【相場分析】ビットコイン(BTC)今日の予想|今夜にかけて大きな変動の可能性
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米国市場が好調な動きに
昨日のCPI、昨日のPPIで市場予想を上回る結果となり、アメリカの株式市場は大きく上昇する展開となっています。それにつられて、ビットコインも小幅に上昇しておりますが、レンジ内での反発に過ぎず、強い上昇トレンドが生まれている訳ではあります。
ニュースとしてはFTXへの資産清算の提案承認に対する制限/ルールの公表や、ドイツ銀行の仮想通貨カストディーサービスの発表など決して悪くないファンダが出ているものの、市場は全く反応なし。
今週の下落と反発の動きはあくまで、ただのレンジムーブに過ぎなかったようだ。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | +4.48% | $56.28B |
未決済建玉(OI) | +10.33% | $24.06B |
オプションの出来高 | +6.03% | $2.17B |
オプションの未決済建玉 | -4.16% | $16.47B |
24時間の間に清算されたロング | | $13.67M |
24時間の間に精算されたショート | | $42.30M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析
昨日も上抜けトライをしたビットコインでしたが、大きな清算は入らず、高値圏での推移が続いています。金利はマイナス寄りとなっており、OIも高水準なため今日には大きな変動が起こるでしょう。
参考:https://tv.coinglass.com/Binance_BTCUSDT
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | -15.74% | $11.69B |
24時間ショートボリューム | -23.92% | $11.13B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
ビットコインは反発後高値26,500ドル付近がレジスタンスラインとして機能としています。
今後同ラインを突破して27,000ドル台に復帰することができるか注目です。
エントリー:26,500ドルを突破して押し目をつけた時(昨日のシナリオ通り)
利確:27,200ドル
損切り:上昇チャネルを1時間足実体で割ったとき
下落のシナリオ
現在ビットコインは上昇チャネル内を短期的に推移しています。
ここを割れる展開があれば、再度安値を目指していくでしょう
エントリー:上昇チャネル実体割れ
利確:25,000ドル
損切り:26,500ルを実体で突破した時
相場一言アドバイス
ビットコインは安値割れ前の水準よりも高いOIに留まっています。
さらにマイナス金利になる機会が増えていることから、一時的に上を目指す展開の可能性が高まっています。インフレ再燃の件もありますので、株式市場と照らし合わせながら、相場を見ておきましょう。
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