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マイニングとは?仕組み/やり方/儲け方/おすすめ仮想通貨までわかりやすく解説!

仮想通貨のマイニングって一体何なんだろう….
自分でも簡単にできたりするのかな?

そう考えているのではないですか?

一見とっつきにくい単語ですが、実はマイニングの仕組み自体はとっても簡単です。通貨によっては個人でマイニングできるものもあるので、仮想通貨(暗号資産)の取引以外で利益を出すことも可能です。

この記事ではマイニングの仕組みを図を使って説明し、具体的にマイニングを行う方法も解説します!

これでマイニングについて知らないことはなにもありません。さっそくマイニングの世界に足を踏み入れてみましょう!

この記事を読むと分かること
  • 仮想通貨のマイニングの仕組みと役割
  • マイニングのやり方3手法
  • マイニングに必要なもの・費用
  • マイニングにおすすめの仮想通貨
  • マイニングより手軽で儲けやすいフォージング
目次

マイニングとは?

マイニングはブロックチェーンを繋ぐ作業

マイニングとは「新しいブロックをブロックチェーンに繋ぐ作業」です。

ブロックチェーンとマイニングの関係性 図解

ビットコインの送金を行うと、その取引記録(トランザクション)はすぐに他の人に伝えられます。

しかし、その段階ではまだブロックチェーンには保存されていません。

トランザクションは、ブロックチェーンの中に含まれて初めて、正式に取引記録として共有されます。

トランザクションを集めたものをブロックといい、沢山のブロックを繋いでいったものをブロックチェーンといいます。

マイニングは、新しいブロックを、これまでのブロックチェーンに繋ぐ作業のことを言います。

成功するとマイニング報酬が得られる

ハッシュ値計算の競争を行うマイニングですが、これには同様に膨大なPCパワーが必要になります。

これをボランティアで行う物好きはいません。

最初にブロックを繋いだ人には、マイニング報酬として仮想通貨が支払われる仕組みになっています。

この新規発行を、金の採掘になぞらえて「マイニング」(=「採掘」)と呼んでいるわけです。

マイニング報酬は新規発行額と送金手数料

マイニングは誰がしているの?

マイニングをしている人は「マイナー(Miner)」と呼ばれ、世界中にたくさんいます。

マイニングでは、送金取引を承認したマイナーに報酬が支払われます。

ビットコインの場合は、一つのブロック(約10分)ごとに6.25BTCが支払われています。(3回目の半減期後)

マイニングで得られる報酬はとても魅力的であり、外貨を稼ぐ手段でもあるので、世界中のマイナーがマイニングに参加しています。 基礎知識2

マイニングの2つの役割

仮想通貨の新規発行

先程も述べたように、仮想通貨ではマイニングの作業を成功させた人に新しく発行した仮想通貨で報酬を支払うことになっています。

マイニングによる新規発行量の減少

仮想通貨が新規に発行されるのはこのマイニング作業を成功させたときのみです。

よって、仮想通貨の新規発行という大きな役割を果たしているわけです。

ビットコインの総発行量は2140年までに2100万BTCとあらかじめ定められています。

現在、すでに8割以上は発行済みとなっていて、21万BTCごとにマイニング報酬は半減されていくので、これからはより採掘が難しくなっていくと予想されます。

発行量が半分になるタイミング:「半減期」

半減期 図解

ビットコインには、約4年に一度、マイニング報酬が半分になる半減期があります。

新規発行量を減らすことで、急激なインフレが起こることを防いでいます。

市場に出回るビットコインが減ることになるので、半減期前になると価格が上がりやすい性質を持っています。

取引の承認

マイニングは、仮想通貨における取引を承認するという非常に重要な役割もあります。

マイナー(マイニングをする人達)は、「AさんからBさんにいくらのビットコインを送りました」というデータが正しいかをまず検証していきます。

正しいと認められたデータが、書き換えられないようにしていくのがマイニング作業です。

詳しい説明は次項で述べますが、一度マイニング作業が行われ「正しい」と認められた取引は改ざんをすることができなくなります

取引の承認については下記の記事で詳しく解説しています。

ビットコインのマイニングの仕組みをかんたん図解

ビットコインのマイニングの仕組みを解説!

最も代表的なビットコインを例に取って、マイニングの仕組みを詳しく説明していきたいと思います!

少々難しい話になるので、興味のない方はとばしてもらって大丈夫です!

まずはハッシュ関数について理解しよう!

ハッシュ関数とは、代入して計算するのは簡単だけど、出てきた結果からは何を代入したのか分からないという特性を持った特別な関数のことです。

ビットコインではSHA-256というハッシュ関数が用いられています。

言葉だけの説明ではイメージが湧かないと思うので、具体例を見ていきましょう!

