Clone X(X TAKASHI MURAKAMI)とは?世界的に有名なNFTPJの特徴・保有するメリット・イベントや今後の価格推移について解説
Clone Xの概要
情報項目 | |
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総発行枚数 | 20,000 |
ホルダー数 | 9,702 |
FP | 4.0ETH |
CloneXAlpha | |
Discord | discord.gg/rtfkt |
ファウンダー | rtfkt.com |
コンセプト | メタバース×3Dアバター |
アーティスト | 村上隆 |
Clone Xのプロジェクト概要
Clone Xのコンセプトを噛み砕いて説明すると「人間をクローン化したNFTでメタバース空間に経済圏を作る」です。
HPにはこう記載されています。
ドラコ座のオービタル星からやってきた3人の地球外生命体がいた、この3人の目的はこうだ
”人体から非物質的な生命体へ意識を移してメタバース空間を創る”
これによって、人類の自己表現はClone Xアバターをカスタマイズするという新しい拡張の方法を見せている。
Clone Xになれば、宇宙空間の旅行や宇宙文明の拡張に携わることが可能だ。
つまりメタバース空間を使用する際の第二人格としてClone Xがあるということです。
Clone Xのセール・価格情報
Clone Xのセール日
2021年11月27日プレセール
1体0.5ETHで販売
元々RTFKTのNFTアイテムを持っている方にMintdisc(WL的なもの)をエアドロップをしていました。
以下のNFTを持っていた場合にプレセールに参加が可能でした。
- Dodgers World Series Champions Ring #1/1
- Metakey: edition Two – RTFKTstudios
- RTFKT Creators
- RTFKT Bonus Items
- RTFKT Superrare
- Doge Slippers
- DIGITALAX RTFKT Metajacket only
- Jake Paul RTFKT Sneaker only
2021年11月30日パブリックセールPart1
開始値3ETH
Reserve価格1ETHで販売
パブリックセールのルール
- 1ユーザーにつき3体まで
- 1トランザクションにつき3体MINTできる
- ダッチオークション式(30分につき0.1ETHずつ下がっていく)
2021年12月1日パブリックセールPart2
2ETH固定価格での販売
プレセールorパブリックセールPart1にMINTした人限定で、1,000体のClone Xアバターのエアドロップを行いました。
Clone Xの価格情報
Clone Xの価格推移
Clone Xの1stセールMINT価格は3ETHで、当時のETH/JPY価格では150万円相当の価値がありました。
そこから紆余曲折を経て2023年3月現在のフロア価格は4.0ETHで100万円となっています。
事実上Clone Xは日本円で約33%という大幅な下落をしています。
ただ、アバターのReveal前後で”MINT割れかそうでないかの差”があります。
Reveal前のClone X(Clone X Mintvial)を見てみると8ETH(約160万円)ですので、MINT割れしていない状態です。
Clone Xの取引量と流動性
結論から言うとClone Xの流動性はNFTプロジェクトの中ではかなり高いです。
平均トランザクション数は月2106回と、NFTは流動性が問題点であると言われないほど、高い流動性を備えていることがわかります。
合計出来高は299,858ETHと、さすが最高峰のNFTプロジェクトといったところです。
Creater Fee10%なので、大体30,000ETHくらいの報酬です。
1位はCryptoPunksで1,105,317ETHでClone Xは6位の出来高をとなっていることから、かなりの取引回数があることがわかります。
Clone Xの保有ユーティリティ
保有メリット
Clone Xの保有メリットは全部で3つ。
- SandBoxのメタバース空間内でアバターを使用できる
- Space Pod(ルームNFT)のエアドロップ
- 限定NFTのホワイトリスト
SandBox内のメタバース空間内でClone Xのアバターを使用できる
Clone Xは2022年2月にSandBoxと提携を発表しました。
その恩恵としてClone Xの所有者は、自分の持っているClone XのアバターをSandBoxで使えるVoxelClone化して使用することができます。
メタバース空間の醍醐味であるマルチバース化が、しっかりと実装されているプロジェクトと言えます。
Space Pod(ルームNFT)のエアドロップ
NFTアイテムを展示することのできるメタバース空間や、他のホルダーと交流することのできる空間NFT「Space Pod」をエアドロップで獲得できます。
限定NFTのホワイトリスト
Clone Xのデザインを担当している村上隆さんとコラボした、Murakami Flower’sという限定NFTの優先購入権を手に入れることができます。
全部で11,664体のNFTは0.727ETHで販売され、見事に完売しました。
アートとしての価値のみで、購入する人が大勢いる村上隆さんのアーティストとしての真価がわかるセールとなりました。
RTFKTの実績
RTFKTは元々、2020年1月のCOVIDパンデミックの始まりに結成された友達3人組のブランド会社です。
ハイクオリティなデジタルスニーカーのNFTを販売していました。
そこからNIKEに買収され、NFTアート界に衝撃を走らせたことで一気に有名になったのがRTFKTです。
その主な実績を見てみましょう。
- 2020年1月:[RTFKT]創業
- 2020年12月:世界的有名なゲームApexとのコラボスニーカーを作成
- 2021年3月:オンチェーン上のオークションで、600足のスニーカーNFTをわずか7分で完売。総額は約3億3200万円
- 2021年3月:世界的に人気な人狼ゲーム「amoung us」のコラボキャラクターNFTを販売
- 2021年5月:クリプトパンクス保有者限定でスニーカーNFTを販売
- 2021年8月:メタバース×NFTプロジェクトの「Clone X」発表
- 2021年10月:RTX3080モデルのスニーカーがtiktokで大バズり
- 2021年11月末:「Clone X」セールで20,000体を完売
- 2021年12月:NIKEに当時約37億円で買収される
- 2022年11月:THE BACON PRIZE 2022を受賞
- 2022年12月:NIKEコラボのスニーカー「クリプトキックス iRL」が発表
まだまだ深掘ればありますが、Clone XのファウンダーであるRTFKTとして知っておくべきなのはこのくらいです。
世界的プロジェクトになるとNIKEや人気ゲームとのコラボなど、規模がかなり大きいことがわかります。
日本のプロジェクトと比べると一目瞭然で、すでにシェアを獲得している大企業がRTFKTのことを後押ししているようにも見えます。
Clone Xのロードマップ
Clone Xはこれからの展開として4つの新しい機能の実装を予定しています。
- メタバース対応
- 鍛造イベント
- Clone Xウェアラブル
- スペシャルアクセス
メタバース対応
Clone.metaのVaultを構築し、別のメタバースプラットフォームで使用できる3Dファイルへ進化させる。
鍛造イベント
新しいNFTシリーズの発行や、自分のClone Xアバターにカスタマイズ可能なパーツを発行する。
Clone Xウェアラブル
Clone Xの着せ替えに可能なジャケットアイテムや、その他のアクセサリーなどのアイテムを作成できるようにする。
スペシャルアクセス
Clone Xホルダーが体験したことないような体験を提供する。
Clone Xの購入方法
Clone Xの購入方法は一つで、セールが完全に終了しているのでopenseaから購入するしか方法はありません。
メタマスクに4.6~5ETH程送金して次のリンクから購入しましょう。
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