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KuCoin Shares(クーコインシェアーズ/KCS)とは?将来性や購入できる取引所、特徴など詳しく解説!

2021年は取引所トークンに多額の資金が集まり、価格は高騰しました。
2022年に入った今も比較的価格が安定しており、多くは順調に上昇トレンドで推移しています。

そんな取引所トークンの中でも、特にユニークな特徴を持っているのがKucoin Shares(クーコインシェアーズ,以後KCS)です。

この記事では、KCSの特徴から将来性、どこの取引で購入できるかを詳しく解説していきます。

この記事をざっくりまとめると…
  • KCSは取引高世界5位のKucoinが発行する取引所トークン
  • 持っているだけで配当がもらえ、上場予定のコインに投票できるなど多くの特徴がある
  • 価格が安定しており、将来性にも期待できる
  • KCSはKuCoinで購入できる
目次

仮想通貨Kucoin Shares(クーコインシェアーズ)とは

名称/単位KuCoin Token/KCS
価格¥2,346.63
時価総額
ランキング
72位
発行上限2億枚
コンセンサス
アルゴリズム
Proof-of-Authority(PoA)
公式サイト公式HP
Twitter
日本語情報 Twitter

Kucoinの取引所トークンであるKCS(クーコインシェアーズ)にはメリットが多くあります。

取引手数料が割引され毎日配当が獲得できたり、新規上場コインの投票に参加できるなど、Kucoinユーザーのメリットだけでなく投資対象としても魅力のあるコインです。

KCSの発行上限は2億枚であり、そのすべてが発行済みです。

そんなKCSですが、現状はKucoinでしか購入することができません。
気になった人はGMOコインなどの国内取引所から通貨を送金してKucoinで取引してみましょう!

仮想通貨Kucoin Shares(クーコインシェアーズ)の特徴

KuCoin Shres特徴
  • 四半期に一度バーンされる
  • 発行済枚数の半分はロックアップ
  • 毎日配当がもらえる
  • 取引手数料が割引される
  • 新規上場コインに投票できる

KCS(クーコインシェアーズ)は持っているだけで様々なメリットがあります。主な特徴5つについて詳しく見ていきましょう。

Kucoin Sharesの特徴①四半期に一度買い戻し後にバーン(焼却)される

KCSはその仕組み上、四半期に一度手数料の10%程度のKCSがバーン(焼却)されることになっています。

バーンを行うことで市場に流通する量が減り、残ったKCSの希少性が高まることになります。

長期で保有するほど希少性が上がっていくことから、投資家にとっては大きなメリットとなります。

Kucoin Sharesの特徴②発行枚数の半分はロックアップされていた

KCSの総発行枚数は2億枚で、半分の1億枚がロックアップされ売り買いに制限が設定されていました。
ロックアップされている1億枚のうち「3,000万枚は投資家が保有」「7,000万枚は創設者が保有」されていましたが、現在はすべてが解放され売り買いできるようになっています。

KCSは2021年初めから現在まで綺麗な上昇トレンドを形成していて、大きな売り圧力がかかった形跡もありません。
7,000万枚のロックアップが解除された2021年9月2日からも、順調に推移しています。

Kucoin Sharesの特徴③取引所で手数料が割引される

KCSを持っていると、Kucoin取引所で取引をした際に手数料が割引されます。
手数料の割引は「1,000KCS毎に1%ずつ増えていき最大30%まで加算」されていきます。

つまり、30,000KCS以上持っていると30%の手数料が割引されるということです。
Kucoinの基本取引手数料は0.1%なので、最大0.07%まで引き下げられることになります。

Kucoin Sharesの特徴④毎日配当がもらえる

KCSは、持っている人に毎日配当が振り込まれるというユニークな特徴を持っています。
配当は「取引所利用手数料の50%」が保有量に対して分配されます。

取引所トークンで取引手数料が割引されるのは定番ですが、配当まで獲得できるものは多くありません。

KCSは保有者が売りづらくなるような工夫がされています。

Kucoin Sharesの特徴⑤新規上場コインの投票に参加できる

KCSを持つことで、将来上場するコインの投票に参加することができます。
取引所が提示する上場候補のコインを選ぶだけでなく、今後上場させてほしいコインをリクエストすることも可能です。

