バブル崩壊相場でも安心してショートを持てる裏技|レバレッジトークンで下落相場を有効活用しよう
「仮想通貨バブルがもうじき崩壊しそうだけど、まだ上がる気もするから下手にショート入れられない…汗」
なんてお悩みの方も多いのではないでしょうか?
たしかに、いざショートポジション(空売り)を取ってみても、バブルが崩壊せずにロスカットでもされたら….なんて考えると不安になりますよね。
ですがそんな方々に朗報です。
実はロスカットのリスクが非常に低い状態で、ショートポジションを取ることのできる手法があるんです!今回ご紹介するのは、レバレッジトークンを用いることで、下落相場でも低リスクで利益をあげることのできる手法になります。
概要から具体的なやり方まで解説していますので、ぜひバブル崩壊相場の恩恵を得るためにご活用いただければ幸いです。
バブル崩壊相場で利益をあげることが難しい理由
ロスカットの恐怖が心理的ハードルになっている
2020年末から続く仮想通貨バブル。ビットコインを筆頭にいくつもの銘柄が数十倍〜数百倍にまで価格を伸ばしました。
しかしバブルは永遠に続くものではありません。バブルはいずれ崩壊しますから、そのタイミングを見極めてショートポジション(空売り)を取れれば、大きな利益をあげることができるはずです。
しかしそれができる投資家はそう多くありません。
その理由の一つとしてあげられるのが、ショートポジション(空売り)にはロスカットのリスクがある点です。
もちろんロングポジションにもロスカットのリスクはありますが、上昇相場であれば現物資産の値上がり益を得ることも可能です。
一方で、下落相場で利益を得るには基本的にショートポジションを取るしかありません。そのため下落相場で利益をあげようとすると、自分の意図しないタイミングで損失が確定(ロスカット)してしまうリスクや、元手以上の損失が出てしまうリスクが常につきまとってくるのです。
バブル崩壊相場でも”低リスクでショートを持つ”方法。レバレッジトークンとは?
レバレッジ機能が組み込まれたトークン
レバレッジトークンとは、あらかじめレバレッジ機能が組み込まれたトークンのことです。
特定の先物商品と価格が連動するような設計になっています。
通常のレバレッジ取引は証拠金取引ですが、レバレッジトークンは現物取引で売買します。
ビットコイン(BTC)と逆の値動きをするBTCDOWNとは
今回ご紹介するのは、海外取引所バイナンスで取り扱われているBTCDOWNというレバレッジトークンです。
BTCDOWNは、ビットコイン(BTC)の価格が下がった時に最大4倍の利益が出るという性質があります。
しかしこれだけだと、BTCの4倍ショートを持つのと何が違うのかよく分からないですよね。
それを理解するためにも、ここからはレバレッジトークンそのものが持つ性質について解説していきたいと思います。
レバレッジトークンが持つメリット・デメリット
レバレッジトークンが持つ2つのデメリット
2つのメリット
- ロスカットされるリスクが低い状態で、レバレッジ取引をすることができる
- 低レバレッジだから、心に余裕を持って取引することができる
1.ロスカットされるリスクが低い状態で、レバレッジ取引をすることができる
多くのトレーダーが、下落相場でも下手にショートを入れられない理由として大きいのが「ロスカットの恐怖」ですよね。
実はレバレッジトークンはこのロスカット(清算)リスクが非常に低いです。
レバレッジトークンには、自動リバランス機能というものがあります。リバランスとは、価格変動によって自分のポートフォリオの割合が変化した際に、元の状態に調整する作業のことです。
本来であれば投資家自身が自分でやるものですが、レバレッジトークンは自動でやってくれます。
レバレッジトークンの自動リバランス機能は、その時の損益の状態によってレバレッジ倍率が変化するというものです。損失が拡大してきた時にはレバレッジ倍率を低く、利益が出ている時にはレバレッジ倍率が高くなります。(アルゴリズムは取引所によって異なる)
そのため通常のレバレッジ取引でショートポジションを持つよりも低リスクで取引することが可能となっています。
2.低レバレッジだから、心に余裕を持って取引することができる
レバレッジトークンのレバレッジ倍率(原資産に対する値動きの幅)は1.25〜4倍です。こちらはバイナンスの数字ですが、FTXの倍率も3倍程度と低いです。
海外取引所をお使いの方なら数十倍のレバレッジをかける方も多いと思います。
数十倍のような高レバは大きな利益を得られるチャンスが高まりますが、一気に損してしまうリスクも同時に背負っています。もし価格がちょっとでも予想外の動きをしたら…と考えると、心に余裕がなくなり、いざという時に正常な判断ができなくなることもあるでしょう。
そういった意味で倍率の低いレバレッジトークンは、心に余裕を持った状態で扱える投資対象だといえます。
