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ポリゴン(polygon)とは?買い方・将来性だけでなくメタマスクとの連携方法も解説

2021年5月の仮想通貨市場は、米規制当局によるバイナンスの調査などの影響もあり、史上類を見ない下げ相場となりました。

そのようなネガティブな相場にも関わらず、市場での価値を上げ続けた「ポリゴン(polygon)」というトークンをご存知でしょうか?

「ポリゴン(polygon)の将来性はあるの?」

「ポリゴン(polygon)はどこで買えるの?」

この記事を読んでいる方はこのような悩みを抱えていることでしょう。

今回は、仮想通貨「MATIC」について、プロジェクトの概要や他プロジェクトとの比較、トークンの使い方などをわかりやすく解説していきます。

この記事をざっくりまとめると
  • Polygon(MATIC)はイーサリアムネットワークの「レイヤー2」 上に構築されたプラットフォーム
  • 早く低いコストのトランザクションを提供するネットワークプロジェクト
  • 今後はさらなる需要の増加や企業提携やサービス開発の進捗などの影響を受けて価格が上昇することが予測される
  • ポリゴン(polygon/matic)を購入する際はGMOコインなどの国内暗号資産交換所で取引ペアとなっている仮想通貨を購入し、海外暗号資産交換所に送金して購入することがおすすめ

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目次

ポリゴン(polygon/matic)とは

名称Polygon
通貨単位MATIC
時価総額順位16位
(2022年4月時点)
発行上限10,000,000,000MATIC
承認アルゴリズムPoS
公式サイトhttps://polygon.technology/
エクスプローラーhttps://polygon-explorer-mainnet.chainstacklabs.com/
取扱取引所バイナンス、コインベース、フォービ
対応ウォレットLedger、Trust Wallet、Metamask
TOP100の保有率91.74%
アドレス/ホルダー数100,965/5,803
プール量$10,452,908,625
SNSTwitter

MATICとは、Ethereumネットワークの持つ課題を解決するために開発された「Polygon」というプロジェクトが発行する独自トークンです。

Polygonは、もともと2017年に「Matic」という名で始まったプロジェクトでしたが、2021年2月にプロジェクト名をPolygonに改めました。現在Polygonが発行している「MATIC」は、旧Matic時代に適用されていたトークン名がそのまま残った形となります。

MATICは主に、Polygon上に構築してあるプロジェクトを使用する上での手数料や、Polygonプロジェクトの維持または開発に携わるユーザーへのインセンティブとしての使用を目的として開発されました。

ポリゴン(polygon/matic)の特徴

それでは、ポリゴン(polygon/matic)の特徴について見ていきましょう!

ポリゴン(polygon/matic)の特徴
  • レイヤー2ソリューションによりスケーラビリティ問題を解消
  • 圧倒的な処理速度を実現
  • ETHと互換性がある
  • DeFi・NFTゲームに対応し始めている

それぞれ順番に解説していきます。

ポリゴンの特徴①レイヤー2ソリューションによりスケーラビリティ問題を解消

Polygonプロジェクトは、イーサリアムネットワークの「レイヤー2」 上に構築されたプラットフォームで、イーサリアムネットワークにおけるスケーラビリティ問題の解決を目指していて発足されたプロジェクトです。

イーサリアムネットワークは、レイヤーモデルを採用することでエコシステム内の相互互換性を高め、分散型アプリケーション(dApps)を構築するプラットフォームとしての確固たる地位を築いています。

ポリゴンの特徴②圧倒的な処理速度を実現

先述しましたが、ポリゴンは「レイヤー2」 上に構築されたプラットフォームです。レイヤー2上に構築されることでメインチェーンの負担を軽減できるというのが大きな特徴と言えるでしょう。

ブロックチェーンはトランザクションを承認するのにマイニングを行う必要があるため、手数料・時間が多くかかります。この処理をセカンドレイヤー上で一部を行い、メインチェーン上でのトランザクションを削減することで、負担を軽減することができるのです。

