NFTをわかりやすく図解!仕組み・特徴から将来性に課題、NFTで稼ぐための投資方法まで徹底解説!
「NFTって最近聞くようになったけど、一体なんだろう…?」
そんな疑問を持っていませんか?
確かに2021年くらいから急に聞くようになった「NFT」という単語。一体なんだか気になりますよね!
実は、NFTはNIKEなど世界的な大企業たちがこぞって注目しているブロックチェーン技術を活用したものです!
この記事では、2017年よりNFTに注目してきたIchizen CapitalがNFTの特徴・実用例・将来性・課題・投資方法をわかりやすく解説します!
※この記事では、簡潔にわかりやすい事象をまとめるために2021年の事例を多用しております。
- NFTはブロックチェーンによって唯一無二になったデジタルデータ
- 2021年3月に一点のNFTアート作品が75億円で落札された(今も最高額)
- NFTはその希少性・独自性から今後もあらゆる領域で活躍が期待されている!
- Coincheckでは誰でも簡単にNFTが取引できる
NFT(Non-Fungible-Token/非代替性トークン)をわかりやすく解説
NFTとはNon-Fungible-Tokenの略称で、非代替性トークンと訳されています。
この日本語訳名を見ると、なんとなく「NFT=代替ができないもの」と想像できるかとは思いますが、その実態までは分かりづらいですよね。
そこでNFTとはそもそも何なのか。4つの観点から解説していきます。
NFTは1点ものである唯一性を証明できる
NFTとは、ブロックチェーン技術を用いることで偽造・改竄することが実質不可能な”デジタルデータ”(画像や映像・音楽 etc…)の事を指します。
そもそもデジタルデータは、非常に簡単に複製・偽造することができ、絵画や宝石のような価値は見出されていませんでした。
デジタルデータをNFTとしてブロックチェーン上で管理することによって、デジタルデータに偽造することのできない唯一無二の価値を持たすことができるようになりました!
つまり、NFTとは偽造しやすいデジタルデータに対して、唯一無二の本物である事を証明し、本来の価値を付与できる画期的な技術なんです!この技術は、イーサリアムのブロックチェーン「ERC721」というNFT専用の規格を使って実現しています。
昨今NFTは、”所有権”を証明するために、美術作品・アート作品や不動産、会員権などに使われています。
NFTは誰でも作成できる
デジタルデータを改竄から守り、唯一性を証明できるNFT。ERC721なんてブロックチェーンの話も出てきて、NFTを作ったりするのはかなり難しんだろうな…と思われる方もいるかと思います。
実は、NFTは誰でも作れます!作成したデジタルデータをブロックチェーン上にアップロードするだけなんです!
アップロードする上で必要なのは、MetaMaskなどのウォレットと幾ばくかのETHくらいです!
誰でもNFTアーティストになることができます!昨今、村上隆氏やSteve Aoki氏など様々なアーティストがNFT市場に注目しています!
NFTはプログラマビリティが高い
実はNFTは、従来のアート業界など、二次流通が主な取引となる業界の課題を解決する技術を秘めています。アート作品を作るアーティストは、基本的に最初自分の元から手放すとき(一次流通時)のみでしか収益を上げることができませんでした。
ですが、NFTはブロックチェーン上で管理されているため、”スマートコントラクト”という様々な機能を取引の発生時につけることができます!このスマートコントラクトを利用すると、NFTが二次流通によって取引されるたびに、作品を作ったアーティストに売上の1部を還元されるようになります!
