NFTとエンターテインメントの可能性!7つの事例と紐解くエンタメビジネスとの相性

WEB3コンサルタント水野倫太郎による要約
- NFT✖️エンターテインメント領域には新たなユーザー体験を創出するきっかけになる可能性がある
- 世界に一つだけであるというNFTの特性から、メモリアルな体験をNFT保有者だけが享受できる
- イベント参加者への記念NFT配布で、「参加した事実」を可視化して対外的に証明できる
- コンサートの入場チケットやイベントチケットなどを半永久的に保管することが可能
- 現物ではないが、デジタル上での保管によって劣化しないため、特別な体験を残し続けることができる
- いわゆる推し活やファンコミュニティ内での貢献度などを、対外的に証明することも可能
- 大企業や芸能会社、アイドルなどあらゆるエンタメ領域で活用された実績がある。
- 音楽・お笑い・ファンコミュニティなどにNFTが活用されている。
- 2022~23年の間に、さまざまなエンタメ領域でNFTが活用されたが、マスアダプションのきっかけとなる事例はまだ出ていないのが現状

NFTとエンタメ領域の相性は、WEB3業界ではかなり相性が良いとされています。実際に大企業もNFTを活用したコミュニティ戦略や、新たなファンの体験創出などを行っていました。



しかし、まだユースケースとなるような事例は見つかっていないのが現状です。そこで今回は、NFT領域に見出されている可能性と、実際に行われた事例を一緒に見ていきましょう!
「NFTはエンタメを根本から変える」可能性がある。
特に日本は、アニメ・ゲーム・アイドルといった「IP(知的財産)」が世界最強クラスの国だ。これをNFTで展開すれば、世界市場を独占できる可能性すらある。
ただし、「技術的に可能だからといって、文化になるわけではない」というのも事実。
Web2のユーザーにとって、NFTの体験が「便利で楽しいもの」にならない限り、広がらない。
だからこそ、今は「NFTをどう使えば本当に面白くなるか?」を考えるフェーズではないか。
ゲーム内アイテムが売れるだけではなく、「推し活がもっと楽しくなる」「ファンがもっと報われる」仕組みを作れるかがカギになる。
この領域が文化として一般的に浸透した時、未来は「善いことをする人たちが得をする世界」になっていき、NFTはその世界を実現する強力な武器になるのではないか。


水野 倫太郎
株式会社ICHIZEN HOLDINGS
代表取締役
慶應義塾大学経済学部。2017年米国留学時にブロックチェーンと出会い、Web3の業界に足を踏み入れる。2018年には、日本有数の仮想通貨メディアCoinOtakuに入社。2019年には同社のCMOに就任し、2020年に東証二部上場企業とM&Aを行い、様々なクリプト事業を展開する。2022年に現在代表取締役社長を務めるICHIZEN HOLDINGSを立ち上げ様々なWeb3事業を手がける。複数のWeb3系事業に出資を行いながら有識者として活動。


監修 水野 倫太郎
株式会社ICHIZEN HOLDINGS 代表取締役
慶應義塾大学経済学部。2017年米国留学時にブロックチェーンと出会い、Web3の業界に足を踏み入れる。2018年には、日本有数の仮想通貨メディアCoinOtakuに入社。2019年には同社のCMOに就任し、2020年に東証二部上場企業とM&Aを行い、様々なクリプト事業を展開する。2022年に現在代表取締役社長を務めるICHIZEN HOLDINGSを立ち上げ様々なWeb3事業を手がける。複数のWeb3系事業に出資を行いながら有識者として活動。
そもそもNFTとは?
NFTとは「Non Fungible Token」の略で、日本語訳では非代替性トークンになります。
つまり他とは替えが効かない、置き換えることができないトークンという意味です。