まずはハッシュ関数に”Coin Otaku”の文字列をハッシュ関数にかけてみると…

ハッシュ関数1

わけわからん文字列が出てきましたね。たしかに、出てきた結果から元が”Coin Otaku”だったとは考えにくいです。

次に、すべてを大文字にしただけの”COIN OTAKU”を代入してみると…

ハッシュ関数2

全く違う結果が出てきました!

このように、少し違うものを代入しても全く違う結果が出てきてしまうので、こういう値が出てくるにはこれを代入すればいい、ということも分からないようになっています。

ハッシュ関数は一方通行

これがどのようにマイニングに関わっているのでしょうか?

マイニングはハッシュ関数の計算作業!

マイニングでいう計算作業とは、実はハッシュ関数にいろんな値を代入して計算するという作業です。

ハッシュ関数の値がある決められた値よりも小さくなったときに、マイニング成功となり、報酬があたえられます。

そのような代入値のことをナンスと呼びます。

つまり、マイニングとは、ハッシュ関数の計算作業であり、報酬が与えられるのはナンスを見つけた人ということです。

先ほど述べたハッシュ関数の性質から、ハッシュ関数の値が決められた値より小さくなるような値を論理的に探すことは無理ですから、ナンス探しは当てずっぽうに代入していくしか方法がありません

下の画像は、マイニングを図で表したものです。

マイニングの図解

よって、マイニングの成功しやすさは単純に計算量に比例することになります。 このように仕事量(計算量)によってマイニングに成功しやすいような仕組みのことをプルーフオブワーク(Proof of Work/PoW)と言います。 “Work”が仕事の意味なので分かりやすいですね。   では、どうしてこれが”Proof(証明)”と呼ばれるのでしょうか?

マイニングが取引承認になるのはどうしてか

マイニングが取引の承認の役割を果たすのはどうしてでしょうか?

実際の仕組みに近づけて説明するので、ここからはさらに難しくなります。

まず、ブロックチェーンという概念を導入しましょう。

聞いたことがある方も多いと思いますが、ブロックとはビットコインの取引をいくつかまとめた集合のことであり、それが連なっているので、ブロックチェーンと呼びます。

マイニングの計算作業は各ブロックに対して行われていきます

ここで文字を色々定義していきます。

  • n番目のブロックの中に入っている取引をまとめた値をXn
  • 前のブロックのときに計算したハッシュ関数の値をYn
  • ナンスの値をZn
  • ハッシュ関数をF
  • 決められた一定値をM

とします。

Xn、Yn、Znをつなげた値をXn|Yn|Znと表すとすると、F(Xn|Yn|Zn)<MとなるようなZnがマイニングで探すべきナンスになります。

さて、悪意のある人がn番目のブロックに入っている取引を改ざんしたとしましょう。

そうすると、取引をまとめた値Xnが別の値X’nに変化してしまいます。

このとき、F(X’n|Yn|Zn)の値はほぼ必ずM以上になってしまいます

これは、ハッシュ関数の、少しでも違う値を入れたら全然違う結果が出るという性質から分かりますよね。

よって、さっきまで正しかったナンスZnが正しくない値となってしまいます。

つまり、改ざんをした人は改めて計算をしなおして新しいナンスZ’nを見つけなければいけなくなります。

マイニングの仕組み 図解1

さらに、Xn、Znを変化させたことによりハッシュ関数の値が変化するので、Y(n+1)の値が別の値Y'(n+1)に変化しますよね?

このため、F(X(n+1)|Y'(n+1)|Z(n+1))はM以上となってしまい、Z(n+1)も正しくないナンスとなってしまいます。

よって、また計算をしなおして新しいナンスZ'(n+1)を見つける必要もあります

マイニングの仕組み 図解2

もう気づいてきたのではないでしょうか。

つまり、あるブロックの取引を改ざんするには、そのブロック以降のすべてのブロックのナンスを計算し直さないといけないわけです!

そもそもナンス1つ見つけるのに世界中の高性能なコンピューターが競い合ってやってるのに、改ざん者だけでこれを計算し直すのは無理ですよね。

よって、ナンスが見つけられたブロックの中の取引は改ざん不能になる、つまり承認されたということになるのです。

これがプルーフオブワークが”Proof(証明)”と言われる所以です。

ハッシュレート(Hashrate)とディフィカルティ(Difficulty)

ハッシュレートとディフィカルティ 画像

マイニングでどのくらい利益が出るのかを考えるのに重要になってくるのが、ハッシュレート(Hashrate)ディフィカルティ(Difficulty)という2つの指標です。