この”二次流通時の売り上げ還元”のような仕組みをもたらすことができるNFTのプログラマビリティの高さも、アーティストから注目を集めている理由の1つです。
(VRアーティストせきぐちあいみさんのTwitterより)
本来の価値を表せる
NFTは、ブロックチェーンで管理しているという性質上、様々な情報をNFTに記録することができます。
例えば、そもそもそのNFTが本物であるかどうかや、誰がそのNFTを持っていたかなどです。
特に誰がそのNFTを持っていたかというのは、〇〇選手の当時の代表ユニフォームのような、他にはない価値をNFTに与えてくれます。従来は、そのような価格として明確に提示しづらい価値に対しては、専門家などが一方的に値付けをするような形でした。
ですが、NFTとして市場に流通することによって、無形であった価値に対して市場参加者が公平に価格付けをしてくれます。
形にならなかった価値をも表してくれる。そんな新しい特性をNFTは持っています。
NFTが実際に使われている例をアート・大企業・ゲームの3項目で紹介
言葉の意味ではNFTが一体どんなものか分かったかと思います。
ここからは実際にNFTがどのように使われているかを紹介します!
- アート作品・コレクティブル:「CryptoPunks」「EtherRock」「NFT鳴門美術館」
- 大企業の事業例:「NIKE」「フォーブス」
- NFTゲーム
アート作品・コレクティブルNFTの例
アート作品やコレクティブルNFTは、昨今のNFTブームの主役となっているものです。
数あるアート作品やコレクティブルNFTの中でも、一際違う作品シリーズを2つ紹介します。また昨今のNFTブームを受けてできた日本初のNFT美術館についても紹介します。
- CryptoPunks:最古のNFTプロジェクト。限定1万体
- EtherRock:岩をテーマにした限定100個のNFT
- NFT鳴門美術館:徳島県鳴門市にできた日本初のNFT美術館
CryptoPunks(クリプトパンクス)
CryptoPunks(クリプトパンクス)とは、2017年にLarva Labsによって発表された1万体限定のNFTアートシリーズです。
24×24のピクセルで表現されているオリジナルキャラクターたちは、全てアルゴリズムによって生成されました。1万体の中には、アルゴリズム的に珍しい特徴を持つPunksがいて、そのようなPunksは高額で取引される傾向にあります。
こちらのCryptoPunksは、2021年5月に9体のCryptoPunksセットで約18.5億円で落札され、大きな話題を呼びました。
また2021年8月には、決済大手のVISAが「CryptoPunks #7610」を約1800万円で購入したことからも注目を集めました。
CryptoPunksは、今やNFTアート作品の中では超大御所となる作品となっています。
EtherRock(イーサロック)
イーサロックとは、岩をモチーフとした100個限定のコレクティブルNFTシリーズです。
上記で紹介したCryptoPunksの少し後に公開され、最も古いNFTプロジェクトの1つとなっています。
実は、これら岩の画像でイーサロックは非常に高額で取引されています!最低価格は、、、なんと約1.5億円!
今まで1番高額で取引されたのは、2021年8月に約3億円で一枚の岩の画像が取引されました。
さらに驚くべきことは、このイーサロック「何の目的もない」んです!
公式サイトによると「これら仮想の岩たちは、売買可能でたった100個しかない岩の1つの所有者であることに誇りを持つこと以外に特に目的はありません」と明記されています。
イーサロックは、特に何の目的がなくとも、注目を集めるコレクティブルNFTになりました。
こちらのTwitterアカウント(EthrRock Price)では、イーサロックの価格を随時更新しています。気になる方は是非覗いてみてください。
NFT鳴門美術館
2021年8月12日、「鳴門ガレの森美術館」を運営する「一般財団法人ガレの森美術館」は、「一般財団法人NFT鳴門美術館」へと改称しました。
これに伴い、11月より美術館名も「NFT鳴門美術館」として再スタートを切るようです。
