【相場分析】ビットコイン(BTC)今日の予想|CPIはインフレ示唆で反発継続か
注目ニュース
CPIは予想を上回る
9月13日21:30、アメリカのCPI(消費者物価指数)の発表がありました。CPIは3.7%上昇の結果となり、市場予想を小幅に上回る展開となっています。コアは2年ぶりの小幅な伸びとなっています。
一時的に為替・株式市場に変動はあったものの、大きなトレンドは発生することはありませんでした。これはアナリストのインフレに対する予測精度が上がっていることを示唆しており、今後はこの指標で大きな変動があるということは減っていくことが予想されます。
来週にはFOMCも控えており、今後の展開が気になるところですが、今回の発表を受けてインフレリスクが上向きに傾いているという声が流れています。さらに大統領選も控えているため、インフレ×選挙期待上げのアノマリー効果により株式市場は上向く可能性が考えられます。
元々インフレに強い通貨としてビットコインは台頭していましたから、この追い風がどこまで続くかに注目です。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | -17.4% | $459.82B |
未決済建玉(OI) | +2.65% | $23.04B |
オプションの出来高 | +1.02% | $2.04B |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $17.03B |
24時間の間に清算されたロング | | $10.84M |
24時間の間に精算されたショート | | $33.51M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ファンディングレート
フラットな状態が続いていますが、ややマイナスに偏る機会が増えています。
未決済建玉(OI)分析
ビットコインは安値を試した下落から、その後の上昇にかけて大きくOIを減らし、ここ2日間に再度OIを貯めてきている状態です
参考:https://tv.coinglass.com/Binance_BTCUSDT
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | -31.64% | $12.97B |
24時間ショートボリューム | -35.41% | $12.62B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
ビットコインは反発後高値26,500ドル付近がレジスタンスラインとして機能としています。
今後同ラインを突破して27,000ドル台に復帰することができるか注目です。
エントリー:26,500ドルを突破して押し目をつけた時
利確:27,200ドル
損切り:上昇チャネルを1時間足実体で割ったとき
下落のシナリオ
現在ビットコインは上昇チャネル内を短期的に推移しています。
ここを割れる展開があれば、再度安値を目指していくでしょう
エントリー:上昇チャネル実体割れ
利確:25,000ドル
損切り:26,500ルを実体で突破した時
相場一言アドバイス
ビットコインは安値割れ前の水準よりも高いOIに留まっています。
さらにマイナス金利になる機会が増えていることから、一時的に上を目指す展開の可能性が高まっています。インフレ再燃の件もありますので、株式市場と照らし合わせながら、相場を見ておきましょう。
コメント