ビットコイン(BTC)相場分析|高値から反落、3万ドルレンジ安値を維持できるか。
ナスダック、ヴァルキリーのスポットビットコインETF申請を再申請
仮想通貨ファンドマネージャーのヴァルキリーによる米国でのスポットビットコイン上場投資信託(ETF)申請に関する最新の申請には、コインベースとの「監視共有協定」が含まれており、他の申請に続いた。
米国証券取引委員会への7月3日の提出書類によると、ナスダック証券取引所はスポットビットコインの上場を許可するルール変更案を再申請した。
提出書類には、ナスダックに「ビットコインのスポット取引に関するデータへの補足アクセス」を与えることを目的としたコインベースとの6月30日の合意の詳細が含まれている。
Valkyrie also re-filed their 19b-4, like BlackRock they mention specific SSA agreement w/ Coinbase, even seems more aggressive (more use of the words ‘executed’ and ‘agreement’) They also, like BlackRock, call Coinbase largest US spot bitcoin exch h/t @NateGeraci pic.twitter.com/NDYKSzJeq9
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) July 5, 2023
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | -8.15% | $24.07B |
未決済建玉(OI) | +0.02% | $14.43B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $69.80M |
24時間の間に精算されたショート | | $15.13M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ビットコインは高値でのレンジが継続しており、昨日から取引量は減少傾向にあります。
OIは大きな増減はなく推移しています。
ファンディングレート
ファンディングレートは標準値での推移が続いています。
引き続き高値突破後の指標、相場の過熱感を測る基準としてファンディングレートをみていきましょう。
価格別OI分析
30,000ドル下の価格帯のOIがやや減少したものの、相変わらずかなりのOIが溜まっている状況に変わりはありません。
引き続き、高値更新後の相場の急変動に注意しましょう。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | -24.01% | $11.05B |
24時間ショートボリューム | -15.56% | $11.90B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
テクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
短期のシナリオとしては、30,000ドルを背に高値利確を目安でロングを入れる戦略がよいと思います。
ただ次の高値チャレンジで失敗した際には、30,000ドル手前で利確してしまいましょう。
今後高値に失敗した場合一度下落する可能性が高いです。
その際には28,500ドル付近で一度反発するのではないかと考えています。
下落のシナリオ
次の高値更新チャレンジで、高値を突破するにしろ、反落するにしろ、一度調整が入ると考えています。
ただ、トレンド自体は上目線であるため、下落のシナリオの推奨度は低めです。
高値を更新した場合は、33,000ドル目安にショート、反落した場合は30,000ドル割れエントリーで28,700利確を目安にしています。
相場一言アドバイス
ビットコインは高値のレンジ下限へと下落する展開となりました。
今回の下落で30,000ドルで反発することができるかが重要となります。
引き続き、ショートの推奨度は低めですが、もしエントリーポイントに達した際は、レバレッジを低めに設定してエントリーしましょう。
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