上記のように「漫画」や「野球ボール」と、「サイン入りの漫画」や「サイン入りの野球ボール」は異なる唯一無二の存在です。
他にも、お気に入りのアーティストや選手のサインが入った物品は、ファンにとっては価値が高く、他のアイテムと引き換えられるものではありません。
これを非代替性(他に変えが効かないもの)と言います。
NFTはブロックチェーンの技術が用いられているため、唯一無二であることの証明が可能です。
NFTに記録されたコントラクトアドレスやトークンIDと、ブロックチェーン上の情報を照らし合わせることで、従来はコピーが容易だったデジタルデータのオリジナル性を証明できるようになりました。
NFTは、画像やアートだけでなく、チケットや音楽、映像など幅広い対象に利用されています。
この技術によってデジタルの希少性と所有の概念が変わり、エンターテインメントに新たな可能性をもたらしています。



次からは、NFTがエンターテインメント業界にどのような可能性を与えるのかを解説していきます!
NFTとエンターテインメントの可能性


NFTはエンターテインメントにおけるさまざまな分野に導入され、新たな価値を生み出しています。
エンターテインメントの分野は、音楽、映画、お笑い、スポーツ、ゲーム、アートなど、非常に幅広いです。
例えば、音楽では音源データやライブチケット、映画では登場人物や特徴的なワンシーンを切り取った画像、スポーツではチームの持つコンテンツを活用してファン同士のコミュニティを形成した事例などがあります。
NFTとエンターテインメントの組み合わせは、顧客やファンに対する新しい体験を提供し、経済圏を創出しているといえるでしょう。
エンターテインメント業界とNFTの相性の良さは、唯一無二であるという希少性や、ファンの行動や体験を可視化できるなど、さまざま要素から起因します。
従来のデジタルデータとは異なり、唯一性を証明できるNFTには希少性を持たせることができるため、エンターテインメント分野に根付くコレクション文化や、ファンとの関係性強化に貢献する要素の一つとなっています。
ここからは、NFTとエンターテインメントについて3つの可能性を詳しく解説します。
新たなファン体験の創出
NFT × エンターテインメントの分野では、NFTを活用した新しいファン体験の創出が注目されています。
NFTで貴重なアイテムをデジタル化することで、ファンは今までにない所有感を味わえるようになりました。
例えば、スポーツ選手の印象的なプレーの動画を限定NFTにし、ファンがそのNFTを手に入れることで、ファンコミュニティの中では特別なアイテムを所有している人と認識されます。
エンターテインメントにおける「モノ」を保有することができ、コミュニティの中でも違いを生み出すことが可能になるでしょう。
さらに、NFTはファンコミュニティの形成に大きく貢献します。
「コミュニティ参加権」としてNFTを用いたり、特別な貢献をしたファンに対してNFTをプレゼントすることで、ファンの貢献度を可視化できます。これは、エンターテインメントにおける「コト」の体験を豊かにし、ファンとアーティスト、チームとの関係性を高めていきます。
加えて、コンサートやスポーツイベントの参加証明をNFTで発行することで、その体験をした証明書になります。
これは単なる思い出以上の価値を持ち、エンターテインメントにおける「トキ」がNFTによって新しい形で証明されることになります。
このように、NFTはエンターテインメントにおける「モノ」「コト」「トキ」をデジタル化して、ファンに対して新しい体験と価値をもたらしています。



NFTによって、エンターテインメントの「モノ」「コト」「トキ」を目に見えやすい形で残せるようになりました!
体験/記録のあしあと化
イベント参加やアーティストとの交流をした際、NFTを活用して参加証明書を発行することで、今まで形として残せなかった体験や記録を目に見える形で残せるようになります。
こうした記録は自分で振り返るだけでなく、自身の行動履歴を対外的に証明できる材料にもなります。
熱心なファン活動を行ってきた記録や、レアなイベントに参加した際に獲得できるNFTを所有することで、ファンコミュニティ内で自身の貢献度を証明できます。
また、NFTはイベントや特別な体験を記念に残す新しい形式としても機能します。
例えば、コンサートの入場チケットとして発行されたNFTはチケットとしての機能にとどまらず、ブロックチェーン上で永続的に保存される唯一無二の思い出の品となります。
さらにチケットNFTの発行者は、コンサートの日時や会場、座席情報など詳細情報を記載できます。
見るたびに当日の情景や興奮が思い起こされ、思い出を長く色濃く残すことができるでしょう。
このように、NFTはエンターテインメント業界において、個人の体験や記録を「あしあと化」する強力なツールとなっています。



