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仮想通貨・ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)ニュース【2023年5月19日】

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コインベースが手数料が0となるサブスクサービスを開始

コインベースは新しいサブスクリプションサービス「コインベース・ワン」を35カ国で展開する予定だ。

当初は、イギリス、ドイツ、アイルランドの顧客のみがコインベース・ワンを利用できる。5月18日の発表によれば、コインベース・ワンは、取引手数料ゼロ、ステーキング報酬の増強、調査会社メサーリやコイントラッカーなどの業界のプレーヤーとのパートナーシップを通じた独占的な特典を提供することを目指しており、月額29.99ドルの料金が設定されている。さらに、コインベースは、他のパートナーと協力し、メンバーに追加の特典を提供する計画だ。

コインベースはまた、新しいサブスクリプションサービスがメンバーに24時間体制の専用サポートチームのアクセスを提供し、メンバーが電話で支援を求めるとすぐに技術的な問題に対するサポートを受けられるとしている。さらに、このサブスクリプションサービスは、米国のメンバーに税務申告プロセスの簡素化となる取引の自動整理サービスも提供するという。

ビットコインのハッシュレートが上昇

およそ2週間に1度の頻度で行われる採掘難易度調整は、ネットワーク上の演算能力となるハッシュレート(採掘速度)の増減に応じて、1ブロックのマイニングに必要な時間を約10分間となるよう自動調整する役割を果たしている。

ハッシュレートが急増すると、採掘難度が上がって新しいブロック生成にかかる時間が長くなり、ハッシュレートが低下すると採掘難度が下がり、ブロック生成が容易になる。このようにブロック生成ペースを一定に保つことで、ビットコインの供給量を制御し、ネットワークの安定性とセキュリティを維持するためのバランサーの役割を果たしているのだ。

最近はビットコイン価格が低迷しているにも関わらず、ハッシュレートは伸び続けるなど、マイナー間の競争激化が見て取れる。

直近の平均ハッシュレート(採掘速度)は350 EH/sを超えて推移しているが、この水準は7ヶ月前(22年10月)の平均ハッシュレート250 EH/sと比較すると40%増、16ヶ月前(22年1月)の190 EH/sと比較すると86%増となっており、マイナーの勢いは増加の一歩を辿っている。

国内取引所間での送金に制限

国内の暗号資産(仮想通貨)交換業者であるビットバンクは18日、コインチェックやビットフライヤーを含む一部の交換業者への「暗号資産の直接送付が、近い将来できなくなる」との告知を行った。

これは、各企業がトラベルルールに対応するための情報通知システムが異なることが影響しているのだ。

ビットバンクは「Sygna Alliance」を採用しているが、ビットフライヤーやコインチェックなどが採用する「TRUST(Travel Rule Universal Solution Technology)」とは異なるプロトコルを用いており、現時点で両者の間に互換性がないことが要因となっている。

このため、金融庁のライセンスを取得している国内の暗号資産交換業者であっても、TRUSTを採用しているビットフライヤーやコインチェックなどへの、ビットバンクからの暗号資産送金が今後対応できなくなる可能性が高い。

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この記事を書いた人

jo-sineのアバター jo-sine コミュニティマネージャー

sine-by METACAMELOT コミュニティマネージャー
2017年に仮想通貨と出会い個人トレーダーとして活動を開始。
以降仮想通貨メディア事業とサロン事業に携わる。
サロン事業では8000人のサロン生を集め有料コンテンツを作成。
メディアでは自身の執筆記事で月間10万PVを達成。
人生で初めて買った仮想通貨はMONAコインと少し残念。

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