レバレッジトークンが持つ2つのデメリット
2つのデメリット
- 損益の動きが激しい
- 手数料が高いから長期保有には向かない
1.損益の動きが激しい
レバレッジトークン自体は現物資産ですが、値動きの幅は原資産の数倍です。
3倍の倍率が適応されている時、原資産であるBTCが10%上昇すれば、BTCDOWNは30%下落します。
もちろん大きな利益を出せる可能性もありますが、それ相応のリスクを背負っていることも忘れてはいけません。
2.手数料が高いから長期保有には向かない
バイナンスのレバレッジトークンには主に次の4つの手数料がかかります。
- トレード手数料:スポット市場で取引する際にかかる手数料(アカウントレベルにより異なる)
- 登録料金:取引所からトークンを登録する際にかかる手数料
- 償還料金:取引所にトークンを償還する際にかかる手数料
- 日次管理手数料:トークンを保有した状態で日を跨ぐと発生する手数料
- 資金調達手数料:市場価格とのズレを調整するために、一定時間ごとにかかる手数料
登録と償還とは、取引所と直接トークンをやりとりする機能のことで、一律0.1%の手数料がかかります。
結論から言うと、バイナンスのアカウントレベルが高い方は、スポット市場で取引したほうが良いです。
というのも、バイナンスでは過去の取引量とBNB保有量によって、各ユーザーのアカウントにレベルが設定されており、レベルが高いほど手数料が割引されています。
そのためアカウントレベルの高い方はスポット市場でトークンを購入した方がお得です。
バイナンス | FTX | |
---|---|---|
登録料金 | 0.1% | 0.1% |
償還料金 | 0.1% | 0.1% |
日次管理手数料 | 0.01% | 0.03% |
資金調達手数料 | 常に変動 | 常に変動 |
各手数料の詳細はご覧の通りです。レバレッジ取引の建玉手数料のように、日次管理手数料がかかってしまうのは痛いですね。
そのためBTCDOWNにはビットコインが高値の時にあらかじめ購入しておいて、バブルが崩壊するまで何日も保有しておく、といった戦術は向いていません。
ビットコイン暴落の初動を確認してから購入する、というような短期投資がオススメです。
バイナンスでレバレッジトークンを購入するやり方
購入前の準備
BTCDOWNを購入していく前に、そもそもバイナンスに資金が入っていない方もいるかと思いますので、このタイミングで入金しておいてください。
また、すでにバイナンスのアカウントをお持ちの方も、やっておくべき準備がありますので、記事後半をご参照ください。
バイナンスに資金を入金しておく
バイナンスへ資金を入金する際、一つだけ注意点があります。
それは送金手数料です。
2021年4月現在、送金手数料が約6,000円かかる取引所もありますから、できるだけ安い取引所を使った方が良いです。
国内取引所の中でも特に送金手数料が安いのがGMOコインです。
GMOコインの送金手数料は銘柄問わずすべて無料となっています。
スマホ一つで最短即日登録できますので、GMOの口座をお持ちでない方は、このタイミングでぜひ登録しておくと良いでしょう。
\ 海外取引所への送金が無料 /
現物ウォレットにUSDTを入れておく
すでにバイナンスにアカウントをお持ちの方は、現物ウォレットにUSDTを入れておいてください。
BTCDOWNはUSDT建てでしか取引することができないからです。
BTCDOWNの購入手順
- バイナンス公式サイトへジャンプ
- レバレッジトークン一覧ページへジャンプ
- BTCDOWNを選択する
- 金額を設定して購入する
1.まずはバイナンス公式サイトへアクセスします。バイナンス公式サイトへ
1.ホームページから「デリバティブ」→「レバレッジトークン」を選択します。
2.レバレッジトークンの一覧画面です。この中にBTCDOWNがあるかと思います。今回はBTCDOWNの欄の「申し込む」をクリックしてください。
「トレード」の場合は、通常の現物取引と同じ要領で購入することができます。
3.申し込む金額を入力します。単位はUSDTです。入力できたら「登録確認」をクリックします。
登録できたら、BTCDOWNがウォレットに入っているか確認しましょう。
BTCDOWNの売却方法
1.売却するときはウォレット画面から操作できます。BTCDOWNの欄にある「償還する」をクリックして売却しましょう。
もちろん「トレード」で売却することも可能です。
レバレッジトークンで下落相場を有効活用するまとめ
無事にBTCDOWNを購入することはできましたか?
もしBTCDOWNやレバレッジトークンについてお困りのことがありましたら、公式ディスコードにていつでもお尋ねください!
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