改ざんが困難なブロックチェーン上に体験/記録が残ります!
コンテンツの二次利用/市場拡大
NFTを導入する際、一からNFTのためのコンテンツを作成しなくても、すでに自身が保有しているIPやコンテンツを利用できます。
NFT化されている具体的な例としては、アーティストの写真、スポーツチームのロゴやスタジアム、ゲームに登場するキャラクターやアイテムなどが挙げられます。
NFTは個人でも簡単に生成でき、マーケットプレイスを通じての販売が可能です。
またNFTは、ブロックチェーンのスマートコントラクトの機能によって、二次流通時にもクリエイターにロイヤリティが発生する仕組みを実現しています。
これはコンテンツ制作者と購入者の双方にとってメリットと言えるでしょう。
NFTは世界で取引されているマーケットプレイスで出品することで、国境を越えた取引ができます。
言語や文化の壁を越えてアプローチできる特性は、エンターテインメント業界に新たな市場開拓の機会をもたらしているのではないでしょうか。



NFTの導入が認知拡大につながることがあります!
NFTを活用したエンターテインメントの事例7つを紹介


ここでは、各エンターテインメントの分野における、7つの事例について詳しく解説していきます。
ソニー・ミュージックエンタテイメント:音楽✖️NFT
ソニー・ミュージックエンタテイメントは、音楽の新たな楽しみ方を創出するため、アーティストと協力してNFTプロジェクトを展開しています。ファンが好きなアーティストとの思い出をより深く残し、音楽体験を拡張できる可能性を模索しているのが特徴です。
例えば、アーティストのJUJU氏は2022年12月に開催した配信ライブの公演当日に撮影した写真をNFT化し、NFT特典付き視聴チケットの購入者へ限定配布しました。
ライブ終了後に手に入るNFTは「視聴の証」とも言える特別なデジタルフォトで、公演を共有したファン同士のコミュニティづくりに寄与しています。
また、SANDAL TELEPHONEというサブカル系アイドルグループは、解散前の特別企画としてメンバーの思い出が詰まったNFTを発行し、ライブ会場や公式ECサイトで一定額以上購入したファンにプレゼントしました。複数のNFTを集めると限定動画が視聴できるといった特典が用意されており、コレクション要素と特別コンテンツの両面でファンを楽しませています。
これらのNFTは、ソニー独自のブロックチェーン技術や提携プラットフォームを通じて提供され、暗号資産ウォレットがなくても受け取れる仕組みが整えられています。ファンにとっては手軽にNFTを取得し、思い出をデジタルでも保持できるメリットがあるため、音楽とNFTの親和性が高い事例として注目を集めました。
近年はNFTブームが落ち着いたとされる音楽業界ですが、ソニー・ミュージックエンタテイメントのような大手企業が積極的に取り組むことで、ファンとの新たなつながり方や収益モデルの可能性が広がっています。
今後もさらなるイノベーションが期待される音楽✖️NFTの分野において、ソニー・ミュージックエンタテイメントは引き続き注目を集める存在となる可能性があります。



NFTを活用しなくても良い部分と、活用することで新しいメリットが機能的に出現する場面を見極めている事例の一つです!
よしもとNFTシアター:お笑い✖️NFT
吉本興業株式会社は、ファンにお笑いを楽しんでもらうことを目的に、2022年4月に限定NFT動画のよしもとNFTシアターの発売開始を発表しました。
よしもとNFTシアターには、3ネタ1セットが18種類で全54種、合計28組の人気芸人が出演するコント動画がラインナップされています。全54種をコンプリートした人には参加した芸人27組のサインNFTをプレゼント、さらにその中でアンケートに答えた人から抽選で1名様にサイン色紙の原本がプレゼントされました。
動画はよしもとNFTシアター限定の完全撮り下ろし動画で、NFT動画の購入が、自分の好きな芸人を応援することにもつながります。
作品はメッセージアプリLINEの暗号資産事業を展開している、LVC株式会社によって提供されています。
LINE NEXTが提供するグローバルNFTプラットフォーム「DOSI」では、よしもとNFTシアターの動画が2次流通で販売されている様子を確認できます。



