海外の仮想通貨取引所なら未成年でも登録可能?おすすめの始め方を解説
2017年にビットコインが高騰してビットコインバブルが起きました。それ以降、仮想通貨に興味をもつ未成年者も増えています。
そのような中で「未成年でも仮想通貨はできる?」や「仮想通貨の始め方を知りたい」とお考えではないですか?
実は、未成年でも仮想通貨を始めることができます!
さらに親の同意が無くても、海外の仮想通貨取引所は利用することが可能です。
この記事では、未成年が仮想通貨を始める方法、海外取引所を利用して親にバレずに仮想通貨取引をする方法など未成年者が知っておくべき情報を解説しています。
未成年でも18歳以上の方は、今日から仮想通貨を始めることができるので、ぜひ参考にしてください。
- 仮想通貨は未成年でも始められる
- 未成年なら海外取引所を使用するべし!
- ただし、あまりオススメはできない
- 金融知識の勉強としての選択肢ならアリ
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そもそも仮想通貨は未成年でもできるの?
結論として、仮想通貨取引は、未成年でも購入・売却が可能です。
一般的に仮想通貨の売買は、仮想通貨取引所を利用することになります。そのため未成年者が仮想通貨を購入する場合、大前提として取引所・販売所の年齢制限を満たす必要があります。
国内の仮想通貨取引所では、年齢制限が設けられている
国内にある取引所は基本的に年齢制限が設けられています。多くの会社で20歳以上と設定されているため、未成年者は利用することができません。
しかし未成年であっても18歳以上で、親権者などの法定代理人の同意があれば口座開設できる取引所・販売所もあります。
その場合は未成年者の本人確認書類だけでなく、以下の書類提出が必要です。
- 親権者の同意書
- 親権者との続柄確認書類
- 親権者の本人確認書類
親権者の同意書は、以下のような書類です。
(取引所BTCBOXの親権者同意書:未成年者の取引に関する同意書.pdf)
他方で、海外取引所は年齢制限がないところが多いです。親の同意がどうしても無理な場合は、海外取引所・販売所を検討してください。
まとめると、未成年者が仮想通貨を購入したい場合は以下の2通りです。
- 親の同意があれば口座開設できる国内取引所・販売所
- 海外取引所・販売所
上記の選択肢から選ぶことになります。
仮想通貨が親や学校にバレる可能性はある?
学校にバレる可能性は、非常に考えづらいので大丈夫です。しかし、親となると話は変わってきます
未成年者が国内取引所を利用するには親権者の同意書に加えて、続柄が確認できる書類、親権者の本人確認書類を準備する必要があります。親の同意が必須になるので、親にバレないようにすることは無理(国内取引所の場合)です。
親の同意なく、自分で勝手に書類を用意して国内取引所を利用するのは絶対に避けてください。(20歳以上であれば個人で自由に口座開設できます)
海外取引所・販売所は、未成年であっても本人の確認書類のみで口座開設できるところが多いです。親にバレないように利用することも、海外取引所なら仕組み上は可能です。
(※保証するものではありません)
未成年が仮想通貨を始める方法
未成年の方が取引所・販売所を利用できるかを解説しました。続いては、未成年者が仮想通貨の取引を始めるための具体的な方法を解説していきます。
先述したように、仮想通貨を購入または売却するには仮想通貨取引所・販売所を利用します。そして、親の同意の有無によって利用する取引所が変わります。
- 親の同意あり:年齢制限18歳以上の取引所を利用する
- 親の同意なし:海外取引所を利用する
上記を参考に利用する取引所を決めたら、取引所・販売所の口座開設をしましょう。
口座開設は以下の3ステップで可能です。
- メールアドレス・簡単な個人情報の登録
- 取引所から届くメールのURLをクリック(メール認証)
- 必要書類の提出(本人確認書類など)
年齢制限が18歳以上の取引所を利用する
18歳以上の未成年で、仮想通貨を始めることに親が同意してくれた場合です。
国内・海外問わず年齢制限が18歳以上の取引所で口座開設をしましょう。
口座開設は取引所の公式サイトからできるので、以下の書類を準備しましょう。
親権者の同意書は取引所によって、公式サイトからダウンロードできる場合と同意書が郵送される場合があります。また、書類は有効期限内、3ヶ月以内というものもあるので注意してください。
