ビットコイン(BTC)分析|OI燃料補填中、高値突破なら大幅上昇必至
SECによるCoinbaseの公聴会が現地時間13日に開催
証券取引委員会(SEC)と仮想通貨取引所コインベースの間で7月13日に開催される予定の申し立て前公聴会は、訴訟の雰囲気とそれが広範な仮想通貨業界に潜在的な影響を及ぼすと、関係者が述べている。
当初は8月に予定されていたこの会議は、裁判前に特定の問題についての判決を求める当事者が提出する典型的な要求である。この件では、6月下旬にCoinbaseによって動議が要請された。同取引所はキャサリン・ポーク・ファイラ判事に対し、 規制当局が6月5日に提出した訴状を却下するよう求めている。
証券・規制専門弁護士のマーク・コーンフィールド氏は、両当事者間の初の公聴会として、この会議は「手続きと管理が重視される」可能性が高いと説明した。
「コインベースは、この訴訟をさまざまな理由で早期却下できる機が熟した事件として位置付けようとするだろう。その中には、トークンがハウイーテストの下では有価証券ではないため、委員会が管轄権を逸脱していることも含まれる」とコーンフィールド氏は付け加えている。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | +43.79% | $33.08B |
未決済建玉(OI) | +4.60% | $14.41B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $35.86M |
24時間の間に精算されたショート | | $31.85M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ビットコインの取引量は依然増加傾向で、今週だけで1億3600万ドルの資金が流入しています。
OIはここ24時間は減少しましたが、ここ数日のレンジ圏内での推移でかなり増加しています。
ファンディングレート
ファンディングレートは16時間前の下落時にややショートに偏ったものの、正常の範囲での推移が続いています。
https://www.coinglass.com/ja/FundingRate
価格別OI分析
レンジが継続しており、3万ドル付近に多量のOIが溜まっています。
引き続き価格の急変動に警戒が必要です。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | +14.65% | $14.84B |
24時間ショートボリューム | +18.00% | $15.27B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
テクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
30,000ドル安値で反発する展開となりました。
短期押し目推奨ラインからロングを保有している方は引き続き持ち続けましょう。
利確の目安としては、高値更新でそのまま保有。高値反落の場合は30,600ドル付近で利確してしまいましょう。
下落のシナリオ
29,730ドルの安値を割り込んだ際には、28,500ドル付近まで調整が入ると考えています。
短期のシナリオとして考えていますが、29,730ドル割れ騙しで今年最高値を更新といった流れになると、かなりの上昇が予想されるので、レバレッジは低く設定しておきましょう。
相場一言アドバイス
レンジ内での値動きが継続しています。
どちらに動いてもある程度大きな値動きになることが予想されるので、レバレッジの掛け方には注意が必要です。
同じことの繰り返しになりますが、OIの溜まり方や長期目線のチャートの形を見ると現状ロングにベットする方が大きな利幅を取れると考えています。
どちらも背ははっきりしているので、期待値の高い戦略をとっていきましょう。
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