こちらのNFT鳴門美術館は、日本初のNFT美術館です。
NFT鳴門美術館では、美術品やアート作品のNFT発行・審査・販売・流通ができるマーケットプレイスを提供するようです。
大企業がNFTを使っている事業例
昨今、世界の名だたる大企業たちがコレクティブルNFTやNFTを用いた事業を発表しています。
その中でもNFTの特性を上手く活用している大企業を2つ紹介します。
- NIKE:スニーカーの所有権を明確にする
- Forbes:広告を非表示にできるNFTデジタル会員権
NIKE:スニーカーの所有権を明確にする
(米国特許商標庁のWebサイトより)
NIKEは、2019年12月10日に、自分たちが提供する靴をイーサリアムのブロックチェー上にてNFT化する特許を取得しました。
NIKEは、自分たちの靴を購入した際に、トークンを発行することにより購入者が実物とその取引を行う所有権をを持つことが可能になるような特許を取りました。
NIKEのスニーカーは世界中で人気があり、数十万から数百万円と高額で取引されています。これまでNIKEの靴の取引には、偽物が多く含まれていることが問題視されていました。
この特許によって、NIKEのスニーカーが本物であるかどうかをNFTによって担保できるようになります。
いまだNFTを活用した製品は発表されていませんが、NFTの特性を非常に上手く活用し、問題に取り組めています。
Forebs:広告を非表示にできるNFTデジタル会員権
Forbesは2019年12月17日に、広告を非表示にする会員権をNFTとして発売しました。
ユーザーは会員権購入の際に利用したイーサリアムのアドレスに紐づいた会員権(NFT)を持つことができ、ユーザーが会員権であるNFTを持っているとサイト側が承認したら、会員機能が有効になり、ユーザーは広告の表示なしにForbesの記事を読むことができるようになります。
この会員権は、要らなくなればすぐに売りに出すことが可能であるため、会員権の購入自体もハードルが下がると言われています。
ユーザーは、広告の読み込み時間も削減され、従来よりもより速く快適に記事を閲覧することができるようになります。
NFTゲーム
そもそもNFTは、Cryptokittesというブロックチェーンベースに作られたゲームをきっかけに注目を集め始めました。
ブロックチェーンゲームでは、ゲームに登場するアイテムがそれぞれ固有のNFTとなっています。そのため、OpenSeaなdのNFTマーケットプレイスで売買することが可能です。
最近では、ブロックチェーンゲームはGameFi, Play to Earn (遊びながらも稼げる)とどんどん注目を集めています。
かつては、面白くないと言われていたブロックチェーンゲームでしたが、最近では実際のサッカーチームを使った「Sorare」や、戦略と知力が必要な「CryptoSpells」など面白いゲームがどんどん増えてきています。
openseaにて、それらブロックチェーンゲームのNFTが売られていますので是非チェックしてみてください!
NFTが注目されたきっかけとは?歴史を振り返る
2021年になってからどんどん注目を集めているNFT。
NFTは、一体どのようにしてここまで注目を浴びるようになったのか、2017年まで遡り大きな出来事を4つ選びました。
- 2017年12月:CryptoKittiesが1400万円で取引
- 2021年3月11日:NFTアート作品が約75億円で落札
- 2021年3月22日:Twitterの最初のツイートが約3億円で落札
- 2021年8月:OpenSeaの取引量が約1700億円を超える
2017年12月:CryptoKittiesが1400万円で取引
NFTが1番最初に界隈に知られるようになったのは、CryptokittiesというNFTゲームがきっかけです。
このCryptoKittiesというゲームは、NFTである猫たちを可愛がったり、交配させて新しい子猫を作ったりして遊ぶものです。
そんな2017年12月、CryptoKittiesの1体である”Founder Cat#18”が約1400万円で購入されました。
「ゲームのたかが猫に1400万円もの値がついた」と当時は話題になり、”NFT”や”Dapps”という単語に注目が集まりました。
