DigiDaigaku(デジダイガク)とは|2億ドルを調達した注目のweb3ゲーム・NFTプロジェクトの最新情報・特徴・買い方を徹底解説
DigiDaigaku(デジダイガク)とは
DigiDaigakuの基本情報
DigiDaigaku(デジダイガク)とは、ゲームスタートアップのLimit Break社が立ち上げたNFTプロジェクトです。
このLimit Breask社は、「ゲーム界の玉座に座る男」と称されるガブリエルレイドン氏がCEOを務める企業です。
ガブリエル氏は、ゲームオブウォー(Game of War)・モバイルストライク・ファイナルファンタジーXVなどの大ヒットゲームを売り出したMachine Zone社の共同創業者兼CEOもあり、この人物がWeb3系事業を始めた事でも注目を集めています。
DigiDaigakuは、2022年8月10日付近にステルスミントという形でフリーで配布され、そこから取引量が爆発的に増えNFT界隈の注目の的となりました。
DigiDaigakuのプロジェクトは、「Free to Own」というビジネスモデルを導入する予定であり、これまでのゲームの「Free to Play」「Play to Earn」にとって代わるものとなりそうです。
コレクション名 | DigiDaigaku(デジダイガク) |
総発行枚数 | 2,022枚 |
開発・運営主体 | Limit Break社 |
ブロックチェーン | ERC-721 |
コントラクトアドレス | 0xd1258db6ac08eb0e625b75b371c023da478e94a9 |
フロアプライス | 10.1ETH |
総取引量 | 6,100ETH |
DigiDaigakuのビジネスモデル「Free to Own(=無料で所有)」とは
DigiDaigakuのビジネスモデル「Free to Own」についてCEOであるガブリエル氏の実際の言葉を借りて説明します。
DigiDaigakuを展開するLimit Break社は、「Free Mint Games(無料ミントのゲーム)」が今後IPOスタイルの資金調達に代わると予測しています。
2021年には、「Play To Earn」形式のゲームが多くリリースされ、ゲームクリエイターは数億ドルの資金調達の事例が多く生まれました。ただガブリエル氏は、「このモデルは(継続的には)上手くいかないが、私たちの『Free to Own』モデルは上手くいくだろう」と述べました。
既存の「Play To Earn」ゲームは、まずゲームを始めるために多くの資金を投じる必要があるのと、継続的な新規参加者の資本流入が必要という仕組みです。
そのためゲームのプレイヤーでもある投資家が結果的に市場価値ととNFTの価値下落を招いてしまうため、プレイヤーたちはPlay To Earn(=稼ぐために遊ぶ)から「Play To Sell(=売るために遊ぶ)」へと変化していくとガブリエル氏は考えています。
このような問題点がある状況から、ガブリエル氏は「Free to Own」モデルを思いついたようです。既存のNFTゲームとは違い、原資はゼロからの出発であるため、ゲームプレイヤーは「原資を取り戻す」というプレッシャーのためにやるのではなく、気長にゲームを楽しむ事ができるという考えです。
DigiDaigaku(デジダイガク)がリリースしたNFTコレクション
- DigiDaigaku Genesis
- DigiDaigaku Heroes
- DigiDaigaku Villains
- DigiDaigaku Spirits
- DigiDaigaku Genesis Adventure Key Castaways
- DigiDaigaku Dark Hero Spirits
- DigiDaigaku Dark Spirits
- DigiDaigaku Villain Potions
- DigiDaigaku Super Villain Potions
- DigiDaigaku Dragon Eggs
DigiDaigaku(デジダイガク)の価格推移
DigiDaigakuのこれまでの大きな価格(=フロアプライス)推移
OpenSeaのフロアプライス(FP)と取引量の推移を見ていきます。
まず8月10日付近にDigiDaigakuはミントされ始めました。初日から取引量は340ETH・平均取引価格は0.41ETHほどでした。
DigiDaigakuはフリーミントだったため、ミントできた人はここで売れても400ドルほどの利益を得ることができていました。
8月25日には、ホルダーに対してのエアドロップがされるという発表がされましたが、その際には無風でした。
そして、画像を見て分かるように8月30日にはFPも取引量も爆増しました。
爆増した理由について解説します。
Limit Break社が2億ドルの資金を調達した事をきっかけに急騰
8月30日に、Limit Break社はCoinbase Ventures, FTX, Buckley Ventures,Standard Crpto,Paradigm Ventures,Anthos Capital, SV Angel, Shervin Pishevarなどから2億ドル(=約273億円)の調達を発表しました。
そのニュースをきっかけとして、平均価格は前日の6.46ETHから11.87ETHまで上昇し、取引量も2,232ETHとNFT取引量ランキングでは圧倒的な1位へとなりました。
8月30日がピークとなりそれ以降は比較的取引量は落ち着きましたが、現在でも取引量ランキングでは上位を維持しています。
DigiDaigaku(デジダイガク)の「Free to Own」モデルは成り立たない?