下記の表に、Polygonを使用した場合と、その他のレイヤー2ソリューションのTPS(1秒あたりの最大トランザクション数)の比較をまとめてみました。

ETHPolygonPlasmaZK Rollup
TPS15TPS7000TPS4000TPS2000TPS

ポリゴンは7000TPSと1秒あたりの最大トランザクション数がかなり多いことがわかりますね。

ポリゴンの特徴③ETHと互換性がある

ポリゴンは、イーサリアムブロックチェーンは、スケーラビリティ問題を解決する目的で作られました。要するに、イーサリアムの補助的な役割を担い、イーサリアムと接続することでユーザー過多による処理遅延や手数料高騰を防ぐためのサポートを行います

ポリゴンはイーサリアムキラーではなく、セカンドレイヤー技術によってイーサリアムとの互換性を保ちつつ、イーサリアムよりも高速処理ができて低コストな環境を実現しているのです。

ポリゴンの特徴④DeFi・NFTゲームに対応し始めている

ポリゴンの特徴として挙げられるのが、ゲーム分野での躍進です。ポリゴンを採用して開発を進めているプロジェクトとしては以下のものが挙げられます。

ポリゴンを採用して開発を進めているプロジェクト
  • Aavegotchi
  • Zed Run
  • Skyweaver
  • Megacryptopolis
  • Neon District
  • Cometh
  • Decentraland
  • Decentral.Games
  • Sandbox
  • Somnium Space
  • Atari

Web3ゲームやメタバースプロジェクトなどが、ポリゴンを採用してよりよいゲーム開発を進めています。また、ポリゴンのNFT関連エコシステムにはOpenSeaやUpshot、Unifty、Unicly、Valuables by CENTなどが存在します。

他にもポリゴンの利用の幅は広がっており、日本国内ではゲームのMy Crypto HeroesやNFTマーケットプレイスのNanakusa、ステーブルコインのJPYCなどでもポリゴンが利用されています

ポリゴン(polygon/matic)の今後・将来性

2022年4月現在、ポリゴン(polygon/matic)は1.34~1.75ドル間での価格推移を展開しています。

2021年12月26日には直近最高値2.87ドルを記録、2023年までにはどこまで価格を伸ばすのでしょうか?

各専門メディアは以下のような価格予想を公開しています。

仮想通貨ポリゴン(polygon/matic)
2023~価格予想まとめ
  • WalletInvestor:ポリゴン(polygon/matic)の価格は 2023年で3.081ドルに上昇する可能性がある
  • DigitalCoinPrice:ポリゴン(polygon/matic)の価格は2023年で2.89ドルに達する可能性があります。

各主要メディアとも2023年中に3.00ドル付近まで上昇する可能性があると予想しています。
※予想は必ず当たるものではありませんので、最終的な投資判断は自分の判断で下すようにしましょう。

ポリゴン(polygon/matic)はもう既に世間から十分価値を認められているので、少量から買ってみてもいいかもしれませんね。

ポリゴン(polygon/matic)の買い方

仮想通貨ポリゴン(polygon/matic)の購入方法は以下の通りです。

仮想通貨アポリゴン(polygon/matic)の購入方法
  1. GMOコインで暗号資産(仮想通貨)を購入
  2. GMOコインからBinanceに送金
  3. Binanceに送金した通貨をポリゴン(polygon/matic)に交換

ポリゴン(polygon/matic)を購入するには国内取引所から海外取引所へ仮想通貨を送金して購入する必要がありますGMOコインなら暗号資産の送金の際に手数料がかからないのでオススメです!取引所形式で購入すると、手数料がかからないのでBinanceまでの送金を1番安くできます。

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ポリゴン(polygon/matic)自体はバイナンスやKuCoin、Gate.ioで購入することができます。中でもバイナンスが特におすすめです。CoinMarketCapの24H取引高ランキングで圧倒的1位を誇る世界最大級の取引所で、取引量が多いので流動性が高く、スムーズに希望価格で取引をすることができます。