2021年3月11日:NFTアート作品が約75億円で落札
約75億円で落札された「Everyday – The First 5000d Days」
CryptoKittiesの一件があってから約3年。この3年の間には、様々なNFTゲームが出たりとソフト面での進化が著しく進化して行きました。またNIKEやルイヴィトンなどの大企業がNFTを使った事業の発表など様々なことがありました。
ですが、Cryptokittiesの一件以来、次に世間から注目を集めたのは、2021年3月11日の「BeebleのNFT作品が約75億円でオークションにて落札された」というニュースでした。
長い歴史を持つオークションハウスChiristie’sにて、6900万ドル(約75億円)もの価値がついた作品とは、Beeple(ビープル)というアーティストの「Everdays – The First 5000 Days」でした。
こちらの作品は、Beepleが毎日1枚のデジタルアートを作成する「Everyday」というプロジェクトにて作成された約13年分の5000枚の画像をまとめたものです。
このオークション結果は、アート業界の大幅な変革をもたらすと多くの声が寄せられました。
2021年3月22日:Twitterの初めてのツイートが約3億円で落札
Beepleのアート作品が75億円で落札された約10日後。世間を騒がせたNFTのニュースが出ました。
2021年3月22日、TwitterのCEOであるジャック・ドーシー氏がオークションにかけていたTwitter上初めてのツイートが、291万ドル(約3億1500万円)で落札されました!ドーシー氏は競売によって得た利益を手に入れると、すぐに全てビットコインに交換し、アフリカの貧困層を支援する団体に寄付しました。
このニュースは、アート作品でもないが「なんとなく価値のありそうなもの」に対して世間の見る目が変わりました。ツイートが売れるのであれば、世の中の多くのものが売れるのではないかと推測されたためです。
NFTは、様々なものの本来の価値を表してくれます。一方で、そもそも本当に価値があるのか、何を持ってして価値なのかと疑う方の声も多く寄せられていました。
2021年8月:OpenSeaの月間取引量が約1700億円を超える
Beepleやジャックドーシー氏最初のツイートが売却されてから、NFT市場はどんどん火がついていきました。
世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaの8月月間取引量が約1700億円を超えました。
5月末頃にCryptoPunksやBored Ape Yacht Clubなどが注目され始め取引量が増えていき、8月からOpenSeaを中心に取引量が急増しました。
この取引量の増加があまりにも大きい為、NFTバブルなのではないかと?とも言われています。
2023年にかけて少し落ち目のように見えますが、仮想通貨全体としての冬出ることは明確です。
NFTがというよりも全体的に見て市場が落ちている。
しかし需要や興味が落ちているわけではなく、上場したばかりのトークンのように「上げる→落とす→安定」のような軌道をになるのではないかと考察します。
NFTの今後や将来性は?そのポテンシャルを解説
ブロックチェーン上で管理することで、他者が変更できない情報を付与し、デジタルデータに希少性・独自性をもたらしてくれるNFT。
NFT激動の時代である2021年には、アート作品を始めとしてNFTに多くの方の注目が集まるようになりました。アート作品以外にもNIKEなど様々な企業がNFT事業を発表しています。
今後、NFTは飛行機やライブのチケットや、認証キーとしての役割など様々な可能性を期待されています。
様々なユースケースが期待されている中で、NFTは今後どうなっていくのでしょうか?
NFTの持つポテンシャルを絡めながら、1番大きく世の中を変えうるであろう2つの事について解説します。
- メタバース世界とNFTの融合
- 世の中のものを全てNFT化し取引可能に
メタバース世界とNFTの融合
実は、NFTと非常に相性が良いと言われているものがあることをご存知ですか?
