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仮想通貨のステーキングとは?仕組み/デメリット/利回り/税金/ステーキングにおすすめ取引所と銘柄を紹介

「仮想通貨のステーキングって一体なんなんだろう…?」あなたは今こうお考えではないですか?

ステーキングは低リスクで初心者でも簡単にできる今人気の資産運用方法です。

この記事ではステーキングの仕組み・利回り・やり方・メリット・デメリットなどを徹底解説していきます!
この記事を読めばステーキングの全てがわかり、今日からステーキングサービスを利用することができます。

この記事をざっくりまとめると
  • 超低リスクで誰でもできる資産運用方法
  • 特定の通貨を保有するだけで年利5%以上
  • PoSDPoSを採用している仮想通貨がステーキングできる
  • フレキシブル(DeFi)ステーキングは資産をいつでも自由に動かせる

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目次

ステーキングとは?

ステーキングとは取引所などを通じて特定の仮想通貨を、仮想通貨ネットワークに預けて報酬を受け取る資産運用方法です。
ステーキングの詳しい仕組みについてはこちら

預けるだけで報酬(金利)がもらえるという点で日本の銀行と似ていますが、利率が大きく異なります。

銀行の普通預金の年利は0.001%ですが、ステーキングの場合は国内取引所で5%前後、海外取引所だとさらに倍近くの金利をもらえることもあります!

ステーキングのメリット

ステーキングのメリット
  • 保有しているだけでできるため低リスク
  • 知識がなくても簡単にできる

保有しているだけでできるので低リスク

ステーキングのメリットはリスクが低い新しい資産運用法という点です。
仮想通貨では価格が低いときに買い、価格が上がった時に売ることで利益を出す方法が一般的でした。

ステーキングは仮想通貨ネットワークに預けるだけで報酬を受け取れるので大きなリスクは存在しないのです!

中・長期保有する予定のある通貨は積極的にステーキングすることをおすすめします。

知識がなくても簡単にできる

ステーキングでは、特定の通貨を購入して自身のウォレットに保有していれば報酬が自動追加されます!

海外取引所の場合はステーキングプールに預ける作業が必要になりますがこれも取引所のログインページから簡単にできるので安心してください。
詳しくはこちら

ステーキングでは特別な手数料もトレードの知識も一切必要ありません。特定の通貨を購入して預ければ(保有すれば)絶対に通貨が増える超簡単な資産運用方法です!

ただいくら仮想通貨の量が増えても通貨自体の価格が下がる可能性もあることは念頭に置いておきましょう。

ステーキングの利回り

預金先年利
国内取引所(GMOコイン)5%前後
海外取引所(バイナンス)7.5~8.8%
(フレキシブルロック)
銀行普通預金0.001%
ネット銀行普通預金0.001~0.2%

国内取引所ではPoSステーキングのGMOコインを、海外取引所ではバイナンスを例に比較表にしました。
PoSステーキングについてはこちら

銀行も預けるだけで金利がもらえますがステーキングとの差はなんと5000倍以上です。銀行に100万円を5年間預けても50円にしかなりません。

また、銀行に預けた日本円が増えるよりも早く円の価値はインフレによって年々下がっています。

何もせず資産を目減りさせるよりかは、コインを仮想通貨ネットワークに預けるだけのステーキングで資産運用をする事をおすすめします!

ステーキングのデメリット

ステーキングのデメリット
  • 一定量の仮想通貨を購入する必要がある
  • 自由に資産を動かせない場合がある
  • プラットフォームリスクがある

一定量の仮想通貨を購入する必要がある

決まった量以上の仮想通貨を購入しないとステーキングは始められません。

取引所によっても異なりますが、そこまで高くないので安心してください。
GMOコインの場合は1XTZ(2021年4月時点/697円ほど)からステーキングできます!

またレバレッジ取引などはないので大きな利益が欲しい場合はそれなりの量の仮想通貨を購入してステーキングする必要があります。

自由に資産を動かせない場合がある

ステーキングの中には一定期間資産を自由に動かすことができないロックステーキングというものがあります。
預ける期間が7日・1か月・3か月など決まっており、ロック期間中は資産を自由に動かすことができないので注意してください。

バイナンスのステーキングにはロックステーキングフレキシブル(DeFi)ステーキングがあります。

いつでも売れる状態じゃないと心配!という方はいつでも自由に資産を動かせるフレキシブル(DeFi)ステーキングの利用をおすすめします。

プラットフォームリスクがある

ステーキングにはプラットフォームリスクが存在します。

取引所などを通じて仮想通貨ネットワークに預けるため、もしそのネットワークがダメになってしまった場合の責任をだれがとるのかが問題となります。

預け先のプラットフォームの信頼性は非常に重要なポイントですのであまりマイナーなステーキングサービスは利用しないようにしましょう。

ステーキングで儲かる仕組み

ステーキングはPoS系のコンセンサスアルゴリズムの承認作業に成功した報酬として与えられます。

仮想通貨のブロックチェーンはネットワーク上の銀行帳簿のようになっており、トランザクション(取引情報)を追加するには第3者から承認作業が必要になります。

銀行という中央集権的な存在はいないので、帳簿に取引情報を記帳するには第三者からの許可(承認)がいるということですね。

この承認作業をコンセンサスアルゴリズムと言い、承認作業をしてくれた人には報酬が与えられるのです!
コンセンサスアルゴリズム(承認作業)は通貨ごとに異なり、様々な種類があります。

ここからステーキングについて理解するための3つのコンセンサスアルゴリズムを解説していきます!