また、ユーザー数は1000万人を超えており、TwitterなどのSNSにも日本人ユーザーが多く見受けられます。海外取引所ではありますが日本語完全対応しているので、英語が苦手な方でも使いやすいです。ポリゴン(polygon/matic)を購入するならバイナンスを使ってみてはいかがでしょうか。

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メタマスクにポリゴン(polygon/matic)を追加する方法


できるかぎりメタマスクの実際の画面をスクショして、h4を作成しつつ、説明できるとベターです

STEP
ウォレット拡張機能を開き、ネットワークドロップダウンメニューをクリック
STEP
「Add Network」 をクリック
STEP
「Add a network」ページに遷移にて、必要情報を入力し、「Save」をクリック

各項目に記入する情報は以下のものをそのまま使って大丈夫です。

各項目に記入する情報
  • ネットワーク名:Matic mainnet
  • 新規RPC URL:https://polygon-rpc.com
  • チェーンID:137
  • 通貨記号:MATIC
  • ブロックエクスプローラーのURL:https://polygonscan.com/
STEP
メタマスクでポリゴン追加完了

ポリゴン(polygon/matic)でよくある質問

ポリゴン(polygon/matic)でよくある質問
  • ポリゴン(polygon)とはどんなブロックチェーン?
  • ポリゴン(polygon)とMATICの関係性は?
  • ポリゴン(polygon)の将来性は高い?
ポリゴン(polygon)とはどんなブロックチェーン?

Polygonプロジェクトは、イーサリアムネットワークの「レイヤー2」 上に構築されたプラットフォームで、イーサリアムネットワークにおけるスケーラビリティ問題の解決を目指していて発足されたプロジェクトです。

ポリゴン(polygon)とMATICの関係性は?

Polygonは、もともと2017年に「Matic」という名で始まったプロジェクトでしたが、2021年2月にプロジェクト名をPolygonに改めました。現在Polygonが発行している「MATIC」は、旧Matic時代に適用されていたトークン名がそのまま残った形となります。

ポリゴン(polygon)の将来性は高い?

仮想通貨業界の中でも、ポリゴンが使用される分散型取引所(DEX)やNFTなどのDeFiサービスは、2021年最も成長を遂げた分野であり、これらのDeFiサービスは今後も成長していくことが期待されます。

ポリゴン(polygon/matic)まとめ

この記事をざっくりまとめると
  • Polygon(MATIC)はイーサリアムネットワークの「レイヤー2」 上に構築されたプラットフォーム
  • 早く低いコストのトランザクションを提供するネットワークプロジェクト
  • 今後はさらなる需要の増加や企業提携やサービス開発の進捗などの影響を受けて価格が上昇することが予測される
  • ポリゴン(polygon/matic)を購入する際はGMOコインなどの国内暗号資産交換所で取引ペアとなっている仮想通貨を購入し、海外暗号資産交換所に送金して購入することがおすすめ

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いかがでしたでしょうか?

今回はポリゴン(polygon/matic)についての基礎知識や特徴、将来性などを解説していきました。

仮想通貨業界の中でも、ポリゴンが使用される分散型取引所(DEX)やNFTなどのDeFiサービスは、2021年最も成長を遂げた分野です。これらのDeFiサービスは今後も成長していくことが期待されており、その相乗効果でポリゴン(polygon/matic)の価格も高騰していくと思われます。

ぜひ、これを機にポリゴン(polygon/matic)の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

水野倫太郎のアバター 水野倫太郎 Ichizenholdings代表

慶應義塾大学経済学部。
2017年米国留学時にブロックチェーンと出会い、Web3の業界に足を踏み入れる。
2018年には、日本有数の仮想通貨メディアCoinOtakuに入社。
2019年には同社のCMOに就任し、2020年に東証二部上場企業とM&Aを行い、様々なクリプト事業を展開する。
2022年に現在代表取締役社長を務めるICHIZEN HOLDINGSを立ち上げ様々なWeb3事業を手がける。
複数のWeb3系事業に出資を行いながら有識者として活動。

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