それは「メタバース」です。
メタバースとは、仮想空間や三次元世界のことを指します。「どうぶつの森(任天堂)」や「マインクラフト」が代表例です。
メタバース空間では、ユーザーは自分の分身であるアバターを使って、その世界を冒険してアイテムを集めたり、他のユーザーと遊んだりなど、現実世界とは違う生活を楽しむことができます。
勘の良い方なら既にお気づきかもしれませんね。
もしメタバース空間にてNFTが使えるようになったら、メタバース空間における全てのものが売買可能になります!どうぶつの森で例えると、釣り上げた魚や捕まえた昆虫が現実世界と互換性を持ち換金できるようになります。
家に滞在する時間が長くなってきた昨今、メタバースには再度注目が集まっています。現実世界よりもメタバースの仮想世界の方が重要性を持つ人が現れる可能性は大いにあります。
仮想通貨もNFTにも力を入れていると言われているFacebookも、メタバースに55億円投資すると2021年9月27日に発表していました。
今後NFTにもし注目するなら、メタバースにも注目することをおすすめします。
世の中のものを全てNFT化し取引可能に
世の中のデジタルデータに限らず、この世の全てのものをNFT化することは理論上は可能です。
実際、NIKEは自分たちのスニーカーを現物と紐づけるようにNFT化する特許を取得しています。他のものをNFT化させるには、どのようにその関連性や真正性を担保するか難しいという一面もあります。
ですが、例えば自分が持っているけど使っていない家や車、はたまた自分までをもNFT化して取引をさせることができます。例として、実際に自分の「愛」をNFTとして売ったインフルエンサーも世界には存在します。
そんな事する意味ないじゃないか?と思われる方もいるかと思います。
なんでもNFT化できる世界では、できることがかなり広がります。自分というNFTを担保にした奨学金や自分を使ったマネタイズ、NFT分割による超巨額なものや現実世界では分けることのできない物の分割所有などなど。まだまだただの妄言でしかないかもしれませんが、NFTにはそういったポテンシャルを秘めています。
この世の全てのものを取引可能にし、世界全体で流動性を作り上げていくことすらNFTはできるかもしれません。
NFTが抱える3つの課題・懸念点
ここまでNFTの良さや、将来性について紹介してきましたが、、、
もちろん大きな課題がNFTにはあります。3つほど解決もしくは妥協点を見つける必要のあるNFTの課題・懸念点を紹介します!
- 価値の喪失
- 法整備が未熟
- 取引時に発生する手数料
価値の喪失
NFTの技術は、デジタルデータに対して真正性というものを付与するだけにすぎず、データそのもの自体は簡単に複製することはできます。実際75億円で売買されたBeepleの作品はインターネットからいつでも誰でもダウンロードできてしまいます。
人間に「所有欲」というものがある為、所有権の証明であるNFTはその欲求を満たす事に繋がっていますが、将来的に価値観が変わり”所有欲”が人から薄れた際には、NFTはそこまで価値を発揮できないかもしれません。
また、NFTにするデータ自体がどこかのプラットフォームに依存している場合、プラットフォームの存続でNFTの価値が決まってしまいます。
今後NFTが持っている価値自体が無くなってしまう可能性はある為、どのようにこの価値喪失リスクと向き合っていくかがNFTの課題の1つです。
法整備が未熟
NFTが今後発展していく上での大きな課題となっているのは、NFTの法的な定義や取り扱い・取引のルール・税制などが明確に定められていなかったり、著作権の扱いがかなり雑なことです。
暗号資産で初期の頃から懸念されていたマネーロンダリングは、NFTに対しても同じように懸念されています。2021年4月に定められた「NFTビジネスに関するガイドライン」においても、マネーロンダリングに対する明確な規制は現在存在しないが、高額な取引が発生する為注意が必要と記載されていました。
またOpenSeaに出品されているNFTの中には明らかに著作権を無視していると思われる作品が多く売られています。例えば以下の画像は、集英社のドラゴンボールを使ったキャラクターがNFT化され出品されています。
このような明らかに著作権を無視したIPを使ったNFTは、マーケットプレイスにて多く見られます。
また、NFTを持っている=所有権があるわけではないと見解を述べている弁護士の方もいます。(参考:関真也法律事務所)
NFTが今後さらなる発展を遂げるには、環境整備はまだまだ未熟です。
取引時に発生する手数料
OpenSeaなどのマーケットプレイスにて、NFTの取引をする際にはブロックチェーン上でトランザクションを実行するための”ガス代”がプラットフォームの利用手数料とは別途で発生します。
このガス代は、時たま非常に高くなってしまいます。ガス代が高くなるのは、そのプラットフォームが決めているのではありません。ブロックチェーンを使用する人が増えれば増えるほど、トランザクションを実行するためにガスが必要になるのです。
なので、ガス代が高い時はそのブロックチェーンが多くの人に使われている証拠にもなります。
とはいえ、出品するために1万円以上かかるのがざらにある状態はなかなか受け入れ難いものがあります。OpenSeaだと利用手数料も2.5%かかってしまいます。
Twitterなどでもユーザーの声を見てみると、手数料の高さによってNFTの出品や取引をやめてしまったという方が少なくありません。
NFTがより世に出回るためには、手数料問題も解決する必要がありそうです。
NFT投資で稼ぐ3つの方法とおすすめのマーケットプレイス!
