻き立てられるようなゲームになることでしょう。
すでに各国首都の中心地の土地は抑えられており、そうした土地を買うのは難しい状況です。今後参入する方は、まだ買い手がついていない土地か、転売で売り出されている土地を購入する必要があります。
Earth2の特徴② 国の地価が上がると利益を得られる
Earth2では国ごとに地価が決められています。誰も買い手がついていない土地の場合は、国の地価を基準として購入をすることになります。
現段階では「T1(Tier1)」「T2(Tier2)」の2つのランクがあります。T1は初期の頃に購入した土地保有者に与えられるランクで、T2は2021年12月のアップデート後に発表されたランクです。T1はT2と比べて価格は高いものの、機能の制限がなく、利息がつくなど、さまざまな特典があります。T1は先行者利益のような形で存在していると考えればいいでしょう。
サービスがリリースされてからアメリカでは地価が600倍、近隣の韓国でも地価が370倍になる程人気は急上昇しています。ゲームが普及するにつれて、今後も上昇していくと考えられます。
Earth2の特徴③ 近い将来、資源の有効活用ができる
現在のEarth2はフェーズ1で土地売買や転売のみができる段階で、近い将来フェーズ2に入るとされています。
フェーズ2では実際にメタバース内に入ることが可能となります。具体的には、購入した土地の上にHolobuildingsと呼ばれる建物の建設や、アイテムの生成や収集、また、それらをユーザー間で交換でき利益を得られるようです。
Earth2の機能の大部分はまだ公開されていないのにも関わらず、土地の価格は大きく高騰しています。ユーザーの期待感が先行して価格が上昇している状況です。フェーズ2の発表が期待通りのものであればさらに価格が高騰、逆に期待を裏切られるものであれば、ここから下落する展開もあるかもしれません。
Earth2の特徴 ④近い将来、プレイヤーが実際Earth2にアクセスできるようになる
Earth2はフェーズ2のあとにフェーズ3も構想しています。
フェーズ3では自分を投影したアバターで移動したり経済活動を行うなど、より細やかな行動ができる見込みです。実生活さながらの行動ができるようになり、Earthのゲームとしての機能がさらに解放されると予想されています。
現在はまだフェーズ1にあり、先行者利益を狙える段階です。今買える土地を購入しておいて、フェーズが進むまで長期目線で保有して値上がり益を期待して待つのも面白いかもしれません。
Earth2の今後は?将来性について解説!!
- クレジットカードで少額から土地を購入可能
- メディアで取り上げられた際に値上がり
- 各国中心地の土地は売り切れ続出だが、穴場がまだたくさん残っている
- 土地を持つことで配当を獲得できる
Earth2では、仮想通貨を使わずにクレジットカードから土地を購入することができます。従来のメタバースのように、仮想通貨を準備してウォレットに送金して取引を行う、といったような煩わしい手続きは不要です。
また、Earth2は伸び代を残しているとも言えます。5月3日にWBS(World Business Satellite)のメタバース特集に取り上げられた後には、土地の価格が大きく高騰しました。とはいっても、日本人ユーザーはまだまだ少ないので、今後メディアで取り上げられる機会があれば、さらなる上昇を期待できることでしょう。
現時点で、各国の首都で国の主要機能は集まる場所や、有名観光地の土地はすでに先行して入ったユーザーに抑えられてしまっています。一方で、最近有名になってきた観光地や今開発が進んでいる地域など、知る人ぞ知るアツい情報がある穴場の土地はまだ空きが残っています。将来の発展を見越して、今のうちにEarth2の土地を押さえておくのもいいですね。
さらに、Earth2では不労所得を獲得することができます。公式の情報によると、10万タイルまでであれば国の地価に対して毎日0.1%の配当が振り込まれるようです。順調に開発が進めば、高配当を獲得できる運用方法としても注目を集めることになりそうです。
Earth2が詐欺の可能性
Earth2が詐欺の可能性は現状捨てきれません。
理由はいくつかありますが、まずビジネスの収益モデルが不明瞭であることが挙げられます。まだ全貌が明らかになっていないこともありますが、現時点ではバーチャル化した土地の売買をすることの機能しかありません。
そして、同じメタバースであるMetaやSandboxと比べると、ビジネスモデルとして完成されておらず疑問も多く残ります。Earth2は他の有名メタバースと比べても、特段優位性がないのが現状です。
また、開発者が明らかになっていないことにも注意が必要です。メタバースは今注目を集めるアツい分野の一つですが、同時にお金を集めるだけ集めて飛んでしまうようなプロジェクトも多くあります。開発者の名前や経歴を載せることで、信頼性の担保にもなりますが、Earth2ではそうした取り組みを行なっていません。
現時点では、Earth2は信頼性の高いプロジェクトとして判断できる根拠として乏しいです。投資をするかどうか悩んでいる人は、フェーズ2の情報を待つなどして、もう少し情報を集めるといいかもしれません。
Earth2の始め方
ここでは、どのようにEarth2を始めるかを解説していきます。Earth2でアカウントを作成して土地を購入するには「メールアドレス」と「クレジットカード」だけが必要です。
STEP①Earth2の公式サイトにアクセス
まずは、Earth2の公式サイトへアクセスし、右上メニューの「Sign up」からアカウント作成を行います。
STEP②アカウント作成・ログイン
メールアドレスとパスワードを入力し、アカウント作成を進めます。入力に問題がなければ、メールアドレス宛にEarth2からメールが届きます。
STEP③buy landをクリック
最後に、Earth2の公式サイトから「BUY LAND」を探して購入します。Earth2では仮想通貨を支払に使うことができず、クレジットカードのみの取り扱いとなるので注意してください。
「BUY LAND」をクリックすると以下の画面が表示されます。
Earth2に関するQ&A
- Earth2に将来性はあるのか?
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Earth2の今後のアップデート状況によっては将来性も期待できます。しかし、運営母体がはっきりしていないことや、MetaやSandoboxと比較してビジネスモデルに優位性がないことには注意が必要です。まだ開発のフェーズが浅く情報がすべて明らかになっていない段階なので、今は投資を待ってもいいかもしれません。
- 土地購入などの支払いには何が使えるか?
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支払いには現在paypalを用いたクレジットカード(プリペイド、デビッドも可)と、銀行口座のみしか使えません。現状Earth2のガナバンストークンなどはありませんが、今後のアップデートによってはリリースされる可能性があります。
- Earth2内でビットコイン(BTC)などの仮想通貨は使えますか?
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Earth2内ではビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は使えません。土地を購入するためにはクレジットカードなどから「Eドル」という専用通貨(仮想通貨ではない)に換えて使う必要があります。Eドルは「1Eドル=1USD」で計算されますが、Earth2内でしか使うことができません。
Earth2まとめ
Earth2はバーチャル内で現実世界の地理同様の土地を購入できるメタバースのプロジェクトです。日本の中で知名度は低いものの、アメリカやオーストラリアなどではすでに多くのユーザーがいます。
今後機能や新たな発表が予定されていくことから将来性を期待できる反面、Earth2のビジネスモデルにはまだ疑問点が多いです。また運営の情報が乏しいことから、プロジェクトの安全性にも不安が残ります。全貌が明らかになっていない今、投資は失っても痛くない最低限の額にするか、次の発表を待つべきかもしれません。
Earth2に投資をするかどうか、ぜひ当記事の情報を参考にしてみてください。