よしもとNFTシアターには、NFTでしか見られないコントが収録されています!
Kings of Leon “NFT Yourself”:限定ファングッズ✖️NFT
ロックバンドKings of Leonは、ファンに新たな音楽体験を提供するため、2021年3月に音楽アルバムと連動したNFTコレクション「NFT Yourself」を販売しました。これは、NFTとして提供された初のロックアルバムとして話題を集め、音楽業界におけるNFT活用の先駆けとなりました。
「NFT Yourself」は、最新アルバムのデジタル版に加え、メンバー撮影の限定写真や限定版レコードをセットにしたNFTコレクションです。さらに、購入者の中から抽選で当たる「ゴールデンチケット」では、生涯にわたってKings of Leonのコンサートを最前列で観覧できる権利が提供されました。
このNFTは、ブロックチェーン販売プラットフォーム「YellowHeart」を通じて、2週間限定で販売されました。その結果、約220万ドル(約2.4億円)の売上を記録し、NFT市場における音楽×ファングッズの成功事例として注目されました。
発売当時、SNSでは「音楽とNFTの新しい融合」として大きな話題となり、ロックファンやNFT投資家から高い関心を集めました。さらに、「NFT Yourself」は、ロックの殿堂博物館にも展示されるなど、音楽業界におけるNFTの可能性を示した画期的なプロジェクトとなりました。



ファンにとって、こういった限定グッズや特典はとても嬉しいものですよね!
しかもNFTによって本物かどうかや、保有者かどうかが担保されているのなら尚更特別感があります!
WHITE SCORPION:アイドル✖️FT/NFT
アイドルグループの「WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)」は株式会社オーバースと共同で、ファンの推し活の記録や証明を目的としたNFTを作成し、2024年1月に発売しました。
株式会社オーバースは、ブロックチェーン技術やメタバースを利用して、アイドルグループの活動領域拡大を図る行動指針を掲げている会社です。
WHITE SCORPIONのNFTは「デジタルブロマイドvol.2」という握手会イベントの開催を記念して発売されました。
握手会後、全11種類のNFTコレクションから、デジタルブロマイド1枚につきランダムで1枚NFTが付与される仕組みです。
全11種類のNFTコレクション以外にも、メンバー1人につき世界に3枚しか存在しない手書きサイン入りのレアNFTや、メンバーに似顔絵を描いてもらえる「にがおえ会参加NFT」も用意されていました。
WHITE SCORPIONは、他にもメタバースライブ配信や、ブロックチェーン、Web3.0に関する情報発信も積極的に行っています。



現在は「デジタルブロマイドvol.4」抽選の申込みが開始しています!
リバプールFC「LFC Heroes Club」:スポーツ✖️NFT
リバプールFCは、スポーツの枠を超えた新たなファン体験と社会貢献を目指し、2022年にNFTコレクション「LFC Heroes Club」を展開しました。
このNFTは、選手や監督をスーパーヒーロー風に描いたデジタルアートで、約17万点の「Hero」トークンと一点物の「Legendary」トークンで構成されています。ユルゲン・クロップ監督(2025年現在は退任している)やモハメド・サラー選手といった人気メンバーをコミカルかつ力強く表現し、購入者にはクラブの慈善団体への寄付や特別な所有体験といったユニークな要素を提供しました。
このNFTコレクションは、オークション大手サザビーズ(Sotheby’s)の販売プラットフォームを通じて販売され、1点あたり約75ドル前後の価格での一般販売や、レアアートのオークション形式が同時に実施されました。最終的に約9,700点ほどが売れ、売上は約150万ドルに達しましたが、当初予定していた大規模販売数には届きませんでした。
しかし、SNSやメディアでの反響は大きく、「伝統あるクラブによるNFTへの本格進出」として話題になる一方、ファンからは「クラブのブランドイメージにそぐわない」「NFT自体への理解不足」などの批判的な声も上がりました。結果として販売数は伸び悩みましたが、収益の一部をリバプールFC財団に寄付したことで社会貢献の側面も示しています。
リバプールFCの事例は、トップレベルのスポーツクラブがNFTを活用する際に、ファンとの共感や価値共有の重要性を改めて浮き彫りにしたケースと言えます。



