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ビットコイン(BTC)相場分析|OIは減少傾向、今後の下落は限定的か。

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Hashdex、独自の戦略でスポットビットコインETF争奪戦に参戦

暗号資産管理会社ハッシュデックスがビットコインのスポット獲得競争に参加。同社は、スポットビットコインを保有するビットコイン先物ETFの申請を米国証券取引委員会(SEC)に提出した。 

ETF は株式市場で取引される投資ファンドであり、その価値は株式、債券、商品、その他の金融商品などの資産の基礎となるバスケットから導き出されます。同様に、ビットコインETFはBTCの価値を追跡し、暗号通貨取引所ではなく従来の証券取引所で取引される。

Hashdexのアプローチは、Coinbaseの監視共有協定に依存せず、CME市場内の物理的な取引所からスポットビットコインを取得することを選択しているため、最近の申請とは異なるという。NYSE Arcaが米国SECに提出した19b-4文書によると、ハッシュデックスはビットコイン先物ETFにスポットビットコインを組み入れ、名称を変更し、ティッカーをハッシュデックス・ビットコインETFに変更する予定だ。

ビットコインデータ分析

デリバティブ基本データ

取引高+60.83%$10.17B
未決済建玉(OI)+3.52%$11.16B
オプションの出来高-39.73%$625.97M
オプションの未決済建玉+2.18%$10.24B
24時間の間に清算されたロング$9.85M
24時間の間に精算されたショート$11.96M

参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData

ファンディングレート

最も直近のファンディングレートはプラス値に傾いています。
大きな下落後依然としてロングに大きく偏る傾向です。

未決済建玉(OI)分析

ビットコインのOIは減少健康にあります。ロングの清算はほぼ完了しており、これ以上価格が下落する大きな燃料はないでしょう。

上からショートを持っていたトレーダーが利確する価格帯となっており現在のサポートラインが底値になる可能性を示唆しています。

ロングショート比率

24時間ロングボリューム+42.36%$4.28B
24時間ショートボリューム+43.88%$4.53B

https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

BTC/USDT1時間足チャート

上昇のシナリオ

ビットコインは反発後高値26,615ドル付近がレジスタンスラインとして機能としています。
今後同ラインを突破して27,000ドル台に復帰することができるか注目です。

エントリー:26,615ドルを突破して押し目をつけた時
利確:27,390ドル
損切り:26,288ドルを割り込んだ時

下落のシナリオ

ビットコインは下落後26,615ドルが短期レジスタンスラインとして機能しています。
今後の値動きとしては、25,000ドル割れにチャレンジするでしょう。

エントリー:26,230~26,500ドル
利確:25,200ドル
損切り:27,000ドルを実体で突破した時

相場一言アドバイス

OI分析の部分に書いた通り、ビットコインの建玉は減少傾向にあります。

今回の下落の大きな要因となったロングの清算は完了しており、燃料のないビットコインは下落したとしても大きな下落は発生しないと考えています。

この後のシナリオとしては、現在のサポートラインを背にレンジを形成していくでしょう。今後下落は限定的でレンジから30,000ドル付近に復帰する可能性が高いのではないかと予想しています。

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この記事を書いた人

jo-sineのアバター jo-sine コミュニティマネージャー

sine-by METACAMELOT コミュニティマネージャー
2017年に仮想通貨と出会い個人トレーダーとして活動を開始。
以降仮想通貨メディア事業とサロン事業に携わる。
サロン事業では8000人のサロン生を集め有料コンテンツを作成。
メディアでは自身の執筆記事で月間10万PVを達成。
人生で初めて買った仮想通貨はMONAコインと少し残念。

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