ビットコイン(BTC)相場分析|レンジ下限付近での推移が続く、サポート割れなら28,500ドル付近まで下落か
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米国議員、リップル判決を受けて仮想通貨に対するスタンスを再評価するようSEC議長に要請
ニューヨーク州のリッチー・トーレス下院議員は、「法廷での恐ろしい一日」を受けて、米国証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長に対し、仮想通貨に対する規制当局の立場を再考するよう求めた。
トーレス氏はゲンスラー氏に宛てた7月18日の書簡で、暗号資産の大部分をSECの管轄下にある有価証券として「無差別に」扱うのではなく、強制執行の対象を「正真正銘の悪者」に限定するようSECに要請した。議員の書簡は、ブロックチェーン企業リップルに対するSECの訴訟における裁判所の判決を受けてのもので、XRPは有価証券ではないものとされた。
「ゲンスラー委員長の下で、SECは暗号資産に関する単一の規則を発行しておらず、明確な指針も与えていない。」とトレス氏は述べ、「SECが行ったことは、次から次へと混合メッセージを送信しただけであり、規則に矛盾するだけではない」と述べた。 CFTCだが、それ自体が矛盾していることが多い。」
Crypto regulation by enforcement had a dreadful day in court.
In light of the SDNY’s landmark decision in the Ripple case, @SECGov must reassess its reckless regulatory assault on the crypto industry.
My letter to Chair Gensler: pic.twitter.com/Mrk63N4KhH
— Rep. Ritchie Torres (@RepRitchie) July 18, 2023
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | +0.64% | $27.73B |
未決済建玉(OI) | +0.07% | $14.18B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $50.97M |
24時間の間に精算されたショート | | $23.01M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ファンディングレート
価格別OI分析
30,000ドル付近レンジ下限にロングのOIが溜まっています。
現在レンジ割れを試しているビットコインが下落した場合、ある程度大きな下落になることが予想されます。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | -12.57% | $13.00B |
24時間ショートボリューム | -8.76% | $13.69B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
レンジ下限まで下がっているビットコインですが、5回目のレンジ下限割れを試しており、レンジ底値でロングを入れるのは少々リスクが高いと思います。
ロングは底値で明確に反発して、レンジ半値付近を突破後を目安にポジションを作っていくと良いでしょう。
エントリー:30,500ドルを明確に突破した時
利確:31,500ドルから32,000にかけて徐々に
損切り:30,000を実体で割った時
下落のシナリオ
4回目のレンジ上限突破チャレンジに失敗して底値まで下落しました。
今回の下落でレンジ底値を割る可能性も十分考えられます。
30,000ドル付近のサポートラインを割った際には28,500ドル付近を目安に下落すると考えています。
また、直近ロングのポジションも増加傾向であり、ロスカットにより28,500ドルを割り込む下落も想定しています。
エントリー:29,500ドル
利確:28,500ドル
損切り:30,000ドルを実体で突破した時
相場一言アドバイス
レンジ底値での攻防が続いています。高値圏で長いレンジ相場を形成しかなりのOIが溜まっているため、上下どちらに動いたとしてもある程度大きな値動きになると予想されます。
今後の値動きの予想としては、一度下落した後、26,000ドル〜28,000ドル付近で買い戻され、再度今年最高値更新へとチャレンジするシナリオです。
長期的には上目線なので、下がったら買う戦略をとっていく予定です。
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