Kucoinは取引高も大きいため、上場することでコインの価格が跳ね上がることもあります。
バイナンスなど他の取引所で持っている草コインをKucoinにリクエストする、という賢い使い方もできてしまいます。

ぜひ有効に活用していきましょう。

海外取引所Kucoinの特徴

取引所KuCoin特徴
  • 全取引所ベスト5に入る規模
  • 取り扱いコインは583種類
  • 取引手数料は0.1%
  • 日本語に対応

取引所トークンであるKCSの価値は、Kucoinの運営にかかっているとも言えます。KCSを買うかどうか判断するには、Kucoin取引所のことを知ることが非常に重要です。

実はKucoinは取引所としてのスペックも優れています。
取引高の規模が大きく、他の取引所と手数料を比較しても安めの水準です。

そんなKucoinの主な特徴を4つ紹介していきます。

KuCoinの特徴①全取引所ベスト5に入る規模

Kucoinは全世界の仮想通貨取引所の中で、取引高でベスト5(バイナンスCoinbaseKrakenFTX、Kucoinの順番)にランクインしています。

数百の仮想通貨取引所がある中で上位にランクインしていることは、ユーザーにとって魅力があり使いやすい取引所である、ということが言えます。

積極的に情報を発信しており、今後も規模の拡大が期待できる取引所です。

KuCoinの特徴②取扱い銘柄は594種類

Kucoinの取扱い銘柄594種類は、仮想通貨取引所の取引高ベスト5の中でもっとも多い数です。
多くの草コインに投資できる、チャンスの多い取引所と言えます。

取り扱い銘柄も随時追加されており、今後も増えていくことでしょう。

おすすめの草コインを解説した記事はこちら↓

KuCoinの特徴③取引手数料は0.1%

取引所名基本取引手数料
バイナンス0.1%
Coinbase(日本)約1.99%
FTX0.07%
Kraken0.16%もしくは0.26%
Kucoin0.1%

下記は仮想通貨取引所の取引高ベスト5の取引手数料です。

Kucoinの基本取引手数料0.1%は、比較的安い部類に入ります。
KCSを使うと、ここから最大0.07%まで手数料を削減することが可能です。

仮想通貨Kucoin Shares(クーコインシェアーズ)購入におすすめの取引所

KuCoin Shresおすすめ取引所
  • Kucoin:ここでしかKCSが取引できない
  • GMOコイン:送金手数料無料

Kucoinを購入する時におすすめの取引所を紹介します。

Kucoin Shares購入おすすめ取引所①Kucoin

KCSを購入できるのはKucoinだけです。
KCSは他の取引所には流通していないので、流動性が低い通貨と言えます。

また、Kucoinは海外に本社を構える取引所であり、日本円は使えません。
KCSを購入する場合は国内取引所で仮想通貨を入手することから始めましょう。

Kucoin Shares購入おすすめ取引所②GMOコイン:送金手数料が無料

Kucoinを使う上では、国内取引所から通貨を送金する必要があります。

送金をする際におすすめの国内取引所はGMOコインです!
そのおすすめの理由としては、通貨の送金手数料が無料だからです!

KCSを買う際にはGMOコインでビットコインを入手し、Kucoinに送金するのがおすすめです。

他の国内取引所から送金する際には0.0005BTC(2,400円, *1BTC=480万円)前後の手数料がかかります
それも、一度の送金につきかかるコストなので、決して無視できない大きなコストになります。

GMOコインは数少ない送金手数料無料の国内取引所なので、アカウントを持っていない方はぜひ検討してみてください。

海外取引所への送金が無料

GMOコインの公式サイトはこちら

仮想通貨Kucoin Shares(クーコインシェアーズ)を取引する際の注意点

KCSの注意点
  • 取引所のトークン
  • 取り扱いがKucoinのみ

KCSを購入する上での注意点・ちゃんと知っておくべきことを解説します。

Kucoin Sharesの注意点①取引所トークンであること

KCSは海外取引所であるKucoinの取引所トークンです。

どの取引所トークンにも言えますが、致命的なシステムトラブルやハッキング被害に遭い取引所の運営が困難になった場合は、価格がつかなくなる可能性が高いです。

比較的価格が安定している取引所トークンですが、他の通貨とは違うリスクがあることも覚えておきましょう。

取引所のリスクを解説した記事はこちら↓

Kucoin Sharesの注意点②取り扱いがKucoinにしかない

2022年1月31日時点では、KCSの取り扱いはKucoinにしかありません。
価格が他の取引所の売り買いに影響されないメリットがある反面、Kucoin側で操作ができてしまうデメリットもあります。

