ビットコイン(BTC)相場分析|長期で機能しているレジスタンスラインを捉える、同ライン攻防に注目
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ビットコインドミナンスが2年ぶりに50%台まで上昇
ビットコインドミナンスが2年ぶりに、一時50%を上回る高水準を記録しました。
ビットコインドミナンスとは、仮想通貨市場全体を占めるビットコインのシェア率を表したもので、ドミナンスを見ることでどの通貨に資金が集まっているのかを見ることができます。
https://jp.tradingview.com/chart/dpLrP30q/
ここ最近のビットコインドミナンスの上昇要因として考えられるのは、SECによる大手取引所の訴訟で多くのアルトコインが名指しで証券であると批判されたことや、ビットコインETFの申請が行われたことなどが挙げられる。
このまま多くのアルトコインが淘汰されていく流れが加速すれば、ビットコインに資金が集まり価格上昇につながっていくでしょう。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | +72.21% | $32.65B |
未決済建玉(OI) | +3.95% | $11.94B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $1.90M |
24時間の間に精算されたショート | | $8.71M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ビットコインのデリバティブ市場全体の取引量は+72%の増加となっています。
取引高の上昇に伴い未決済建玉も増加しています。
ファンディングレート
大手取引所のファンディングレートは変動はなく、推移しています。
価格別OI分析
http://ludwig.s602.xrea.com/oi/
29,000から31,000ドルの間にショート25,500から26,000ドル付近に多くのロングポジションが溜まっているのがわかります。
直近で大きく価格が動くシナリオとしてはレジスタンスラインで反落し、そのまま安値を更新しロングポジションの強制ロスカットで長い下ひげをつける可能性が考えられます。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | +61.05% | $15.78B |
24時間ショートボリューム | -47.88% | $15.21B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
本日日足チャートは、長期で機能しているレジスタンスラインで上ひげをつける展開となっています。
BTC/USDT4時間足チャート
4時間足レベルでも同様に上ひげをつける展開となっています。
BTC/USDT1時間足チャート
1時間足レベルで見ると昨日の上昇のシナリオに乗っていることがわかります。
上昇のシナリオ
ここから大きく上昇するには日足レベルで機能しているチャネルラインの上限を突破することができるかが重要となります。
仮に突破した際には27,500ドル付近から徐々に利確していくと良いでしょう。
下落のシナリオ
現在レジスタンスラインとして機能しているチャネルラインで反落する展開が考えらます。
反落後26,200ドル付近割れを目安にエントリーし25,300ドル付近で利確するシナリオを想定しています。
相場一言アドバイス
24時間でロングポジションが大きく増加しました。
ただこのままチャネルラインを突破できずに反落すると、短期でロングを入れている層は一旦損切りする可能性が高いので、再度チャネル下限手前まで下落することが考えられます。
どちらにせよ、長期で機能しているチャネルラインの攻防が重要になるのでそこに注目しましょう。
Joの使っている取引所一覧
私joの使っている取引所一覧は以下の通りです。国内取引所はGMOコイン、海外取引所はBybitをメインに使っています。
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