仮想通貨・ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)ニュース【2023年6月6日】
SEC、未登録の証券取引でバイナンスを米国地方裁判所に提訴
米国証券取引委員会(SEC)は6月5日、米国プラットフォームであるバイナンスとチャンポン・ジャオ最高経営責任者(CZ)を相手取り、コロンビア特別区地方裁判所に訴訟を起こした。
Our response to the SEC’s complaint.https://t.co/mgXxGTKr67
— Binance (@binance) June 5, 2023
SECはバイナンスに対して未登録有価証券の提供などを含めた13の事項に対して、提訴をした。
今回有価証券に該当するとした銘柄はBNBやバイナンスUSD(BUSD)に加え、ソラナ(SOL)、エイダ(ADA)、ポリゴン(MATIC)、コスモス(ATOM)、アルゴランド(ALGO)で、その他、「BNB Vault」などのステーキングサービスも含まれる。
今回のSECによるBinance提訴により、仮想通貨市場全体が大きく下落している。
テザー社がエルサルバドルの10億ドルの再生可能エネルギープロジェクトに投資
ステーブルコイン発行会社テザーは、計画されている10億ドル規模の再生可能エネルギー構想に投資するため、ビットコイン友好国エルサルバドルと提携すると発表した。
エルサルバドルはビットコイン法定通貨に採用するなど、ビットコイン普及、推進する取り組みを続けている。
最新のものはメタパンにある再生可能発電地区で、太陽光と風力エネルギーを利用して電力を供給し、ビットコインのマイニング事業で収益化することを目的とした施設の運営なども行っている。
バイナンス訴訟で仮想通貨恐怖指数が3月の「恐怖」レベルまで戻る
SECのBinance提訴によって仮想通貨市場大きく下落しており、過去12時間の清算総額は2億8000万ドルを超えた。
ビットコインとより広範な仮想通貨市場の恐怖指数を測定するツールである「Crypto Fear and Greed Index」は、CircleのUSDコインが使用されなくなった今年3月11日以来経験したことのない「恐怖」のレベルにまで低下した。
当然のことながら、暗号資産の価格上昇にレバレッジをかけた「ロング」ポジションを保有しているトレーダーが最も大きな打撃を受け、清算全体の2億6,175万ドル(92%)を占めた。一方、空売りトレーダーは2070万ドル清算された。
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