賛否両論のある事例となりましたが、こうやって大きい影響力や核となるコンセプトのある事業だと注目も集まりますね!
個人的には好きなチームの一つなので、ユーザー目線で考えた時の特別な特典などがあればもっと人気の出た事例だったのかなと思っています!
ローチケNFT:チケット✖️NFT
ローチケNFTとは、株式会社ローソンエンタテインメントがお客様への新しい価値を創出するために、2022年3月より提供しているサービスです。
株式会社ローソンエンタテインメントは、チケット事業「ローソンチケット」や物販事業「HMV&BOOKS」を展開している企業です。
ローチケNFTでNFT付きチケットを購入した場合、チケット1枚につき記念NFT1個がプレゼントされます。
記念NFTには、公演日と会場名、当日の座席番号などが記載されており、ライブやイベントへの来場を証明して、後で振り返ることのできる唯一無二の記念となります。
具体的な事例には、歌手で女優の柴咲コウさん、モノマネタレントの清水ミチコさん、男装ユニット風男塾が出演するコンサートなどがあります。
ライブやイベントへの参加を記録に残したいと考えているファンも多く、チケット購入者全体のうち約35%がNFT付きチケットを選んだというデータもあります。(※株式会社ローソンエンタテインメント調べ)



チケットに刻まれた公演日や会場名、座席番号が、その瞬間の感動をいつまでも鮮明に残してくれますね!
SYMBIOGENESIS:ゲーム✖️NFT
SYMBIOGENESIS(シンビオジェネシス)とは、スクウェア・エニックスがNFTを用いて提供するまったく新しい仕組みを採用したゲームで、2023年12月より提供されています。
SYMBIOGENESISのメインとなるキャラクターNFTは合計で1万点あり、すべて唯一無二のデザインで作られています。
キャラクターNFTの他には、以下のNFTが登場します。
- キャラクター(レプリカ)
- キャラクター(全身絵)
- アイテム
- キャンペーン
ユーザーはキャラクターが持つ物語を解放しながら、メインストーリー全6章を進めて世界の謎を解いていきます。
そして、最終的には選ばれた3人のプレイヤーのみが参加できる、大陸の未来を決めるミッション「ワールドミッション」のクリアを目標とするゲームです。
2024年10月7日時点で、SYMBIOGENESISのメインストーリーは第2章まで公開されています。
第3章以降で無料でNFTを入手できるチャンスがあるので、気になる人はX(元Twitter)やDiscordをフォローして、最新情報をキャッチしてみてください。



合計1万体のキャラクターNFTは、各章が公開されるたびに徐々に追加されていきます!
NFTとエンターテインメント まとめ


NFTは、アーティストや選手の映像、過去のファン活動、限定イベントへの参加履歴など、エンターテインメントにおける「モノ」「コト」「トキ」をデジタル化できる特徴があります。
こうした特徴はファンに対して新しい価値を提供し、つながりの強いコミュニティを形成することにつながります。
エンターテインメントにおいてNFTやブロックチェーン、メタバースを活用した取り組みは、今や一つのトレンドとなっています。
今後、オンラインとオフラインが融合した取り組みが進むことで、ファン体験がさらに豊かなものになっていくでしょう。