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Bitmart(ビットマート)の手数料って安いの?各手数料を他の取引所と比較して解説!

「ビットマートにはどんな手数料がある?」

「ビットマートを使うと手数料を節約できるの?」

ットマートは、合計667種類の銘柄(2022年5月15日現在)を取り扱っている海外取引所です豊富な種類の草コインを購入できる取引所であり、手数料がいくらかかるか気になっている人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、ビットマートでかかる手数料を他の取引所と比較してまとめました。この記事を読むことで、ビットマートの手数料の種類と、他の取引所と比べて高いか安いかが理解できるようになります。

この記事の簡単なまとめ
  • ビットマートの現物取引手数料は、他と比較するとやや高い
  • 取引所トークンのBMXを使うと、現物取引手数料が割引される
  • 海外取引所はバイナンスやbybitがおすすめ
目次

Bitmart(ビットマート)の手数料は高いの?

この記事では「暗号資産入金手数料」「現物取引手数料」「暗号資産出金手数料」3つの手数料について詳しく解説していきます。

手数料の種類手数料率
暗号資産入金手数料無料
現物取引手数料Maker 0.25% / Taker 0.25%(LV1の場合)
暗号資産出金手数料ビットコイン:0.0005BTC
イーサリアム:0.0016ETH
ビットマートでかかる手数料の種類

ビットマートの暗号資産入金手数料は無料です。どの暗号資産を送金しても手数料が取られることはありません。

現物取引手数料は「Maker 0.25% / Taker 0.25%」です。取引所トークンBMXを使うと25%割引されますが、それでも他の国内・海外取引所と比べると高い水準です。この手数料については “Bitmart(ビットマート)の手数料は他の取引所と比較して高い?安い?” の見出しで詳しく解説します。

暗号資産出金手数料は「0.0005BTC = 2,250円」「0.0016ETH = 528円」で、平均的な数値です。特筆して高いわけではありませんが、独自ブロックチェーンを持っているバイナンスと比較すると高いです。この手数料についても後ほど詳しく解説します。

Bitmart(ビットマート)の基本的な手数料一覧

取引所には大きく分けて「暗号資産入金手数料」「現物取引手数料」「暗号資産出金手数料」の3つがあります。

海外取引所であるビットマートで暗号資産を購入して、国内取引所で利益を確定するためには、以下の手順が必要になります。

ビットマートで利益確定をするまでの流れ
  • ①ビットマートに暗号資産を入金
  • ②ビットマートで取り扱いのある暗号資産を購入
  • ③利益のでた暗号資産を、国内取引所で取り扱いのある銘柄に替えて送金
  • ④国内取引所で暗号資産を日本円に両替

ビットマートで「①ビットマートに暗号資産を入金」する時の暗号資産入金手数料は無料です。

続いて「②ビットマートで取り扱いのある暗号資産を購入」する時は、現物取引手数料がかかります。基本「Maker 0.25% / Taker 0.25%」の手数料が購入額より差し引かれますが、BMXを使うことで25%割引されるので、最低限手数料分は持っておくといいでしょう。

最後に「③利益のでた暗号資産を、国内取引所で取り扱いのある銘柄に替えて送金」する際には、暗号資産出金手数料がかかります。ビットコインやイーサリアムの出金手数料は高いですが、ライトコインやステラルーメン、リップルは比較的安いです。口座をお持ちの国内取引所で取り扱いがあり、送金手数料が安い通貨に両替して送金することをおすすめします。

Bitmart(ビットマート)の手数料は他の取引所と比較して高い?安い?

ビットマートの手数料は、暗号資産入金手数料は無料、現物取引手数料はやや高く、暗号資産出金手数料は平均的です。ここでは各手数料を、海外取引所のバイナンス、bybitと比較して紹介していきます。

Bitmart(ビットマート)の手数料①:入金手数料を比較

取引所名手数料率
ビットマート無料
バイナンス無料
bybit無料
暗号資産入金手数料を他の海外取引所と比較

ビットマートの口座へ送金した際にかかる入金手数料は無料です。バイナンスやbybitでも手数料がかかることはありません。

送金時にかかる手数料として、送金元の取引所で発生する「出金手数料」と、受け入れ先となる取引所で発生する「入金手数料」の2つがあります。入金手数料が無料であることは説明した通りですが、出金手数料は多くの国内取引所で「0.0005BTC = 2,250円(ビットコイン送金時)」前後かかります。毎回かかる費用なので、何度も送金する場合には決して無視できないコストです。

ですので、ビットマートなどの海外取引所へ送金する際には、暗号資産出金手数料が無料のGMOコインやDMMビットコインを利用することをおすすめします。両取引所共に、取り扱うすべての暗号資産の出金手数料を無料にしている、使いやすい取引所です。

まだ口座をお持ちでない人は、下記のリンクから詳細をチェックしてみてください。

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Bitmart(ビットマート)の手数料②:取引手数料を比較

取引所名基本手数料率
ビットマートMaker 0.25% / Taker 0.25%
バイナンスMaker 0.1% / Taker 0.1%
bybitMaker 0.1% / Taker 0.1%
コインチェックMaker 0% / Taker 0%
ビットフライヤービットコイン:0.01~0.15%
イーサリアム:0.2%
現物取引手数料を他の海外取引所と比較

ビットマートの現物取引手数料は「Maker 0.25% / Taker 0.25%」と、他と比較すると割高です。

ビットマートでは手数料の支払いにBMXを使うと25%割引され、BMX保有量と取引高によってレベルが上がり手数料率が若干変わります。ただ、レベルを決める条件がかなり厳しいので、レベルアップによって手数料削減を狙うのは現実的ではありません。