すでに世界中のユーザーを抱えているKucoinが悪意を持って価格操作する可能性は限りなく低いですが、リスクの一つとして理解して投資を行っていくことが必要です。

仮想通貨Kucoin Shares(クーコインシェアーズ)の今後の展望

KCSの今後
  • 分散型取引所(DEX)で基軸通貨として採用
  • 2021年からずっと上昇トレンド

KCSの今後の予定と、値動きの展望を解説していきます。

Kucoin Shares今後の展望①分散型取引所(DEX)で基軸通貨としての採用

まだ実現には至っていませんが、Kucoinは従来の取引所とは別で分散型取引所(DEX)を開設することを予定しています。
そして、その分散型取引所ではKCSを基軸通貨として採用する予定です。

分散型取引所(DEX)とは分散型金融(DeFi)の一種であり、管理者がいないことで秘密鍵が分散されハッキングリスクを軽減できる、管理コストが低いため手数料を削減できる、といったメリットがあります。

Kucoinが分散型取引所(DEX)のサービスを開始した際には、KCSの需要が高まり、さらに価格が高騰することが期待されています。

分散型取引所(DEX)を解説した記事はこちら↓

Kucoin Shares今後の展望②価格は右肩上がりを続けている

KCSは、2021年の初旬から現在にかけて綺麗な上昇トレンドを形成しています。
現在は最高値をつけた12月1日の「1KCS = 3,120.85円」からは20%ほど下落しているものの、上昇の押し目とも判断できる位置につけています。

同時期のビットコインやイーサリアムの比較しても、下げ幅は小さく価格は安定していると言えるでしょう。

今後も投資家の注目を集めるコインとなりそうです。

仮想通貨KuCoin Shares(クーコインシェアーズ)に関するよくある質問

仮想通貨Kucoin Shresはどんな通貨?

KuCoin Sharresは海外取引所KuCoinの取引所トークンです。
保有するだけで配当が付与され、上場予定のコインに投票することができます。

また価格も安定しており、将来性も期待されている通貨の一つです。

KuCoinはどんな取引所?

KCSを発行する取引所KuCoinは、海外取引所の中でも取引高ベスト5に入るほど人気が高いです。

取り扱い通貨はおよそ600種類と多く、取引手数料も0.1%と比較的安いといえるでしょう。

数百とある取引所の中で上位にランクインしているということは、ユーザーにとって魅力のある使いやすい取引所の証明と言えます。

仮想通貨Kucoin Shares(クーコインシェアーズ) まとめ

この記事をざっくりまとめると…
  • KCSは取引高世界5位のKucoinが発行する取引所トークン
  • 持っているだけで配当がもらえ、上場予定のコインに投票できるなど多くの特徴がある
  • 価格が安定しており、将来性にも期待できる
  • KCSはKuCoinで購入できる

KCSは海外取引所のKucoinの取引所トークンであり、持っているだけで取引手数料が割引され配当が獲得できる、また上場してほしいコインの投票に参加できるなど、ユニークな特徴を持っています。

また、Kucoinでは日本の取引所で扱っていない多くの草コインを扱っていることから、たくさんのチャンスが潜んでいると言えるでしょう。

KCSを購入するには、まずはKucoinでアカウントを開設する必要があります。気になった人は、いますぐにKucoinの公式ページをチェックしてみましょう。

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この記事を書いた人

水野倫太郎のアバター 水野倫太郎 Ichizenholdings代表

慶應義塾大学経済学部。
2017年米国留学時にブロックチェーンと出会い、Web3の業界に足を踏み入れる。
2018年には、日本有数の仮想通貨メディアCoinOtakuに入社。
2019年には同社のCMOに就任し、2020年に東証二部上場企業とM&Aを行い、様々なクリプト事業を展開する。
2022年に現在代表取締役社長を務めるICHIZEN HOLDINGSを立ち上げ様々なWeb3事業を手がける。
複数のWeb3系事業に出資を行いながら有識者として活動。

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