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仮想通貨メイカー(MKR)とは?将来性/価格/買い方/発行枚数/MakerDAO仕組みを解説!

「メイカー(MKR)ってどんな仮想通貨なんだろう?」あなたはこうお考えではないですか?

確かに、国内ではあまり見かけない通貨なのでよくわからないですよね。

この記事では、メイカー(MKR)とはどんな通貨なのか?将来性・買い方・MakerDAOについてわかりやすく解説していきます!

メイカー(MKR)ってどんな通貨?
  • メイカーの将来性は長期的に見て高い
  • MakerDAOが発行する通貨
  • DAIの発行量や人気に影響を受ける

目次

仮想通貨メイカー(MKR)とは?

通貨名/単位Maker/MKR
開発MakerDAO
(Maker Foundation)
価格
(2022年3月時点)
¥205,862
現在の価格を見る
時価総額ランキング
(2022年3月時点)
53位
現在の順位を見る
発行上限1,005,577 MKR
取扱取引所国内:bitbank
海外:Binance
公式サイト公式HP
Twitter

メイカー(MKR)は、bitbankが国内に初上場させることで話題となった通貨です。

メイカーは、DeFiレンディングプラットフォーム「MakerDAO」によって発行されています。よって、メイカーの将来性や価格は発行元の「MakerDAO」にかかっているのです!

ここからはメイカーを理解する上で重要な、MakerDAOについて解説していきます。

DeFiレンディングプラットフォーム“MakerDAO”とは?

そもそも、DeFiレンディングプラットフォームとは何なんでしょうか?

まず、DeFiとは分散型金融です。
スマートコントラクト」という技術をブロックチェーン上で使うことで、仲介者なしで安全かつ透明性の高い、分散型の取引を実現します。
DeFiとは?

レンディングサービスとは仮想通貨を貸し借りできるサービスです。貸す人は金利がもらえるし、借りたい人は金利を払います。
レンディングとは?

よってDeFiレンディングプラットフォームでは貸したい人と借りたい人が直接やり取りするようになるので仲介手数料が必要ありません!
貸す人は多くの報酬で、借りたい人は少ない金利で、取引ができるようになります。

では、ここからはMakerDAOならではの特徴を紹介していきます!

MakerDAOの特徴
  • MKRとDAIを発行している
  • レンディングしつつ運用ができる

MKRとDAIを発行している

MakerDAOは、メイカー(MKR)とダイ(DAI)という仮想通貨を発行しています!

MKRとDAIの違いは?
  • MKR:MakerDAO内で使えるガバナンストークン/ユーティリティトークン
  • DAI:仮想通貨を裏付けとする米ドルのステーブルコイン

DAIは米ドルと価格が連動している「ステーブルコイン」という種類の通貨になります。つまり、1DAU≒1USDになるように価格が設定されています。

DAIの特徴は以下の通りです

  • 非中央集権的(分散型)のステーブルコイン
  • 仮想通貨によって価格が裏付けされている

同じ米ドルステーブルコインのUSDTやUSDCは、発行元の会社が米ドルを保有することで価格を担保しているので、非常に中央集権的な仕組みで成り立っています。

しかしDAIは、ETHやBATやUSDCなどの仮想通貨を担保に、スマートコントラクト機能を使って発行する、非中央集権的(分散型)のコインになります。

DAIは時価総額ランキング23位(2022年1月時点)の人気ステーブルコインで、発行量は年々増加しています。

DAIの発行量増加は、MakerDAOの成長とMKRの価格上昇に繋がるのです!

レンディングしつつ通貨運用ができる

レンディングの長年の悩みを解決したのが、MakerDAOになります!

レンディングのために貸している(預けている)通貨は、もちろん運用できませんよね。

しかし、MakerDAOではレンディングで貸している通貨を担保にDAIと交換できるのです!

レンディング報酬をもらいながらも、貸している通貨をトレード資金としても使いたい…そんな夢をかなえたのがMakerDAOなのです!

仮想通貨メイカー(MKR)の特徴

メイカーの特徴は?
  • MakerDAOのガバナンストークン/ユーティリティトークン
  • DAIの価格を安定させる

MakerDAOのガバナンストークン /ユーティリティトークン

先ほども説明したように、メイカーはMakerDAOが発行している通貨になります!

そして、メイカーはMakerDAOの中でガバナンストークン兼ユーティリティトークンとして使われます!

ガバナンストークンとは、投票券のような役割を持つトークンです。
MakerDAOは運営組織が存在しないので、今後の運営についてメイカーを保有している人が決める権利を有します。

ユーティリティトークンとは、特定のサービス内で利用できるトークンです。
メイカーは、MakerDAO内で取引した際に発生する手数料として活用できます。

このように、メイカーはMakerDAOと密接に関わりがあり、MakerDAOの成長がメイカーの価格上昇に繋がります!

DAIの価格を安定させる

メイカーは、DAIの価格を安定させる資金調達としての役割も持ちます!