ハッシュレート(Hashrate)とは

ハッシュレートとは、マイニングにおける計算力を表す単位で、H/s(ハッシュ毎秒)で表されます。

1秒間に1回ハッシュ関数が計算されると1H/sとなります。

自分でマイニングをするときには、自分どのくらいのハッシュレートが出るのか、そして、マイニングしている通貨ではトータルでどのくらいのハッシュレートがあるのかをまずは知っておく必要があります。

たとえば、ビットコインのハッシュレートが2300万TH/s(2300京H/s)と仮定します。

そして自分の持っている計算力が1000TH/s(1000兆H/s)であるとすると、

1000÷23,000,000×100=0.004347…

と、ビットコインのマイニング報酬の0.00435%を得られることが分かります。

ビットコインは、10分に1度新しいブロックが作られることになっており、また、マイニング報酬は6.25BTCとなっているので、1日あたり、900BTCが新規発行されることとなっています。

ビットコインの価格が100万円であるとすると、
900×100×(0.00435÷100)=3.915万円

が一日当たりに得られると考えられる金額になります。

このようにハッシュレートを知っておけば得られる利益がざっと計算できるわけです!

ただ、実際にはマイニング報酬の他に各取引の手数料もマイニングの際にはもらえること、そして、マイニングには電気代がかかること、仮想通貨の価格変動によってもらえるマイニング報酬の額は変わっていくことなど、色々考慮すべきポイントはあります。

マイニングの際に考慮すべきポイントとして他にも大事な指標があり、それがディフィカルティです。

ディフィカルティ(Difficulty)とは

ディフィカルティとは、マイニングの難易度を表す指標で、ビットコインの場合2016ブロック作られるごとにディフィカルティが調整されていきます。

よく「難易度調整」と呼ばれています。

これは、ビットコインのブロックが1つ生成されるのにかかる時間が長くなりすぎたり、短くなりすぎたりするのを防止する役割を果たしています。

このディフィカルティは、マイニングの仕組みのところで登場した、決められた一定値「M」を大きくしたり小さくしたりすることで調整が可能となっています。

Mが大きいほど適するナンスの数は増え、Mが小さいほど適するナンスの数は減少するので、それを利用してディフィカルティを調整しているわけです。

ハッシュレートが大きくなっていっている時には、自分が保有している計算力の割合は小さくなっていくものの、ブロックの生成される頻度が上昇するため、一日あたりに発行される仮想通貨の量は多くなります。

しかし、ディフィカルティが変更されてマイニングの難易度が上昇した場合、途端に1日あたりに得られる報酬額が少なくなるので、マイニングをする際にはディフィカルティがどうなっているのかにも気をつけておかなければなりません。

ハッシュレート、ディフィカルティも考慮した計算のしかた

電気代、仮想通貨の価格だけでなく、ハッシュレート、ディフィカルティなどなど、考慮することが多すぎて、自分でそんなの計算しきれない!ってなっちゃいますよね。どうやってこんなの計算するのか…

実は先ほども紹介した“WHAT TO MINE”(https://whattomine.com/)というサイトでは、このハッシュレートやディフィカルティも考慮した上でどのくらい儲かるのかを計算してくれます。

マイニングをする際には頻繁にこのサイトで確認をして、最も利益の出る仮想通貨をマイニングした方がいいでしょう。

WHAT TO MINEの使い方を簡単に解説しておきます。

WHAT TO MINE 公式サイト画像

まず、上の2段は自分がマイニングで使用しているグラボを選択、そして数を入力する欄です。

そして、右下には、電気代を入力する欄があります。Costの欄に1キロワット時あたり何ドルかかるかを電気代から計算して入力してください。

日本では1キロワット時当たり約24円なので、現在のレートでは0.2184ドル程度です。

さらに、Difficulty for revenueの欄をcurrent difficultyに設定し、Calculateを押します。

WHAT TO MINE 画面

すると、マイニングで儲かる順に仮想通貨が表示されます!

各通貨の欄の右下の方(上の写真で言えば$5.12と書かれた場所)が、1日あたりどのくらいマイニングによって利益が出るかを表しています。 詳しい技術解説3

マイニングに関わるコンセンサスアルゴリズムとは

コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンに新たなブロックを繋ぐ人、つまり、取引を承認する人の決め方のことで、ビットコインのプルーフオブワークはこのコンセンサスアルゴリズムの一種です。

仮想通貨にはマイニングができる通貨とできない通貨が存在し、その違いにはこのコンセンサスアルゴリズムが関わってきます

コンセンサスアルゴリズム一覧

プルーフオブワーク(Proof of Work/PoW)

プルーフオブワークとは、計算量に比例して取引の承認権が得やすくなるという仕組みで、最初にできた暗号資産(仮想通貨)であるビットコインはこのプルーフオブワークを採用しています。

