ビットコイン(BTC)分析|取引所に大量送金、30,000ドルから上昇の勢い続かず。
仮想通貨ニュース
ビットコイン投機家、取引所に35,000BTC送金
ブロックチェーンに刻まれているオンチェーンデータによると、短期保有者は35,000BTCを取引所送金したことで、大量保有者の売却を示唆している。
ビットコインの値動きは3万ドルで失速しており、今月利益を上げた買い手に関しては新たにポジションを再構築していると考えられる。
特に、短期保有者(STH)、つまり 155 日以下の期間資金を保有する企業が、売り手の中心になっているということである。
グラスノードは取引所ウォレットへの流入を監視し、ビットコインのより投機的な投資家集団に相当するSTHから取引に出品される資金が明らかに急増していることを明らかにている。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
デリバティブ基本データ
取引高 | +30.19% | $43.25B |
未決済建玉(OI) | +3.32% | $14.96B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $37.25M |
24時間の間に精算されたショート | | $95.12M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ビットコインの出来高は24時間で30%上昇しています。
高値での推移が続いており、大きな清算は起こっていません。
ファンディングレート
BybitのOIはプラス値が続いておりロング優勢が続いていますが、正常の範囲内で推移しています。
価格別OI情報
29,000~30,000の間ショートポジションが含み損となっています。
今年最高値付近の31,000ドルを突破してくると損切り、ロスカットで相場の急変動が予想されます。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | +10.94% | $20.06B |
24時間ショートボリューム | +9.13% | $19.75B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
押し目推奨ゾーン内で反発し、31,000ドルの高値突破を目指して上昇するでしょう。
次の高値更新の目安としては、直近の日足ヒゲ高値を結んだラインです。
同ラインを突破することができればシナリオ継続、反落した場合は一度利確してしまいましょう。
下落のシナリオ
28,500ドルラインを割り込むと、出来高の多い27,000台付近まで下落していくと考えています。
ただ、直近短期のトレンドは上昇なので、下落のシナリオの推奨度は低めです。
相場一言アドバイス
高値のラインを少し修正しました。
日足高値を結んだラインを明確に突破することができるかが重要な鍵です。ただ30,000ドル台はかなり売られるポイントになっており、なかなか上昇の勢いが続きません。
高値でのレンジ相場が継続しており、OIは増加傾向にあります。上にブレイクできれば今年最高値更新も重なり大きな利幅をとれる可能性が高いです。
適切なエントリーポイントで大きな利幅を狙えるポジションを作っていきましょう。
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