親の同意なしの場合は、海外仮想通貨取引所で口座開設する
親の同意が得られない場合は、海外仮想通貨取引所で口座開設をしましょう。
海外の仮想通貨取引所は、18歳以上であれば口座開設できる取引所、年齢制限が特にない取引所があります。
取引所によってスペックや口座開設に必要な書類が異なる場合があります。口座開設をする前に必ず以下の内容を調べておきましょう。
- レバレッジ・手数料
- 利用規約・セキュリティ対策
- 信頼性・口コミ
- 日本で利用できるか など
海外取引所を選ぶのに困っている方は以下の記事を参考にしてください。
取引所を選んだら、公式サイトなどから口座開設の手続きをしてください。
特に海外取引所を利用する際は、リスク分散として複数の取引所で口座開設することをおすすめします。
無料の仮想通貨をゲットして取引所に送金する
仮想通貨は取引所・販売所で購入する以外にも手に入れる方法があります。
それは、仮想通貨が無料でもらえるアプリを利用することです。
- Bit Start(ビットスタート)
- Cheeese(チーズ)
上記のようなアプリでは、翌日の仮想通貨の価格を予想したり、アンケートやネットショッピングをすることでビットコインがもらえます。ポイントサイトで報酬が仮想通貨という感じのサービスです。
このようなアプリを利用して獲得した仮想通貨は、仮想通貨取引所に送金できます。そして送金した仮想通貨を元手にして取引をすることができます。
未成年で資金がほとんど無い方でも利用できるのでおすすめです。また、仮想通貨に関する記事・ニュースを読めるようになっているので勉強にも利用できます!
【オススメできない理由】未成年が海外仮想通貨取引を始める注意点
未成年者が海外の仮想通貨取引所を利用・口座開設する前に知っておきたいリスク・注意点などを解説します。
- 安全面に不安がある
- 仮想通貨の盗難リスク
- 日本人向けではない
- 思いがけない大損をする可能性
- 仮想通貨の利益に税金が発生する
上記のようなリスク・注意点があります。
暗号資産(仮想通貨)はまだまだ発展途上のため、法律が頻繁に変わる可能性もあります。できるだけ最新の情報を確認するようにしましょう。
安全面に不安がある
仮想通貨のみならず投資全般に言えることですが、詐欺に注意してください。
仮想通貨は、ブロックチェーン技術によって透明性が高く安全だと言われています。しかし、仮想通貨を利用した詐欺の手口はさまざまです。
「このコインは確実に値上がりします」や「これに投資すれば100倍になります」というような宣伝文句を言っている人には特に注意してください。
仮想通貨詐欺のひとつにICO詐欺があります。
「ICO(Initial Coin Offering)」は新規仮想通貨公開という意味です。株式投資に、株式上場「IPO(Initial Public Offering)」がありますが、その仮想通貨版です。
ICO自体は、企業・プロジェクトチームなどの組織が独自のコインを発行し、コインを投資家に購入してもらうことによって資金を調達する方法です。
問題なのは、悪質な組織・個人がICOを利用した詐欺で資金調達をしている場合があるからです。
実は仮想通貨は誰でも作ることができます。そのため悪質な組織・個人が独自のコインを作り、投資家にコインを買ってもらうことで資金を集めて、持ち逃げするというような詐欺の手口があります。
ICO全てが悪質というわけではないので判断が難しいですが、少なくとも未成年のうちは、ICOや発行されたばかりのコインは購入しない方が良いでしょう。
他にもネットワークビジネス・マルチ商法などを利用した詐欺があるので充分に注意しましょう。
仮想通貨を盗難される可能性がある
仮想通貨業界では、たびたび盗難や口座アカウントの乗っ取りなどが起きています。
パスワードを定期的に変更することや2段階認証の設定などによって、ある程度の対策になります。
ただし、完璧ではありません。また、利用している取引所・販売所がハッキングを受けて流出してしまうリスクもあります。
日本人向けではないので、取引が難しい
海外取引所を利用すると、日本語訳がおかしいことがあり、取引の操作にストレスを感じる可能性があります。
最近は多くの海外取引所が日本語対応をしていること、シンプルな画面操作にしているので大きな問題ではありません。
