ビットコイン(BTC)分析|レンジ底値の攻防が続く、下限ライン割れの大幅下落に警戒
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SECとの法廷闘争におけるリップル
現在の暗号通貨規制の推進を考慮すると、リップル研究所が2020年に遡る米国証券取引委員会(SEC)との法廷闘争で部分的な勝利を収め、リップルの価格は大きく上昇している。
ニューヨーク南部地区連邦地方裁判所のアナリサ・トーレス判事は、リップル社のXRPは次のとおりであるとの判決を下した。
リップルはトークンは有価証券ではないが、デジタル資産取引所でのプログラマティック販売にのみ適用される。しかし、SECはまた、XRPがHoweyテストで設定された条件を満たしているため、機関投資家に販売される場合には有価証券であると判事が裁定し、XRPに優位な判決が下された。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | +68.34% | $27.39B |
未決済建玉(OI) | +0.71% | $14.21B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $83.35M |
24時間の間に精算されたショート | | $32.71M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ファンディングレート
ビットコインはレンジ高値からの反落で、ファンディングレートがマイナスとなりました。
価格別OI分析
ビットコインはレンジ相場が続いており、OIは増加傾向です。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | +57.68% | $12.35B |
24時間ショートボリューム | +70.40% | $13.20B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
30,000ドル付近がサポートラインとして強く機能しています。
同ラインで反発してレンジ上限を突破することができれば、価格は大きく上昇するでしょう。
エントリー:30,000ドルサポートライン
利確:32,500ドルから徐々に33,000ドルにかけて
損切り:29,000ドル
下落のシナリオ
30,000ドル付近のサポートラインを割った際には28,500ドル付近を目安に下落すると考えています。
また、直近ロングのポジションも増加傾向であり、ロスカットにより28,500ドルを割り込む下落となる可能性も十分に考えられます。
エントリー:29,500ドル
利確:28,500ドル
損切り:30,000ドルを実体で突破した時
相場一言アドバイス
ビットコインはレンジ底値付近での推移が続いています。
過去数日間の価格動向により、相対力指数(RSI)は弱気の乖離を形成しており、これは強気の勢いが弱まっていることを示しています。レジスタンスラインとしては、3万1000ドルから3万2400ドルがショート側の防衛ラインとなりそうです。
今後上昇していく場合、30,500ドル付近より上の価格を維持する必要があります。
ただ、4回レンジ上限の突破チャレンジに失敗しており、一度下落する可能性が高いでしょう。
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