プルーフオブワークでは、改ざん不可能性を実現した画期的な発明であったものの、維持に電気代が凄まじくかかる、もし過半数の計算力を持つ団体があらわれた場合51%攻撃とというネットワークを乱す攻撃が可能、などの問題を持っていました。

そこで、こういった問題点を解決できる新しいコンセンサスアルゴリズムとして、プルーフオブステークが考案されました。 プルーフオブステーク(Proof of Stake/PoS)

プルーフオブステーク(Proof of Stake/PoS)はプルーフオブワークに次いでメジャーなコンセンサスアルゴリズムで、保有している通貨の量に比例して取引の承認権を得やすいという仕組みになっています。

プルーフオブワークでは大量の電力を消費するので、暗号資産(仮想通貨)の維持に莫大な費用がかかり続けることになりますが、プルーフオブステークではほとんどエネルギーを必要としません

また、51%攻撃を行うとすると、その暗号資産(仮想通貨)の半数以上を保有している必要があるので莫大な費用がかかります。

さらに、もし半数以上を保有して51%攻撃を行ったとすると、その通貨は暴落を起こしてしまうのげ攻撃者の損失が大きくなってしまいます。そのため、51%攻撃も起こりにくいと言えます。

ビットコインに次ぐ時価総額であるイーサリアム(Ethereum)もゆくゆくはプルーフオブワークからこのプルーフオブステークに移行することが予め決まっています。

プルーフオブステークについてもっと詳しく知りたい方はこちら↓ 

ただ、プルーフオブステークにも当然デメリットがあります。

1つ目としては通貨の保有量の多い人達が常にマイニングに成功し続けてしまうので、中央集権的になってしまうという点です。そもそも暗号資産(仮想通貨)は「分散型」を目指していたわけで、これはあまりよろしくないですよね。

2つ目は通貨の溜め込みが起こりやすく流動性が下がってしまうという点です。通貨とは、「流通する」貨幣ですから、使われてこそ意味があるわけです。その元々の意義を失っているよ、ということですね。

そこで、プルーフオブステークを改良してできたコンセンサスアルゴリズムというのが色々登場しました。その中でも代表的なものを紹介したいと思います。 LISK(リスク)の
DPoS(Delegated Proof of Stake)

LISK(リスク)という暗号資産(仮想通貨)では、 DPoSというコンセンサスアルゴリズムが採用されています。

これは、ユーザーが投票を行い、誰がマイニングの承認を得るか、というのを決める仕組みです。

投票にはLISKを消費する必要がありますが、自分が投票した人が選ばれた場合には、自分の保有している通貨の量に比例してお礼となるLISKをもらえるという仕組みになっています。

要するに、間接民主制と同じ仕組みを採用することによって、中央集権的であるという問題点を解決しているわけです。

LISKについて詳しく知りたい方はこちら↓

NEM(ネム)という暗号資産(仮想通貨)では、Proof of Importance(PoI)という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

これは、通貨の保有量に比例して取引の承認権を得やすいという点ではプルーフオブステークと同様なんですが、それ以外に取引の活発さも考慮するという仕組みになっています。

つまり、ただ大量にNEMを持っている人よりも、多くNEMを持っていてかつ、取引もよく行っているという人が承認権を得やすいようになっているわけです。

これは、プルーフオブステークの流動性が下がるという点を改善しているといえます。

NEMについて詳しく知りたい方はこちら↓

 また、NEMでは、取引の承認作業のことをマイニングとは言わず、ハーベスティングといいます。このハーベスティングのやり方については、こちらの記事で詳しく書かれているので、ぜひ読んでみてください。 

マイニングのやり方には3種類ある

さあ、マイニングのしかたを理解したら、実際にマイニングやってみたくなりましたよね?マイニングで儲けてみたいな、と思ってこの記事を読んでいる方もいると思います。 マイニングのやり方には実は3種類あります!

マイニングの3種類のやり方
  • クラウドマイニング
  • プールマイニング
  • ソロマイニング

 それぞれについて詳しく見ていきましょう!

一番お手軽!クラウドマイニング

クラウドマイニングが一番簡単!

クラウドマイニングとは、マイニングをしている団体にお金を出して代わりにマイニングをしてもらい、その利益を自分が受け取るという形のマイニングのしかたです。

つまりクラウドマイニングはマイニング企業への投資であり、自分では実際にマイニングを行うわけではありません。

クラウドマイニングのメリット・デメリット

メリット①投資するだけだから手軽!

クラウドマイニングのメリットは、なんと言ってもその手軽さでしょう!

