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仮想通貨・ビットコインの売り時は?自分と”他人”を見て決める売却・損切りタイミング解説

仮想通貨ビットコインを売ると、なぜか価格が上がる
これを読んでるあなたは、このような経験はありませんか?

売った途端に価格が上がると、なんで売ってしまったんだろう、と嘆きたくなりますよね。

今回は仮想通貨で損しないための抑えるべき

  • 売り時4パターンと戦略
  • 売ってはいけないタイミング
  • 売ると価格が上がる理由

について徹底解説します。

仮想通貨で損したくない人、投資初心者にとって役立つ情報が詰まっているので、ぜひご覧ください。

目次

【結論】仮想通貨の売り時は4パターン

仮想通貨の売り時4パターンとポイント
  • 売り時①高騰した時
  • 売り時②期限を事前に決めておく
  • 売り時③価格を事前に決めておく
  • 売り時④”靴磨きの少年”を探す
  • ポイントは原資を抜いておくこと

仮想通貨の売り時①高騰した時

暗号資産(仮想通貨)を売る際に最もオーソドックスなタイミングは、価格が高騰した時です。
タイミングを逃さなければ、安定して利益が出しやすい方法といえるでしょう。

ただし、価格が上がりきって下落トレンドに入るまで保有し続けてしまうと利益が少なくなってしまうので見極めが重要です。

仮想通貨の売り時②期限を事前に決めておく

取引を始める前に、おおよそどれくらいの期間で取引を行うのかを設定しておくとよいでしょう。

取引スタイルは、取引期間に応じて大きく4つに分かれます。

トレード方法向いている人取引期間スワップ
ポイント
狙える値幅使うチャート
一般的なトレード方法
スイングトレード
・1日に〜30分時間が取れる
・放置しても良い人
数日
〜数週間

あり
5%〜/一回・1時間足
・4時間足
・日足
デイトレード
・1日に30分〜3時間使える
・1日に何度か確認できる人
数十分
〜一日

1〜5%/一回・15分足
・1時間足
・4時間足
スキャルピング
・1日に3時間〜使える人
・プログラムを書ける人
数秒
〜数分
×
なし
〜1%/一回・1分足
・15分足
・1時間足
今より利益を出したい人向け
自動売買
・ロジックを理解できる人botによる1ヶ月で10%botによる

一般的に、取引期間が短いトレードスタイルほど、必要となる元手が少ない一方ハイリスクハ・イリターンの戦略をとりやすい取引となります。

自分のやり方に合ったトレードスタイルをあらかじめ見つけて取引に臨みましょう!

仮想通貨の売り時③価格を事前に決めておく

あらかじめ売却する価格を決めてしまう、というのも有効な方法です。

たとえば、「購入価格から○○%上昇したら売る」「○○円まで上がったら売る」と事前に決めておけば、その後の下落で損失が出るリスクを避けることができます。

一時的なトレンドや相場の変動に惑わされることなく取引できるので、経験の浅い初心者にもおすすめです!

仮想通貨の売り時④身内や友達に靴磨きの少年がいないか確認する

皆さんは「靴磨きの少年」の逸話をご存知でしょうか?

遡ること1929年。この年は10月24日から米国の株の暴落が始まり、“大恐慌“が始まりました。そんな大恐慌が始まる少し前1928年の冬、ジョセフPケネディ(第5代大統領ジョンFケネディの父)は株式投資で大儲けをしていました。
ただそんな冬のある日、仕事に向かう途中に立ち寄った靴磨きで、靴磨きの少年にこんな事を言われました。「〇〇株を買いなよ!おじさん!」と。
少年の話を聞いて彼は「こんな少年までも株の話をするのであれば、これ以降株を新たに買う人は現れないはず!」と考え、保有している全ての株式を売却し、大暴落の難を逃れることが出来ました。

この話を聞いてどう思われますか?皆様の周りにも”儲けたいと言っているのに普段投資には見向きもしない人”が身内や友人でいませんか?

大学の友人で「The靴磨きの少年」がいました。2020年末頃から始まった仮想通貨バブル。ノーリスクでサヤどりが出来ると“デルニュー戦略“が話題になりました。2021年の4月半ば頃、彼に「デルニュー戦略をしたいから教えてくれ」と言われた時に、これはそろそろ危ないんじゃないか?と感じました。少しずつポジションを整理していったところ、5月13日の急落を皮切りに、仮想通貨市場からは過熱感が無くなっていきました。

売り時として紹介した最初の3つは、ルールを設定して自分でそれに従うものです。「もう少し上がるのでは?」と思ってしまうのが人間。なかなかルール通りに動けないことがあると思います。
そんな中で、この“靴磨きの少年“を探すのは自分の直感に従うものなので、一度頭に浮かぶと行動に移しやすいです。
是非自分の周りで“靴磨きの少年“がいないかどうか探してみてください!きっと売り時を教えてくれます!

