ビットコイン(BTC)相場分析|一時30,000ドル割れ、調整の下落に要注意
仮想通貨ニュース
米国政府、2016年のBitfinexハッキングから資金を支出
米国国土安全保障省は、現金312,219.71ドルとビットコインキャッシュ6.917を分配した。
これは2016年の暗号通貨取引所ハッキングで吸い上げられた資金のごく一部である。
“これは、2016年8月に取引所から盗まれた資産を回収するために、法執行機関や他の捜査機関と協力し、Bitfinexの継続的な努力の一部である “とBitfinexは述べた。
We’ve recovered over $312,000 in cash and nearly $2,000 worth of Bitcoin Cash from the 2016 hack.https://t.co/BWLLlLii8f
— Bitfinex (@bitfinex) July 6, 2023
2016年8月のハッキングでは、11万9576ビットコインが失われ、当時の価値でおよそ7000万ドル、現在のドル換算で37億ドルの価値があった。2022年2月、米司法省はイリヤ・リキテンシュタインとその妻ヘザー・モーガンを、盗まれた資金の洗浄を共謀した疑いで逮捕している。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | +122.34% | $57.64B |
未決済建玉(OI) | -2.21% | $13.71B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $37.77M |
24時間の間に精算されたショート | | $12.39M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ビットコインの取引高は価格の下落に伴い、24時間で122%以上増加しています。
ファンディングレート
価格の下落に伴いファンディングレートの値も下落しましたが、正常範囲での推移が続いています。
価格別OI分析
ビットコイン下落後、30,000ドル付近のロングポジションが増加しました。
依然として、ショートポジションはかなりの量が溜まっています。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | +99.57% | $27.52B |
24時間ショートボリューム | +109.50% | $28.61B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
テクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
短期のシナリオとしては、30,000ドルを背に高値利確を目安でロングを入れる戦略がよいと思います。
ただ次の高値チャレンジで失敗した際には、30,000ドル手前で利確してしまいましょう。
今後高値に失敗した場合一度下落する可能性が高いです。
その際には28,500ドル付近で一度反発するのではないかと考えています。
下落のシナリオ
30,000ドルを割り込んで戻り目をつけた際には、28,500ドルを目安に下落すると考えています。
28,500ドルラインは中期の押し目ラインと考えており、同ラインで一度決済してしまいましょう。
相場一言アドバイス
ビットコインは高値から反落して、30,000ドル付近まで下落しています。
今回の下落で30,000ドルを割り込む調整が入る可能性がありますが、まだ中期トレンドが転換した訳ではありません。
直近は30,000ドルの攻防の中で、
・反発→高値更新チャレンジ
・下落→28,500ドル付近で反発できるか
上記のパターンに注目です。
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