マイニングの他の方法では、様々な機材を買ったりしないといけないことが普通ですが、クラウドマイニングならお金を出すだけです。

マイニングに興味はあるけど、いろいろ準備するの大変だなという方にはクラウドマイニングがおすすめです。

メリット②利益が出やすい!

マイニングを自分でする場合にはどうしても電気代の問題がつきまといます。日本は海外とくらべて非常に電気代が高くなります

クラウドマイニングでは、初期投資額は自分でマイニングをする場合よりも高くつくものの、電気代のことも考慮するとクラウドマイニングを利用する方が安く済みます。

よって、利益は出やすくなっているわけですね。

デメリット①資産を持ち逃げする詐欺もある

クラウドマイニングは海外のマイニング企業に投資をするので、お金を払ったのに本当はマイニングを全くしていないという可能性もありますよね。

実際、クラウドマイニングを利用した詐欺が横行した時期があり、現在も資金の持ち逃げリスク倒産のリスクなどは当然あります。

クラウドマイニングを行う場合には、必ず信頼できる団体に投資をすることが必須となります。

また、もし万が一倒産しても生活に支障のでない範囲での投資を行うべきだと思います。

デメリット②価格変動の影響を受けやすい

マイニングで得られた報酬は暗号資産(仮想通貨)によって支払われるので当然暗号資産(仮想通貨)が暴落した場合には、利益が期待してたよりもずっと少なくなってしまう可能性があります。

これは特にクラウドマイニングに顕著で、クラウドマイニングでは、得られた利益を1日単位でまとめて受け取ることがほとんどなので、もしその通貨が暴落していてもそれを売却するには、そのお金が振り込まれるまで待たなければならないからです。

デメリット③契約期間中にイーサリアムマイニングが終わるかも

これは、詐欺とかではないのですが、かなり見落としがちで注意したいところです。

イーサリアムは現在はマイニング作業を行っていくプルーフオブワーク(Proof of Work)を採用していますが、ゆくゆくはプルーフオブステーク(Proof of Stake)という別の仕組みに移行することが決められています。

プルーフオブステークではマイニング作業が行われなくなってしまうので、「クラウドマイニングの契約期間中なのにイーサリアムのマイニングができなくなっちゃった!」という風になる可能性があります。

クラウドマイニングの詳しい解説はこちら↓

みんなで協力!プールマイニング

皆で協力!?プールマイニングとは?

プールマイニングとは、グループで計算力を合わせてマイニングを行っていくというマイニングのしかたです。

その集団のことを「マイニングプール」といいます。

プールマイニングのメリット・デメリット

メリット①収入が安定している

プールマイニングでは、みんなで計算力を合わせてマイニングを行い、得られたマイニング報酬を提供した計算力の割合に応じて分配するので、ほぼ期待値通りの報酬が得られるようになっています。

得られる報酬のばらつきが小さくなることが特徴です。

メリット②効率が良い

クラウドマイニングやソロマイニングでは、自分で所有している小さな計算力で計算を行っていくのに対して、プールマイニングでは、みんなの力を使うので一人一人の負担が軽くなります。

そのため、効率よくマイニングを行うことができます。プールマイニングでは期待値通りの報酬を得やすいです

デメリット①大きな収入は得にくい

安定した収入が得られるということは、運良くマイニングに成功しまくって大きな収入を得るということは起こりにくいということです。

もし自分が計算した範囲でナンスを見つけることに成功したとしても、それはマイニングプールがナンスを見つけ出したこととなり、利益は分配されてしまいます。

また、少額ではあるものの手数料も取られてしまうことも知っておきましょう。

デメリット②機材をいろいろ用意しないといけない

クラウドマイニングとは違い、自分で実際にマイニングを行っていくわけなので、当然マイニングに必要な機材を買ったり組み立てたり設定をしたり、といろいろやらないといけません。ここが面倒なところですね。

報酬は独り占め!ソロマイニング

独り占めできる?ソロマイニングとは?

ソロマイニングとはその名の通り、他の人と協力せずに自分ひとりでマイニングをすることです。

このソロマイニングを趣味としている人も結構多いです。

ソロマイニングのメリット・デメリット

メリット①運が良ければ大きな収入が得られる!