レベルの昇格条件は下記の通りです。

レベルBMX保有量 & 取引高(過去30日間)Maker/Taker
10~2,500BMX未満 & 150BTC以上0.25% / 0.25%
22,500~10,000BMX未満 & 150BTC以上0.2% / 0.2%
310,000~25,000BMX未満 & 150BTC以上0.18% / 0.18%
~~~
9500,000~1,000,000BMX未満 & 150BTC以上0.06% / 0.08%
レベルごとの現物取引手数料

例えば「レベル1でビットコイン50万円の購入」をした時に、ビットマートでは手数料として1,250円が取られます。一方でbybitでは500円、bitFlyerであれば最大でも750円に抑えることが可能です。同じビットコインを買うのであれば、ビットマート以外の取引所を使う方がお得、ということになります。

過去のビットマートでは、登録1年目は50%OFF、2年目は25%OFFのように、登録年数が少ないほど割引が大きいシステムでした。しかし、現在は登録年数に関係なく、レベルによって基本手数料が決まります。手数料率が古いままの情報を掲載している記事もあるので注意してください。

Bitmart(ビットマート)の手数料③:出金手数料を比較

取引所名手数料率
ビットマートビットコイン:0.0005BTC
イーサリアム:0.0016ETH
バイナンスビットコイン:~0.0005BTC(※最大出金率)
イーサリアム:~0.00625ETH(※最大出金率)
bybitビットコイン:0.0005BTC
イーサリアム:0.01ETH
暗号資産出金手数料を他の海外取引所と比較

ビットマートの出金手数料は、ビットコインで「0.0005BTC = 2,250円」イーサリアムで「0.0016ETH = 528円」です。他の取引所と比較すると高いわけではありませんが、負担に感じる人も多いはずです。

ビットコインやイーサリアムを送金する際は、バイナンスを使うことをおすすめします。表には「~0.0005BTC(※) = 2,250円」「~0.00625ETH = 2,062円」と記載がありますが、これらはあくまで最大の数値です。バイナンスでは、送金するネットワークによって手数料が大きく異なります。

バイナンスには独自のブロックチェーンである「BSC(バイナンススマートチェーン)」があります。このネットワークを送金時に選択することで出金手数料を「0.0000052BTC = 23.3円」「0.000069ETH = 22.5円」まで削減することが可能です。

バイナンスの暗号資産出金手数料は非常に安いことが分かります。ビットコインやイーサリアムの送金時にはぜひ利用してください。

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Bitmart(ビットマート)の手数料を安く抑えるには?

ビットマートの手数料を抑える方法には「取引所トークンBMXを利用する」方法があります。実際にどれくらい安くなるかを詳しくみていきましょう。

Bitmart(ビットマート)の手数料を安くする方法:仮想通貨BMXを使用する

ビットマートでは取引所トークンBMXを手数料支払いに使うことで、25%分安くすることができます。BMXで安くなる手数料は「現物取引手数料」のみです。

例えば、レベル1の現物取引手数料は「Maker 0.25% / Taker 0.25%」ですが、BMXを使うことで「Maker 0.1875% / Taker 0.1875%」まで下げることができます。大幅に安くなるので、ビットマートで取引する際にはぜひ持っておきたい通貨です。

ビットマートでは取引手数料で得た利益の20%でBMXを買い戻してバーン(焼却)しており、取引がおこなわれるほどBMX自体の希少性が上がっていく仕組みになっています。

BMXは投資対象としても期待できる通貨であり、上場依頼右肩上がりで推移しています。ビットマートで口座を開設した際には、ぜひ投資用通貨として購入を検討してみてください。

Bitmart(ビットマート)手数料に関する注意点は?よくあるQ&A

ビットマートを安く使うには?

GMOコインやDMMビットコインを使って、出金手数料を抑えましょう。また、取引所トークンのBMXで手数料を支払うと25%割引されます。

Bitmartの特徴は?

ビットマートは合計667種類の通貨を取り扱う海外取引所です。バイナンスやバイビットにない通貨の取り扱いがあるものの、現物取引手数料は割高です。取引回数は最低限に抑えるといいでしょう。

ビットマートは日本人におすすめ?

ビットマートを日本人が使うメリットは少ないので、強くおすすめはできません。以前は現物取引手数料が安いこともありましたが、現在は割高です。日本語対応で国内取引所にないサービスを使っているメリットはありますが、バイナンスやバイビットと比べるとサービスの質や種類が劣ります。

Bitmart(ビットマート)手数料のまとめ

ビットマートは合計667種類の通貨を扱う海外取引所です。現物取引手数料は割高であるものの、バイナンスやbybitで取り扱っていない銘柄を買うことができ、草コインの高騰に乗るチャンスが多くある取引所と言えます。草コインを購入した後は、何度も売買せずに長期目線で保有しておくことで手数料を抑えることができます。

ただ、取り扱い銘柄数以外にビットマートを使うメリットはありません。海外取引所であれば、手数料が安く、ステーキングやセービングなどの豊富な運用サービスを提供しているバイナンスがおすすめです。

まだバイナンスに口座をお持ちでない方は、ぜひ下記のリンクからチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

水野倫太郎のアバター 水野倫太郎 Ichizenholdings代表

慶應義塾大学経済学部。
2017年米国留学時にブロックチェーンと出会い、Web3の業界に足を踏み入れる。
2018年には、日本有数の仮想通貨メディアCoinOtakuに入社。
2019年には同社のCMOに就任し、2020年に東証二部上場企業とM&Aを行い、様々なクリプト事業を展開する。
2022年に現在代表取締役社長を務めるICHIZEN HOLDINGSを立ち上げ様々なWeb3事業を手がける。
複数のWeb3系事業に出資を行いながら有識者として活動。

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