ビットコイン(BTC)相場分析|30,000ドルの大台突破、今年最高値31,000ドルを突破できるか
仮想通貨ニュース
サークルがブラックロック管理のUSDC準備基金で米国債の購入を再開
ステーブルコイン発行会社サークル・インターネット・フィナンシャルは、先月米国債務上限の対立のさなか保有資産をすべて手放した後、280億ドルのUSDコイン( USDC)の準備資産として米国財務省証券の購入を開始した。
資産管理大手ブラックロック(BLK)が運用するサークル・リザーブ・ファンド(USDXX)は「米国債の直接保有の積み増し」を開始したと最高財務責任者のジェレミー・フォックス・ジーン氏が水曜日、コインデスクが出席した社内電話会議で述べた。
フォックス・ジーン氏は、同ファンドはリザーブの一部として買戻し契約も保持すると付け加えた。
仮に米国政府が借り入れ能力を強化できず債務不履行となった場合の潜在的な影響からUSDCを守るため、サークルが先月ステーブルコインの裏付けを変更した後に起こった。
ビットコイン分析
デリバティブ基本データ
取引高 | +54.07% | $83.29B |
未決済建玉(OI) | +4.69% | $13.75B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $54.06M |
24時間の間に精算されたショート | | $176.00M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ビットコインのデリバティブ市場全体の取引量は前日の+88.01%の増加からさらに、54.07%の上昇となっています。
また、価格の大幅上昇に伴いショートの強制ロスカットが急増しました。
ファンディングレート
ファンディングレートは正常範囲内での推移が続いています。
価格別OI分析
価格別OIを見ると、29,000〜30,000ドル付近にかなりショートポジションが溜まってるのがわかります。
30,000ドルの大台を突破した際には、同ポジションの損切り、ロスカット等で価格が急騰する可能性があります。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | +14.42% | $37.87B |
24時間ショートボリューム | +14.91% | $35.95B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
今年最高値となっている、31,000ドル付近がレジスタンスラインとして強く意識されるでしょう。
同ラインを突破した後は32,000~35,000ドルの間で徐々に利確していくのが良いでしょう。
下落のシナリオ
31,000ドルが高値ラインとして機能し、反落することが考えられます。
反落し下落した際は、30.000ドルを割るか反発できるか注目しましょう。
相場一言アドバイス
ビットコインは今週の上昇で今年最高値31,000ドルに迫りました。
ただ個人的には、これから仮想通貨の規制が強化が予想される中で、ここまで買われるのにやや違和感を覚えています。
一つの目安として、今年最高値を明確に更新した際には、落ちたら買う落ちたら買うを繰り返し、上昇トレンドに乗っかる形でロングを積み立てていきましょう。
仮に31,000ドルで反発した際には、まだレンジの中での推移が続くので一旦静観するのをお勧めします。
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