プールマイニングとの裏返しになりますが、自分ひとりで報酬を独り占めできるわけなので、運良くマイニングに頻繁に成功する日があれば、一気に報酬が多くなったりします。

メリット②手数料を取られない

プールマイニングの場合は少額ではあるもののマイニングプールの運営側に手数料を取られてしまいます。また、クラウドマイニングの場合もビットコインのマイニングに限り、毎日メンテナンス代を差し引かれるのが普通です。

ソロマイニングであれば、自分しか関係しないので、こういった手数料の類が一切かからないのがメリットです。

デメリット①運が悪ければほとんど収入を得られない日も

当然、運が悪く、全然マイニング報酬が得られないという日もあります。

プールマイニングと比べると日々の収入にバラツキがあるということですね。

デメリット②機材をいろいろ用意しないといけない

プールマイニングと同じように、結局自分でマイニングをしないといけないわけなので、マイニングのための機材を買ったりセットしたりといろいろすることがあります。

クラウドマイニング以外の2つはどっちも始めるまでが結構面倒だということで

マイニングに必要なものは?費用は?

自分のPCやスマホ・iPhoneでもできる!

先ほどのBitZenyのような暗号資産(仮想通貨)であれば、自分が持っているパソコンや、スマホ・iPhoneでもマイニングが可能かつ、利益を出すことも可能となっています。

他の通貨も普段使うようなPCでのマイニングは可能といえば可能ですが、電気代も考慮するとほぼ利益が出ないと思っておいた方がいいです。

CPUマイニングにオススメの通貨

マイニングをするときによく用いられるのがGPU(Graphic Processing Unit)というゲームPCなどに入っているものなんですが、これはかなり高価になっています。

ここではCPU(Central Processing Unit)つまり普通のパソコンのなかに入っているのと同じタイプの演算装置でもマイニングがしやすいような暗号資産(仮想通貨)を紹介しようと思います。

Monero(モネロ)

モネロ(XMR)

Monero(モネロ)は匿名性の高い暗号資産(仮想通貨)として有名ですが、実は、マイニングにおいてはGPUマイニングがしづらくなっているという特性を持っています

これは、MoneroがCryptoNightというCPUと相性のいいハッシュ関数を用いているからです。

ガチでやりたい人はGPUマイニングをしよう!

マイニングをもっと真面目にやりたい、という方はGPUマイニングをするといいでしょう。

GPUマイニングをする際には、外付けのGPUであるグラフィックボード(グラボ)を購入したりして計算力を高めることができます。

各暗号資産(仮想通貨)によって、採用しているハッシュ関数、アルゴリズムが異なっているため、マイニングに向いているグラフィックボード(グラボ)は異なるという点に注意しましょう。

グラボにかかる費用は様々ですが、少なくとも1つあたり3万円〜4万円はかかります

では、GPUマイニングをする際にどの暗号資産(仮想通貨)をマイニングすればいいの?と困ってしまう方も多いと思います。

ここで便利なのが“WHAT TO MINE”というウェブサイトです。(https://whattomine.com/coins)

このサイトではどの種類のGPUをどれだけもっているのか、そして電気代はどのくらいかかるのかなどを入力すると、各ハッシュ関数に対してどのくらいの計算力が得られるのか、そして、どのくらい電気代がかかるのか計算してくれます

しかも、それを元に、各通貨の価格、そしてマイニングの難易度も考慮して、どの暗号資産(仮想通貨)をマイニングすれば一番利益が出るのか、そして、どのくらい利益がでるのかまで教えてくれます!

ASIC Boostを搭載したマイニングマシンを使うのもアリ!

ASIC(Application Specific Integrated Circuit)とは、特定の目的のためだけに作られた集積回路のことであり、ASIC Boostというのはビットコインのマイニングを効率的に行うASICです。

このASIC BoostはAntpoolの運営も行うBitmain社の特許技術であり、ハッシュ関数にSHA-256を採用している暗号資産(仮想通貨)のマイニングを行う上で必要な計算量を3割程度削減できます

Bitmain社の販売しているAntminerはこのASIC Boostを搭載した機械であり、非常に効率的にマイニングをすることが可能となっています。

Antminerの値段はかなり高く、たとえば、Antminer S9の価格は50万円です。

ただ、ASIC Boostの対策というのが最近は考えられており、ビットコインではSegwitという新技術の導入に付随して、ASIC Boostが効力を持たなくなっています

そのため、Bitmainの代表であるジハン・ウー氏はASIC Boostがまだ使えるビットコインキャッシュを支持しています。これが、ビットコインとビットコインキャッシュの分裂の原因となっているわけです。

電気代がかなりかかるので注意

実際にマイニングを始めようとなったときに、ついつい最初に買う機材の費用のことだけ考えがちですが、当然電気代もかかることを忘れてはいけません。

日本の電気代は海外に比べてかなり高く、マイニングをするには不利な国です。

よって、マイニングでどのくらい利益が出るかを考える時には、電気代がどのくらいかかるのかもしっかり調べて計算するようにしましょう!

