仮想通貨・ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)ニュース【2023年6月14日】

SECとBinance.US、資産総額凍結を回避する協定交渉へ

Binance.USと米国証券取引委員会は、取引所がすべての資産の凍結を回避できる取り決めに取り組むことに合意した。

6月14日、ブルームバーグは、米国地方判事のエイミー・バーマン・ジャクソンが両組織に対し、取引所を閉鎖せずに顧客の資金を保護するための妥協案に 取り組むよう治安判事に付託したと報じた。

ジャクソン氏は6月13日の公聴会で「完全に閉鎖すれば、同社だけでなくデジタル資産市場全般に重大な影響をもたらすだろう」と述べた。

ジャクソン判事は、両当事者が治安判事と状況を解決するまで、SECの一時的差し止め命令の申し立てについて最終的な決定には至らないだろうと推測している。

治安判事との交渉に関する最新情報は、6 月 15 日の営業時間終了後に発表される予定だ。

FRB金利一時停止オッズが95%まで上昇

FRBが6月14日の連邦公開市場委員会（FOMC）後に利上げサイクルを一時停止するとの見方が高まった。CMEグループのFedWatchツールによると、75%で始まったオッズは90%を超えていた。

同委員会はこの日の市場最新情報で「高頻度指標に基づくと、米国のインフレ率は急速に低下しており、これによりＦＯＭＣは今週の会合を１年以上ぶりの休止とすることが可能になるだろう」と述べている。

インフレの状態が続く中で、金利上昇による銀行破綻などが相次いでおり、FRBの今後の金利政策に注目が集まっている。

Uniswap がVer.４をリリース、新しいタイプの流動性プールが可能に

Uniswap の創設者である Hayden Adams の 6 月 13 日のブログ投稿によると、Uniswap Labs は Uniswap V4 のコードのドラフトを公開しました。新しいコードには、開発者がカスタム流動性プールを作成できるようにする「フック」またはプラグインが含まれている。

Uniswap は、取引量において世界最大の分散型暗号交換取引所で、現在のバージョンV3は、2021 年 5 月 4 日に公開されていたものである。

投稿によると、V4の「フック」機能により、将来の開発者はオンチェーン指値注文、融資プロトコルへの自動入金、自動複利流動性プロバイダー（LP）手数料、その他多くのイノベーションを取引所に実装できるようになるという。