ビットコイン(BTC)相場分析|低ボラティリティが継続、急な価格変動に要注意
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SEC、ビットコインETFの承認期限設定を2024年初頭に延期
SECは仮想通貨ETFの申請を延期するために最大240日間の猶予期間を設けており、一部の企業は2023年7月の申請に関する決定を2024年3月まで延期する可能性がある。
6月、世界最大の資産管理会社ブラックロックは、 ビットコインのバンドルに自社のアプリケーションを追加した。
ETF申請書は現在SECによって審査されており、仮想通貨業界の内外の投資家の間で新たな関心が高まっている。
SECがそのような条件下でETFの申請を受け入れることにさらに寛容になる可能性があるとの報道を受け、同社はその後、仮想通貨取引所Coinbaseとの「監視共有契約」を追加した。
ビットコインデータ分析
デリバティブ基本データ
取引高 | -19.70% | $15.80B |
未決済建玉(OI) | +0.98% | $14.07B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | | $122.31M |
24時間の間に精算されたショート | | $9.62M |
参照:https://www.coinglass.com/ja/LiquidationData
ファンディングレート
https://www.coinglass.com/ja/FundingRate
ファンディングレートは正常の範囲で推移しています。
価格別OI分析
29,800ドル付近のショートポジションが増加しました。
ポジションに大きな偏りがなく、レンジが継続する展開となっています。
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | -27.58% | $7.38B |
24時間ショートボリューム | -25.61% | $7.66B |
https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇のシナリオ
短期的に29,500ドル付近がレジスタンスラインとして機能しています。
同ラインを突破することができれば、30,150ドル付近まで上昇するでしょう。
エントリー:29,500ドルを実体で突破した時
利確:30,150ドル
損切り:29,100ドルを実体で割った時
下落のシナリオ
28,800ドル付近がサポートラインとして機能しています。
同ラインを割り込んだ際には長期でサポートラインとしているトレンドラインまで下落するでしょう。
エントリー:28,800ドルを実体で割った時
利確:28,000ドル
損切り:29,500ドルを実体で突破した時
相場一言アドバイス
ビットコインはレンジ相場が継続中です。
今後価格がレンジの範囲を抜けてから大きく動きます。
価格が28,800ドル付近を下回ると売りの勢いが増し、一度長期サポートライン割れを試した上で同ラインも割り込んだ場合26,000ドルまで下落するでしょう。
上値としては、30,150ドルを超えてブレイク了すると買い優勢の相場となるでしょう。その後、ペアは31,804ドルから32,400ドルのレジスタンスゾーンに上昇する可能性があります。
短期のシナリオでレンジの中ではなかなか大きな利幅も取りづらいため、トレンドが出てからのトレードをお勧めします。
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