 マイニングにかかる電気代ついて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください↓

持ってるだけでマイニング!?PoSのフォージング(Forging)

フォージング(Forging)とは

フォージング(Forging)とは、プルーフオブステークをコンセンサスアルゴリズムとして採用している通貨での取引の承認作業のことです。

プルーフオブワークでは計算作業によって報酬を得ることができますが、プルーフオブステークの場合は貨の保有量に比例して報酬を得やすいという利息が発生する状況と似ているため、マイニングと対比され、フォージングと呼ばれます

つまり、プルーフオブステークを採用している通貨なら持ってるだけでマイニングができちゃうっていうことですね!

フォージングまとめ
  • PoS採用通貨の取引承認を行うこと
  • 放置するだけ電力もあまり使わず報酬がもらえる
  • パソコンを常にオンラインにしておく必要あり
  • 将来性のある通貨を選ばないと損する可能性大

フォージングのメリット

フォージングのメリットとしては、コンピューターに大量の計算をさせたりしないので、電気代がほとんどかからないということがメリットです。

つまり、電気代を差し引いたらこのくらいになるから…というように利益の計算で電気代のことをそこまで考える必要がありません

そして、放置するだけでいいのですごい楽ですよね。

マイニングもいろいろセットしたあとは放置すれば良さそうですが、そのあとも機器の冷却やブレーカーが落ちないかなどなどいろいろ考慮すべきことはあります。

フォージングなら新しい機材を買い足そうみたいなことも起こらないわけです。

フォージングのデメリット

フォージングのデメリットとしては、オフラインではフォージングができないという点です。

取引の承認権を得るのに通貨の保有量だけが関係するのは事実ですが、実際に選ばれた場合にはちゃんと取引の承認作業を行わないといけないわけですから、常にオンラインじゃないと困りますよね。

つまり、「パソコンを付けた状態で」放置するだけというのが正しいということです。

また、通貨を大量に保有しないといけないので、その通貨の価格変動の影響を大きく受けます

フォージングをする場合はほぼ常に大量の通貨を保有しなければならないので、通貨の量自体は増えたけど、日本円で見るとお金が激減しているなんてことになりかねません。

したがって、フォージングをするとしても必ず有望な通貨を選んでおく必要はあります。

フォージングをやるなら日本人でも始めやすいLISKがおすすめ!

LISK 画像

フォージングで稼ぎたいなと思っている方にオススメの通貨は圧倒的にLISKです。
(厳密にはフォージングではなく投票するだけなのでヴォーティング(Voting)が正しいですが。)

LISKのフォージングはかなり利益が出やすく、しかも誰でも簡単にやりやすいです

LISKのステーキングサービスは国内だとコインチェックしかない!

コインチェック ステーキング

実際にLISKのフォージングやってみたくなりましたか?

実は国内取引所のコインチェックなら、一般の方でも簡単にLISKフォージングの恩恵をうけることができます!

細かい説明は省きますが、これをステーキングサービスと呼びます。

日本でステーキングサービスを提供しているのはコインチェックだけですので、興味のある方はぜひコインチェックに登録してみてください。

国内取引所No.1ダウンロード数

CoinCheckの公式サイトはこちら

マイニングに関するQ&A

マイニングって何?

マイニングとは、新しいブロックをブロックチェーンにつなげる作業のことです。

世界初の仮想通貨”ビットコイン”を形作っているものこそ、このマイニングです。

こちらでマイニングについて詳しく解説しています。

マイニングは誰がやってるの?

マイニングをやっている人はマイナーと呼ばれています。マイナーは新規発行されるビットコインを得るために、マイニングをしています。

マイニングは誰でも行うことが出来ますが、マイニングの種類によって参入のハードルが異なります。

こちらでマイナーの役割や報酬について解説しています。

マイニングマシンは必須?スマホでも出来る?

ビットコインのマイニングにスマホで参加するのは不可能です。

2018年6月にAppleは、「iOS」を搭載した端末上での仮想通貨マイニングを禁止すると発表しました。それに続き、GoogleもGoogle Play上でのマイニングアプリは禁止されました。

スマホを使ってマイニングに携わる場合は、マイニングをリモートで管理する端末として利用する、もしくはクラウドマイニングに参加するというのが現実的な方法です。

ビットコインのマイニングは全て終了した?

ビットコイン(BTC)のマイニングまだ終了していません!

ビットコインの総発行枚数は2100万枚と決められており、2140年に全てが発行される予定です。
2021年9月15日時点でビットコイン は1881.6万枚発行されています。

既に全体の89%が発行されており、ここから長い時間をかけて残りの11%がマイニングされていきます。

ビットコインのマイニングは中国企業が独占しているのって本当?
ビットコイン マイニング

本当です!中国企業が、ハッシュレートのほとんどを占めています。上は、「ビットコインのマイニングの占有率」を表した画像です。

画像の中で、上位7社中の中国のマイニングプールを丸で囲みました。7社分の6社が中国企業です。中国の影響力の高さがよく分かります。

中でも、マイニングマシンを販売していることでも知られるBitmain社は、1位「BTC.com」と3位「AntPool」を運営しており、合わせて30%近くのハッシュレートを抑えています。

アルトコインにもマイニングはある?