8月30日にLimit Break社の資金調達からDigiDaigakuの盛り上がりを見せた中、クリプト界の重鎮の1人がDigiDaigakuの「Free to Own」モデルに対して批判の声をあげました。
その人物とは、世界1の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)のCEOであるジャオ・チャンポン(通称:CZ)です。
If everythin will be free in the world, why do we have to work so hard…
CZ氏のTwitterより
(もしこの世界の全ての物が無料になるなら、どうして私たちはここまで苦労して働かなければならないのか…)
CZ氏は、このように批判しました。
またCZ氏は続いて「世の中に絶対に無料のものはなく、Binanceがビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)ペアにおける取引手数料がゼロで提供できているのは、他の通貨ペアの取引から十分な収益を得ているからだ」とも言いました。
DigiDaigakuの「Free to Own」モデルは確かに新しく画期的なものになるかも知れませんが、的を得た批判に対しても耳を傾ける必要はあります。
DigiDaigaku(デジダイガク)の買い方・購入方法
OpenSeaなどのマーケットプレイスで2次流通で購入するしかない
DigiDaigakuは既にミントされているため、OpenSeaやRaribleなどのマーケットプレイスの二次流通で購入する必要があります。
以下では、OpenSeaで購入する手順を4つのステップに分けて解説します。
その前に、、DigiDaigakuを購入するには、マーケットプレイスに接続するためにMetaMaskなどのウォレットが必要になります。もしまだ無い場合はダウンロードし、ウォレットを作成しましょう。
DigiDaigakuの買い方①:国内取引所ETHを購入する
まずはDigiDaigakuを購入するためのイーサリアム(ETH)を国内取引所で購入しましょう!
イーサリアム(ETH)を購入する上でコストをかけたくない方はGMOコインなどの送金手数料が無料の取引所を使うのがおすすめです!
DigiDaigakuの買い方②:MetaMaskにETHを送金する
DigiDaigakuを購入できるだけのイーサリアム(ETH)を購入できたら、MetaMaskに送金しましょう!
送金する際には、MetaMaskのイーサリアムメインネットのウォレットアドレスであることをちゃんと確認してください!
以下では、GMOコインを例にMetaMaskへETHを送付する方法を6つのステップで解説しています!
DigiDaigakuの買い方③:OpenSeaにウォレットを接続する
MetaMaskにイーサリアム(ETH)が着金したら、OpenSeaに接続しましょう。
以下などからOpenSeaに接続しましょう!検索から広告などで出ているものをクリックすると偽物のサイトであることがありますので気を付けてください。
公式サイト:https://opensea.io/
- OpenSeaにアクセスし、右上の人型マークもしくはウォレットのアイコンをクリックする
- MetaMaskを選択し、「Accept and sign」をクリックする
- MetaMaskの画面で出てくる「署名」をクリックする
DigiDaigakuの買い方④:実際に購入する
OpenSeaに接続できたら、DigiDaigakuを購入してみましょう!
→DigiDaigakuのOSはこちら
デザインで選ぶか、価格で選ぶか、特徴で選ぶか、OpenSeaを触って欲しいやつを見つけてみてください!
- 購入したいものを見つける
- 「Buy now」→「Complete purchase」
- コントラクトを承認する
DigiDaigaku(デジダイガク)に関するよくあるQ&A
- そもそもDigiDaigakuとは
-
DigiDagakuとは、ゲーム業界で実績のあるガブリエルレイドン氏がCEOを務めるLimit Break社のNFTプロジェクトです。「Free to Own」という新しいビジネスモデルを採用しています。
- DigiDaigakuの最初のミントは?
-
8月10日ごろにフリーでミントが行われていました。
- DigiDaigakuの総発行数は?
-
DigiDaigakuの総発行枚数は、2,022枚です。
- DigiDaigakuが話題になっている理由は?
-
2022年8月30日にLimit Break社が2億ドル調達したことを機に話題になりました。またDigiDaigakuのビジネスモデルである「Free to Own」も議論となり話題になりました。
DigiDaigaku(デジダイガク) まとめ
昨今話題になっているDigiDaigakuについてここまで解説してきました。
DigiDaigakuが盛り上がっている理由やその新規性を理解できたかと思います!
ただし、BinanceのCZ氏が批判したように都合の良い面だけでなく、ちゃんと現実に即してある程度分析することは必要です。
ですが、このNFT市況が全体的に悪い中ここまで盛り上がりを見せたため、今後も期待は出来るかと思います。
資金に余裕がある方は購入を検討してみても良いかもしれません。
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