仮想通貨・ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)ニュース【2023年5月29日】
中国がWEB3、仮想通貨へ本格進出か
北京市政府は、イノベーションを促進し、Web3業界を発展させるためのホワイトペーパーを発表した。
「Web3イノベーションと開発に関するホワイトペーパー」は、中関村(中国の都市名)サイエンスパーク管理委員会としても知られる北京市科学技術委員会によって中関村フォーラムで発表された。地元の報道機関であるThe Paperによれば、この文書はWeb3テクノロジーを「将来のインターネット業界の発展にとって避けられないトレンド」と認識している。
北京をデジタル経済の卓越した世界的イノベーション拠点として確立するという目標を掲げ、同委員会は2025年まで毎年最低1億元(1400万ドル)を割り当てる計画である。中関村朝陽公園管理委員会の楊宏福主任は明らかにした。フォーラム中に資金提供を行い、中関村が中国のシリコンバレーとして一般に認識されていることを強調した。
報道によると、白書はWeb3産業の成長を促進するために政策支援を強化し、技術進歩を促進するという中国政府の意図を強調している。
USDT市場シェアが急上昇、USDCやDAIは縮小傾向
過去1年間で、CircleのUSD Coin(USDC)の市場シェアは34.88%から23.05%に減少した。対照的に、テザー(USDT)は市場でのシェアを伸ばしている。
米ドルにペッグされたステーブルコインの市場支配は、過去1年間でいくつかの変化があった。米当局からの規制があった、CircleのUSD Coinの市場シェアは、23.05%に低下。同じ期間に、Daiは11.68%から4.18%に急落していた。Daiの市場シェアは現在3.66%にとどまり、2022年5月の4.05%から低下している。
一方、テザーのUSDTは対照的な傾向を示しており、ステーブルコイン市場の支配力は現在、1年前の47.04%から65.89%となっている。テザーの時価総額は831億ドルに急上昇し、一方でUSD Coinの時価総額はピーク時の550億ドルから290億ドルに低下していた。
バイデン大統領が暫定的な米国債上限設定に合意
ジョー・バイデン米国大統領は、米国議会に対し国債上限の設定を「協定をただちに可決する」よう要請した。
6月初旬までに債務不履行に陥る可能性への懸念が高まる中、ジョー・バイデン米大統領と下院多数派リーダーのケビン・マッカーシー下院議員が、連邦政府の数兆ドル規模の債務上限を引き上げることで「大筋合意」に達したと伝えられている。
交渉に詳しい2人の関係筋の話として引用したロイター通信の5月28日の報道によると、5月27日のバイデン氏とマッカーシー氏の90分間の電話会談の後、31兆4000億ドルの債務上限を引き上げる「暫定的」合意に達したという。
この記事の掲載時以来、バイデン氏はツイッターで「大筋合意」の存在を認め、それによって米国が「壊滅的なデフォルト」に直面するのを防ぐことができると説明した。
バイデン氏は、合意案は「翌日中に」米国下院と上院に提出されると述べた。同氏は両院に対し「直ちに合意を可決する」よう求めた。
コメント