ただし、海外取引所は日本円での購入ができない、仮想通貨の価格がドル表記になっているなどのデメリットもあります。そのため国内取引所に比べると多少取引が難しいです。
思いがけない大損をする可能性がある
仮想通貨は価格変動が非常に激しいです。利益にできるなら嬉しいポイントですが、当然ながら損失を被ってしまうこともあります。まさにハイリスク・ハイリターンな投資です。
仮想通貨は、突然の大暴落で価値が30〜40%下落することもあります。実は、仮想通貨として最も知名度があるビットコインでも2011年6月に価値が−94%に下落した過去があります。
現在のビットコインの時価総額・市場規模などを考慮すると、ここまでの大暴落が今後起きる可能性は低いです。しかしビットコイン以外の仮想通貨は、価値が0になるような大暴落のリスクがあります。
記憶に新しいのは2021年6月に大暴落したTITANというコインです。
1TITAN=64.19ドル(約7,000円)だったのがわずか1日で、0.000000015109ドル(ほぼ0円)まで下落しました。(42億分の1に下落)
海外仮想通貨にも税金がかかる
仮想通貨で利益が出た場合、税金が発生するので注意しましょう。
仮想通貨の利益は雑所得として扱われ、1年間(1月1日〜12月31日)の雑所得が20万円を超えると確定申告をする必要があります。
もし雑所得が20万円を超えていて、確定申告をしなかった場合は脱税となります!そして延滞日数に応じて加算される延滞税などが重なって多額の支払いをしなくてはいけません。
確定申告をしたくないという場合は、利益額を調整しながら取引をするようにしましょう。
20歳以上になったら海外仮想通貨を始めるメリット
上記でリスクや注意点を解説しましたが、もちろん海外取引所で仮想通貨を始めるメリットもあります。これは仮想通貨のみならず、投資全般に言えることですが若いうちから始めた方が確実に有利です。
仮想通貨を始めるメリット①金融知識の勉強になる
仮想通貨を始めると、確実に金融知識の勉強になります。
理由としては、仮想通貨と円や米ドルなどの法定通貨の違いを知ることができたり、チャートで価格変動の癖を覚えることができるからです。
20歳以上になれば株式投資も自由にできます。国内・海外問わず多くの投資家・企業が仮想通貨に関心を持っています。仮想通貨を始めることによって得た知識・情報が株式投資にも生かせる可能性があります。
仮想通貨を始めるメリット②他の投資商品に比べ少額から投資できる
仮想通貨の投資は、他の投資商品に比べて非常に少額から始めることができます。
為替取引も少額からできることで有名ですが、為替では価格が2、3倍になる可能性がほとんどありません。
仮想通貨は為替取引よりも少額で可能です。さらに仮想通貨は10倍、50倍という価格上昇の可能性を秘めていて、利益性が高いです。
当然リスクもありますが、少額から取引できて、かつ期待できる利益も大きいというのが仮想通貨の強みです!
未成年の海外仮想通貨取引所への登録に関するFAQ
- そもそも未成年は仮想通貨投資を始められるの?
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結論として、未成年でも仮想通貨の購入・売却ができる取引所もあります。
ただし国内取引所では18歳以上で、親権者など法定代理人からの同意があれば口座開設できる場合に限ります。親の同意なしで始める場合は、海外取引所を利用しましょう。
- 未成年なんだけど、仮想通貨投資を始めるときの注意点は?
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未成年が仮想通貨投資を始める前に知っておきたい、注意点・リスクは
- 安全面への不安
- 仮想通貨の盗難リスク
- 日本人向けではない
- 思いがけない大損をする可能性がある
- 仮想通貨の利益には税金が発生する
などが挙げられます。
海外仮想通貨の未成年登録 まとめ
今回は仮想通貨の取引は、未成年でも始めることができるかについて解説しました。
未成年の方でも18歳以上であれば、仮想通貨を始めることができます。
まだ18歳未満であっても将来性のある仮想通貨へ興味を持っていることは非常に良いことです。
もちろん、リスクも伴うこともあるため、必ずしも推奨できるものではありません。
ですが、勉強のために、少額で始めてみるのはアリかと思います。