ビットコイン(BTC)分析|
第二四半期、DeFiハッキングで280億円近くが資金流失
Web3ポートフォリオアプリDe.Fiの6月27日の報告書によると、2023年第2四半期に分散型金融(DeFi)のハッキングや詐欺により2億400万ドル以上が失われたとされている。
「第2四半期De.Fi Rektレポート」と題されたこのレポートは、De.Fiの「Rektデータベース」のデータに部分的に基づいている。当四半期中に当初は 2 億 850 万ドル以上が失われたが、訴追、ハッカーとの取引、その他の回収方法により 450 万ドルが回収された。
報告書によると、第2四半期のDeFiハッキング件数は前年同期比「ほぼ7倍」に増加し、同期間の事件数は117件だったが、2022年同四半期はわずか17件だった。損失総額は6億6,500万ドルを超えたという。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | +11.05% | $36.46B |
未決済建玉(OI) | +0.82% | $14.65B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $54.06M |
24時間の間に精算されたショート | | $176.00M |
本日のビットコインの出来高は増加傾向にあります。OIには大きな変動はなくポジション自体は増加していません。
ファンディングレート
ファンディングレートは正常範囲内での推移が続いています。
価格別OI分析
29,000~30,000の間ショートポジションが含み損となっています。
引き続き今年最高値付近の31,000ドルを突破による、損切り、強制ロスカットによる相場の急変動に警戒しておきましょう。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | -15.04% | $17.02B |
24時間ショートボリューム | -13.11% | $16.97B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
押し目推奨ゾーン内で反発し、31,000ドルの高値突破を目指して上昇するでしょう。
ただ、次の高値突破チャレンジで明確に高値を更新できなかった際には、しばらく現高値圏28,500~31,000ドル付近の推移が続くと予想しています。
下落のシナリオ
28,500ドルラインを割り込むと、出来高の多い27,000台付近まで下落していくと考えています。
ただ、直近短期のトレンドは上昇なので、下落のシナリオの推奨度は低めです。
相場一言アドバイス
高値圏での推移が続いており、中期の戦略としては、引き続き高値突破、28,500ドルの安値ラインに注目していきましょう。
短期でトレードをする場合は、高値圏のレンジ30,000ドルを背に、落ちたら買う戦略がおすすめです。
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