ビットコイン(BTC)分析|29,500ドルで戻り目をつけて下落を予想
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KuCoinは大量解雇を否定、人員削減は通常業務の一部であると主張
仮想通貨取引所KuCoinは、今後数週間以内に従業員の30%(約300人に相当)を解雇する準備をしていることを示唆する噂を否定した。
KuCoinの広報担当者はコインテレグラフに対し、「KuCoinがいかなる疑惑の人員削減計画も開始していないことを明確にしたい」と述べ、潜在的な人員削減は同社の事業展開を拡大する広範な計画の一部であると付け加えた。
1/ I’m aware of some rumors floating around about KuCoin. Let me clarify a few points and share a clear picture of how we’re doing.
— Johnny_KuCoin (@lyu_johnny) July 25, 2023
KuCoinの釈明は、独立系ジャーナリストのWu Blockchainによる7月25日の投稿に応えたものと思われる。同投稿は、KuCoinは、米国における厳格な顧客確認方針により、取引所の利益減少につながったため、間もなく従業員の30%を解雇すると主張した。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | -40.22% | $18.19B |
未決済建玉(OI) | -1.70% | $13.46B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $22.17M |
24時間の間に精算されたショート | | $23.38M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ファンディングレート
ビットコインの価格下落に伴い一時ファンディングレートも下落しましたが、現在は正常の水準に戻っています。
今後ビットコインが再度下落した際にはファンディングレートの反転を基準に相場の底値を見極めていきましょう。
価格別OI分析
価格の下落に伴い29,7000ドル付近のサポートライン反発で持っているロングポジションの多くが含み損となっています。
今後ロスカットに伴う下落に注意しましょう。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | -47.05% | $8.08B |
24時間ショートボリューム | -50.56% | $7.85B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
下落のシナリオ
レンジ下限を割り込んだビットコインは29,000ドルまで下落しています。
今後のシナリオとして考えられるのは、1時間足レベルの下ひげで3回サポートラインとして機能した29,500ドルラインでレジサポ転換し、戻り目をつけた上で下落する動きが考えられます。
エントリー:29,500ドルで戻り目をつけた時
利確:28,500ドルから28,000にかけて徐々に
損切り:30,500ドルを実体で突破した時
相場一言アドバイス
ビットコインは1ヶ月ぶりの安値まで下落しており、今後さらにもう一段価格が下落すると予想しています。
下落のシナリオに記載した通り、今後下落のシナリオのエントリーポイントとして29,500ドル付近がよいでしょう。
長いレンジから脱却した形ですが、長期的には一度下落した後に再度上昇すると考えています。
引き続き適切なエントリーポイントで機械的にトレードしていきましょう。
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