3つのコンセンサスアルゴリズム
  • PoW(Proof of Work)
  • PoS(Proof of Stake)
  • DPoS(Delegated Proof of Stake)

PoW(Proof of Work)について

今まではビットコインなどが代表のPoWというコンセンサスアルゴリズムを採用している仮想通貨が多かったです。

PoWではコンピューターを使って世界で1番早く承認作業に成功した者が報酬をもらっていました。
つまりは早い者勝ちです。このようにPoWで報酬をもらう方法をマイニングと言います。

しかし、超高性能なコンピューターが複雑な処理をして承認作業をするため、非効率さや電力がかかりすぎる故の環境負担、大規模なマイニング業者による非中央集権化が問題視されていました。

そこで登場したのがPoSというコンセンサスアルゴリズムになります!

PoS(Proof of Stake)について

PoSは早い者勝ちではなく、ランダムに承認作業をする人が選ばれます。
この時、コインをより多くより長期間保有している人が選ばれやすいようになっています。

ステーキングが長期間保有しているだけでいいのはPoSを採用している通貨がこのような仕組みで承認作業をする人を選び、報酬を与えているからなのです!

従ってコンセンサスアルゴリズムにPoSを採用している通貨はどれでもステーキングをすることができます!

代表的な通貨はコスモス(ATOM)やエイダコイン(ADA)です。

DPoS(Delegated Proof of Stake)について

PoSではコインを長期間でたくさん持つ人が有利=お金持ちが有利になってしまいますね。その問題点を解決すべくPoSを発展させたコンセンサスアルゴリズム(PoS系)の通貨が登場します。

DPoSもPoSを発展させたコンセンサスアルゴリズムの1つです。

DPoSはトークンの保有量に応じて投票権が与えられ、投票によって承認者が決まります。

投票の上位101名が承認者になるので、投票者はより信頼性の高い承認者に投票しようとします。このような仕組みはお金持ちが有利なPoSより民主的で画期的な方法と言われています。

ただステーキングする際は、投票で承認者になれなければ報酬はもらえないので注意が必要です。

代表的な通貨はリスク(LSK)です。

ステーキングのやり方

国内取引所でのステーキング

国内取引所でのステーキングは以下の3STEPでできます!

STEP1:ステーキングできる国内取引所に登録
STEP2:ステーキングに対応しているコインを購入
STEP3:購入したコインを一定期間取引所のウォレットに保有

国内取引所ではコインチェック・GMOコイン・bitFlyerでステーキングをすることができます。

購入したコインが取引所内のウォレットに入っていれば自動的にステーキングが行われます!

海外取引所(バイナンス)でのステーキング

海外取引所バイナンスでのステーキングは以下の3STEPでできます!

STEP1:バイナンスに登録
STEP2:ステーキングに対応しているコインを購入
STEP3:取引所内のステーキングプールに送金

バイナンスの場合、購入してウォレットに入れておくだけでステーキングをすることはできません。

バイナンス公式HPのステーキングページに移動し、特定のコインを自身のウォレットからステーキングプールに送金するとステーキングをすることができます。
バイナンスステーキングページはこちら

ウォレットやサービスでのステーキング

ウォレットや専門機関でのステーキングは以下の3STEPで行えます!

STEP1:ステーキング対応のコインを購入
STEP2:ステーキングに対応しているウォレットや専門機関に登録
STEP3:登録先にコインを送金

ステーキングは取引所以外にもステーキング専門業社やウォレットを使って行うことができます!
専門業社に依頼する場合はその会社の信頼性を必ず確かめてからにしましょう。

ステーキングできる機関をよく知らない方は取引所でのステーキングをおすすめします。

ステーキングできる国内取引所と通貨

ステーキングできる国内取引所
  • GMOコイン
  • コインチェック
  • bitFlyer

ステーキングできる国内取引所は以上の3つです!ここからはそれぞれ詳しく解説していきます。

GMOコイン

取引所GMOコイン
対応通貨テゾス(XTZ)
年利3~6%
最低通貨量平均1XTZ/日~

GMOコインは国内取引所のステーキングで唯一テゾスを扱っています!

