ビットコイン(BTC)相場分析|レジスタンスラインを突破できなければ最大15%の下落か
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SECがリップルを控訴
米国証券取引委員会は、XRPの販売を決定したリップルラボに対する訴訟の7月の裁判所判決に対して控訴する方向で動いている。
この事件の裁判長であるアナリサ・トーレス判事に宛てた8月9日の書簡の中で、SECは彼女の決定は控訴裁判所による新たな検討に値すると考えていると述べた。
同裁判所はトーレス判事に対し、控訴の結果次第では影響を受ける可能性のある係争中の訴訟が他にも複数あるとして、控訴中は訴訟を保留するよう求めた。SECは現在、証券違反の疑いでバイナンスやコインベースを含む多くの仮想通貨企業と法廷闘争を行っている。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | -30.03% | $26.46B |
未決済建玉(OI) | -5.23% | $14.18B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $33.66M |
24時間の間に精算されたショート | | $21.04M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ファンディングレート
ファンディングレートは正常範囲内での推移が続いています。
価格別OI分析
24時間で29,800ドル付近のショートポジションが増加しました。
30,000ドル付近がレジスタンスラインとして機能していることがわかります。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | -38.52% | $12.55B |
24時間ショートボリューム | -36.81% | $12.57B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
ビットコインは狭いレンジ内での推移が続いています。
ビットコインETF承認のファンダ次第で短期レンジ上限を突破でしょう。
エントリー:30,400ドルを実体で突破した時
利確:31,800ドル
損切り:30,000ドルを実体で割った時
下落のシナリオ
ビットコインは短期チャネルを形成して推移しています。
チャネル上限付近で売る戦略でいきます。
エントリー:29,700ドルで反落した時
利確:28,300ドル
損切り:30,000ドルを実体で突破した時
相場一言アドバイス
30,000ドル付近のレジスタンスラインの突破にチャレンジしていますが、買いが続かず上値が重い相場が続いています。
引き続き長期トレンドラインを形成し、サポートラインとして機能しているラインと30,000ドルのレジスタンスラインでの攻防に注目していきましょう。
直近で30,000ドルのレジスタンスラインを突破できずに反落した場合、サポートラインを割り込み25,000ドル付近まで下落するシナリオの可能性が高いと予想しています。
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