後悔しない為のワンポイントアドバイス!戦略として2倍で原資を抜いておこう

価格が2倍になったら原資分を利確し、その利確分で新たに売買していくようにしましょう。

まず原資を抜くことで、負けなくなります。
また機械的に投資することができるので、よくある相場変動に迷わなされなくなります

簡単なのに、今すぐできる戦略です。
トレードで利益を出せていない人は、参考にしてみてください。

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初心者必見!売ってないけないタイミング4つ

売り時でないタイミング①少し下落して手放す

初心者がやってしまいがちな売り方として、価格が下がるとすぐに手放してしまうことが挙げられます。

しかし、暗号資産は価格変動が大きいので、少し下がった後に大きく上昇するといった値動きもよく見られます
そのため、暗号資産取引で利益を出すには、ある程度の含み損を想定しておくことが必要です。

とはいえ、大きな損失を出さないためにも損切りは重要です。

損切りのコツを見てみる(記事後半へ)

売り時でないタイミング②感覚で取引する

「仮想通貨で利益を出すのは簡単!」と言われることがありますが、だからといって感覚に任せて取引してしまうのは危険です。

運がよければ少し利益を出せるかもしれませんが、長期的に見れば大きな価格変動に対処できなくなってしまいます。

安定的した利益を出している人は、必ず決まったルールに基づいて取引をしています。

売り時でないタイミング③底値で売る

価格が暴落したとき、リスクを恐れて保有する通貨を手放してしまいがちです。
しかし、当然ですが価格が下がりきったタイミングで売るのは賢明ではありません

価格が下がりきる前に損切りをしておくか、価格が戻るのを待って売ったほうがよいでしょう。

なぜ価格が落ちたのか、下落理由によって損切りするべきか価格が戻るのを待つべきか、対処が変わってきます。

銘柄自体のネガティブな話題なのか、そもそも市場全体が落ち込んでいるのかなど、見極められるよう日頃から情報収集するようにしましょう

売り時でないタイミング④上がり始めで売る

価格が上がり始めたタイミングで売ってしまうのも、利益が得られる機会を逃してしまう売り方といえます。

少し利益が出たからといってすぐに売ってしまうのでは、大きな利益は期待できません
しかし「結局いつ頃売れば稼げるの?」と思う方も多いはず。

そんな方は、無料でプロに相談できるオンラインがおすすめです。
気兼ねなく、投資の専門家と交流することができます。

ぜひ参加して、稼げるようになりましょう。

下落の可能性も?3つの損切りタイミング

仮想通貨の損切りタイミング①規制が強まった時

暗号資産(仮想通貨)に関する法律規制が強まった時には、暗号資産の価格は下落することが予想されます。

実際に、中国で2013年、2017年に暗号資産(仮想通貨)規制が強化された際、いずれもビットコインの価格が大幅に下落しました。

海外に比べると日本は比較的規制が緩いと言われていますが、今後の動向次第では規制強化に向かう可能性もあるので注意が必要です。

仮想通貨の損切りタイミング②取引所のハッキング事件

また、取引所のハッキングなどセキュリティ上の問題が報告されると暗号資産の価格は暴落する可能性が高いです。

2014年、取引量世界一のビットコイン交換所マウントゴックスが資産流出により破産しました。

この際、暗号資産への信用の低下から相場は大暴落しました。
暗号資産への不安が高まると一気に価格が下がることもあるので注意しましょう

仮想通貨の損切りタイミング③ネガティブなニュース

規制強化やハッキングもネガティブなニュースのひとつと言えますが、他にも様々なニュースが暗号資産(仮想通貨)の下落に影響すると考えられます。

たとえば、2018年にはGoogleやFacebookが暗号資産(仮想通貨)関連の広告を禁止したことや、米最大の銀行JPモルガンがクレジットカードでの暗号資産(仮想通貨)の購入を停止したことで暗号資産(仮想通貨)の価格を下落させたと考えられます。

このように、価格下落の兆候となるようなイベントを見逃さないことで、早いうちに損切りの判断ができるようになると、損失が抑えられるはずです!

暗号資産(仮想通貨)関連の最新の情報を常にチェックしておきましょう! 注意しよう

仮想通貨を売ると価格がなんで上がるの?