ここまでNFTの特徴や将来どうなるかというポテンシャル、そしてNFTが対面している課題まで解説してきました!
ここからは、NFTで稼ぐことはできるのか?どこを使えば良いのか?について紹介していきます!
- NFTで稼ぐ3つの方法
- おすすめのNFTマーケットプレイス
NFTで稼ぐ3つの投資方法
NFTで稼ぐ3つの投資方法
- NFTを売買して稼ぐ
- NFT銘柄に投資して稼ぐ
- 自分でNFTを作成・販売して稼ぐ
NFTで稼ぐ方法は大きく分けてこの3つです!
NFTの性質上、アーティストでも何でもない方でも、自分でNFTを作成・販売して稼ぐことは可能です!実際OpenSeaにて数多くの簡単そうな作品が出品され、取引されています。
ただ、稼ぐ方法上記の3つで取るリスクはそれぞれ変わってきます。こちらの記事で詳しく解説しているので見てみてください!
おすすめのNFTマーケットプレイス
- OpenSea:世界最大のNFTマーケットプレイス
- Coincheck NFT(β版):国内最大級のマーケットプレイス
OpenSea:世界最大のNFTマーケットプレイス
OpenSea(オープンシー)とは、誰でもNFTを簡単に購入・売却・出品できる世界最大級のマーケットプレイスです!
2017年にサービスを開始しており、2021年のNFTブームでは8月に取引量が前月の10倍にまで上がりました。
今回の記事でも度々OpenSeaの名前が出てきたので分かるかと思いますが、OpenSeaは現状圧倒的No.1のNFTマーケットプレイスです。NFTブームを牽引しているのもOpenSeaですし、NFTブームが下火がなってきているかどうか見るのにOpenSeaの取引量を見るというほど、今やOpenSea無しではNFTは語れないというものになっています。
OpenSeaは、NFTを欲しいと思っている消費者にも、NFTを販売したいと思っている出品者、両方に非常に使いやすい設計となっています。
NFTを始めたいと思ったらとりあえずOpenSeaに登録するのがおすすめです!
OpenSeaを使うには、MetaMaskなどの専用のウォレットが必要です!以下の記事では、OpenSeaの使い方を解説していますので是非ご覧ください!
Coincheck NFT(β版):国内最大級のマーケットプレイス
Coicheck NFT(β版)は、国内取引所人気No.1のCoincheckが提供しているNFTマーケットプレイスです!
国内取引所にてNFTを取り扱っているのは珍しく、Coincheck以外にはLINE BITMAXだけです!
Coincheck NFT(β版)では、CryptoSpellsやThe Sand boxというゲームで使われているキャラクターなどがNFTとして販売されています。
コインチェックに登録している方なら誰でも簡単にこれらのNFTを購入することができます!
コインチェックのマーケットプレイスは、コインチェックの口座内にお金があれば面倒な送金作業やウォレット接続作業など無しでNFTを取引することができます!
OpenSeaはちょっとわからない、、とりあえずNFTがどんなもんか知りたいという方は、Coincheck NFT(β版)で確認してみてください!
NFT(Non-Fungible-Token/非代替性トークン) まとめ
ここまでNFTについて解説してきました。
激動の時代だった2021年から本格的な盛り上がりを見せているNFT。大企業がどんどんNFTを使った事業に参戦しており、NFTは今後様々な事業で活躍すると期待されています。
NFTにはまだまだ課題がありますが、今後私たちの生活に大きな変化をもたらしてくれるものになるかもしれません。
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