アルトコインにもマイニングはあります!

実は、個人のPCでマイニングに参加する程度ならアルトコインのマイニングの方がビットコインよりも収益性は高いと言われています。ビットコインは競争が激化ししており、報酬に対して高すぎるハッシュレートが要求される為です。

アルトコインは比較的競争が穏やかで、高い収益性が望めます。

「What To Mine」というウェブサイトでは、使っているGPUやASIC、電気料金を入力するだけで、どのアルトコインの収益性が高いのか、概算することができます。

クラウドマイニングって何?

クラウドマイニングは、個人がマイニングを行う企業に出資して、マイニング報酬を分け与えてもらうという仕組みで成り立っています。

つまり、すべてをその企業に任せることになります。

こう聞くとよさそうですが、クラウドマイニングにも落とし穴があります。それは、クラウドマイニングの企業が倒産してしまう可能性があること。

要は、「投資」ですので、その企業の信頼度や仮想通貨の価値などをよく吟味する必要があるということですね。

マイニングウィルスって何?対策は?

マイニングウィルスとは、パソコンに勝手にマイニング作業をさせてしまうというウィルスのことです。

よく分からないファイルを開いてしまって以降、やけにパソコンの動作が重くなった、という場合にこのマイニングウィルスの感染が考えられます。

また、ウェブサイトの中にこのマイニングウィルスを仕込むことも可能です。

このマイニングウィルスの対策としては、まず、「よくわからないファイルは開かない」ことです。

そもそもパソコンのウィルスに感染しないようにするための鉄則ですよね。

そして、ウェブサイトの中に仕込まれたマイニングウィルスについてはどうしようもないです。

Macであれば、ユーティリティの中に入っているアクティビティモニタを開くと、自分のパソコンが何にどれだけCPUを割いているかが分かります。

この%CPUという欄を見て、ブラウザを閉じたはずなのに、ブラウザの%CPUがめっちゃ高い!という場合にはマイニングウィルスに感染している可能性があります

%CPUの高いやつをダブルクリックしてから終了を押すと、その動作を止めることができます。

また、“No Coin”というGoogle Chromeの拡張機能を利用すれば、そもそもウェブサイトからマイニングウィルスに感染しないようにできます

No CoinをChromeの拡張機能に追加する方法

マイニングで得た利益の税金は?確定申告は?

マイニングによって得た利益は、雑所得に分類され、所得税の課税対象となります。

よって、確定申告も必要になってきます。

つまり、暗号資産(仮想通貨)の取引で得た利益とかと同じような扱いなわけですね。

ただ、マイニングの場合にはマイニングをするにあたってかかった費用を利益から差し引いて計算することができるので、その点が違うことに注意していください。

⇨こちらの記事で仮想通貨の税金について解説しています。

マイニングとは まとめ

この記事をまとめると…
  • クラウドマイニング、プールマイニング、ソロマイニングの3種類がある
  • マイニングする通貨はWHAT TO MINEで調べるといい
  • LISKのフォージングも儲かりやすくておすすめ!
  • マイニングで得た利益にも税金がかかる

マイニングというのは、仮想通貨を入手する方法の1つであり、また、暗号資産(仮想通貨)取引を承認していくための重要な作業であることがわかったと思います

暗号資産(仮想通貨)に興味があるなら、一度はマイニングをしてみてもいいのではないでしょうか?

お金があまり儲からないとしても、仮想通貨のネットワークを強固にすることに繋がりますから、マイニングの意義は必ずあるはずです!

はじめの一歩がなかなか踏み出せない方には、コインを持っているだけで報酬が得られるCoincheckのステーキングがおすすめです!

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この記事を書いた人

水野倫太郎のアバター 水野倫太郎 Ichizenholdings代表

慶應義塾大学経済学部。
2017年米国留学時にブロックチェーンと出会い、Web3の業界に足を踏み入れる。
2018年には、日本有数の仮想通貨メディアCoinOtakuに入社。
2019年には同社のCMOに就任し、2020年に東証二部上場企業とM&Aを行い、様々なクリプト事業を展開する。
2022年に現在代表取締役社長を務めるICHIZEN HOLDINGSを立ち上げ様々なWeb3事業を手がける。
複数のWeb3系事業に出資を行いながら有識者として活動。

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