仮想通貨を売ると価格が上がる
損をしているポイントをチェックしよう
  • 売ったタイミングを振り返ろう
  • 投資する通貨についてもっと調べよう
  • プロに相談してみよう

仮想通貨を売ると、その直後に価格が上がる…
という経験は誰しもありますよね。

売った途端に上がりだすと、もっと待てばよかったと嘆きたくなります。

今後惜しいミスを回避するために、3ステップで何を改善するべきか確認していきましょう。

ステップ①自分が売ったタイミングを見返してみよう

仮想通貨を売った直後に価格が上がってしまった時、まず考えられるのは売ったタイミング自体があまり良くなかった可能性です。

まずは、自分が売買したタイミングを確認しましょう。

例えば

  • 少し下落したら損切りしてしまった
  • 感覚的に取引してる
  • 底値で売る
  • 上がり始めで売る

これらに該当していませんか?
その場合は『初心者必見!売ってないけないタイミング4つ』に対処法が載っているのでチェックしましょう。

ステップ②自分が投資する通貨についてもっと調べてみよう

次に、暗号資産を売った直後に価格が上がってしまったときに考えられるのは、そもそも銘柄について調べずに投資した可能性です。

そもそも通貨としての信頼性があるか、市場の流動性が大きいか、ボラティリティは高いかなど、しっかり吟味できていますか?

なんとなく有名だから買ってみた
このような軽い気持ちで投資し、損する人はたくさんいます

もし今まで運よく儲けが出ていても、今後も続くとは限りません。
しっかり銘柄について学んでから投資するようにしましょう。

ステップ③プロに相談しよう

以上2点に気をつけていても、それでも価格が上がってしまった方もいますよね。
そんな時は、プロに相談してみましょう。

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仮想通貨を売る時の注意点

売却時の注意点①話題の銘柄は暴落する可能性がある

美味しい話には、必ずリスクが存在します。
特に、異常なまでの高い利率や話題の銘柄は要注意です。

ノーリスク・ハイリターンは存在しません。
特に仮想通貨市場では、一見すると美味しい話・プロジェクトはたくさんあります。

このよう話題の銘柄へ投資するかは、しっかり吟味した上で検討しましょう。

売却時の注意点②手数料が安い取引所を使う

暗号資産(仮想通貨)を売る際には、取引手数料と出金手数料に気を付けましょう。

売買するときには取引手数料や、スプレッドで取引金額の何%か負担します。
また日本円に換金するときも、出金手数料がかかります。

手数料を考えずに取引・入出金を頻繁にすると、思ってたよりも儲けが少ないということになりかねません

まずはそれら基本手数料が一切かからない取引所を選びましょう。

初心者におすすめなのはGMOコインです。
取引手数料が無料で、入出金のために利用しているトレーダーも多くいます。

登録しておいて損はないので、まだの方は口座開設しておきましょう!

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売却時の注意点③税金がかかる

暗号資産の取引で利益が出た場合、税金がかかってしまいます
この利益は雑所得に分類され、所得に応じて5%~45%の税率で課税されます。

利益を出したのに、その半分近くを税金として納めなければならない、ということもあるので気を付けておきましょう。

また、確定申告を行わないとペナルティが課されてしまうので注意してください。
税金の計算は複雑で、きちんと理解することは大変なのでプロに任せるのがおすすめです!

仮想通貨の売り時よくある質問

仮想通貨を売ると上がるけど、どうして?

色々な要因が考えられます

  • 売ったタイミングがそもそも悪い
  • 銘柄についてそもそも知識がなかった

がまず考えられます。

以上2つに該当せず、原因が分からない方はプロに相談してみましょう。

仮想通貨を売る時、いくらから税金はかかるの?

仮想通貨の購入だけでは税金はかかりません。売却などで利益が年間20万円以上利益が出た場合確定申告が必要です。またその際に、所得に応じて5〜45%の税金が課されます。

詳しくはこちらをご確認ください。
仮想通貨の税金解説

仮想通貨の売却に人気の高い取引所は?

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仮想通貨の売り時・タイミングまとめ

いかがでしたか?

今回は、仮想通貨ビットコインの売り時・タイミングについて徹底解説しました。

これで仮想通貨で損しないための

について抑えることができたのではないでしょうか。

手数料を抑えつつ、売るタイミングをしっかり自分で決めておくことが重要です。
特に、価格が2倍になったら原資を抜いて、その原資分で他に投資するのも併用すると有効的でしょう。

もしこの記事を読んで、少しでも役に立ったら幸いです。

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この記事を書いた人

水野倫太郎のアバター 水野倫太郎 Ichizenholdings代表

慶應義塾大学経済学部。
2017年米国留学時にブロックチェーンと出会い、Web3の業界に足を踏み入れる。
2018年には、日本有数の仮想通貨メディアCoinOtakuに入社。
2019年には同社のCMOに就任し、2020年に東証二部上場企業とM&Aを行い、様々なクリプト事業を展開する。
2022年に現在代表取締役社長を務めるICHIZEN HOLDINGSを立ち上げ様々なWeb3事業を手がける。
複数のWeb3系事業に出資を行いながら有識者として活動。

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