1か月平均で1日あたり1XTZ以上持っていると報酬付与対象になります。
テゾスを購入して自身のウォレットに入れておくだけでOKです。

テゾスはPoSを採用しているので必ず報酬がもらえます。

海外取引所への送金が無料

GMOコインの公式サイトはこちら

コインチェック

取引所コインチェック
対応通貨リスク(LSK)
年利
最低通貨量平均10LSK/日~

コインチェックはリスクでステーキングをすることができます!

リスクはDPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用しているため、リスクの保有量が多い上位101位までにステーキング報酬が与えられます。

よって投票した承認者が上位101位に入らなければステーキング報酬がもらえないので注意してください。

国内取引所No.1ダウンロード数

CoinCheckの公式サイトはこちら

bitFlyer

取引所bitFlyer
対応通貨リスク(LSK)
年利
最低通貨量平均10LSK/日~

bitFlyerもリスク(DPoS)のステーキングになるのでコインチェックと同様の報酬形態になります。

決められた期間内の平均保有量が1日あたり10LSK~からでステーキング報酬が発生した場合の付与対象になります!

ステーキングできる海外取引所と通貨

ステーキングできる海外取引所は多くありますがここでは代表としてBinance(バイナンス)を紹介します!Binanceのステーキングには以下の2種類があります。

Binanceのステーキング
  • ロックステーキング
  • フレキシブル(DeFi)ステーキング

ロックステーキング

通貨年利ロック期間最低通貨量
BNB14~19%30~90日0.1 BNB
ADA5~9%30~90日1 ADA
DOT12~18%30~90日1 DOT
IOST8~17%30~90日100 IOST
ATOM10~1530~90日20 ATOM

Binanceでは51種類ものコインをロックステーキングすることができます!
→詳しくはこちら

ロックステーキングとは預けて(ロックして)ステーキングをすることで、1回預けるとロック期間中は自由に資産を動かすことができません。

ロック期間ごとに変わりますが、フレキシブル(DeFi)ステーキングより年利が高く種類も豊富です!
また、最低通貨量も少ないので小額からステーキングをすることができます!

フレキシブル(DeFi)ステーキング

通貨年利最低通貨量
BTC7%0.01 BTC
BNB8%10 BNB
BUSD12%100 BUSD
USDT12%100 USDT
DAI8%100 DAI

以上の5通貨でフレキシブルステーキングをすることができます!

BinanceのフレキシブルステーキングではUSDTなどのステーブルコインもステーキングできるのでより安定的な利益が見込めます!

フレキシブルステーキングはいつでも資産を自由に動かせることが最大のメリットになります。

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ステーキングに関するQ&A

ステーキングに関するQ&A
  • ステーキングしている通貨の税金計算ってどうなる?
  • イーサリアムはステーキングできるの?
  • 国内取引所と海外取引所どちらでステーキングする方がいい?
ステーキングしている通貨の税金計算ってどうなる?

仮想通貨ではどんな形であれ20万円以上の利益が出た場合には税金がかかります!

ステーキングにおいては報酬を受け取った時点での時価が収入として計算されるのでいつ・コインの種類・いくらステーキング報酬を得たかのウォレットで確認できるようにしましょう。

イーサリアムはステーキングできるの?

イーサリアムは2020年12月から、コンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSに移行したイーサリアム2.0の実装を開始しました。
よってイーサリアム2.0はステーキングが可能になります!

国内取引所ではできませんが海外取引所や一部機関でも行うことができます。

国内取引所と海外取引所どちらでステーキングする方がいい?

国内取引所より海外取引所の方が利率が高く、対応通貨数も多いと思われます!

海外取引所やその他ステーキング専門機関に登録する際は信頼性もきちんと確認しておきましょう。

また、仮想通貨初心者の方は特定のコインを購入するだけで自動でステーキングができる国内取引所の方が簡単かと思います。

ステーキングに関するまとめ

この記事をざっくりまとめると
  • 超低リスクで誰でもできる資産運用方法
  • 特定の通貨を保有するだけで年利5%以上
  • PoSDPoSを採用している仮想通貨がステーキングできる
  • フレキシブル(DeFi)ステーキングは資産をいつでも自由に動かせる

取扱通貨500種類以上!草コイン取引に最適!

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ステーキングについておわかりいただけたでしょうか?

ステーキングは誰でも簡単にできる低リスクな資産運用方法です!
長期保有する予定のある通貨は積極的にステーキングすることをおすすめします。

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この記事を書いた人

水野倫太郎のアバター 水野倫太郎 Ichizenholdings代表

慶應義塾大学経済学部。
2017年米国留学時にブロックチェーンと出会い、Web3の業界に足を踏み入れる。
2018年には、日本有数の仮想通貨メディアCoinOtakuに入社。
2019年には同社のCMOに就任し、2020年に東証二部上場企業とM&Aを行い、様々なクリプト事業を展開する。
2022年に現在代表取締役社長を務めるICHIZEN HOLDINGSを立ち上げ様々なWeb3事業を手がける。
複数のWeb3系事業に出資を行いながら有識者として活動。

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