先ほども述べたように、DAIはETH・BAT・USDCなどの仮想通貨を裏付けとする米ステーブルコインです。

しかし、仮想通貨なのでどうしても価格が急激に変動することもあります。
価格が急変して、裏付けしているコインが足りなくなった場合に、緊急手段としてメイカーを使う仕組みになっています。

仮想通貨メイカー(MKR)は買うべき?将来性を解説!

メイカーの価格は、発行元のMakerDAOの将来性・DAIの評価/発行量に大きく影響を受けるでしょう。

それを踏まえた結論から言うと、メイカーの将来性は長期的に見ると高いと思われます!

メイカー(MKR)の将来性はなぜ高い?
  • MarketDAOの将来性が高い
  • DAIの発行量は年々増加している
  • 伸びしろがある

MakerDAOの将来性が高い

価格変動の激しい仮想通貨を裏付けとするステーブルコインを、分散型のシステムで発行することは容易ではありません。

この仕組みを安定的に供給することに成功したMakerDAOは、技術力・将来性が非常に高い期待のDeFiプロジェクトだと言えます。

また、レンディングプラットフォームとしても「レンディングしつつ、その資金を運用できる」という唯一無二の特性を持ちます!

bitbankも以上の点を評価し、将来性があるとみて、数ある仮想通貨の中から上場させたようです。

DAIの発行量は年々増加している

メイカーはDAIの資金調達としての役割を持ち、DAIの価格に大きな影響を受けます。

DAIの発行量は年々増えており、現在(2022年3月時点)の時価総額ランキングは18位です!
DAIの現在の時価総額ランキングを見る

また、DAIは2022年2月末にCoinBest(コインベスト)にて、米ステーブルコインとして国内初上場することが決まりました!

このような点からも、DAIは分散型のステーブルコインとして非常に信頼をおかれていると判断できます。

伸びしろがある

Terra(LUNA)などのライバル通貨の存在もありますが、メイカーの時価総額ランキングはそう高くはありませんので、まだ十分に伸びしろがあると言えます!

既に世間での認知度はあるので、草コインのようにここから急激な価格上昇がある可能性は低いですが、長期的な目線で言えば価格上昇にも期待が持てます。

また、イーサリアムブロックチェーンを利用しているので、イーサリアムの価格と連動している部分が多い点にも注目してみるといいでしょう。

仮想通貨メイカー(MKR)が購入できる取引所は?

2022年1月25日より、bitbank(ビットバンク)でメイカーの取り扱いが始まりました!

また、ビットバンクはメイカーを取引できるだけでなく、取引所としても非常に優れています。

bitbankのココがすごい
  • セキュリティ強度国内No.1
  • 14種類の取扱通貨!
  • 手数料が安くてお得

bitbankは、ICO市場の国際評価機関「ICORating」で国内No.1のセキュリティ評価を受けたこともあるほど、セキュリティレベルが高いのです。

また、(一部銘柄を除く)メイカー手数料は-0.02なので手数料がもらえる仕組みになっています!

メイカー(MKR)・MakerDAOに関するQ&A

メイカーとMakerDAOに関するQ&A
  • 本人が使えるの?
  • メイカー(MKR)を他の国内取引所で扱う可能性は?

MakerDAOのレンディングは日本人が使えるの?

MakerDAOのレンディングは日本居住者の方でも利用できます!

ただ、レンディング報酬だけが目当てなら、コインチェックなどのレンディングサービスを使う方が無難でしょう。

MakerDAO最大のメリットは、レンディングしつつ、それを担保にDAIを借り運用できる点です。しかし、DAIは国内取引所では取り扱っていないのでトレード運用ができません。

なので、日本居住者の方はMakerDAOを使う意味があまりないと言えるでしょう。

メイカー(MKR)が他の国内取引所で扱われる可能性は?

メイカーやMakerDAOの認知度は国内では低いため、他の国内取引所で上場する可能性は比較的低いです。

しかし、2022年末DAIが国内取引所のCoinBestに上場する予定なので、そうすればメイカーが上場する可能性も高まるかもしれません!

仮想通貨メイカー(MKR)まとめ

メイカーまとめ
  • メイカーの将来性は長期的に見て高い
  • MakerDAOが発行する通貨
  • DAIの発行量や人気に影響を受ける
  • ビットバンクで取引できる

メイカーの魅力はわかっていただけたでしょうか?メイカーは長期的に見たら非常に伸びしろがある通貨と言えるでしょう。

ビットバンクに上場しているので買ってみてもいいかもしれませんね!

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この記事を書いた人

水野倫太郎のアバター 水野倫太郎 Ichizenholdings代表

慶應義塾大学経済学部。
2017年米国留学時にブロックチェーンと出会い、Web3の業界に足を踏み入れる。
2018年には、日本有数の仮想通貨メディアCoinOtakuに入社。
2019年には同社のCMOに就任し、2020年に東証二部上場企業とM&Aを行い、様々なクリプト事業を展開する。
2022年に現在代表取締役社長を務めるICHIZEN HOLDINGSを立ち上げ様々なWeb3事業を手がける。
複数のWeb3系事業に出資を行いながら有識者として活動。

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