ビットコイン(相場分析)|レンジ下限で推移、最大21,000ドルまで下落か
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SECがリップルとの裁判で控訴か
、連邦地裁判事のアナリサ・トーレスが今月初め、リップル社の決済ネットワークを動かすトークンであるXRPは、資金調達のために機関投資家に販売された場合を除き、「表面上は必ずしも証券ではない」との判決を下した後に出された。
リップル社は2020年以来、SECと法廷闘争を繰り広げており、SECはリップル社が未登録の証券募集で13億ドルを調達したと非難した。
SECのゲーリー・ゲンスラー委員長は、規制強化に直面している他のトークンにも広範囲に影響を及ぼす可能性がある今回の判決について、「失望している」と述べた。連邦監視当局が金曜日に提出したTerraform Labsに対する裁判資料では、リップル社に対する控訴が近いうちに行われる可能性が示唆されている。
Crypto Lawの創設者であるDeatonによれば、控訴が裁判制度を通過するにはかなりの時間がかかるという。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | +70.76% | $21.46B |
未決済建玉(OI) | +0.73% | $13.60B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $50.97M |
24時間の間に精算されたショート | | $23.01M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ファンディングレート
https://www.coinglass.com/ja/FundingRate
レンジ下限から下落しており、ショートにややポジションが偏っています。
価格別OI分析
30,000ドル下にロングポジションが溜まっています。
長いレンジの中でかなりのポジションが溜まっているので今後レンジをブレイクした際には大きな価格変動が起こるでしょう。
http://ludwig.s602.xrea.com/oi/
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | +62.94% | $10.12B |
24時間ショートボリューム | +62.85% | $10.15B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
ビットコインはレンジ上限突破に何度かチャレンジしたものの買いが続かずに反落しています。
上値の重い状況が続いており、直近でレンジ突破は難しいと考えています。
エントリー:30,500ドルを明確に突破した時
利確:31,500ドルから32,000にかけて徐々に
損切り:30,000を実体で割った時
下落のシナリオ
ビットコインはレンジ下限での攻防が続いています。
長い間レンジが続いており、データを見るとかなりのOIが溜まっているため、レンジブレイクで大きな価格変動が起こることが予想されます。
現在のサポートラインとなっている30,000ドル付近で戻り目をつけた際には、28,000ドル付近を目安に下落すると考えています。
エントリー:30,000ドルで戻り目をつけた時
利確:28,500ドルから28,000ドルにかけて
損切り:30,500ドルを実体で突破した時
相場一言アドバイス
29,700ドル付近で反発しているビットコインですが、なかなか買いが続かず一度価格が下落するのではないかと考えています。
レンジ下限を割り込んだ場合、28,00ドル、24,000ドル付近で反発することができなかった場合は、最大で21,000ドルまで下落する可能性があります。
ただ長期的には引き続き上目線なので、下落して底値でロングを入れるシナリオをおすすめします。
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